■2025年3月2日(日)6:22-14:11【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500L
【場所】女川~江島航路、女川~金華山航路、他
【種名】コクガン79+(76+:御前浜、3:出島沖)、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、シノリガモ、ウミアイサ+、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、シロエリオオハム、ヒメウ、ウミウ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウトウ+、トビ、オオタカ、ハシボソガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ(15科33種)
【メモ】田代島航路で、タイミルセグロカモメ(第8版では亜種無し)とミツユビカモメを見たので、少し気をよくして、江島・金華山航路はどうかと検討していたところ、日曜日なら6:50に女川江島航路出発で、8:00過ぎに戻り、11:00発で金華山航路に乗船できることがわかったので、行ってみることにした。女川港内には、特にオオセグロカモメ、ユリカモメ、ウミネコしかいなかったが、出島を過ぎるころから、ウトウのペアが散見するようになり、セグロカモメとカモメが見られるようになってきた。ウトウは、往復で5ペア+はいた。復路でもうすぐ、女川港の防波堤という手前で、漁船で養殖の作業をしているところに、セグロ、オオセグロがたくさんいたが、そこに1羽のシロカモメ第1回冬羽が飛んできた。今の「しまなぎ」になってから船のスピードがやたら速いので、時間短縮になっていいが、撮影はかなり困難で、あっという間に通り過ぎてしまう。ということで、船のスピードに負けじと連写したが、1枚しか載せられる写真はなかった。しかし、久しぶりに見たので満足した。前回見たのは2020年2月4日の今日と同じ観察コースの御前浜なので、何と県内で見たのは5年ぶり。北海道も、昨年小樽で数羽、羅臼・野付0、4月の鵡川2回目でやっとそれなりの羽数という状態なので、昔は北海道と言えば、シロカモメだらけだったので、きっと減少しているに違いない。県内でも観察頻度が非常に下がっている。銚子もカモメ自体が以前より多くない。
ということで、女川港に戻り、10分くらいの漁港に行ってみることにした。ここは、川が漁港内に流入しているので、カモメ類やカモ類が水浴びにたくさん集まっている。行くと、たくさんいたので、観察しようと車を降りた瞬間に、全部飛び出した。オオタカがちょうど襲ってきたところだった。地元の漁師の方の話では3羽いるとのこと。変なカモいるというので、たぶんコクガンだろうと思って見ると、遠くにコクガンの群れとオオバンがセットでいた。干潮になると、浜に上がったり、近くで見られるのだが、今日は遠かった。コクガンをカウントしているうちに、カモやカモメが戻って来て、いろいろ見ることができた。ワシカモメの成鳥夏羽や第2回冬羽がいた。江の島航路でも浮いていたので、3羽見たことになる。
そろそろ、時間なので、女川港に戻り、乗船した。この船も速度が速く、しかも、船尾にしか立てないので、ちょっと観察には不利だ。それでも、ウトウのペアが何度か出たり、シロエリオオハムが1羽かろうじて飛んだ。あとは、珍しいのは出なかった。そのうち、また行くかもしれない。
【写真】
朝日の漁港/オオセグロカモメ4W/岸壁のオオセグロカモメ各世代
ウミアイサとオオセグロカモメ/笠貝島/ウトウの若い個体、まわりに成鳥など4羽いた
ウミウとヒメウのシルエット/セグロカモメの降りる先にもウトウ2羽/同じセグロカモメ成鳥冬羽
ワシカモメ1Wがぽっつり浮いていた/シノリガモ♂/ウミアイサペア
コクガン/シロカモメ1W/スズガモ。♀2羽で周りは♂。若い個体もいる。
オオタカの若い個体/魚を飲み込むハジロカイツブリ/セグロカモメ1W
ヨシガモ/カモメ成鳥冬羽/コクガンとオオバンの群れ
ワシカモメ成鳥夏羽/出島大橋の手前。津波の跡。/ユリカモメ1W
オオセグロカモメ4W/セグロカモメ2W/ヒメウとウミウ
カモメ成鳥冬羽/足島近くのウトウペア/金華山近くでシロエリオオハム
復路でおそらく先ほどのウトウペア。前の方に若いウトウ。
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