私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2016年1月31日(日)蕪栗沼,化女沼,白鳥地区

2016年01月31日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2016/1/31(日)6:53-16:14【天気】朝雪,日中晴れ時々曇り
【場所】化女沼,蕪栗沼,白鳥地区
【種名】オオヒシクイ,ヒシクイ,マガン,シジュウカラガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,アオサギ,ダイサギ,ヘラサギ,オオバン,トビ,オジロワシ成鳥,チュウヒ,ハイイロチュウヒ♂成鳥,コチョウゲンボウ♀,ムクドリ,ツグミ,スズメ,オオジュリン(10科23亜種)
【メモ】今シーズン最初で最後の化女沼でのシジュウカラガンの飛び出しを見に行った。朝は小雪が舞い,時々,吹雪となり,太陽が昇るにつれ,晴れてきた。シジュウカラガンは,飛ぶことは飛ぶが,氷上に降りる群れも多かった。マガンが先に沼を飛び出し,田圃に向かい,シジュウカラガンはかなり遅くまで残っている群れが多かった。ハイイロチュウヒの時間の前に沼を何度か半周し,オジロワシやヘラサギを観察した。それからハイイロチュウヒの時間となり,近めで撮影できたが,遠くを飛んでいる印象とはだいぶ違い,ツミとかハイタカのイメージが重なった。
【写真】
  
■1月24日ハイイロチュウヒを待つ間:北側駐車場から遠くのスズメとツグミ/コチョウゲンボウ♀/オオジュリン
  
■化女沼の朝。マガンとシジュウカラガン
  
■マガンとシジュウカラガンの飛び出し
  
■雪に覆われた田圃とマガン/蕪栗沼北側駐車場から/日没後の白鳥地区で採餌するヘラサギ:ここまで100-400mm
  
■化女のシジュウカラガン
  
■水面から飛んで,氷上に降りてしばらくそこにいる群れが多かった。
  
■シジュウカラガン/首を伸ばし過ぎのオオハクチョウ
  
■ヘラサギ
  
■ヘラサギ/オジロワシ
  
■オジロワシが来て飛び立つオナガガモ/ハイイロチュウヒ♂。
  
■ハイイロチュウヒ成鳥♂


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2016年1月31日(日)化女沼のシジュウカラガン(2)

2016年01月31日 | 動画観察図鑑
■2016/1/31(日)7:39【天気】晴れ時々曇り
【場所】化女沼
【種名】シジュウカラガン(1科1種)
【メモ】シジュウカラガンの群れ
【動画】


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2016年1月31日 化女沼のシジュウカラガン(1)

2016年01月31日 | 動画観察図鑑
■2016/1/31(日)7:09【天気】晴れ時々曇り
【場所】化女沼
【種名】シジュウカラガン(1科1種)
【メモ】飛び出し前のシジュウカラガン
【動画】



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2016年1月17日(日)江島航路

2016年01月17日 | 江島・航路
■2016/1/17(日)9:01-11:51【天気】晴れ時々曇り
【場所】女川江島航路,ブルーライン漁港
【種名】コクガン15,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,キンクロハジロ,スズガモ大群,シノリガモ,クロガモ,ホオジロガモ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,ヒメウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,イソシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,ワシカモメ,シロカモメ,オオセグロカモメ,ウミスズメ,ウトウ,トビ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ(13科31種)
【メモ】このコースは2回目で,大川から雄勝に抜け,ブルーラインを通って女川に行くルート。途中,漁港でカモメ類,コクガン,海鳥を観察する。女川からは江島往復の定期船に乗って海鳥の観察となる。今回は,漁港にはコクガンの小群がいた。ほとんどが成鳥で,漁港に注ぐ川の水門近くと消波ブロックにいた。前回来た時は,ワシカモメもいたが,今回はほとんどウミネコとカモメとコクガンで,漁港外には海ガモやカイツブリ類がいた。
女川江島航路では,ウミスズメは多かったがウトウはあまり出なかった。アビ類は空振りで全く見ることがなかった。
【写真】
  
