私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2024年4月29日(月)・5月4日(土)石巻雲雀地区

2024年05月04日 | 石巻雲雀地区

■2024年4月29日(月)・5月4日(土)【天気】曇り/晴れ【機材】EOSR5+RF100-500/EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、シマアジ♂1、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、バン2、コチドリ7+、メダイチドリ21、タシギ1、キアシシギ夏羽2、キョウジョシギ♂1♀1夏羽、トウネン夏羽14、ハマシギ夏羽13、ツバメチドリ夏羽2、ウミネコ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、スズメ、ハクセキレイ、オオジュリン(19科30種)
【メモ】4月29日は、朝6時50分発の江島行の船に乗ったのはいいが、車の中にバッテリーを忘れてしまい、島には上陸せず、石巻に行くことにした。往復の海上ではミズナギドリ類、ハム類、それにウトウもまったくでなかったから、がっかりだったが、まあ、早く石巻に行けるからいいやと思い、いつものようにワンダの朝専用缶を飲んで、雲雀地区に行ってみた。しかし、西の池にメダイが1羽、東の池は、かなり遠かったにもかかわらず、カモ類が飛び、シギチは何もいなかった。がっかりして帰ろうと思い、来た道を車で引き返していくと途中、メダイの群れが池の方に飛んで行った。仕方がないので、車をおいて、歩いて行くと、メダイの群れがわずかに残った池の近くで背眠していた。と、その時、2羽の翼が長くとがった鳥がこちらに向かって飛んできた。あまりに特徴的な形態からツバメチドリ2羽と判別した。上空をぐるぐる回りながら、2羽、それぞれの場所にランディングし、合計すると3回も降りてくれた。ここで青空で500mmのセットならよかったが、曇り空だったのがちょっと、という感じだったが、ツバメチドリの方が、近くに降りたり、飛んでくれたのでよく観察することができた。このツバメチドリは前日はいたらしいが、見た日にはいなくなったらしかった。ちなみに、このフィールドでは、2回目の撮影。<参考>2008年5月6日(火)石巻雲雀地区(ツバメチドリ)

5月4日は、ツバメチドリがいないのを確認するのと、鳥の海にいたヨロネンが、ここに立ち寄った可能性もあるので、確かめにきた。鳥の海ではスコープで見せていただいたあと、浜に降りた時にきちんと探せばよかったのだが、トウネンだけ見て終わりにしてしまったのが惜しかった。飛んでいるのは撮影できたが、それっきりだった。以前、コシャクシギが来た時に、田んぼでヨロネン夏羽をAさんに見つけてもらって、見て以来だったが、あの時の個体ほど赤くはなく、頬がちょっと赤っぽいくらいで、背中は冬羽?というくらいの羽衣だった。というわけで、ここで探したが、すでに抜けたらしく、夏羽のトウネンしかいなかった。とは言っても、蒲生よりはシギチがいた。次は8月中旬から通って見るつもりだ。去年は鳥の海で1羽見たが。ちなみにアオアシシギもいたらしいが、見つけることはできなかった。秋までに池が埋め立てられないことを祈るばかりだ。<参考>2022年4月23日(土)24日(日)29日(金)30日(土)閖上漁港周辺田圃(ヨロネン夏羽)

【動画】
トウネン夏羽の採餌
【写真】
<4月29日>
  
ヒバリ/だいぶ小さくなったがまだある池の一つ。/池の中にいたカモ類(マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、シマアジ♂1、コガモ)。全体を縮小しているのでよく見えないが、真ん中あたりで一番小さいのがシマアジ♂。マガモ♂♀は、池の岸に残っていた。
  
