私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2019年5月28日(火)金華山沖

2019年05月28日 | 金華山沖・仙台湾

■2019年5月28日(火)6:24-8:07【天気】曇り【【レンズ】EF500Ⅱ,EF100-400Ⅱ,RF24-105
【場所】鮎川港~GPS波浪計付近金華山沖
【種名】オオハム1,コアホウドリ1,クロアシアホウドリ11,オオミズナギドリ++,ハイイロミズナギドリ++,ハシボソミズナギドリ+,アカアシミズナギドリ2,ヒメウ,ウミウ,ウミネコ,オオセグロカモメ,ウトウ8(6科12種)カマイルカの群れ

【メモ】4月下旬から行ける日の海の状況が毎回よくなく,今日まで延びてしまったが,とりあえず出港できた。網地島を横に見るあたりでは海霧が出て,オオミズナギドリやハイイロミズナギドリ,ハシボソミズナギドリが船の周りを飛び交い,金華山を過ぎる頃には早くもクロアシアホウドリが1羽やってきた。いったん停船し,海鳥が集まるのを待っていると,クロアシは全部で11羽,アカアシミズナギドリも2羽やって来た。ただ,あたりがまだ暗く,10分ほど停船してから,GPS波浪計をまわって,いつものポイントに行くことにした。途中カマイルカの群れがいるのを教えられたが,何しろ揺れるので,ピントが合ったのが一つもない。いつものポイントに停船していると,先ほどのクロアシアホウドリの群れがやってきて,いつも間にか,目の前にコアホウドリが1羽いた。クロアシアホウドリ11羽のうち2羽がすぐに船に寄ってきた。30mほど離れたところに群れている一団は,例によって,話し合いをしているようなしぐさをしている。アホウドリが来ないか30分ほど待ったが,結局,現れなかった。時期的にはこれまでの記録だと4月下旬~5月中旬にかけて観察しているので,ちょっと遅かったかもしれないが,実態はよく分からない。何回が沖に出ているうちに,いつかは会えると思う。とにかく,行かないことには見ることはできない。
【写真】
※ここから24-105mm

鮎川港を出港し,ウミネコを引き連れながら進むと,ミズナギドリ類がやってくる。

※ここから100-400mm

ウミネコ,オオミズナギドリ,ハイイロミズナギドリが多い。

クロアシアホウドリ/アカアシミズナギドリとオオミズナギドリ/ハシボソミズナギドリ

クロアシアホウドリの群れ/GPS波浪計/クロアシアホウドリ

クロアシアホウドリ。すぐそば(3mくらい)までやってくる

クロアシアホウドリ

クロアシアホウドリの群れ

※ここから500mm

ハイイロミズナギドリ,おでこというより,嘴の形がハシボソとは違う。/コアホウドリ/クロアシアホウドリ

クロアシアホウドリ。成鳥,幼鳥,年齢の区別がよくわからない。

クロアシアホウドリ。ちなみに近寄ってきた個体2羽は足輪はない。たいてい,ないが。

コアホウドリ。これも年齢がわからない。アホウドリは羽衣がかなり違うのでわかるが。/クロアシアホウドリが4羽


 

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2019年5月10日(土)・11日(日)鳥の海

2019年05月10日 | 鳥の海

 ■2019年5月10日(土)・11日(日)【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ

【場所】鳥の海
【種名】コガモ,スズガモ,ダイサギ,ダイゼン4,コチドリ1,メダイチドリ6,チュウシャクシギ18+,オオソリハシシギ13(コシジロ♀1),アオアシシギ1,キアシシギ13,オバシギ2,ハマシギ85+,ウミネコ,オオセグロカモメ(5科14種)
【メモ】オバシギの夏羽2羽がいた。アオアシシギは1羽,ハマシギは浜にいた。コシジロオオソリハシシギをやっと近くで撮影できた。何しろ飛んでいるときくらいしか分からないので,近くを飛んでくるのをひたすら待つということになる。
【写真】

  

ハマシギの群れ/オオソリハシシギとオバシギ

  

スズガモとコガモ/オオソリハシシギ+コシジロ/オバシギ

  

