私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

コアジサシとシロチドリは切っても切れぬ仲らしい。

2024年4月19日(金)20日(土)青葉山公園・広瀬川

2024年04月27日 | 青葉山・広瀬川

■2024年4月19日(金)20日(土)【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】青葉山公園、広瀬川
【種名】キジ、カルガモ、コガモ、カワアイサ、キジバト、カワウ、コチドリ6、イカルチドリ1、トビ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、コムクドリ♀1、ツグミ、ノビタキ♂♀、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロハクセキレイ交雑種、セグロセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、アオジ(23科32亜種・種、1交雑種)
【メモ】連休が近くなると例年、土日祝日にはテニスコートでは大会が始まり、朝早くから場所取りに人がたくさん集まる。20日も前日同様、オオルリ、キビタキを探しに行ったが、断念し、いつもの広瀬川コースにした。19日は、最初にアオゲラが蜘蛛の巣が張った中をしきりに頭を突っ込んで、クモか虫か採餌していた。その後、ニホンリス親子が大サービスで、親1子3が目の前でクルミをポリポリしていた。フェンス越しのすぐ近くにいて、お食事に夢中の様子だった。センダイムシクイは頭上にいて、なかなかよく見えなかった。オオルリ、キビタキが見えない代わりに、サンショウクイを比較的近くで観察できたのはよかった。マヒワはまだいた。翌日、広瀬川は、まだマヒワの群れがいた。前回とは個体が異なるノビタキのペアが河原にいて、近くで観察・撮影できた。前回、ホオジロハクセキレイ夏羽を見たが、今日もほぼ顔白のハクセキレイがいたが、うっすらと黒い羽毛があるのと、喉元まで黒い羽毛があり、交雑種の可能性がある。ハクセキレイ、セグロセキレイを最近改めてよく見る機会となった。
【写真】
<4月19日青葉山公園>

  
採餌するアオゲラ。沢を挟んでかなり遠い距離だが、800mm相当で、人間の目よりはるかにいい。

  
ウグイス/センダイムシクイ/アオジ。食べながら狙っているのは
  
次の瞬間パクリ/サンショウクイ
  
サンショウクイ
  
マヒワ
  
ニホンリス

<4月20日広瀬川>

  
ノビタキ♂と♀
  
ノビタキ♂/いつもいるハシボソガラス
  
マヒワ♂
  
セグロセキレイ/普通の亜種ハクセキレイ/【参考】4/5のホオジロハクセキレイ
  
おそらく、ハクセキレイとホオジロハクセキレイの交雑種と思われる
  
カワラヒワ/コチドリ


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2024年4月3日(水)5日(金)6日(土)8日(月)広瀬川

2024年04月12日 | 青葉山・広瀬川

■2024年4月3日(水)5日(金)6日(土)8日(月)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500、 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】広瀬川:大橋~評定河原橋、青葉山公園
【種名】キジ♂、オシドリ、ヨシガモ♀1、マガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリペア、キジバト、カワウ、コサギ、コチドリ夏羽1、トビ、ハイタカ♂1、カワセミ♂1、コゲラ、モズ♂、オナガ、ハシボソガラス、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ♂、イソヒヨドリ♂、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロハクセキレイ夏羽1、カワラヒワ、マヒワ200+、ベニマシコ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン夏羽(22科39種)※亜種ホオジロハクセキレイ含む
【メモ】3月、泉ヶ岳には、イスカやベニヒワ、ハギマシコがいて鳥友たちが見に行っているが、自分はどういうわけか、お山には足が向かず、4月になって毎日暇になり、大学時代のフィールドで、自宅からも比較的近い広瀬川に行ってみることにした。カモ類はオナガガモとホシハジロ以外はまだ残っていた。コガモの群れの近くに、あれっと、よく見たら、ヨシガモ♀が混じっていた。ホオジロ類は、オオジュリン夏羽は広瀬川では初見。ホオジロハクセキレイも広瀬川で初見と言うよりも、以前、閖上の堤防にいるとの情報で、撮影して以来2例目。今回は、自力で、しかも、偶然にも観察。詳細は分からないが、ハクセキレイやセグロセキレイにしては、少し優しい感じで鳴いているセキレイがいるなと思い、ふと、目の前を見ると、顔の白い白黒のセキレイがいたというわけ。小鳥は、マヒワが青葉山公園にも広瀬川にもいて、特に広瀬川はヤナギの花の子房、葉は付け根の部分を食べていて、河原を往復していると、何回も大群がやって来て、枝に重みで逆さにぶら下がり、すごい勢いで食べていた。青葉山公園のマヒワはサクラの花のやはり子房のところをつついて食べていた。この1年間は、週に数回、ハヤブサ以外でも広瀬川をゆっくり歩くつもりだ。ちなみにハヤブサは、♂が交代したという情報もあり、確かに、抱卵している♀に餌をやるやり方が違っていた。ハヤブサは、個体が違うと、巣から飛び立つ位置まで違うので、おもしろい。
【写真】
4月3日
  