■ウミネコとオオセグロカモメ/ヒメウ,スズガモ,ハジロカイツブリ,カモメ,クロガモなどいたが,もっと探せば他にもいろいろいた雰囲気だった。/ハジロカイツブリ
  
■ハジロカイツブリのペア/ウミネコ,カモメ,コクガン,カモ類
  
  
  
  
■コクガン成鳥
  
■女川港 スズガモとハジロカイツブリ/江島航路ウミスズメ/女川原発
  
■ヒメウとウミウの群れ/シロカモメ/シノリガモ


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2016年1月17日(日)雄勝周辺漁港のコクガンの群れ(2)

2016年01月17日 | 動画観察図鑑
■2016/1/17(日)9:00-9:34【天気】晴れ時々曇り
【場所】雄勝周辺漁港
【種名】コクガン14(1科1種)
【メモ】昨年1回行った漁港にカモメ類を探しに行ったところ,コクガンの群れがすぐ目の前にいた。
【動画】



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2016年1月17日(日)雄勝周辺漁港のコクガンの群れ(1)

2016年01月17日 | 観察図鑑
■2016/1/17(日)9:00-9:34【天気】晴れ時々曇り
【場所】雄勝周辺漁港
【種名】コクガン14(1科1種)
【メモ】昨年1回行った漁港にカモメ類を探しに行ったところ,コクガンの群れがすぐ目の前にいた。
【動画】



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2016年1月9日(土)蕪栗沼

2016年01月09日 | 動画観察図鑑
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■2015/1/9(土)10:56-13:18【天気】晴れ時々曇り
【場所】蕪栗沼周辺田圃
【種名】インドガン(1科1種)
【メモ】情報をいただいて,ついにインドガンを見ることができた。嘴をはじめ,とてもおしゃれなガンだった。
【動画】

■インドガンの採餌


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2016年1月9日(土)蕪栗沼他

2016年01月09日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2016/1/9(土)10:56-15:56【天気】雪,晴れ,曇り
【場所】蕪栗沼,豊里,箟岳山
【種名】キジ,オオヒシクイ,ヒシクイ,マガン,カリガネ,インドガン,ハクガン,シジュウカラガン,コハクチョウ,アメリカコハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ミコアイサ,カイツブリ,キジバト,カワウ,(サンカノゴイ),アオサギ,ダイサギ,コサギ,ヘラサギ,オオバン,イカルチドリ,ミサゴ,トビ,オジロワシ,チュウヒ,ハイイロチュウヒ,オオタカ若鳥,ノスリ,コチョウゲンボウ♀,オナガ,カケス,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,アトリ,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ,ホオジロ,カシラダカ,オオジュリン(20科55亜種)
【メモ】インドガンがいるという情報をいただいて,9:30頃に仙台を出て,現地に到着したが,場所がわからず,何度も迷って,教えていただきながら何とか目指す田圃に到着した。車からマガンの群れを見ながら行くと,1羽白っぽいのが肉眼でも見えて,やっと見られた!と一安心した。ずっと待っていただいていたので,お礼を言って,車を後ろに付けて観察した。小雪混じりの逆光だったがきれいな風景だった。そして,買ったばかりの500mm(沼に600mmを沈めてからこつこつ貯金し,苦節10数年でやっと購入。買う気になったのは前回のハイイロチュウヒの撮影で100-400ではさすがに限界を感じたので。)をウインドウに置いて撮影した。だから,このレンズでの撮り初めはインドガンということになる。しばらく,観察していて,お昼近くになったので,またまた箟岳山にジンギスカンを食べに行った。山の上からインドガンがいる場所を撮影した。
 戻って来てみると,インドガンがいない,シジュウカラガンはいっぱいいたが特に撮る気はしなかったので,付近に探しに行く。アメコやまたシジュウカラガンの群れがいたり,ヒシクイや,オオヒシクイの群れがいたりして,しばらく見て,もう1回戻って観察すると,シジュウカラガンはいなかったが,マガンの群れの中にインドガンがいた。先ほどはいなかったので飛んで戻ってきたのかもしれなかった。時間をだいぶかけ,ゆっくり接近して真横位置で田圃2枚くらい離れて,行動をしばらく観察していた。けっこう強気のガンで,ハクガンと似ている(沼部のハクガンはマガンとフレンドリーで,決して頭を下げて首を伸ばし威嚇したりはしない)。顔や首の模様,虹彩など双眼鏡でよく見たが,とても美しいガンだった。後でわかったのだが,近くにカリガネが2羽いたが。全然目にはいらなかった。そのうち,もう一台車がやってきて,群れが飛んでしまった。飛び方もあとで写真を見ると,カモ類,マガンやハクガンのように垂直もしくはやや斜めにすぐ飛び立つのではなく,何と「助走」が必要だった。余裕だったから助走したのか,すぐに逃げなければならない時は垂直に飛び立てるのかわからないが,まるでアホウドリやハクチョウのように助走して飛び上がった。もちろん,写真で見ると助走距離は短く1.5秒くらいで離陸するが,走っていることには変わりはない。しかし,いったん飛び立つと,そこから上昇するスピードは,マガンより速かった。
 それから,ハイイロチュウヒの時間までまだ時間があったので,定番のハクガンを見に行ったら,やっぱりまたまた温泉隣の田圃にいた。ここはお気に入りなのかもしれない。その後,ハイイロチュウヒの時間になったので,蕪栗沼に行き,ハイイロチュウヒの時間を楽しんだのだった。
【写真】
  