オオソリハシシギ/オバシギ

  

コウボウムギ雌花/コウボウムギ雄花/ハマエンドウ

  

チュウシャクシギとアオアシシギ/チュウシャクシギ/オオソリとキアシシギ

 

コシジロオオソリハシシギ/オバシギ


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2019年5月6日(月)蒲生干潟

2019年05月06日 | 蒲生海岸

■2019年5月6日(月)10:11-10:45【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】蒲生干潟
【種名】カワウ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,ムナグロ夏羽1,シロチドリ3,メダイチドリ6,オオソリハシシギ♀1,チュウシャクシギ11,キアシシギ夏羽18,ウミネコ,ミサゴ,トビ,セッカ(8科14種)
【メモ】あまり期待せず蒲生に久しぶりに行ってみた。サギのコロニーはすでに営巣が始まっていたが,エリアは年々狭まっている。干潟へは最近は南側の高台の駐車場から行っているが,ここからだとやはり歩く距離が長い。最初に奥の干潟にチュウシャクシギの群れや,キアシシギ,メダイチドリの群れなどいたが,数もかなり少ない。もう少し干潟の方に出ると,オオソリハシシギ1,ムナグロ1がいてしきりに採餌していた。キアシシギがやはり多い。トウネンは見当たらない。やはり,ここ数年は飛来数が減少しているのではないかと思う。復旧工事はまだまだ続く感じで,とても大事だった周辺環境もすっかり更地になってしまっている環境は悪化しているが,干潟にはやはりシギチが飛来するということだろう。
【写真】

  

キアシシギ正面   チュウシャクシギの飛翔

  

チュウシャクシギ オオソリハシシギ  キアシシギの群れ

  

メダイチドリ♀   カニを洗って食べるキアシシギ

  

ムナグロ夏羽の飛翔。ダイゼンとの違いは明白。


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2019年5月6日(月)鳥の海

2019年05月06日 | 鳥の海

■2019年5月6日(月)13:04-13:54【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ヨシガモ,カルガモ,コガモ,スズガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,ダイゼン4,シロチドリ2,コチドリ1,メダイチドリ8,オオソリハシシギ(コシジロ♀1)13,チュウシャクシギ8,キアシシギ12,トウネン15,ハマシギ105+,ウミネコ,オオセグロカモメ,コアジサシ12,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ツバメ,ヒヨドリ,ウグイス,オオヨシキリ,セッカ,ムクドリ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ(21科37種)
【メモ】今日は,潮を考えて,午前中は蒲生,大沼を見て,お昼を挟んで鳥の海にやって来た。前々回,トウネンが数羽いるのを見つけたが,今日はとりあえずトウネンの群れがいましたというレベルの小群を見ることができた。オオソリハシシギの群れは1羽コシジロが入っているので,同じ群れが滞在している。ハマシギもやっと100羽を越える群れに出会った。珍シギ(めずらしぎ)はいなかった。コアジサシも例年,連休中に群れを見るが鳥の海周辺での繁殖はここ数年していないようだ。
【写真】

  

トウネンの群れ/オオソリハシシギ/トウネン夏羽

  

トウネン夏羽/コアジサシ

  

コアジサシ/メダイ,ハマ,トウネン,ダイゼンの飛翔

  

ダイビングして小魚を捕まえ,一瞬落としたが空中でキャッチした

  

トウネン夏羽/ハマシギ夏羽/オオソリハシシギとチュウシャクシギ 

  

コアジサシ/ハマシギとメダイチドリ/オオソリハシシギとコシジロオオソリハシシギ

  

コアジサシ/ダイゼン夏羽

  

干潟で採餌するダイゼン夏羽


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2019年5月6日(月)大沼

2019年05月06日 | 大沼・赤沼

■2019年月5日6(月)11:12-11:24【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】カンムリカイツブリ(1科1種)
【メモ】風が強くカンムリカイツブリが波にもまれているのがおもしろく,撮影してみた。
【写真】

  