ツバメチドリ2羽。嘴の基部が赤く、翼の裏面が赤色を帯びる。
  
ランディングするツバメチドリと飛翔。かなり近くを何回も飛んでくれた。
  
2か所に3回ずつ降りた。それで営巣しているの?と思ったがそうではなかったようだ。/コチドリ
<5月4日>
  
西の池:トウネン夏羽だが、背にVラインのあるものなど羽衣は、個体ごとに少しずつ違う。
  
トウネン夏羽。違う個体。
  
喉が白くないのと、夏羽で頭全体が赤いのはヨロネンとの識別になる/キョウジョシギ2羽
  
ハマシギ夏羽
  
東の池:トウネン夏羽/キアシシギ夏羽とハマシギ夏羽
  
キアシシギ夏羽/トウネン夏羽
  
ヒバリの低い位置でのホバリング
  
チュウシャクシギの飛翔/コガモの群れ。中央部にシマアジ♂
  
メダイチドリ夏羽/東・西の池斜面で複数のオオジュリンが採餌していた。


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2023年7月29日(土)石巻雲雀野埋立地

2023年07月29日 | 石巻雲雀地区

■2023年7月29日(土)5:42-5:48【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ、アオサギ、ダイサギ、アオアシシギ1、イソシギ1、キアシシギ1、ウミネコ、ヒバリ(5科8種)
【メモ】基本週2回土日の鳥見に戻ったので、貴重な一日。シギチを求め、石巻から蒲生、鳥の海へ。石巻はフィールドが絶滅寸前。池自体はまだ残っているが、重機が入っていて、岸壁の方から土盛りを始めている。この池が埋まってしまうとおしまいになる。西の池にはアオサギ2羽とダイサギ2羽。東側は、アオアシシギが近くにいたのを気づかず、飛んでわかった。他にキアシシギ1、イソシギ1がいた。
【写真】
  
アオサギ若鳥・成鳥/あちらを向いているが首胸の模様からイソシギ


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2023年4月16日(日)石巻雲雀野埋立地

2023年04月16日 | 石巻雲雀地区

■2023年4月16日(日)9:28-10:09【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】ヒドリガモ、シマアジ♀、コガモ、スズガモ、カンムリカイツブリ、ヒメウ、コチドリ2、メダイチドリS1、コアオアシシギS1、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ノスリ、ハヤブサ、ヒバリ、ツグミ、オオジュリン(11科17種)
【メモ】前回来た時は、工事車両が日曜日も稼働していたが、今日は工事が終わった様子で、工事車両もなく、通行止めのところもなかった。とは言っても、残されたのは、二つの池だけになってしまった。西側の池にはカモ類とメダイ、コチドリ、それに最初は分からなかったがアオアシかコアオアシかというシギが1羽。夏羽になっていた。ハヤブサに追われて全部飛んだ時には腰が白く後で写真で見たらコアオアシシギだった。コアオアシシギの夏羽の過去の記録は、いずれもこの場所で2021年と2011年の4月なので、いる場所なのだろう。そう言えば、初めてコアオアシシギを秋に見たのもこの場所だった。メダイチドリ1羽はハヤブサ成鳥の飛来に、石の間に隠れていた。どういうわけか、このハヤブサは防波堤の上で近づいてもちっとも逃げなかった。獲物を食べた後でもなさそうだったが。
【写真】
  
スズガモ、ヒドリガモ、コガモ、コアオアシシギ/メダイチドリ
  
コアオアシシギ夏羽/全部飛ばしたハヤブサ成鳥
  
ハヤブサ成鳥
  
ハヤブサ成鳥/かろうじて残された池


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2022年4月30日(土)・5月3日(火)石巻雲雀野埋立地

