私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2024年6月22日(土)野蒜・宮戸島

2024年06月29日 | 奥松島・野蒜

■2024年6月22日(土)8:10-9:03【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR5+RF16stm
【場所】野蒜・宮戸島、洲崎
【種名】マガモ、カルガモ、オナガガモ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハシボソガラス、ヒバリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(12科18種)
【メモ】2018年、2021年と宮戸島のよく知られているポイントで、船をチャーターし、ミサゴの営巣を観察した。今回は3回目だが、昨年は、岩から巨大な巣が落下したとかで、ここでの営巣はしなかったと船長さんが話していた。今年は隣の岩で繁殖し、抱卵中とのことだった。おそらく、宮古島のミサゴの巣では、もっとも環境が悪い(外洋に面し、高潮にさらされ、観光船も通り、サップの人たちも多い)ところなので、営巣が遅れているのではないかと話していた。ポイントからかなり離れていても、十分大きく撮影できるので、巣から離れてもらい、ちょうど船が隠れるような(上から見れば丸見えだが)場所に移動してもらって、そこから観察することにした。すると、サップの人たちが4人ほど営巣岩の下に来ていて、ミサゴの♀は高い止まり木にいたり、辺りを飛び回っていた。一度は巣にランディングするところだったが、やめて、また、見張り木に止まってしばらく動かなかったので、今日は帰ることにした。帰りに塩田跡に行ってみたが、マガモとオナガガモとカルガモしかいなかった。
【写真】
  
沖ノ明神岩/嵯峨渓/以前ハヤブサが営巣していたセッコクが自生している名所
  
カワウ、アオサギ、ダイサギのコロニー/ウミウのコロニー/ミサゴ♀
  
ミサゴ♀
  
ミサゴ♀


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2024年3月20日(水)・22日(金)・30日(日)野蒜海岸

2024年03月20日 | 奥松島・野蒜

■2024年3月20日(水)・22日(金)・30日(日)【天気】晴れ、22日曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口、野蒜海岸、洲崎、宮戸島
【種名】キジ♂1、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、コオリガモ♂1、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(21科44種)
【メモ】昨年末の29日にコオリガモがいるのを見つけてから、その後、どうなっているか気になっていたが、スズガモの群れに混じっているという情報をいただき、行ってみた。ここでは2回目だが、どうやら他の年にも来ているようだ。
一番の関心事は換羽だったが、写真で12月29日と比較してわかるように(同じ個体ならの話だが)、嘴はピンクの斑が不明瞭だったのが、ピンクになり、耳羽の黒斑がはっきり大きくなったが、他はというと、あまり変わらず、特に特徴的な長い肩羽は、白のまま。いったいこの個体はどうなってるの?という、自分の乏しい知見ではわけのわからない個体だ。1年目ではないという話も聞いているが、よくわからない。それにしても、写真に掲載してあるが、肩羽があんなに長いカモは、他にいるんだろうか?飾羽の一種みたいな感じだ。羽ばたいて、肩羽が目立つなどというのはあまりないのではないだろうか。
というわけで、コオリガモは北海道に行かなくても、時々やって来るので、数は1羽とかだが、県内で観察できるカモだ。夏羽を見たいなら、稚内の3月、4月と探鳥地ガイドには書いてあるが、最近はどうなのだろうか。それから、スズガモの群れに混じっていると、よく見ないとわからない。以前いたコスズガモは、さらにわかりにくかった。以前ホシハジロの群れに混じっていたオオホシハジロの♂もぱっと見では、わかりにくかった。これも以前情報をいただいて見に行ったアラキンは、1羽だけ離れていたので、探すのはそう難しくはなかった。
来年は何が来るのか楽しみだ。ちなみに12月29日に見て、3月20日(水)・22日(金)はいたが、30日(日)にスズガモの群れはいたが、コオリガモはいなかった。日曜日で釣人が多かったので、その日はいなかっただけかもしれない。
【動画】
▶スズガモの群れに混じり川にいるコオリガモの羽ばたき
▶川にいるコオリガモ背眠から一瞬起きる
【写真】
  