カンムリカイツブリ


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2019年5月4日(土)鳥の海

2019年05月04日 | 鳥の海

■2019年5月4日(土)9:16-11:24【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ヨシガモ3,クロガモ5,ダイサギ1,ダイゼン8,コチドリ1,チュウシャクシギ6,ウミネコ,シロカモメ1,ハシブトガラス(6科9種)
【メモ】2日に続き,シギチを求め,干潟へ。しかし,大潮で干潟が出すぎでシギチは大分散。トウネンやハマシギの群れらしいのも飛んでいたが,確認できず。ダイゼン夏羽が長いゴカイを咥えて,後ろからダイゼンW-S羽が追いかけ,結局,2羽とも飛んでいったのを鳥友たちと残念がり,その後,シロカモメの第1回S移行個体を見られたのがよかったくらいで,この日はあまり収穫はなく,鳥の海温泉に入ってその後また見たが,成果なしで帰ってきた。シロカモメはこの時期,北帰行の途中で鳥の海では時々観察できる。成鳥も以前観察したことがあった。トウネン夏羽を見ないと連休は終われない。次へ期待。
【写真】

  

  

  

ダイゼン夏羽が長ーいゴカイをゲット。それを若いダイゼンが追い回すが結局,落としてしまう。/この時期毎年いるヨシガモ♂2♀1

  

シロカモメ第1回WからSへ移行個体。

  

ことらはハシブトガラスとオオセグロカモメ/コチドリ/ダイゼンとチュウシャクシギの群れ


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2019年5月2日(木)鳥の海

2019年05月02日 | 鳥の海

■2019年5月2日(木)9:43-11:27【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105mm
【場所】鳥の海
【種名】ヨシガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,スズガモ,クロガモ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,ダイゼン11,シロチドリ4,コチドリ2,メダイチドリ29+,オオソリハシシギ18(コシジロ1),チュウシャクシギ28++アオアシシギ1,キアシシギ6,キョウジョシギ1,ミユビシギ3,トウネン2,ハマシギ8,ウミネコ,ミサゴ,トビ,ノスリ,カワセミ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ツバメ,ヒヨドリ,オオヨシキリ,セッカ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ(22科43種)
【メモ】珍シギ探しと例年のシギ(オオソリ,チュウシャク,トウネン,ハマ,ミユビ)の飛来状況を見に鳥の海に行った。今日はオオソリハシシギの群れがよく見えた。1羽嘴の付け根が変形しているオオソリ♀がいて,この個体はオオソリ17の群れとは別行動をしていた。オオソリの群れに1羽だけチュウシャクがいて,チュウシャクシギの群れには混じらず,オオソリと行動していた。ダイゼンは個体数が比較的多かったが,白黒の夏羽個体が2羽か3羽,残りはW―Sの羽衣だった。脇羽根は黒いが,写真識別図鑑に掲載されているS―Wの羽衣にそっくりだった。オオソリの中に亜種のコシジロオオソリハシシギ1羽が入っていた。

【写真】

  

干潟の風景    羽繕いするチュウシャクシギ 上空を見上げる

  

ランディング   強風で羽毛が逆立つ オオソリハシシギ♀ 

  

カニが自分から上って行く感じ コアジサシ ダイゼンW-S

  

カニを食べるダイゼン 餌探し     ダイゼンの黒い腋羽

  

メダイチドリ♀S メダイチドリ♂S   メダイチドリ♀W-S

  

メダイチドリとハマシギ1の群れ/キョウジョシギ,ハマシギ,チュウシャク,ダイゼン,オオソリ,ミユビ,キョウジョシギ/オオソリとチュウシャクの群れ

  

チュウシャク,オオソリ,キアシ,キョウジョ/ウミネコに追われるオオソリ♀/オオソリ

  

オオソリの群れ/採餌するオオソリ♂S/オオソリの群れ

   

採餌するオオソリ           オス同士の争い

  

一方が餌場をめぐって仕掛けたが相手は無視という感じだった/オオソリ♀

 

オオソリハシシギ+チュウシャク1羽,コシジロが混じっている/蛭島のウミネコとカワウ

  

チュウシャクシギの飛翔


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