2022年04月30日 | 石巻雲雀地区

■2022年4月30日(土)・5月3日(火)【天気】曇り、晴れ強風【機材】EOSR5+RF100-500、 EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、シマアジ♀1、コガモ、カンムリカイツブリ、カワウ、ムナグロ2、コチドリ5、メダイチドリ6+、チュウシャクシギ6、キアシシギ5+、トウネン9、ウミネコ、セグロカモメ、トビ、ノスリ、ハシボソガラス、ヒバリ、セッカ、スズメ、ハクセキレイ(12科22種)
【メモ】昨年の同時期はオグロシギとコアオアシシギが出たので、期待して行ってみたが、若干寂しい感じだった。それでも、トウネンの夏羽の群れを見ただけで感動するので、来たかいがあった。トウネンは9羽いて、いつも通り1個体ずつ写真撮影をして、帰宅してから羽衣の違いを見た。完全に夏羽に近いものから、冬羽が一部残っているもの、その中間といろいろ個体差がある。4月30日に来た時、コガモの群れの中に眉白のシマアジ風カモがいたので、一応適当に写真を撮り、あとで、シマアジがいたというので3日は意識して観察した。コガモは2ペアと♀が6羽くらいで、+シマアジ♀というところだった。メダイはぽつりぽつりいて、その中に鳥の海で標識された個体がいたので、標識番号がわかるように撮影しておいた。秋の渡りでは、鳥の海で標識された個体が石巻にいることがあるので、秋は本来南に渡るはずだが、餌の関係か塒の関係か、仙台湾はシギチにとってはあっという間に移動できる距離なのかもしれない。今回のメダイはどうなのだろうか?他には、チュウシャクシギが若干いたのと、帰る直前にムナグロ2羽がやってきたくらいだったが、トウネンが見れたのでよかった。環境的には、上の大きな池はほぼ面積が激減し、昨シーズントウネンや夏羽のサルハマシギ2羽が採餌していた環境では全くなくなっている。隣の小さな池もさらに埋め立てで狭くなっているが、シギチが隠れるにはちょうどいい場所もできている。雲雀野埋立地は、人工的な環境だが、当初から陸シギの来る池や広大な干潟などがあり、今でも、鳥の海、蒲生と並んでシギチの観察地であることは驚異的なことだ。
【写真】
<4/30>この日は、ハヤブサが飛ばしたあとだったらしく、一見何もいなかった。ちなみにコチドリは1羽も見なかった。
  
ヒドリガモとトウネン2羽/セグロカモメ成鳥夏羽と第1回夏羽/チュウシャクシギ
  
チュウシャクシギ/ヒドリガモとシマアジ/セグロカモメ
<5/3>晴れ曇りだったが、強風のため観察も撮影も大変だった。
  
トウネン。羽衣に違いがある。
  
トウネン
  
トウネン
  
トウネン夏羽/キアシシギ夏羽/ここはシギチが休息するのによいポイント。メダイ
  
チュウシャクシギ
  
5羽しか映っていないが6羽/メダイ/コチドリもたまには撮ってあげないと
  
シマアジ♀/コガモ♂/ムナグロ2羽
  
ムナグロ夏羽/標識メダイ/同一個体

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2022年1月18日(火)石巻雲雀野埋立地

2022年01月18日 | 石巻雲雀地区

■2022年1月18日(火)12:12-12:51【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】オナガガモ2、カワウ1、オオハシシギ冬羽1、ハマシギ冬羽3、ウミネコ5、オオセグロカモメ2、トビ1、ノスリ1、ヒバリ10+、スズメ50+、カワラヒワ20+、ハクセキレイ2、ホオジロ1、オオジュリン2(10科14種)
【メモ】昨年12月19日に観察してから、越冬状況を見に行った。西池でハマシギ2羽が採餌しているのをすぐ見つけて撮影し、オオハシシギがいることを教えてもらい、これも見たが、東池にもう1羽ハマシギがいた。ハマシギもオオハシシギも羽衣を見ると、第1回冬羽(つまり去年生まれ)だった。東池から土手を上がるとオオジュリンが1羽いたが、撮影の前に飛んで行かれてしまった。いつものところ(東池上土手)にホオジロが1羽いた。スズメ、カワラヒワ、ヒバリが結構な群れで今日も飛んでいた。他にはノスリ、トビ、オナガガモくらいしかいなかった。
【動画】
 
オオハシシギ冬羽の採餌。泥の中のゴカイを食べていた。
【写真】
  
ハマシギ第1回冬羽       日本製紙雲雀野発電所
  
オオハシシギ第1回冬羽
  
オオハシシギ第1回冬羽であることは、小雨覆の白斑が決めて


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2021年12月19日(土)石巻雲雀野

2021年12月21日 | 石巻雲雀地区

■2021年12月19日(土)12:39-13:16【天気】曇りのち雪【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】雲雀野埋立地
【種名】オカヨシガモ、スズガモ、カワウ、オオハシシギ冬羽1、ハマシギ冬羽4、トビ、ヒバリ、ハクセキレイ(6科8種)
【メモ】12月の石巻雲雀野に震災後、初めて行った。震災前は夕方コミミズクを2羽見たことがあった。観察をしたことはないが、過去にはユキホオジロ、ツメナガホオジロの記録もある。と言うことで何かいないか半分期待して行ったが、オオハシシギとハマシギが越冬状態だったのを見たということだけだったが、シギチがいてくれたので満足だった。オオハシシギを見ている時点で雪がちらついてきたが、東側の池から土手を上るころには雪が激しく降ってきた。ヒバリが10羽ほど飛んでいた。車に戻り、帰る途中、いつもミサゴやシギチがいる北側の池の手前の小さな池にカモたちがいて、あまりの雪に識別できなかったが、双眼鏡で見るとオカヨシガモの群れだった。
【写真】
  