ベニマシコ♀/シジュウカラ/オシドリ♂
  
カワセミ♂を撮影していたMさんに教えてもらい撮影/抱卵をちょっと休んで♂が獲物を持ってくるのを待っている♀
4月5日
  
同じ場所に来ているノビタキ
  
ハイタカ♂がたくさんいるマヒワを襲いにやってきた。マヒワは逃げ回り、そこにハクセキレイが来て、撃退したという場面/ツグミ/ハクセキレイ
  
ホオジロハクセキレイ夏羽。声が少し優しかったような。
  
モズ♂/青葉山公園のサクラ/カイツブリがペアでいた。
4月6日
  
コチドリ/マヒワ幼鳥/ヨシガモ♀生殖羽
  
コガモペア/マヒワ♂/マヒワ♀
  
マヒワ♀/オナガ/コチドリ
4月8日
  
マヒワ♂/マヒワ若?/アオジ♂


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2023年ハヤブサの繁殖

2023年07月01日 | 青葉山・広瀬川
■2023年5月~6月【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm、 EOSR7+EF500Ⅱmm
【場所】広瀬川
【種名】ハヤブサ成鳥2、幼鳥4(1科1種)
【メモ】今年のハヤブサの繁殖記録。2022年に続き、幼鳥4羽。よく頑張っています。5下旬,6月は4回。2~5月中旬は、5回観察に行った。
【写真】
  
かなり大きくなっている時期。盛んに♂♀が餌を運んでいる。小さい時は、♂が見張りで、餌を運ぶのは♀が多い。
  
餌をやって飛び出す♂。♂は尾羽が割れているので識別に役立つ。
  
親が飛び出すところを子どもたちが毎日、見ている。巣立ちのお手本。
  
近くのスズメ。のんびりしていると獲られてしまうよ。
  
♂親。幼鳥もだいぶ大きくなってきた。
  
♂親。/幼鳥/これは♀。今シーズンは♀をよく撮影できなかった。
  
羽ばたきの練習に余念がない/尾羽が割れているのが♂
  
スズメの子を運んできた♂。餌としては小さ過ぎだが。
  
親が餌を運んできたときの子どもたちの表情がすごい。
  
餌が小さいので、どの幼鳥が食べるのか。
  
結局、一羽が頭から飲み込もうとするのを、横取りした子がいた。
  
もう、いないかと思って行ったら、まだ2羽いた。ところが、1羽成鳥が飛んで行ったが、これが、ここの親鳥ではない。

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2023年4月1日(土)広瀬川

2023年04月02日 | 青葉山・広瀬川

■2023年4月1日(土)5:56-7:33【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】澱橋、青葉山公園、広瀬川評定河原橋~花壇
【種名】コジュケイ、オシドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、トビ、ノスリ、カワセミ、アオゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、オオカワラヒワ、シメ、アオジ、ガビチョウ(21科32種)
【メモ】青葉山公園のサクラと澱橋のハクモクレンは例年見に行っているので、今年はハクモクレンはもう遅いと思ったが行ってみた。青葉山公園は、リスがあちこち走り回っていた。アオジがそこそこに出て、ガビチョウもペアで行動していた。広瀬川の方は、まだカモもアイサも残っている。ハヤブサは抱卵中。シメが4羽ほどいたが、今シーズン我が家の庭の餌台には来なかった。
【写真】
  