■小雪が降る中のマガンのランディングと白っぽいのがインドガン
  
■インドガンとマガンの群れ/山頂からマガン,インドガン,シジュウカラガン,ハクチョウが採餌している田圃/インドガン
  
■採餌するインドガン
  
■マガン,インドガン,カリガネ成鳥2羽/一瞬飛び立つ構えかと思ったら・・・。
  
■助走しています。周りのマガンやカリガネは斜め垂直離陸。
  
■この3枚のうち1枚目の次に打ち下ろしの画像が入る。翼を力強く打ち下ろし,そこからの上昇速度が速い。
  
■ツルのような美しさだった。
  
■インドガンの飛翔/さくらの湯のハクガン
  
■ハクガンを500mmを手持ちで撮影。3日後筋肉痛。
  
■三脚は面倒なので手持ち。
  
■ここからは定点なので三脚使用。ハイイロチュウヒ♂の若い個体。背が完全に灰色になっていない。前回の3個体参照。
  
■チュウヒ成鳥/チュウヒ♀幼鳥
  
■ハイイロチュウヒ♂幼鳥か♀幼鳥?


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2016年1月3日(日)蕪栗沼

2016年01月03日 | 動画観察図鑑
■2016/1/3(日)9:44-9:55【天気】晴れ時々曇り
【場所】大崎市
【種名】マガン,ハクガン(1科2種)
【メモ】いつもの場所のいつもの群れが採餌していた。動画を見るとそれぞれのガンの行動が特色があっておもしろい。いつも自動車が行き交う道のすぐ脇の田圃で採餌していることが多く,比較的人慣れしているが,散歩の犬には強く警戒する。
【動画】

■ハクガンの採餌


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2015年8月12日(水)蒲生海岸

2016年01月03日 | 蒲生海岸
■2015/8/12(水)9:52-11:43【天気】晴れ
【場所】蒲生海岸,ビール工場
【種名】カルガモ,カワウ,ゴイサギ,ササゴイ,アマサギ,アオサギ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,キアシシギ夏羽8,ウミネコ,オオセグロカモメ(5科13種)
【メモ】サギのコロニー経由で蒲生海岸に来て,導流堤でササゴイの採餌を観察した。導流堤に腰を下ろして七北田川河口のサギ類とカモメ類を見ていると,近くにササゴイがやって来て,人がいるが魚がどうしても食べたかったらしく,3mくらいのところの流れでしきりに魚を獲っていた。別の導流堤の切れ目もあるのだがそっちには行かず,ここで採餌していた。いったん魚を獲ると導流堤の上に上がって飲み込み,また流れに来て魚を獲るということを繰り返していた。
【写真】
  