オオハシシギとハマシギ/採餌するオカヨシガモの群れ


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2021年9月22日(水)石巻雲雀野埋立地

2021年09月22日 | 石巻雲雀地区

■2021年9月22日(水)10:25-13:02【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ,コガモ,カワウ,ムナグロS-W1・幼羽-W1,幼羽27,ハジロコチドリ幼羽1,コチドリ幼羽2,チュウシャクシギ幼羽2,アカアシシギ幼羽1,コアオアシシギ幼羽2,アオアシシギ幼羽1,キアシシギ幼羽1,トウネン幼羽5,アカエリヒレアシシギS-W1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ3,トビ,ノスリ1,ハシボソガラス,ヒバリ,ノビタキ♀1,イソヒヨドリ幼羽1,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ幼鳥,ホオジロ幼鳥(14科26種)
【メモ】まだ,シギチはいるのかと石巻に行ったら,やっぱりまだいた。最初に海側西池に行くと,アカアシシギが飛んできた。トウネンも1,2羽とやってきて,結局5羽になった。他にはいなかったので,海側東池に行くと,コアオアシシギ2羽が採餌していた。常連のアカエリがいない。いなくなったのかと思いきや,あとで登場。池の東端のミニ干潟に行くと,コチドリがいたので,一応撮影しておくかと思い撮影したら,これはあとで見て分かったがハジロコチドリ幼鳥だった。
 このフィールドの昔からの常連でヨロネンは今年は多いな,ジミネン(オジロトウネンのこと,地味で控えめでなかなか見つからないので)も,オオメダイも見たし,あとはアメウズとハジコチか(ちなみにウズラシギとセイタカシギはいたのに見逃している。),と思いながら,歩いていたが,まさか最初に撮影したコチドリがハジロとは思わなかった。先入観があると見え方が違ってしまう。それから,運動のために土手を上って埋め立てが終わって水のなくなったひび割れた元池を見ると,見慣れた風景でムナグロの群れがほぼ一列に並んで採餌していた。こうなるとカウントはしやすい。中にS-Wの個体1羽と冬羽に移行中の幼羽1羽,その他は幼羽で27羽がいた。そのうち群れが飛びだって,一周して海側西池の方に飛んでいった。中央の東側池の前でチュウシャクシギが2羽,埋め立てが進み,餌がないのか秋はシギチがほとんど寄りつかない池にはコガモがいたくらいだった。そこから下って道の両側の小さい池を見たが,今日は何もいなかった。そこから戻り,中央西池で泳いでいるコアオアシシギを見て,車に戻り,帰宅することにした。帰りにミサゴ2羽がいたところに行ってみると,1羽になっていた。見たところ3羽とも成鳥だった(幼鳥は羽縁が白い)。そこで,10分ほど車を走らせ,S氏に電話するとハジコチがいるという話で,戻り,ハジコチをきちんと観察して撮影したというわけ。感謝!
【写真】
  
