私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

2018年、2022年と見に行き、2023年は巣が崩れてしまったらしく、今年は隣の岩で抱卵中だった。

2004年1月25日(日)牛越橋~青葉山市営コート

2004年01月25日 | 青葉山・広瀬川
■2004/1/25(日)9:45-11:45 【天気】晴れ
【場所】牛越橋周辺、青葉山市営コート周辺、追廻住宅周辺広瀬川
【種名】カイツブリ1、カルガモ6、マガモ♂2♀2、コガモ♂4♀6、オナガガモ+、カワアイサ♀1、トビ++、ノスリ1、オオタカ成鳥1、イカルチドリ2(ペア)、カワセミ1、アカゲラ1、コゲラ3、キジバト4、ハクセキレイ6、セグロセキレイ2、ヒヨドリ8、モズ♀1、ジョウビタキ♂1、ツグミ14、キクイタダキ9、エナガ9、ヤマガラ4、シジュウカラ12、 ホオジロ3、カシラダカ6、アオジ8、カワラヒワ32、マヒワ8、ベニマシコ♀1、シメ18、ムクドリ12、カケス3、オナガ9、ハシブトガラス++、ハシボソガラス++(18科36種) ※オナガガモ、トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラスを除く個体数合計は、ちょうど200羽
【備考】今日は、雪が積もっている青葉山市営コート周辺を中心に歩いてみた。最初に牛越橋の河原でイカルチドリのペアを見つけた。この河原は芋煮会でよく使われるため、河原は荒れている。繁殖期でも人の出入りが多いため、20年以上前の環境にはほど遠くなっている。それでもイカルチドリがいるのはやや救われる感じがする。市営コート周辺は春から秋にかけては、コジュケイがよく鳴く場所だ。植物園の芝生の上を親鳥がヒナを連れて歩いているのを何度か見かけたこともある。オオタカは青葉山一帯に棲んでいて、20年前以上から観察している。大学時代のセンサスではこの辺でオオマシコが出ているが、最近も観察されているということだ。このフィールドは散歩にもいいし、鳥種、個体数とも多いので、杜の都仙台の年における自然環境が保全されているよい例である。とにかく広い範囲で保護が行われなければ、どうしようもないので、地下鉄工事、その他都市公園計画、河川敷公園、中州や岸の樹木の伐採等は環境に影響を大きく変化させる要因であることを承知しておかなければならない。
【写真】
  
■牛越橋下の河原で水を飲むシメ/青葉山テニスコート付近カワラヒワとマヒワ/市営コートに現れたノスリ


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