12月29日撮影/3月20日撮影
  
羽ばたき
  
コオリガモ/ハジロカイツブリ/ホオジロガモ
  
ホオジロガモ/ミサゴ/コオリガモ
  
3月22日撮影。羽ばたくと長い肩羽が目立つ
  
時々、スズガモに追われていた/ハジロカイツブリ。ミミカイツブリは河口より海上にいる。
  
ノスリ/キジ♂


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2023年12月29日(金)奥松島

2023年12月29日 | 奥松島・野蒜

■2023年12月29日(金)8:13-10:36【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口、宮戸島、洲崎、周辺田圃
【種名】コハクチョウ、アメリカコハクチョウハイブリッド、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コオリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、ヒメウ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、ノスリ、アカゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、カシラダカ、オオジュリン(18科44種)
【メモ】オオワシ狙いで行ったが、いる気配もなく、宮戸島にもいなかった。このフィールドは、かなり以前からオオワシがいるところで、震災前、洲崎に宮城県自然の家があった時に、探鳥会の講師を頼まれて、行った時にも、自然の家の上空をオオワシが飛んだ。当たり前だが、運よくいる時はいるが、いない時はいない。最近いないのは、ヨシガモで、宮古島と言ったらヨシガモだったが、見ることがとても少なくなったというか、以前の2か所のポイントに全然いなくなった。宮戸島の漁港はカモの数も、カイツブリ類の数も減っているようだ。さて、オオワシがいないので、仕方なく、通常の鳥見をすることにした。河口に行って、ミユビシギを探したがいつもいるところは釣人が立っていて、アウト。すると、もう一人の釣人の前を行ったり来たりしているカモがいる。見るとコオリガモだった。しかし、コオリガモ特有の模様はなくて、嘴もまだまだという個体で最初は♂1年目と考え、やっぱり、これは♀1年目かなと思った。後でメールが来て、肩羽白いし、尾羽をあると言われ、帰宅してからPCで見ると、確かに肩羽が白く、短いながら尾もあった。前回ここで見たのは成鳥で2018年の1月。コオリガモはワンコに顔が似ているので、戌年にふさわしいとか、書いた記憶がある。1W♂はこれまで、稚内でも見たことがなかったので、成鳥冬羽になる前の段階の羽衣を見ることができたのはラッキーだった。その後、宮古島を一周し、洲崎に行き、また河口に戻り、途中の田んぼでアメリカコハクチョウのハイブリッドを4羽見て、帰ってきた。
【動画】コオリガモ1Wの潜水
【写真】
  
いつもの景色/コオリガモ♂1w
  
潜水は水中翼と水かき。カイツブリ類は発達した水かき。
  
翼を開いて潜水。尾がまだ短い。/つかまえたのは何かよくわからず、ハジロカイツブリ
  
セグロカモメの夏羽に近い個体と冬羽個体/オカヨシガモ
  
盛んに♂♀の群れで飛び回っている/ホオジロガモ♂
  
翼鏡がきれいなハシビロガモ/アメリカコハクチョウハイブリッド


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2023年3月11日(土)鳴瀬川河口、奥松島

2023年03月11日 | 奥松島・野蒜

■2023年3月11日(土)6:41-11:21【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口、洲崎、奥松島、東名漁港
【種名】キジ♀1、コハクチョウ5、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ8、ハシビロガモ、コガモ6、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ♂2♀7、カイツブリ2、カンムリカイツブリ3、ミミカイツブリ2+、ハジロカイツブリ+++、キジバト、ヒメウ1、カワウ、アオサギ1、ダイサギ1、オオバン1、ウミネコ+++、オオセグロカモメadW-S2、ミサゴ1、トビ4、(オオワシ成鳥1)、ハイタカ1、ノスリ2、モズ1、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス(S)、ムクドリ8、ホシムクドリ6、ツグミ++、スズメ4、ハクセキレイ2、シメ2、ホオジロ+、カシラダカ3+、オオジュリン4+(21科42種)
【メモ】自宅を5時40分に出て、現地に着いたがオオワシは見当たらない。仕方がないので、河口に行ってから奥松島を回った。運よくホシムクドリが電線に6羽いて、一羽がもう一羽にすりよって行ったので何事と思ってあとで写真を見たらマウントしていた。軽乗用車がすごい勢いで通って行き、逃げてしまったが、あとで再度現れた。漁港の方はカイツブリ類が若干とウミアイサの小群くらいで、大型カモメはいなかった。観光船近くの小島にウミネコの大群がいた。ここは以前、ヨシガモがよく見られたが、ヨシガモどころかヒドリガモさえいない。途中ノスリのペアらしい個体と、大高森付近でハイタカ♂を見たが、飛んで行ってしまった。もう一度河口に戻り、カモメを見ていて、結局オオセグロカモメだった。あとで鳥友に教えてもらったが、それを見ているうちにオオワシが低空で近くを飛んでいたそう。カモメを見ていて、見損なったというわけ。最後にミミカイツブリが混じっていたハジロカイツブリの大群を見て帰った。
【写真】
  