魚が跳ねてびっくりのアカアシシギ/あったかい黒い土嚢でくつろぐトウネン/コアオアシシギ
  
コチドリだが,いつも一応全個体撮影ということで撮影して後で見たらハジコチ幼羽だったというわけ/すごいトウネンだった/例年の風景
  
カウントしたら全部で29羽。
  
飛翔するムナグロの群れ。全部で29羽。蒲生でも例年こうした群れが砂浜で休息し,干潟で採餌するのが見られる。
  
嘴が長いように見えるがチュウシャクシギが2羽いた/ミサゴ
  
こっちにもミサゴがいる。計3羽。/コアオアシシギが泳いでは飛び,また泳いでいた。/ハジコチとコチドリ
  
これはコチドリ/毎回見る風景だが撮影した。/トウネン
  
ハジコチとトウネン/飛翔するハジコチとトウネン/ハジロの部分がまだ面積が少ない
  
ハジロコチドリ幼羽        トウネン
 
最後は再びコアオアシシギ2羽。先ほど泳いでいた2羽。ここで観察終了。


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2021年9月17日(金)石巻雲雀野埋め立て地

2021年09月17日 | 石巻雲雀地区

■2021年9月17日(金)10:07-11:22【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】石巻雲雀野埋め立て地
【種名】カルガモ,コガモ,カワウ,バン幼鳥1,コチドリ夏羽1・幼羽3,タシギ2,アカアシシギ幼羽1,コアオアシシギ幼羽2,アオアシシギ幼羽2,タカブシギ幼羽2,キアシシギ幼羽2・夏羽1,トウネン幼羽17,ハマシギ幼羽1,エリマキシギ♂幼羽1,アカエリヒレアシシギ夏から冬1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ3,トビ,ノスリ6,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ(13科27種) +キツネ1頭
【メモ】今年は1年間仕事をせず,毎日鳥見ということで,秋の石巻にシギチが「0です」(もう古いが)になるまで,通うことにした。今日は,誰も来ておらず,帰りにHH氏に会って,しばらく話をしていた。さて,最初に東の池を見ると,コガモとキアシシギ,それにコアオアシシギが2羽いた。西の池はエリマキシギや,すぐ出ては逃げるタシギやトウネン,アカアシシギやアオアシシギも飛んでいる(写真判定)。ということで,もうすぐ9月も下旬になるのに,まだまだいる。トウネンは東+西それから土手を上がって,東,西,その下の小池,さらに,ミサゴが水浴びをしている北側の大きな池にもいた。キツネは土手を上がって,今年はほとんどシギチのいない東の池の干上がったところにいて,こっちを見ていた。それから,目の前のハクセキレイに眼をつけられていた(笑い)。
【写真】
  
見えにくいがコガモ18,キアシシギ1,コアオアシシギ2,アカエリヒレアシシギ1がいる。/コアオアシシギ・ハマシギ・キアシシギ全部幼羽
  
キアシシギとエリマキシギ♂/採餌するエリマキシギ/エリマキシギとハマシギ。キアシとハマシギとの大きさの比較から,エリマキシギは♂。
  
キツネ      ハクセキレイとにらめっこ トウネン幼羽


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2021年8月30日(月)石巻雲雀野埋立地

2021年08月30日 | 石巻雲雀地区

■2021年8月30日(月)11:16-13:36【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ、カワウ、メダイチドリ幼羽4、コチドリ幼羽3、タシギ幼羽1、アカアシシギ幼羽1、タカブシギ幼羽2、キアシシギ幼羽2・夏羽1、ソリハシシギ夏羽1、トウネン幼羽14+、ヨーロッパトウネン幼羽1、ハマシギ幼羽3、ヒバリシギ幼羽1、キリアイ幼羽4、エリマキシギ幼羽1、アカエリヒレアシシギ夏から冬羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ヒバリ、ツバメ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(13科27種)※ツメナガセキレイ1(情報)
【メモ】今シーズンは、とりあえず1年間は毎日休みなので、石巻にたくさん通うことにした。仙台からだと高速代やガソリン代もかかるが、大和ICで降りて、昔2年間勤務したことがある懐かしい大郷町の街道を走り、松島北ICで高速に乗って石巻港ICで降りると、片道700円少しになる。時間的にもそんなに変わりないし、燃費も悪くない。帰りは鶴巣の味よしでラーメンを食べたり、蒲生・大沼に寄ることもある。
閑話休題、さて現地に到着すると、すでに何人かの鳥友が東側の池で観察していた。何と、キリアイ4羽のうち3羽は、ホームポジションの西側池のアシワラを捨てて、東側池の西端、道路のすぐわきで採餌していた。何羽かのトウネンや、3羽いるうちの2羽のハマシギ幼羽と一緒に採餌していた。もう、ここに長く逗留しているシギたちは人慣れしているというか、一定の距離(2から3m)を保っている。他にヨロネン幼羽やヒバリシギは東側に、アカアシシギとエリマキシギはいないなと思っていたら、上空を飛んでいてR5に捕捉された。ツメナガセキレイがいたのが後になって教えていただいた。どうせ、ハクセキレイだろうとたかをくくっていたのが敗因だった。セキレイ恐るべしである。
【写真】
  