澱橋のハクモクレン
  
オオカワラヒワ/青葉山公園テニスコートのサクラ
  
サクラ/アオジ♂
  
ニホンリス/広瀬川のヤナギ。伐採されてだいぶ少なくなった/ガビチョウ
  
シメ/オシドリペア

今宵の月


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2023年1月28日(土)広瀬川

2023年01月28日 | 青葉山・広瀬川

■2023年1月28日(土)11:52-11:57【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】広瀬川
【種名】コガモ、シロハラ、スズメ、イソヒヨドリ♂幼鳥、ベニマシコ(5科5種)
【メモ】朝8時に鳥の海に到着、牛橋、磯浜、釣師浜、松川浦を往復、閖上をカットして大沼に行ったが、めぼしいものはいなかったので、帰宅途中、広瀬川に寄った。堤防の階段を下りて10mほど歩いてベニマシコ3羽とシロハラ1羽、スズメ5羽。イソヒヨドリが堤防から橋桁に止まった。これで満足してしまい、車に戻ったので散歩にならなかった。せめてカワセミやハヤブサも見に行けばよいものを(寒かったので)。
【写真】
  
ベニマシコ♂/シロハラ

スズメ


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2022年12月18日(日)・2023年1月9日(月)~12日(木)広瀬川・青葉山公園

2023年01月12日 | 青葉山・広瀬川

■2022年12月18日(日)・2023年1月9日(月)~12日(木)10:00-12:30【天気】曇り晴れ間多少【機材】 12月EOSR7+EF500Ⅱ/1月EOSR5+RF100-500
【場所】広瀬川、青葉山公園
【種名】マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、キジバト、オオバン、イカルチドリ、トビ、ハイタカ、カワセミ、コゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ウグイス、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ(19科28種)
【メモ】広瀬川は大学野鳥の会時代からのフィールドで、牛越橋から広瀬橋まで往復したこともあった。今は、青葉山公園や広瀬川がメイン。1月11日に初めて愛宕橋まで歩いて往復した。牛越橋周辺の河原は時々歩いているが、広瀬川も牛越橋から広瀬橋までほぼ水路化している。護岸をコンクリートにしなかっただけ将来的にはまだいいが。こうした環境の中で、見つけた鳥を載せてみた。愛宕橋付近で、通常のフィールドにいないのは、オオハクチョウくらい。
【写真】
  
カワセミ♂。/コガモ♂1年目
  
水浴びから戻ってきたハイタカ♀。ぶるぶるしていた。
  
ハイタカ♀/公園内の若いベニマシコの個体群6羽いた。
  
アオジ♂/ベニマシコ♂成鳥。
  
例年4月初旬・中旬までいる。2グループいる。
  
ハヤブサ♀/ヤマガラ/コゲラ
  
イカルチドリ/カイツブリ/キンクロハジロ1年目♂
  
キンクロハジロ成鳥ペア/カワアイサ♂。まわりに♀がいた。/ウグイス留鳥
  
シジュウカラ/カワラヒワ/ベニマシコ
  
ハヤブサペア。♂♀で大きさが違う。


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2022年11月25日(金)青葉山公園

2022年11月25日 | 青葉山・広瀬川

■2022年11月20日(日)9:33-9:50【天気】曇り晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】青葉山公園
【種名】カルガモ、キジバト、カワウ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ルリビタキ、アオジ(8科9種)ホンドタヌキ1
【メモ】今日もルリビタキ探しに青葉山公園へ。声はすぐそこで聞こえるが、姿は見せず。ふと沢を見るとタヌキが一匹。このタヌキは、あとで見たら、両耳、両目が病気かまたは争いのせいか、大きなダメージを負っていた。自然は厳しい。食べているのは、大きなモクズガニの死骸。イノシシ、タヌキとこの沢で見たので、あとは、クマ、キツネ、カモシカ。ルリビタキにはそのうち会えるだろう。
【動画】
 
