私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

2018年、2022年と見に行き、2023年は巣が崩れてしまったらしく、今年は隣の岩で抱卵中だった。

2018年9月30日(日)蒲生海岸

2018年09月30日 | 蒲生海岸

■2018/9/30(日)12:34-13:21【天気】曇り 【レンズ】500Ⅱ 10/2(火)の写真を含む
【場所】蒲生干潟
【種名】カルガモ,コガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,ダイゼン幼羽1,オグロシギ幼羽1,チュウシャクシギ幼羽1,アオアシシギ幼羽9,イソシギ幼羽2,オバシギ幼羽1,ミユビシギ冬羽移行個体32,トウネン幼羽4,ハマシギ冬羽移行個体2,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,モズ,ハシブトガラス,スズメ,カワラヒワ(13科25種)
【メモ】コオバシギ夏羽情報をいただき,行ってみたがオバシギしかいなかった。アオアシシギとミユビシギが少ないながらも他のシギチと比べれば
多い方だった。イソシギが干潟でカニを捕まえて食べているのを初めて見た。トウネンはまだ幼羽のフレッシュな羽の個体もいた。ミユビシギは七北田川河口で水浴びの最中で,しばらくすぐ近くで見ていたがとてもおもしろかった。
【写真】
  
■このアオアシシギはとても無警戒で近くでじっとしていると目の前までやってきた/嘴が短くチュウシャクシギの幼羽/トウネンの幼羽でけっこう擦れているがまだ冬羽が出ていない。
  
■冬羽がかなり出ている個体とそうでない個体/後ろに腕を組んで走ってくる感じ。
  
■激しい水浴び
  
■餌を探すかなり幼羽のトウネン/カニを捕まえてごっくりのイソシギ幼羽
  
■個人的にはオオソリの方が好きだが,オグロシギの模様は天下一品。
  
■ここから10月2日。コオバシギがいない。オバシギの幼羽はいたけれど。そこでしかたがないので花を撮る。
  
■イソシギ幼羽/ハマシギの冬羽移行個体。もう少し擦れると,光沢の点々が出て,とても美しくなる。



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2018年9月22日(土)・23日(日)大沼

2018年09月24日 | 大沼・赤沼

■2018/9/22(土)9/23(土)9/24(日)【天気】22日晴れ時々曇り,23日晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】カルガモ,オナガガモ,コガモ,カンムリカイツブリ,カイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,ヨシゴイ,アオサギ,チュウダイサギ,チュウサギ,コサギ,バン,オオバン,オグロシギ幼羽2,ツルシギ幼羽2,イソシギ幼羽2,クロハラアジサシ幼羽1,トビ,オオタカ,ノスリ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒバリ,ムクドリ,ノビタキ,スズメ,ハクセキレイ(17科31種)
【メモ】大沼にアジサシが来ているということで見に行った。最初,ウェブで止まっている写真を見たときに嘴が太い印象があったが,現地に着いてみると,白いアジサシが1羽飛んでいた。オオタカやシギ類を見てもう一度,アジサシが飛んでいるところに行き,写真が撮れないので,ハジロカイツブリを見に行ったり,南長沼に行ったりして,結局よくアジサシは撮影できず,まだ,同じ場所にいるオオタカに別れを告げて,次の日は決意も新たに(笑い),また沼にやって来た。とりあえずハジロクロハラ幼羽ということで,撮影したが,ダイビングはことごとくうまく撮影できず,100-400を持ってくればよかったと言い訳などして,もうだめだ!時間だと帰宅し,昨日よりは大きく撮影できた写真を見ているうちに,これってハジロでないね,と思い,以前赤沼で撮影したハジロクロハラアジサシの幼羽や,加瀨沼のアジサシの群れの中の幼羽を見ると,これはクロハラ幼羽と断定できたので,ブログのトップ写真に比較写真を掲載したりした。何だかよく分からないから鳥はおもしろい。ちなみに,食べている魚だが,一番下の2枚の写真を見ると,ヨシノボリやジュズカケハゼの仲間だろうか。小さい頃,家の近くのため池のヒシや浮き草の上にハゼの仲間の小さな魚がたくさんいるのを見たことがある。
【写真】
  
■アジサシをさがしている間,前方にカンムリカイツブリがいたので撮影した。♂らしき1羽(写真2枚)が羽繕いなどしつつ,もう1羽の方にそろそろと近づいていった。
  
■今シーズン春秋通して初めて見たオグロシギとツルシギ。ただし,秋で幼羽。
  
■なぜか飛ばないオオタカ成鳥
  
■ちっともアジサシのよい写真が撮れないので,さきほど飛んで行ってしまったシギを探しに南長沼へ。カモしかおらずチュウサギがドジョウを食べているのを眺めていた。
  
■もう夕暮れが近づいているのにまだいるオオタカ。/夜の月。ISO100,f4.0,1/2000秒の手持ち。月は輝いているのに,写真にすると白黒の世界。
ここで1日が終わり,翌日のアジサシ採餌シーン撮影に決意を新たにする。
  