キリアイとハマシギ
  
キアシシギ幼羽 実際にはこんな感じに見える。
  
キリアイ    ノスリは4羽いる  トウネン幼羽
  
右足黒と黄色のフラッグでカムチャッカ標識トウネン/アカエリヒレアシシギ/ソリハシシギ夏羽
  
ヨロネン幼羽           メダイチドリ幼羽とトウネン幼羽
  
ヨロネン幼羽
  
トウネン幼羽   メダイチドリ幼羽
  
ハマシギ幼羽   トウネン幼羽  トウネン幼羽
  
ハマシギ幼羽           ミサゴ
  
ヒバリシギ幼羽  キアシシギ夏羽とトウネン幼羽 メダイチドリ
  
ヒバリシギ    アカアシシギ   エリマキシギ
 
チョウゲンボウ♀ キリアイ幼羽


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2021年8月30日(月)石巻雲雀野埋立地

2021年08月30日 | 石巻雲雀地区

■2021年8月30日(月)11:16-13:06【天気】曇り晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】キリアイ幼羽4、ハマシギ幼羽3(1科2種)
【メモ】前からいるキリアイ4羽が西側池アシ原のホームポジションから東側池に移って採餌(ゴカイ)を続けていた。前の場所に餌がなくなり、こちらへ来たのかわからないが、餌がたくさんあるのは確かなようだ。実際、ゴカイを食べていたので。
【動画】

キリアイとハマシギの採餌


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2021年8月26日(木)石巻雲雀野埋立地

2021年08月26日 | 石巻雲雀地区

■2021年8月26日(木)11:32-12:59【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カワウ、コチドリ幼4・成2、メダイチドリ幼3、タシギ3、アカアシシギ幼1、タカブシギ幼1、キアシシギ幼3、ソリハシシギ夏4、コオバシギ幼1、トウネン幼18+、ヨーロッパトウネン夏羽1・幼羽1、キリアイ幼羽4、エリマキシギ幼羽1♂、アカエリヒレアシシギ成鳥冬羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ♀、ハシボソガラス、ヒバリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ(15科28種)
【メモ】現地に到着して、最初に土手の上から西側池のアシワラ付近を見ると、コオバシギとキリアイ、それにヨロネン幼羽・夏羽がいた。それから東側の池に行くと、これも前回と同じ、エリマキ、ソリハシ、タカブシギがいた。トウネンの小群が干潟のような泥地に分散していて、よく見ると、ヨロネンの幼羽が採餌していて、それをトウネン幼羽が執拗にその餌場から追っていた。しかし、ヨロネンはめげずにまたやってきては、ゴカイを食べ、それを見ていたトウネンがまた追い払うという状況。そのうち、2羽で羽繕いを始めた。前回までいた夏羽のトウネンは探したがいなかった。また、みんな見ているウズラシギもいまだに会えないままだ。
【写真】

  
この日の夜の月  トウネン幼羽  コオバシギ・キリアイ幼羽
  
ヨロネン夏羽   コオバシギ夏羽 ヨロネン夏羽・幼羽
  
タカブシギ幼羽 エリマキシギ幼羽♂ トウネン幼羽
  
タカブシギ幼羽  エリマキシギ幼羽♂
  
エリマキ・ソリハシ・トウネン・タカブの群れ/トウネン幼羽/ヨロネン幼羽
  
トウネンに餌場を追われるヨロネン/ヨロネン前傾姿勢/トウネン幼羽
  
トウネン幼羽  トウネン前傾姿勢  トウネン幼羽
  
ヨロネン幼羽は、全体的な印象としてトウネンより白い部分が多く、軸班の黒と赤褐色のコントラストがある。そこまで見て、喉白ならヨロネンとあたりをつけている。
  
トウネンは羽軸の黒は隠せないので、それがあればヨロネンに似ていてもトウネン。近くで見ればヨロネンは足が長いので前傾姿勢がトウネンより強い。背中の白V字はヨロネンがより明瞭。
  