ムクドリ/ツグミ/ホシムクドリ
  
ホシムクドリ。全部で6羽いた
  
ハシビロガモ/カイツブリとオカヨシガモ/採餌するダイサギ
  
ウミネコ/スズガモ/仙石線
  
ウミアイサ♂/キンクロハジロ♀1W
  
ウミネコ/オオセグロカモメ/野蒜海岸
  
ハジロカイツブリの群れ/ハジロカイツブリほぼ夏羽
  
3/7の太陽/霞む3/8の太陽
  
太陽黒点/3/8の月/オオワシと一緒に撮りたかった3/11の月



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2021年9月17日(金)吉田川・鳴瀬川合流点付近

2021年09月17日 | 奥松島・野蒜

■2021年9月17日(金)12:23:27~12:23:35(8秒間)【天気】晴り【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】吉田川・鳴瀬川合流点付近
【種名】ミサゴ成鳥♀(1科1種)
【メモ】石巻の帰り、鳴瀬川河口に寄ってみたが、まったく何もいなかった。その帰り、吉田川と鳴瀬川の合流地点でふと川の方を見ると、ミサゴがいた。予想にたがわず、ホバリングを始め、ダイビングした。大きなボラお腹部と喉のあたりを掴んで浮上したが、飛び上がる途中で、腹部の方の右足を離してしまい、水中に体が沈み、それでも何とか引き上げようとしたが、水中ではボラの方が強いようで、引き込まれて危うく溺れそうになるところを何とか浮上したもの。ちょっと魚が大きかったのと、ホールドがうまくいかなかったのが敗因か。水面から飛び立って、ちょっと行ったところで、体をブルブルさせて、水気を取り、もうあきらめたかと思ったら、また、やってきたが、その後のお付き合い(撮影)はしないで、帰宅した。
【写真】
  
ホバリングから狙いを定めてダイビング。
  
大きなボラを掴んで浮上した。
  
しかし、右足が外れてしまう。
  
危うく溺れそうになったが、魚を離して浮上。


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2021年5月24日(月)嵯峨渓

2021年05月24日 | 奥松島・野蒜

■2021年5月24日(月)12:01-12:47【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】観光船による嵯峨渓谷巡り
【種名】カルガモ,ヒメウ,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ(6科10種)
【メモ】観光船をチャーターしてポイントを回ろうとしたが,出港が13:30と言われたので,乗合でとりあえずいいですと言って船に乗った。桟橋を離れ,ぐるっと北回りに宮戸島の橋をくぐって嵯峨渓に向かう。船では船長さんが観光ガイド。最初にアオサギとダイサギ,それに木の上に巣を作るカワウの島を通過する。次に島の地面に巣材を敷いて繁殖するウミウの島を通過。時々オオセグロカモメが抱卵しているのを見る。オオセグロカモメはここでは集団では繁殖していない。室浜を過ぎて嵯峨渓に入ると,名所がいろいろあって,それぞれについてガイドが入る。そのうち誰でも見られるミサゴが営巣するミラミッド状の島が見えてくる。この他に前回来た時には,4カ所ほど営巣している場所があった。今回は乗合なのでその確認はできなかったが,このピラミッドの島は誰でも,ミサゴのランディングの様子が撮影できるポイントだ。ちなみに船は2000円になる。まだヒナの状態なので,巣から見えるようになるのはもう少し後だ。ハヤブサも前回は出たが,ポイントを回らなかったので,観察はできなかったし,1カ所観光船がすぐ近くの場所を通るところでは姿が見えなかった。ちなみにこの船の揺れではEF500mmが手持ちで使えるが,金華山沖では無理である!
このあと,石巻に向かった。
【写真】