■キアシシギ夏羽。何をしているかよくわからない。/導流堤に座ってササゴイを待っているとやってきた。
  
■いったん場所を変えて,流れの中をやって来る獲物に狙いを付けて,何と刺してしまった。
  
■ちょっと飲み込むのに時間がかかったが,さらに流れの真ん中に近寄ってきて方向をこちらの方に向いて,獲物を狙う。
  
■向きを変えて,一瞬の早業。今度は挟んだ。獲ったよ~。とでも言うようにこちらを見た(たぶん警戒して)。
  
■ぱっと飛んで導流堤の上に移動し,飲み込もうとする。しかし,魚も暴れてなかなか飲み込めない。
  
■やっと飲み込んだと思ったらまた,獲るらしい。
  
■また,魚を獲る。目の前で4回ほど同じことを繰り返していたが,4回とも突き刺しはなかった。さすがにこちらも飽きてこの場を去った。/チゴガニ。たくさんいる。


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2016年1月3日(日)蕪栗沼

2016年01月03日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2016/1/3(日)15:21-16:18【天気】晴れ時々曇り
【場所】沼部,蕪栗沼南側田圃,白鳥地区,蕪栗沼
【種名】マガン,ハクガン,ハイイロチュウヒ成鳥♂3(2科3種)
【メモ】インドガンの情報をいただいて,虹がきれいな蒲生海岸から駆けつけたが,ほんの10分くらの差で,飛ばれてしまい,観察できなかった。周辺をあとこち探したが見つからないので,ハクガンと仲間のマガンたちを見に行き,ハイイロチュウヒの時間に沼に戻った。しかし,100-400mmでは太刀打ちできないとわかり,この日が500mmを購入する契機となった。とはいえ,100-400mmであったが故に世代が違うハイイロチュウヒを撮影できたのはよかった。1羽でさえ感動するのに,3羽一緒に見ることができ,撮影できたのは何よりだった。
【写真】※最初の4枚は4Kサイズなのだがアップするとリサイズされるようです。
  
■マガンとハクガン
  
■ハクガン,マガン,シジュウカラガン
  
■ハイイロチュウヒ♂成鳥
  
■ハイイロチュウヒ♂の年齢が違う個体と思われる/マガン


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2016年1月1日(金)蒲生干潟

2016年01月01日 | 蒲生海岸
■2016/1/1(金)7:32-8:06【天気】晴れ・曇り
【場所】蒲生干潟
【種名】コクガン28,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ホオジロガモ,ミコアイサ♀,カンムリカイツブリ,カイツブリ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,ダイゼン冬羽4,シロチドリ14,ミユビシギ冬羽34+,ハマシギ冬羽187+,エリマキシギ幼羽1,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,オオセグロカモメ,トビ,ハシブトガラス(10科28種)
【メモ】元旦に寝坊し,蒲生にはすっかり初日が上がってから到着した。初日の出を拝んで帰る人たちとすれ違うのも,清新な朝にはちょと間が悪い。最近は,伊豆沼でもどこでも,日が昇る前に到着するというのはなくなっている。
さて,蒲生に着くと例によって七北田川対岸にコクガンの群れがいた。人が多く出るので干潟側にいたのは2羽だけだった。それでもここにいるというのは,相当人慣れしてきているからだろう。干潟を一周することにしたが,ハマシギの150羽超の群れと,ミユビシギの30羽超の群れが一緒に飛んでいて,そのうち,4:1くらいの群れに分かれて4の方がいつまでも干潟の周りを飛んでいたが,巨大な塊に見えるのがすごい。しばらく写真を撮りながら感心して見ていた。やがて干潟に降りたので,近寄って見ると,例によって4羽のダイゼンと1羽のエリマキシギが寒そうに立っていた。その周りをハマシギの群れが採餌している。エリマキシギも移動しながら採餌していたが,とにかくいつものエレガントさはなく,いかにも寒いという風情だった。
【写真】
  
■干潟のユリカモメの群れ/ハマシギとミユビシギの群れ
  
■エリマキシギ先頭も反転して最後尾
  
■ハマシギとミユビシギの群れ
  
■ハマシギとミユビシギ
  
■ハマシギ・ミユビシギ/ダイゼンとエリマキシギ
  
■ダイゼンとエリマキシギ
※群れで飛翔している写真には,数羽のシロチドリも混じっていますので探してみてください。


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