私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2014年9月29日(月)飛島

2014年09月29日 | 酒田市飛島
■2014/9/29(月)10:14-12:41【天気】晴れ
【場所】飛島
【種名】キジバト、オオミズナギドリ、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ハヤブサ、メジロ、ノビタキ、コサメビタキ+、キセキレイ、ハクセキレイ、ホオジロ、アオジ(10科13種)
【メモ】期待しての飛島だったが、全島嘴の下が橙色のコサメビタキばかりだった。もちろんわからないのもけっこういたので、それなりに時間をかければいろいろ見られるのだろうが、いつもの日帰りの早歩きなのでしかたがない。退職したらゆっくり滞在したいものだ。
【写真】
  
■ただのメジロ/ノビタキ/コサメビタキ


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2014年9月23日(火)蕪栗沼・白鳥地区

2014年09月23日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2014/9/23(火)8:40-9:59【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼・白鳥地区
【種名】キジ、ヒシクイ、マガン、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ツツドリ、アマツバメ、ジシギSP1、ツルシギ幼羽7、アメリカウズラシギ4(成幼不明)、トビ、ノスリ、アカゲラ♂、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ショウドウツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、ノビタキ2、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ(20科34種)
【メモ】ノビタキとガンを見に蕪栗沼に行った。白鳥地区の土手に立つと、ジェッではなくゲッと鳴いてたぶんオオジシギが飛び立った。上空にはアマツバメとショウドウツバメの群れが飛んでいた。その中にアカゲラも飛んでいて、ちょっとキツツキのイメージでなかった。キツツキ大空を飛ぶ!という感じ。ノビタキがいないか探しながら行ったが2羽しか見なかった。バンディングでも今日は少ないということだったので、さもあろうとという感じだった。中を行ってもいいでよ、と言われたが最近とても運動不足なので、時間もあるし、ノビタキを探しながら一周することにした。蕪栗沼に出ると灌木にツツドリが止まっていて、撮影しようとすると飛んで近くの木に止まる。また行くとまた飛んで近くの木という繰り返しで、だんだんどうでも良くなってきて、最後は無視して沼を見た。沼には大小のシギの群れとヒシクイとマガンの小群が各1グループいた。シギは大きいのがツルシギとエリマキシギで、ツルシギの幼羽の中に1羽かなり白っぽくなった冬羽の個体もいた。エリマキシギはどちらも♂幼羽だった。小型のシギが4羽いて、遠かったのでどうせ、クサシギがタカブと思ったが、よく見ると体型がずんぐりしていて、嘴が若干下に曲がり、個体によって黒から褐色に見える縦斑があり、さらに腹部の白と明確な区切りがあり、アメリカウズラシギとわかった。4羽一緒に見たのは初めてだった。鳥が遠くて写真はまともなものが1枚も撮れず、ノビタキも撮れなかったがよい日だった。
【写真】
  
■カケス/ツルシギ/ヒシクイとツルシギ、エリマキシギ
  
■ヒシクイ/マガン/ツルシギとエリマキシギ
  
■ツツドリ/アメリカウズラシギとツルシギ/オナガガモ・コガモ・アオサギ
  
■たぶんオオジシギ/ショウドウツバメとアマツバメ/白鳥地区上空を飛ぶアカゲラ♂(何となくおかしい)


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2014年9月21日(日)鳥の海

2014年09月21日 | 鳥の海
■2014/9/21(日)10:31-12:21【天気】晴れ
【場所】鳥の海
【種名】ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、メダイチドリ幼羽20、オオソリハシシギ幼羽7、チュウシャクシギ4、ホウロクシギ1、アオアシシギ幼羽3、キアシシギ幼羽4、ソリハシシギ幼羽3、キョウジョシギ成鳥♂幼羽1、トウネン幼羽8、ハマシギ幼羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、カワセミ1、チョウゲンボウ♀、ハヤブサ若鳥、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(17科37種)
【メモ】荒浜中東湿地にはシギチはいなかったが、干潟の方にはオオソリハシシギはじめ、シギチがまだ残っていた。干潟と漁港を分ける新防波堤下には、相変わらずトウネン、ハマシギ、キョウジョシギが採餌していた。堤防の上に立って、堤防のずっと遠く先端部分に止まっているカモメ類やカワウを見ていたところ、向こうからハヤブサ若鳥が飛んできた。目の前をスーッと通り過ぎ、近くの干潟に降りた。降りたところが昔の防波堤の名残の岩が砂の上から出ているところで、かなり沈降しているということがわかるのだが、そこにトウネンが3羽ほどいて、ハヤブサが飛んできても逃げる様子がなく、しばらくして飛んでいった。ハヤブサ若鳥の方も全然気にかけないで羽繕いをしているのが面白かった。
【写真】
  