カワウ,ダイサギ,アオサギが営巣/ウミウの営巣/名所の島

ウミウ     名所ということ オオセグロカモメ営巣


ミサゴの巣へのランディング。巣に入ると遠目には見えなくなる

ミサゴアップ  セッコク    ミサゴ

嵯峨渓沖の島々


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2020年1月1日(水)奥松島

2020年09月14日 | 奥松島・野蒜

■2020年1月1日(水)10:25-11:54【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口,野蒜海岸,宮戸島
【種名】キジ,コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,イソシギ,ミユビシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ヒヨドリ,ツグミ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ(20科45種)
【メモ】元旦はこれまでも東松島に行くことが多い。初日の出を見る時間帯ではないが,宮戸島や野蒜海岸,そして鳴瀬川河口の風景は,震災前も震災後も変わらず清新な感じがする。フィールドで大きく変わったのは運動公園や自然の家や塩田跡,野蒜築港跡など,もちろんも宮戸島もだが,まだ,以前の風景をとどめているところも多い。さて,鳴瀬川と吉田川合流点あたりのカモ類に期待したが,数自体が少なく,河口にもカモメ類も変わった種類はいなくて,ミユビシギの群れがいたくらいだった。宮戸島も同じ感じだったが,ミユビシギの採餌風景とクロガモの波乗りはなかなかいい感じだった。宮戸島に行くのは,以前元旦に行ったとき,フクロウが道路脇の枝に止まっていたのを偶然見つけてからだが,あれ以来,1回も見ていない。また,オオワシも今回は見ることができなかった。
【写真】

ミユビシギ冬羽。波しぶきがきれいだった。

クロガモのサーフィン。本当に波乗りが上手。

カモメ類    オカヨシガモ♂ カイツブリ

ヨシガモ♂   ハジロカイツブリ スズガモ♂


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2019年1月27日(日),2月17日(日)2月23日(土)奥松島

2019年02月23日 | 奥松島・野蒜

■2019年1月27日(日),2月17日(日)2月23日(土)【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口,奥松島
【種名】コハクチョウ,アメリカコハクチョウ3,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ+++,コガモ,オオホシハジロ成鳥♂,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ホオジロガモ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,アビSP,カワウ,ウミウ,ヒメウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,シロチドリ14,イソシギ2,ミユビシギ8,ウミネコ,カモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,オオワシ成鳥,ノスリ,チョウゲンボウ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ヒヨドリ,ムクドリ,ツグミ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,オオジュリン(23科51種)
【メモ】オオホシハジロの写真を撮りに何回か通ったが,何しろ対岸に近い方にいることが多く,豆粒くらいの大きさにしか撮れなかったが,23日に河の真ん中辺りにいたので,ガードレールの上から撮影していると,観光客っぽい人たちがぞろぞろ歩いてきて飛んでしまった。おかげで飛んでいるところを見ることはできたが,何しろ遠かった。カモメ類は種類個体数とも今冬は少なかった。昨年はアラスカシロカモメ第1回冬羽もいたが,今年は数自体が少なかった。クロガモが例年以上に多く,河口にも入ってきていたし,オカヨシガモもかなり近くで見ることができた。オカヨシガモの♂にはいくつかの羽衣のパターンがあることが図鑑にあったので,これについては,別の観察記録で記載することにする。奥松島の島の松の木に止まるオオワシは,遠すぎて今年はかなりいまいちだった。青い海を背景に緑の松に止まる写真が撮りたいのだが,来シーズンに期待。
【写真】

  

一応撮影して後から見たらアメコ3ハイブリッド1が写っていた。/シロチドリとミユビシギの群れ/いつもいるイソシギ

  

クロガモ     オナガガモとマガモの大群 オオワシ

  

ホシハジロ♀とスズガモ ホシハジロとオオホシハジロ オオホシハジロとキンクロハジロ

  

飛び立つオオホシハジロ オオホシハジロの飛翔 マガモとヒドリガモ,カワウ

  