タヌキの沢渡り。前足を進めるごとに、一歩ずつ感触を確かめながら進んでいる。
【写真】
  
モクズガニの死骸を少し食べていたが、その後、持ち去った。


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2022年11月20日(日)青葉山公園

2022年11月22日 | 青葉山・広瀬川

■2022年11月20日(日)9:33-9:50【天気】曇り晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】青葉山公園
【種名】カルガモ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、トビ、カケス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ルリビタキ(7科9種)ニホンリス1
【メモ】ルリビタキを見ようと、少し遅れて行ったが、声はすれども姿は見えずで、ヒヨドリとカケスが騒々しく鳴きまくっていた。遊歩道を一周すると、いつもリスを撮影されている方から、ほらあそこにいるよ、と教えられ、撮影した。木から降りてきて、倒れた枝の橋を渡り、目の前にやってきた。ストックしておいたクルミのかけらを探して40秒、やっと探してご満悦だった。
【写真】
  
1/60 ISO400 2-で撮影。木から降りてきてあっちこっち探していた。
  
ここだったかな、おっありました、と、ご満悦。

赤いツバキの花がリスの森に咲いておりました。


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2022年ハヤブサの繁殖

2022年06月10日 | 青葉山・広瀬川

■2022年5月~6月【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm、 EF500Ⅱmm
【場所】広瀬川
【種名】ハヤブサ成鳥2、幼鳥4(1科1種)
【メモ】今年のハヤブサの繁殖記録。
【写真】
  
生まれて間もないヒナと♀。この段階では全部孵化していない。奥に卵が見える。/♀は短時間巣を留守にしていたが、すぐ戻ってきた。/親の懐に潜り込むヒナ。
  
♀が狩に出ている間、♂が巣の入口でヒナを守る。たいてい目を閉じているが、何かあれば目を開け、何もなければ瞬膜を閉じる。歴代の♂で必ずしも入口で見張るということはない。巣の近くの木の枝が多い。
  
ヒナに給餌する♀。終われば巣を出てまた狩りへ。巣から飛び出す位置も代々♀によって違う。
  
♀が出て行った後、見張りにつく♂。眼を開けているかと思うとやはり目を閉じている。
  
♂♀の比較写真。これくらいの大きさの違いがあります。この日は、いつも以上に♂♀とも飛んでくれた。領空侵犯があったみたいで、♂が積極的に迎撃していた。相手は、分家のハヤブサと、あとで見たらチョウゲンボウもいた。/見張りの♂/いつも、ほぼ寝たようにしているが、いったん飛べば、反転飛行とかすごい飛び方をする。
  
♀。5月に大雨の際に巣に雨が入って、卵やヒナを必死に守ったのか、1か月近くなっても腹部の赤土の色が落ちないでいる。/4羽のヒナ/♂の左翼角あたりが負傷している感じ。
  
♂の飛翔/巣に戻る♂/獲物を掴んできた♂。足を見ると黄色で爪が猛禽の感じ。
  
♂が獲物を巣に運んだところで♀が巣に入り、♂から獲物を取って、ヒナに食べさせる。♂は巣から出る。
  
巣から飛び出した♂。♂の羽根はフレッシュな感じ。
  
♂の飛翔2枚/巣穴ではまだ♀がヒナに餌を与えている。
 
♀の飛翔。♀の羽根はだいぶ傷んでいる。
  
だいぶ大きくなって成長が一番早い幼鳥は羽ばたきの練習に余念がない。/♀が餌を持ってきた。/一番成長が早い幼鳥が、餌くれーと叫んでるように見える。
  
餌をあげ終わって飛び出す位置は代々違う。/この飛び出しを見て、幼鳥は自分が飛ぶ日を想像しているのだろうか?/奥ではまだ2羽が餌の取り合い。

また、羽ばたきの練習。成長一番早い幼鳥は羽ばたきの練習をし、2番目の幼鳥もヒナの産毛はもうない。残りの2羽がまだ産毛がある。羽繕いの時に、エクリプス羽のカモもそうだが、いらない羽毛を嘴で取っている。
 