■ノスリ/アオアシシギ/チュウシャクシギ、ホウロクシギ
  
■キアシシギ幼羽/チュウシャクシギとオオソリハシシギのきれいもみランディング/オオソリハシシギ幼羽
  
■オオソリハシシギ幼羽の採餌/トウネン幼羽の採餌
  
■ハヤブサ若鳥/メダイチドリの群れ/バンディングキョウジョシギ成鳥♂と幼羽
 
■ハヤブサ若鳥/オオソリハシシギ幼羽の群れ


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2014年9月20日(土)石巻雲雀野

2014年09月20日 | 石巻雲雀地区
■2014/9/20(土)8:17-9:26【天気】晴れ
【場所】石巻雲雀野
【種名】ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモ、ハジロカイツブリ、アオサギ、ダイサギ、メダイチドリ幼羽26,キアシシギ幼羽1、トウネン幼羽42、ヨーロッパトウネン幼羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ♀1、ハヤブサ若鳥1、スズメ、ハクセキレイ(11科18種)
【メモ】今シーズン4回めの石巻。前回ヨロネンを見ていたので、まだいるはずだと思い、例によって、いるトウネンはすべて1羽1羽見て、端から端まで何往復かして目の前で採餌しているトウネンを撮影する。そして、1羽ちょと違った個体を発見。前回とは羽衣が違うので別個体。さすが石巻。いつもでも何とかこの環境が残ってほしいものだ。
【写真】
  
■西側タイドプールのクサフグ/トウネン幼羽。幼羽がまだフレッシュな3個体と擦り切れている手前の個体/ムナグロ幼羽、絶妙な配色パターン
  
■水浴びトウネン幼羽/キアシシギ幼羽/全体風景。東側は海水が出入りしているので、浄化が進んでいる。自然の浄化能力の素晴らしさをまざまざと感じる。
  
■ヨーロッパトウネン。幼羽はこのフィールドで8月中・下旬から9月初旬・中・下旬に見たことがあるが、羽衣には変化があり、この個体は危うく見逃すところだった個体。立って走っている体型がトウネンと違っていたので、とりあえず写真を撮って確認した。典型的な個体だと識別点がいろいろあるが、シギチといえば目の前で採餌しているのを座って肉眼で観察するのが常なので、ちょっと遠くでこう速く走られると辛いものがある。やたら遠いのは最初から捨てている(笑い)。/ムナグロの幼羽がきれいだったのでたくさん撮影してしまった。


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2014年9月14日(日)石巻雲雀野

2014年09月14日 | 石巻雲雀地区
■2014/9/14(日)8:19-9:32【天気】晴れ
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハジロカイツブリ4、ダイサギ、メダイチドリ幼羽52、チュウシャクシギ1、キアシシギ幼羽1、キョウジョシギ幼羽1、トウネン幼羽8、ヨーロッパトウネン幼羽1、ハマシギ幼羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ♀1、ハヤブサ若鳥1、ハシボソガラス、ハシブトガラス、スズメ(11科21種)
【メモ】ヨロネンその他のシギを探しにまたやってきた。今シーズン最初に来た時、何の期待もなくシギチが少しでもいればと思ったのだが、津波の数年前の最盛期よりはずっと数も種類も少ないが、トウネンが目の前にいたので安心した。そのうち欲がでてきて、ひたすらトウネン1羽1羽を見ることになる。
さて、今日も何度か往復する中で、1羽ちょっと違うのが少し遠くにいる。しかし、どうみても羽衣の地味なトウネンで、しかも確実にオジロではないという確信のもと2枚だけ撮影した。後で確認したらヨロネンのピンボケ写真。さすが環境は悪化してもこのフィールドはすごい!来週も来ようと思って後にした。
【写真】
  
■トウネン幼羽/池のマガモとハジロカイツブリ冬羽
  
■メダイチドリ幼羽、キョウジョシギ幼羽、トウネン幼羽、ハマシギ幼羽
  
■キョウジョシギ、ハマシギ、トウネン、メダイチドリ/南防波堤と生息環境/トウネン、ハマシギ、メダイチドリ
  
■メダイチドリ/ヨーロッパトウネン幼羽/メダイチドリ


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