私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2008年3月2日(日)磯浜,釣師浜,新地漁港,水神沼

2008年05月18日 | 磯浜漁港
■2008/3/2(日)12:30-13:30【天気】晴れ
【場所】磯浜,釣師浜,新地漁港,水神沼
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,コハクチョウ,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ビロードキンクロ,シノリガモ,トビ,ケアシノスリ,ノスリ,オオバン,シロチドリ,ミユビシギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,ツグミ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(17科39種)
【備考】水神沼による途中ケアシノスリが1羽阿武隈鉄道線の上空を飛んでいった。この辺で見るのは2回目だ。釣師浜には,シロカモメの第1回冬羽がいた。釣り糸がからみついたクロガモが砂浜に上陸して,一生懸命外そうとしていた。浜にものすごい勢いで走って上陸し,川岸で釣り糸を取ろうとしていた。
【写真】
  
■シロカモメ第1回冬羽,オオセグロカモメ成鳥夏羽,同第1回冬羽
  
■カモメ第2回冬羽。カモメは4年目で成鳥になる。この個体は嘴がまだピンク色が残っている。/ワシカモメのかなり夏羽に近い個体,カモメの第1回冬羽も見える/ワシカモメ第4回冬羽。尾羽が短い。となりはオオセグロカモメの第4回冬羽だが,あまりオオセグロカモメらしくない写真。
  
■シロカモメ第1回冬羽。釣師浜では今まで第1回の冬羽以外のシロカモメは見たことがない。鳥の海では成鳥も観察できるが不思議なことの一つだ。シロカモメは嘴が特徴的で基部から肉色の部分が直線的に伸びていて,肉色と嘴先端のカーブした部分の黒い色とほぼ区切りがはっきりしている。アラスカシロカモメの場合は,区切りはやや不鮮明。


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2008年2月17日(日)磯浜・釣師浜・新地漁港

2008年05月18日 | 磯浜漁港
■2008/2/17(日)14:30-14:50【天気】晴れ
【場所】磯浜・釣師浜・新地漁港
【種名】ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,ウミウ,スズガモ,クロガモ,トビ,シロチドリ,ミユビシギ,ユリカモメ,ワシカモメ,カモメ,ウミネコ(6科12種)
【備考】鳥の海から釣師浜に行った。新地漁港の船着き場ではいつものようにミユビシギが採餌していたが,シロチドリも一緒に採餌していた。やや警戒心が強くじっとこちらの様子を伺っていた,といってもほとんど至近距離だが。浜の方はカモメがいろんな世代がいて,見るの飽きなかった。夏羽に近い個体もけっこういた。ワシカモメは第2回,第4回,成鳥冬羽が観察できた。
【写真】
  
■船着き場のコンクリートに付着している藻類の中から貝類を引っ張り出して食べているミユビシギ
  
■シロチドリとミユビシギ冬羽
  
■ワシカモメ第4回冬羽と成鳥冬羽/ワシカモメ第2回冬羽/オオセグロカモメ,ユリカモメ,カモメ。カモメは成鳥夏羽に近い個体まで各段階の個体が見られる。


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2008年2月17日(日)鳥の海

2008年05月10日 | 鳥の海
■2008/2/17(日)13:30-13:50【天気】晴れ
【場所】鳥の海
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ホオジロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,オオバン,タゲリ,ハマシギ,ミユビシギ,ユリカモメ,ホイグリン系カモメ成鳥冬羽,オオセグロカモメ,カモメ,ウミネコ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ツグミ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(17科34種)
【備考】12月31日,1月12日に観察した個体と同じと思われるホイグリン系カモメがいた。2006年の11月には同じ場所で,ホイグリンカモメも観察しているので,1年に1回はこの類のカモメを見ていることになる。銚子漁港には冬季いろいろなカモメがやってきているわけなので,観察を続けていれば見ることができるだろう。ちなみに,このフロートの場所で最初にホイグリン系カモメを見つけたのは,私が知る限りではyamame氏である。
【写真】
  
■ホイグリン系カモメ/ユリカモメ/オオセグロカモメ第2回冬羽
  
■ホイグリン系カモメ第1回冬羽。


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2008年2月11日(月)磯浜,釣師浜,新地漁港

2008年05月09日 | 磯浜漁港
■2008/2/11(月)13:00-13:00【天気】晴れ
【場所】磯浜漁港,釣師浜,新地漁港
【種名】ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,カンムリカイツブリ,ウミウ,マガモ,カルガモ,ヒドリガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ビロードキンクロ,シノリガモ,ミサゴ,トビ,シロチドリ,ミユビシギ,ユリカモメ,セグロカモメ,ワシカモメ,アラスカシロカモメ,カモメ,ウミネコ,ツグミ,ハシボソガラス(9科25種)
【備考】今回ブログの記事が遅れていたのは,小型シロカモメの識別でいろいろ調べていたからだ。最初見たときは,典型的なアラスカシロカモメの第1回冬羽と思っていたのだが,アイスランドカモメの第1回冬羽の可能性もあると考えた。最終的に識別についてご教示を仰ぎ,アラスカシロカモメとした。以前,北海道の鵡川で見たアラスカシロカモメ(上のシロカモメ写真右端)に頭の形や嘴,それとやはり全体の印象が,によく似ている。足が短く初列がかなり長いのは決定打にはならない。ただこの個体は,普通のシロカモメをただ小さくした小型ではなく,アラスカシロカモメの特徴をよく備えていると思う。ちなみにこのシロカモメは首のところに網か釣り糸で傷つけたらしく,皮膚が若干出ていたが,写真のようにかなり元気そうだったのが何よりだった。いつもご教示をお願いしては,懇切丁寧に教えていただいている。感謝申し上げたい。
【写真】
  
■水浴びするアラスカシロカモメ第1回冬羽,普通のシロカモメとは全く形態が異なる。翼が長く,足が短く,頭が丸く,目が大きい。
  
■昔飼っていた秋田犬みたいな顔でかわいい。もう少し嘴が短く,黒っぽく,頭が少しだけ斜めだったらよかったのにと思う。
  
■翼を広げたところ
  
■こうして見るとやっぱりアラスカシロカモメに見える。


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