今年は4羽のせいか、巣立ちが遅れているのかもしれない。この時期にしてはまだ、1羽しか巣立ちしておらず、まだ3羽いる。


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2022年4月14日(木)15日(金)16日(土)青葉山公園・広瀬川

2022年04月16日 | 青葉山・広瀬川

■2022年4月14日(木)15日(金)16日(土)【天気】小雨・曇り【機材】EOSR5+RF100-500 金曜日はISO800、他はISO400
【場所】青葉山公園、評定河原橋~花壇
【種名】マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、カワアイサ、キジバト、カワウ、ダイサギ、イソシギ1、トビ、ハイタカ、コゲラ、ハヤブサ、モズ、カケス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、イソヒヨドリ、オオルリ、スズメ、カワラヒワ、ベニマシコ♀1、アオジ(22科34種)+コジュケイ、ガビチョウ
【メモ】4月14日は天気は悪かったが花曇りで、桜を撮影しようと思って青葉山公園に行ったが、いたるところガビチョウがいて、いつもはそう簡単には撮影できないのが至近距離で採餌しているところを撮影できた。ウグイスやセンダイムシクイが一生懸命鳴いているが、コジュケイとガビチョウでそれを打ち消す感じでけたたましく、また変化に富んだ声で鳴いていた。初認のセンダイムシクイは小さいのと枝の上の方にいるので、撮るのはあきらめたが証拠写真だけは撮っておいた。シロハラが周回路(遊歩道)や東屋付近で観察できた。広瀬川に行くと、ツバメとイワツバメの混群が飛び回っていた。小雨模様で上にレンズを向けられないので、水平方向でピントはカメラ任せで撮影したところ、数枚ピントがやや合っていた。イソシギが1羽いた。ハヤブサが抱卵中、その向かいの柳の木ではハシボソガラスもまた抱卵中だった。
4月15日はシロハラが多く出現した。アオジとカワラヒワは3日間続けて多かった。とにかく暗く雨の日だった。
4月16日は午前は曇り時々晴れで、午後からは晴れた。11時過ぎから3周まわったが、途中、大学野鳥の会の探鳥会の面々と話をし、後でオオルリを見つけたので教えてあげた。オオルリは今期初認だった。写真はかなりいまいちだったが証拠写真ということで。今でも自分が所属していたサークルが続いていて、探鳥会をやっているのは実に素晴らしいことだと思った。
自分がサークルに入って、最初に鳥はこんなに美しいものかと思ったのは、木漏れ日にキビタキの橙色と黄色が輝いていたのを見た時だった。あの感動は今でも忘れない。それは、青葉山植物園の探鳥会の時、沢筋の小径でキビタキの鳴き声がして、先輩だが自分と同じ年のA先輩かI先輩のどちらかが、あそこにいるよと教えてくれた時だった。今でこそ、双眼鏡で探すより500mmレンズを付けたカメラで見た方がオートフォーカスなので速いが、初心者の頃は、あそこにいるよと言われても、双眼鏡の視野になかなかいれられないものだった。
【写真】
<4/14>
  