右ヨロネン   中央ヨロネン(難)どっちもトウネン
  
トウネン幼羽 メダイ3羽・コチドリ幼羽 トウネン・タカブ・エリマキ幼羽


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2021年8月23日(月)石巻雲雀野埋立地

2021年08月26日 | 石巻雲雀地区

■20218年月23日(月)10:24-13:33【天気】晴れ曇り
【機材】EOSR5+EF500Ⅱ  Avモード F4  ISO100
【場所】石巻雲雀野埋立地
【動画】

左上:ヨーロッパトウネン(見つけてください)、トウネン、コオバシギ
右上:ウネン、コオバシギ、キリアイ、アカアシシギ幼羽
左下:足を負傷しているアカエリヒレアシシギ幼羽
右下:アカエリヒレアシシギ成鳥夏羽から冬羽に換羽中と幼羽


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2021年8月26日(木)石巻雲雀野埋立地

2021年08月26日 | 石巻雲雀地区

■2021年8月26日(木)11:32-12:59【天気】晴れ曇り
【機材】EOSR5+100-500  Avモード F7.1  ISO400
【場所】石巻雲雀野埋立地
【メモ】トウネン幼羽1羽が、ヨーロッパトウネン幼羽1羽を餌場をめぐって追い払っていたが、ヨロネンはお構いなしに何度も追い払われていた。そのうち2羽で近くの岸に移動して2羽並んで羽繕いをしていた。しばらく見ていると、他にも近くにトウネンが8羽程度いたが、この2羽で行動しているのがわかった。
【動画】


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2021年8月23日(月)石巻雲雀野埋め立て地

2021年08月23日 | 石巻雲雀地区

■2021年8月23日(月)10:24-13:33【天気】晴れ曇り
【機材】EOSR5+EF500Ⅱ  Avモード F4  ISO100
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】キジバト、カワウ、コチドリ11、メダイチドリ2、タシギ4、アカアシシギ幼羽1、キアシシギ成鳥4、ソリハシシギ成鳥7、イソシギ1、キョウジョシギ夏羽♂1、コオバシギ幼羽1、トウネン夏羽1・幼羽35+、ヨーロッパトウネン幼羽1、オジロトウネン幼羽1、キリアイ幼羽3+、エリマキシギ幼羽1、アカエリヒレアシシギ夏羽1・幼羽2、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ1、トビ1、チョウゲンボウ♀成鳥1、ハシボソガラス、ヒバリ、ツバメ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ(17科31種)
【メモ】10時過ぎに現地に到着すると、すでに何人かの方が観察をしていたのがアカエリヒレアシシギ。1羽+2羽の3羽で、1羽単独の個体は右足を負傷(何か絡まっているか、腫れてるか)しているようだった。2羽の方は幼鳥と成鳥。アカエリヒレアシシギを撮影してから、道路を挟んで反対側の池に行った。畔?の上にコオバシギ、キリアイ、トウネン、ソリハシシギがいるのが見えた。キリアイは前回4羽いたはずだが、一度に3羽しか見えなかった。アシ原の前をキアシシギが歩いていたのでとりあえず撮影したのだが、キアシシギに見えたのが、オオキアシシギではと言うので、でのちにみんなが集まって識別し、アカアシシギの幼鳥ということになったのだが、決め手は、翼帯だったが、確かにその通りだった。いったん思い込んでしまうとその鳥に見えてしまうから不思議だ。そもそも自分はまだオオキアシシギもコキアシシギを見たことがないので、残念だった。また、ヨロネン幼羽があとで見ると、どの場面にもいたのに発見できなかったのは何とも言えないことだ。目の前にいるトウネンを1羽1羽見て、最後に変なのが1羽いると思ったくらいで、それもヨロネンとは思わなかった。例年のことだが、1回見てしまうと、次に行った時にはどこにいても見つけられるが、1年過ぎると忘れてしまうのだろうか。アカアシシギの幼羽も何回も県内で間近に見ていて、まず識別に間違うことはなかったのだが、今回のことで自信をなくしてしまった(笑い)。その他には、タシギや最後にもう一度立ち寄った埋立地の池でオジロトウネンを見たが、足の黄色いシギがいるとS氏から教えてもらって、比較的近くから見た結果、オジロトウネンの幼鳥だった。ヨロネンの識別は、次回は大丈夫だろう。
【写真】