■ハジロクロハラアジサシではなくクロハラアジサシの幼羽,第1回冬羽移行個体。嘴は太く,頭はごま塩で,ヘッドフォンが不明瞭で,背は一様でない。最初に見たとき,嘴が太いというのが第一印象だった。家に帰るまで,ハジロクロハラアジサシと思っていたが,ちょっと変だなと思い,以前赤沼で撮影したハジロクロハラアジサシ幼羽の写真と比較し,さらに加瀨沼で以前群れで来たクロハラアジサシの幼羽とそっくりだということで,クロハラアジサシが正解。
  
■クロハラアジサシ幼羽の正面顔/チュウダイサギの前を飛ぶクロハラアジサシ幼羽/ハスの前を飛ぶクロハラアジサシ幼羽。
  
■何回も目の前をゆったり飛び,最低3回は目の前でチャポンしたのに,全く撮影できず,遠くのダイビングはことごとくピンぼけ。かろうじてこの3枚が連続写真でダイビングは撮れなかった,小魚を捕らえて水面から飛んでいく写真。小魚らしきものを咥えて飲み込んだ。



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2018年9月18日(火)蒲生

2018年09月18日 | 蒲生海岸

■2018/9/18(火)9:53-11:25【天気】曇り 【レンズ】500Ⅱ,16-35mmⅢ
【場所】蒲生干潟・海岸
【種名】カルガモ,カワウ,アオサギ。ダイサギ,コサギ,ダイゼン幼羽1,キアシシギ幼羽3,キョウジョシギ幼羽1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハクセキレイ(9科13種)
【メモ】今日の蒲生にはダイゼンとキョウジョシギが来ていた。しかし,他のシギチの姿は見えずで,本当に数が少ない。ダイゼンとキョウジョシギは石巻の個体の可能性もあるだろう。(石巻雲雀埋め立て地の記事参照)
【写真】
  
■ウミネコ成鳥冬羽移行個体/亜種チュウダイサギとコサギ
  
■キアシシギ幼羽/ひっくり返すのが得意なキョウジョシギ。今日もかなり大きなものをひっくり返していた。
  
■何かな?上空を警戒するキョウジョシギ幼羽とダイゼン幼羽/あまり移動しなくてもゴカイをたくさん食べることができていた。
  
■ダイゼン幼羽
  
■蒲生干潟と海岸の環境写真



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2018年9月13日(木)大沼

2018年09月13日 | 大沼・赤沼
■2018/9/13(木)16:44-16:46【天気】曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】カルガモ,カンムリカイツブリ,ヨシゴイ1,コアオアシシギ幼羽1,タカブシギ幼羽2(4科5種)
【メモ】曇りでかなり暗くなっていたが,沼が干潟っぽくなっているところに沼シギがいたので,見たところコアオアシシギとタカブシギだった。
【写真】
  
■コアオアシシギとタカブシギ


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2018年9月13日(木)雲雀埋め立て地

2018年09月13日 | 石巻雲雀地区

■2018/9/13(木)12:37-14:14【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】石巻雲雀埋め立て地
【種名】オナガガモ,コガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,ダイゼンJ1,コチドリ幼羽1,メダイチドリ幼羽44+,ソリハシシギS2,イソシギS1,キョウジョシギJ1,トウネンJ16+,ハマシギJ1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ヒバリ,ハクセキレイ(10科20種)
【メモ】8月11日からほぼ1週間毎今回を含め5回フィールドに出て,シギチをメインに観察した。観察したシギチは以下の通り。
ダイゼン,コチドリ,シロチドリ,メダイチドリ,オオメダイチドリ,アオアシシギ,クサシギ,キアシシギ,ソリハシシギ,イソシギ,キョウジョシギ,ミユビシギ,トウネン,ヨーロッパトウネン,ハマシギ,エリマキシギの16種。他の方が見て自分は見なかったシギチも上記以外にもけっこういたようだが,蒲生や鳥の海より種類が多いのではないかということ。鳥の海は春の渡りはまあまあ個体数もいたが,秋はちょっと個体数も種類数も少なすぎ。このフィールドで5回の観察の内,最大羽数はこの日の67+。ほとんどがメダイチドリ。特筆すべきは,南オーストラリア州で標識されたミユビシギを観察できたこと。本格的に働かなくてもよくなったら,放鳥されたところに行ってみたいものだ。
 さて,今回は,オオメダイやヨロネンが抜けたが,先週に続き,メダイチドリが40羽を越えていた。広い沼地っぽいところの水が干上がって土が割れているところで群れが休息していて,そこから移動して防波堤沿いでまた休息,あるいは採餌している。この場所はまだダンプやブルドーザーが工事をしていないので,シギチがいることができるようだ。それにしてもハマシギはこれからなのか,今シーズンまだ大きな群れを見ていない。
【写真】
  