ガビチョウ/アオジ♂/ガビチョウ
  
緑バックの桜/シジュウカラ/シロハラ
  
シロハラ/コゲラ♀/イソシギ
  
イワツバメ/ハヤブサ♀/ハシボソガラスの営巣
<4/15>
  
シロハラ/1/60で撮影/植え込みのガビチョウ
<4/16>
  
ピンク色バックに/オオルリ♂
  
メジロ/エナガ/オオルリ♂
  
エナガ/エナガ/コゲラ♀
 
カワラヒワの伸び/カケス
 
そういえばオオカワラヒワという亜種がいるそうだが、まだきちんと見てはいない。


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2022年4月4日(月)・5日(火)広瀬川・周辺緑地

2022年04月05日 | 青葉山・広瀬川

■2022年4月4日(月)・5日(火)【天気】小雨→晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】広瀬川・周辺緑地
【種名】オシドリ♂1♀1、マガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、キジバト、カワウ、ダイサギ、トビ、ハヤブサAd♀、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ツグミ、ルリビタキ♂、ノビタキ♂AdW-S、イソヒヨドリ♂、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ(16科24種)
※本ブログでの「種」には「亜種」も含みます。例えばオシドリは「種」ですが、マガモは「亜種」です。
【メモ】曇りから雨模様だったので、大学野鳥の会時代(S51.4-55.3)からのフィールドの広瀬川に行った。小雨も降ってきたし、やめようかと思い、いったん車まで引き返したあと、雨でもレンズが濡れなければいいやと気を取り直して、あまり期待しないで行ったところ、目の前で目まぐるしく移動して採餌している青い鳥がいた。その採餌の仕方がアトリ科のカワラヒワやベニマシコと違って、とにかく忙しい。数枚撮影してから、動画を撮ることにした。それから、ちょっと近づいて静止画。そのあと、向こうから人が来て飛んでしまったが、運よく近くの枝に止まったので撮影できた。あとは2周して、花壇まで行って抱卵を確認し、終了とした。翌日は、少し晴れていたのでまた同じコースを行くと、カワラヒワやベニマシコの群れが採餌していて、ルリビタキもちょろちょろ出没していた。ちょうどいいところに止まったので、撮影した。その後、また2周して花壇に行ったのだが、評定河原橋下に降りて、スマホで蕪栗沼の鳥情報をお話ししていたところ、逆光だったがちょっと先に小鳥が止まって、よく見るとノビタキだった。片手でカメラを持って、とりあえず証拠写真を撮影し、話を中断してノビタキの撮影をした。大学時代に牛越橋から霊屋橋+新愛宕大橋まで自主的に1年間センサスしていたころ、新愛宕大橋下や評定河原橋付近で、この季節になるとノビタキを観察することができたが、近年では、牛越橋周辺の交通公園の桜の木にレンジャクの群れが来た時に、河原にノビタキの成鳥♂夏羽他を観察したことがあった(2017年4月16日(日)・18日(火)広瀬川)。今日のノビタキは♂の成鳥だが、冬羽の特徴と夏羽の特徴の両方を兼ね備えているよく見る羽衣だった。昨日のルリビタキのシャッタースピードは速くて1/125、たいていは1/60だったが、今日のノビタキは1/1000だったのにも関わらず、動きが止まらない写真が多数出た。まあ、動いて採餌した後、もとの場所に戻るので、いいとして、順光だともっとよい写真が撮れたがしかたがない。そのあとは花壇の広瀬川の岸辺が国土強靭事業とかで、無残に削られた風景を撮影し、昔、ヤマセミやカワセミが普通にいた場所までまだ削られていないのを確認し、抱卵を確認して終了とした。ノビタキは川沿いに移動するので(キアシシギももうすぐやってくる)、この場所にはもういないかもしれない。
【動画】

ルリビタキの採餌-なぜもっとゆっくりできないのかな?
【写真】
<4/4>
  
ウメの花/路上採餌のルリビタキ/倒木上のルリビタキ
  
ルリビタキAd♂/ツバキの花/キンクロハジロの瞬膜に注目
<4/5>
  
ベニマシコAd♀/カワラヒワ♀/巣材を運ぶカワラヒワ
  
前日に続きルリビタキ。
  
ベニマシコAd♀/ヒヨドリ/渡りの途中のノビタキ
  
ノビタキAd♂W-S         もう少しで開花
  
シジュウカラ/カワウ/抱卵する♀。


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2022年3月4日(金)青葉山公園

2022年03月04日 | 青葉山・広瀬川

■2022年3月4日(金)10:17-12:07【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】青葉山公園
【種名】マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、トビ、シジュウカラ、ヒヨドリ、マミチャジナイAd♀、スズメ、カワラヒワ、ベニマシコ♀1W、シメ(7科11種)
【メモ】マミチャジナイの情報をいただき、見に行ったところ、自分では最初見つけられなかったが、そこにいると教えられて、そういえばさっき歩いた時、日陰になっているところでガサガサ何やら動いていたなと思って改めて、場所を示してもらってやっと見つけることができたというわけ。持つべきは鳥友ですね。その後、2回ほど見に行ったが見つけられなったので、ラッキーだった。
【動画】