  
アカエリヒレアシシギ幼羽2個体
  
アカエリヒレアシシギ夏羽から冬羽/ソリハシシギ/アカアシシギ幼羽
  
トウネン、キアシシギ、ソリハシシギ、コオバシギ/キリアイ/ソリハシシギ
  
トウネンの群れ/キリアイ幼羽
  
奥からヨロネン、キリアイ、トウネン/コオバシギとキリアイ
  
ヨロネンとトウネン/エリマキシギ/オオキアシシギではなかったアカアシシギ幼羽

  
アカアシシギ幼羽と飛翔形。明らかにアカアシシギ
 
アカアシシギ幼羽とソリハシシギ夏羽
  
コオバシギ幼羽
  
トウネン幼羽   ヨロネン幼羽  トウネン幼羽
  
トウネン夏羽と幼羽/トウネン夏羽(左同一個体)/ソリハシシギ夏羽の群れ
 
タシギ。白い翼帯が目立つ
  
オジロトウネン幼羽。足が黒ではない。ヒバリシギも同様。


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2021年8月19日(木)石巻雲雀野埋立地

2021年08月19日 | 石巻雲雀地区

■2021年8月21日(木)9:58-12:11【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】コチドリJ2・AdS4,オオメダイチドリJ1,キアシシギAdS3,ソリハシシギAdS4,イソシギAdS2,キョウジョシギAdS3(♂3),トウネンJ5・AdS3(夏羽1,冬羽移行2),ヨーロッパトウネンAdS1(第1回夏羽から冬羽),ヒバリシギJ1,キリアイJ4,アカエリヒレアシシギAdS1(夏羽から冬羽移行),ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,チョウゲンボウAd♀,ハシボソガラス,ヒバリ,ツバメ,セッカ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロJ(14科24種)※同日情報としてウズラシギJ1,タカブシギAdSかクサシギAdS1だが不明
【メモ】この日は最初から石巻を予定していて帰りに蒲生に寄る予定でいた。現地に着くと鳥友のS氏が池に先着して撮影していた。一緒に見ていて,ウズラシギもいたらしいが,見逃してしまったが,ごく狭い場所に計17羽7種がいた。一方となりの池は奥の方も含めて全然だったが,アカエリヒレアシシギが1羽浮いていた。過去にアカエリヒレアシシギについては悲しい思い出がある。※以下記事参照『2007年9月7日(金)台風の日のアカエリヒレアシシギの群れ』手に取ってみれば,他のシギチも同様だが,本当に小さく,温かく,軽く,華奢で命を落としやすく,しかし,海洋を渡っていく強さが漲っている。
 土手を上がって上の池に行ってみると,何もいなかったが水面の面積はやや広がっていた。道路を挟んだ小さい池にソリハシシギがいた。それから最初の池に戻ったが,トウネン夏羽から冬羽が1羽いるだけで他に何もいない。しかし,鳥友の言うとおり,ヨシの中から「そのうち」出てきた。そこで撮影し,それから土手に上ってまた観察すると今度ははっきり見えた。今日はそれなりに見られた日だった。

【写真】
  
トウネン8羽とキリアイJ4羽/アカエリヒレアシシギAdS-W。初列風切りが擦れて,銀粉状の層が見える/トウネンAdS-W
  
3羽のキョウジョシギAdS♂/トウネンAdS-W肩羽から冬羽が生えてくる/ヒバリシギJとトウネンJ
  
ヒバリシギJ/ソリハシシギAdS/ヨーロッパトウネンおそらく1SW、ヒバリシギJ、トウネンJ
  
ヨーロッパトウネンおそらく1SWとトウネンJ/キリアイJとトウネンJ/キアシシギAdSとトウネンAdS,J
  
オオメダイチドリJ。メダイチドリも突っ立つと似ていないこともない。
  
オオメダイチドリJ/トウネンAdS/キリアイJとソリハシシギAdS
  
オオメダイチドリJ/ホオジロJ/上の2羽のトウネン餌場を争う。    
  
キリアイJ    キリアイJが3羽  水浴び後のヒバリシギJ
  
キリアイJ    一見、何シギと思うが横を向くとただのトウネンJ
  
ソリハシシギAdSあくび?/典型的な羽衣のトウネンJ2羽/一見何シギ?と思うが,足の色でヒバリシギJ


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