オカヨシガモ              この日の月


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2018年12月21日(金)野蒜・奥松島

2018年12月21日 | 奥松島・野蒜

■2018/12/21(金)9:48-11:21【天気】晴れ 【レンズ】RF35-105mm EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口,宮戸島
【種名】キジ,オオハクチョウ,コハクチョウ,オカヨシガモ,ヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ホオジロガモ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,オオハム,ヒメウ,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,イソシギ,ミユビシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミスズメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,コチョウゲンボウ♀,モズ,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ,カシラダカ(24科49種)
【メモ】今年は前半ミサゴの営巣を観察にけっこうな回数を行ったが,冬季は最初の観察。最初に鳴瀬川でコスズガモなんかいないかと見たが,見つけられず,河口に行ってシロカモメなどいないかと探したが,やはりおらず,変わった海ガモなんかいないかと思ってよく見たがやはりいなかった。宮戸島に行くと,ヨシガモの群れやミミカイツブリなどを見て,オオワシなど探すがやはりいなかったけれど,さすがに海山野の鳥がいるので49種出たのは一級の探鳥地だと思う。これから何回か行くつもり。
【写真】
  
■鳴瀬川河口から野蒜築港跡方面/ミユビシギ冬羽/イソシギ
  
■ウミウの岩/オカヨシガモ/マガモの群れ
  
■カモメ,ウミネコ,オオセグロカモメなど/可愛いミミカイツブリ冬羽
  
■ハジロカイツブリ冬羽
  
■ヨシガモの群れ



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2018年5月20日(日),6月5日(火),6月24日(日)宮戸島

2018年06月24日 | 奥松島・野蒜
■2018/5/20(日),6/5(火),6/24(日)【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】宮戸島
【種名】カルガモ,スズガモ,オオハム,ヒメウ,ウミウ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒヨドリ,ウグイス,イソヒヨドリ,キビタキ,オオルリ,ホオジロ(13科22種)
【メモ】ハヤブサの営巣は,長年観察をしているが,身近な猛禽のミサゴについてはこれまで遠くからしか見たことがなかったので,今年度は手始めに,①巣にどのようにランディングするのか,②巣からどのように飛び出すのか=巣立ちの様子,③繁殖の確認(営巣数と幼鳥の観察)の3つを目的に3回ほど行った。魚を運んできて食べさせる様子は次年度として,特に②に様子は見たかった。
巣は意外にもかなり近くに計4カ所あった。ちなみにハヤブサも一つがい繁殖し,こちらの方は,5月中旬には巣立ったということだった。オオセグロカモメも繁殖しており,ウミウやウミネコの繁殖は当然のことだが行われている。金華山沖だと船がかなり上下するので500mmは停船し,アホウドリ類やミズナギドリが船の近くに浮かんでいる時は使えるが,船が走っているときは100-400を使っている。しかし,ここでは船がほとんど上下左右に揺れないので,500mmの手持ちで十分だ。
今年度は3回とも晴天で,ミサゴがすぐ近くで飛んだり,ランディングしたり,幼鳥が見れたりで,とても満足だった。3回目の帰りにオオハムの一年目の個体が海の上に浮かんでいた。スナメリなんかも出るそうだが,3回とも見なかった。
【写真】
  
■セッコク(石斛)
  