採餌するマミチャジナイ♀
【写真】
   
マミチャジナイAd♀
  
シメ/ベニマシコ♀1W/変わりつつある風景


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2022年2月15日(火)青葉山公園、広瀬川

2022年02月15日 | 青葉山・広瀬川

■2022年2月15日(火)10:52-13:25【天気】雪、霙、曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】青葉山公園、評定河原橋~経ヶ峰広瀬川、牛越橋広瀬川
【種名】コハクチョウ8、マガモ6+、カルガモ12+、オナガガモ2+、コガモ6+、キンクロハジロ2+、キジバト2、カワウ2、アオサギ1、ダイサギ1、トビ3+、ハイタカ♀1、カワセミ♀1、モズ♂1、カケス8+、ハシボソガラス2、ハシブトガラス1、ヒヨドリ+、シロハラ1、アカハラ1、ツグミ5+、ルリビタキ♂1、ジョウビタキ♂1、イソヒヨドリ♂1、スズメ3、ハクセキレイ3、セグロセキレイ2、カワラヒワ38+、ベニマシコ第1回冬羽♀1、カシラダカ15+、アオジ10+(14科31種) ※ニホンイノシシ2(♂♀成獣)
【メモ】とても天気が悪い日で、雪、小雨、霙、曇りの入れ替わりだったが、たぶんあまり人がいない近場のフィールドにした。西道路を通って、戻る感じで大橋を渡り、国際センターの信号機を曲がると、すぐに上空に小鳥を追いかけるオオタカらしきものを発見したが、あとで見るとハイタカ♀だった。この後、ハイタカ♀は公園内のテニスコート上空をカワラヒワを追い回していたのと、評定河原上空からハヤブサの巣あたりを飛び回っており、計3回見た。さて、公園に行くとカワラヒワの大群が歩道に降りて採餌していた。ここで車の窓からレンズを出して、しばらく撮影していた。それから、車を奥の方に止めて2周し、最後に疲れるので時計回りに戻ったところ、ロータリーから遊歩道を歩いて最初の倒木がある水場(沢)に獣がいるのを目にした。場所はこの前、ルリビタキの♀(今日はその辺に♂がいたが撮り逃がし)がいたところで、2頭で土手の土や沢の石を鼻でひっくり返して餌を探していた。いつものようにロータリー側から行くと人もイノシシもびっくり仰天の鉢合わせだったが、幸い、時計回りで引き返したため、風下で気づかれなかった。少しずつ接近し、ガードに寄って撮影した。最初は日陰のところにいたので、露出をイノシシの毛に合わせて、+2にし、さらに雪が多い日当たりのする場所に移動するのを待った。周りの雪でさらにアンダーになるので+2でいい感じだった。ところが、日当たりに出ると今度は遮る枝や草の枯れた茎が邪魔になり、せっかくイノシシにピントが合ったのもつかの間、手前の枝に鳥がいるわけでもないのに合わせたりと、やっぱり視線入力だねと思ったりしているうちに、♂はものすごい勢いで土手の土を鼻で掘り始め、♀はまた沢の石を鼻でひっくり返していた。どちらにしても巨体がジャボジャボと沢を歩くので、水が濁っていった。イノシシの前の枝など避けようと位置を変えればイノシシに気づかれる恐れがあり、土手を登って突進されても勝ち目は100%ないので、相手がこっちに気づいて逃げるまで待っていた。そのうち、♀が気づいたらしく、一目散に逃げて行った。その後を追うように♂も巨体を揺らして崖の方に逃げて行った。ということで、今日は、他にも久しぶりに見た鳥とかいたので、よい日だった。
【写真】
  