■キク科植物はまだまだ元気/ミサゴ/ハマシギ幼羽
  
■キョウジョシギ幼羽。子どもでも餌を捕るのにひっくり返すのは誰に習ったのか?親?遺伝?/メダイチドリ幼羽/ダイゼン幼羽
  
■メダイチドリ,キョウジョシギ,ハマシギ,トウネンの群れ



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2018年9月12日(水)蒲生海岸・干潟

2018年09月12日 | 蒲生海岸

■2018/9/12(水)11:04-12:24【天気】曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蒲生干潟・海岸
【種名】カルガモ,カワウ,アオサギ。ダイサギ,コサギ,ホウロクシギ幼羽1,アオアシシギ幼羽3,キアシシギ幼羽2,ソリハシシギ幼羽4,オバシギ幼羽2,トウネン幼羽20,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハシブトガラスJ,ハクセキレイ(9科18種)
【メモ】石巻はだいたい切り上げ,蒲生,大沼にシフト。数は多くないが干潟や海岸にいないわけでもないが,やはり個体数はかなり少ない。環境的には少しずつよくなっており,餌も豊富なのでシギチ自体の個体数が少ないのかもしれない。
【写真】
  
■ソリハシシギ幼羽とアオアシシギ幼羽
  
■七北田川河口トウネン幼羽の水浴びと渚で採餌/トビ幼羽
  
■ホウロクシギ幼羽
  
■キアシシギ幼羽/コメツキガニを食べるオバシギ幼羽
  
■とにかく食べまくるオバシギ



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2018年9月5日(火)・6日(水)蒲生海岸

2018年09月06日 | 蒲生海岸

■2018/9/5(火)9/6(水)17:30-17:55【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ
【場所】蒲生干潟
【種名】カルガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,ダイゼン1,メダイチドリJ2,アオアシシギJ3,キアシシギS1,ソリハシシギJ20+,ウミネコ,オオセグロカモメ,ヒバリ(7科13種)
【メモ】シギチは日曜日ずっと石巻に行っていたので,蒲生は勤務が終わった後に行くことにした。17時過ぎに出発してしらかしICもしくは富谷ICから北部道路を通って仙台港ICで降りると,蒲生に着くのは17時30分頃になる。2日間連続して行った結果,海岸まではいかないのであまりシギチはいなかったが,ソリハシシギが20羽近くいるのを撮影できた。
【写真】
  
■ソリハシシギの群れとアオアシシギ
  
■蒲生の夕暮れ
  
■ダイゼン/メダイチドリ/落陽



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2018年9月2日(日)石巻雲雀埋め立て地

2018年09月02日 | 石巻雲雀地区

■2018/9/2(日)8:00-9:20【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】石巻雲雀埋め立て地
【種名】マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,カワウ,アオサギ,コチドリ幼羽1,メダイチドリ幼羽46+,オオメダイチドリJ1,キアシシギS1,ソリハシシギS2,イソシギS1,トウネンS1・J14+,ヨーロッパトウネンAdS1,キリアイJ1,エリマキシギ♂J1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ヒバリ,ハクセキレイ(10科23種)
【メモ】8月19日からオオメダイチドリとヨーロッパトウネンのおそらく同じ個体が2週間滞在している。また,おそらくソリハシシギの2羽もそうだろうし,メダイチドリの群れも一部おなじと考えられる。工事が続いているとはいえ,津波の前と同じような環境が残っているからだろう。
【写真】
  
■エリマキシギ♂幼羽
  
■コガモ/コチドリ幼羽/キアシシギ成鳥夏羽から冬羽
  
■トウネン幼羽。羽衣の色,パターンが異なる。
  
  
■キリアイ幼羽。羽繕いの最中だった。
  
■キリアイ幼羽とトウネン幼羽
  
■トウネン幼羽とキリアイ幼羽,この2羽はしばらく一緒に行動していた。
  
■トウネン幼羽とキリアイ幼羽/トウネン幼羽。2羽はひたすら採餌。/後ろ姿だがオオメダイチドリ幼羽
  
■メダイチドリ幼羽がヨロネン成鳥夏羽をじっと見ていたが,それから左の方に注意がそれた感じ/メダイチドリ12,トウネン12の群翔。オオメダイとヨロネンは入っていない。



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2018年9月2日(日)石巻雲雀埋め立て地

2018年09月02日 | 動画観察図鑑
■2018/9/2(日)8:01-9:20【天気】曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】石巻雲雀埋め立て地
【種名】キリアイ
【メモ】トウネン幼鳥1羽とペアで行動していました。
【動画】

■キリアイ幼鳥の採餌


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