カワラヒワ♂   アオジ♀
  
アオジ♀     カシラダカ♀  カシラダカ♂
  
ハイタカ♀成鳥  アオジ♂    ベニマシコ♀
  
コハクチョウ   アカハラ♂   ツグミ
  
ニホンイノシシ♀ ♂♀   一目散に逃げて行った
※ちなみにここのガード脇にクマ出没に注意の標識はあるが、イノシシはないので注意しましょう。イノシシの破壊力と頑強さはすごいので。


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2022年2月11日(金)青葉山公園・長沼

2022年02月11日 | 青葉山・広瀬川

■2022年2月11日(金)11:00-12:31【天気】雪景色から溶けて晴れ
【機材】EOSR5+RF100-500/ISO400・F7.1・AV優先モード
【場所】青葉山公園,長沼
【種名】マガモ♂1、カルガモ12+、キンクロハジロ♂♀、キジバト2、トビ1、カワセミ♂、ハシボソガラス1、ハシブトガラス1、シジュウカラ4+、エナガ1、ヒヨドリ+、ジョウビタキ♂♀、アトリ8+、ベニマシコ5+(12科18種)
【メモ】雪景色の青葉山公園を撮影に行った。最初に長沼でキンクロハジロ♂♀を撮影していると、すぐそばでカワセミがエビを獲って食べていた。昨年も確か同じ光景を見たような。水路の方に飛んで行ったので、そちらを見に行くと、アカハラがいた。けっこうきれいな個体ですかさず写真を撮った。それから、車を移動して公園に行くと、アトリがいると教えていただき、しばらく見ていたが、♂♀1羽ずつのペアだった。あとで、群れが断崖下の灌木に止まるのを見た。公園を一周したがほぼ何も出ず、雪景色の公園の風景を撮影し、もう一度長沼に行くと、またアカハラがいたがロウバイがきれいだったので、花を見て終わりにした。アカハラとカワセミ♂を見ることができたので、満足だった。
【写真】
  
雪の長沼     キンクロ♂♀とカルガモ
  
カワセミ♂ 後ピンでした。    アトリ
  
アカハラ     アトリ成鳥♂冬羽から夏羽
  
雪の竜ノ口と公園の風景      
  
竜ノ口から広瀬川に注ぐ小川/東屋  長沼のロウバイ


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2022年2月8日(火)青葉山公園

2022年02月09日 | 青葉山・広瀬川

■2022年2月8日(火)10:43-12:16【天気】曇り晴れ
【機材】EOSR5+EF500Ⅱ/ISO800・F4・AV優先モード
【場所】青葉山公園,長沼
【種名】マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、キジバト、トビ、コゲラ♀、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ルリビタキ♂1、カワラヒワ+、ベニマシコ、カシラダカ、アオジ(9科15種)
【メモ】昨日に続き,観察に出かけた。自宅を出る時間が遅かったので11時近くからの鳥見だった。昨日と同じような天気で,公園1周目は曇り,2周目は日射しが出てきた。ルリビタキの♀には出会えなかったが,♂の方は1周目,2周目とも同じ場所で観察できた。ベニマシコの群れだが,昨日は8羽ほどいたが,部分的にしか♂♀成鳥Ad,1年目1Wを識別できなかったが,さらに今日は2羽しか見ることができなかった。しかし,♀のAdWと1W,昨日と同じ個体かどうかは分からないが,♂の1Wを識別することができた。♀は今までかなり適当に見ていたが,今回はAdWと1Wの違いを意識して見ることができた。
【写真】

コゲラ♀ 餌を探しに動き回っていた。

瞬膜を閉じる回数が非常に多かった。

枝から枝へ飛び移る。

足をしっかり踏ん張り嘴で縦に穴を開け,そこから横に樹皮を破壊して虫を探す。

その場面。エナガ ルリビタキ♂

ルリビタキ♂ 大学の時サークルの友人が作った工作物そのもの

ルリビタキ♂

振り向いてくれなかったシロハラ/ベニマシコ♀AdW/ベニマシコ♂1W

ルリビタキ♂/やっと撮影できた(笑い)ヒヨドリ/ベニマシコ♀1W 

カワラヒワ/キンクロハジロ♀生殖羽※ここは2/9の写真


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