■ミサゴ♀成鳥が巣から飛び出すところ
  
■ミサゴ♂成鳥/左が♂右が♀のペア。大きさや胸の斑が違う。そう言えばハヤブサ夫婦も同じような感じだった。
  
■ホバリングするミサゴ♂/ミサゴ♂
  
■ミサゴ♀/オオセグロカモメの抱卵。この巣はヒナが孵ったが,ハヤブサか,カラスかに捕食されたということだった。
  
■巣の成鳥と幼鳥/巣にランディングするミサゴ♀
  
■ランディングする♀と巣で待つ幼鳥/鳴き交わすオオセグロカモメのペア
  
■オオハムの第1回夏羽と思われる。


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2018年1月14日・21日(日)野蒜・奥松島

2018年02月07日 | 奥松島・野蒜
■2018/1/14(日)7:52-9:55,1/21(日)8:00-11:49【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口,野蒜海岸,宮戸島
【種名】キジ,コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,シノリガモ,クロガモ,ホオジロガモ,コオリガモ♂1,ウミアイサ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ++,ハジロカイツブリ,キジバト,シロエリオオハム,ヒメウ,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,イソシギ,ハマシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,アラスカシロカモメ幼羽,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミスズメ,ミサゴ,トビ,オオワシ,ハイタカ,ノスリ,チョウゲンボウ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒヨドリ,ウグイス,メジロ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ,ミヤマホオジロ(26科62種)
【メモ】どこに行くか迷って,そう言えば奥松島はしばらく行っていないと思い,野蒜方面に行くことにした。以前アラナミキンクロ♀がいた鳴瀬川河口で何か珍しいカモはいないかと探していると,あまりに特徴的なコオリガモの♂が波間に揺れていた。北海道,特に稚内港は目の前で見られるのでそれほど感動はなかったが,あとで話を聞くと1週間前からいたらしい。正面顔や横顔が犬そっくりで,「戌年」にふさわしいカモだ。「アオアオアオナー」という鳴き声はたぶん波の音にかき消されて聞こえなかったが,きっと鳴いていたかもしれない。ミサゴがでっかいうぐいを掴んで飛んでいき,河口にはミミカイツブリのこれまで見たことのないような大群が海から次々に切れ目なく飛んできて,着水した。それから,一通り河口を見て,宮戸島に行き,漁港巡りをして,もう一度コオリガモを撮りに戻ったところ,こちらに飛んできたカモがいると思ったら,運良くコオリガモだった。
気をよくして,翌週も日曜日出かけたが,コオリガモはまだいたらしいが,見ることはできなかった。しかし,河口の対岸にカモメの群れがいる中にシロカモメがいるのを見つけた。ただのシロカモメではなく,体型や大きさから亜種のアラスカシロカモメではないかと思い,帰宅してから見たらやはりそうだった。それから,前回見過ごしたオオワシを見ようと,これまでの止まり木ポイントに行くことにした。ポイントを探すと,運良く2ポイント目でいたので撮影した。だいたい震災前から見ていたマツの木に止まっていることが多い。運動のために大高森にも登り,景色を眺め,満足して帰った。さすがに3週目はやめにしたが。
【写真】
  
■最初はこんな感じで発見した。/ミサゴ/イソヒヨドリ♀
  
■たくさんいるオカヨシガモだが,以前は奥松島ではけっこう観察できたヨシガモは姿が見えず/虹彩が見えたので掲載したイソシギ/ミミカイツブリ
  
■こういう群れが次々とやってきた。明らかにハジロカイツブリより多かった。
  
■キジ♀
  
■キジが今までで一番クリアに撮影できた。♂1に♀3で行動していた。♂の目つきが真剣な?写真を選んでみた/石巻
  
■ヒドリガモ,オカヨシガモ,ハマシギ/コオリガモ♂
  
■コオリガモ/ヒドリガモとオカヨシガモ/奥松島外洋側
  
■ハジロカイツブリ/ハシブトガラスのペア/スズガモ
  
■オオワシ
  
■オオワシ/アラスカシロカモメ。鵡川漁港にはよくいる。小型で嘴も細く,尾より初列が突出する。足も短い。顔がかわいい。


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2014年1月19日(日)奥松島

2014年02月27日 | 奥松島・野蒜
■2014/1/19(日)7:58-11:18【天気】晴れ
【場所】鳴瀬川河口付近,野蒜海岸,宮戸島
【種名】コハクチョウ,アメリカコハクチョウハイブリッド,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ホオジロガモ,ミコアイサ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,ヒメウ,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,イソシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,チュウヒ,モズ,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒバリ,ヒヨドリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ,オオジュリン(20科50種)※アメコ雑種を含む
【メモ】1月は必ず毎年奥松島に行くことにしている。特に正月は他のフィールドよりも奥松島はなぜだか清新な感じがする。震災後もこの感じは変わらないが,今回は遅れて中旬ということになった。鳴瀬川沿いの田圃にハクチョウがいると,この群れにはアメリカコハクチョウのハイブリッドが入っていることが多く,今回も観察できた。鳴瀬川沿いの堤防は震災前と同様,カモ類が集まっているが,以前は吉田川との合流点付近は,スズガモ,キンクロハジロ,ホシハジロの大群がいたことが多かったが,津波後はあまり大きな群れを見たことはない。ここは以前コスズガモを観察した場所だ。河口は対岸の野蒜築港跡や集落,それに漁港が津波で被災し,昔の面影が全くなくなっている。中州も以前より面積が狭く,カモメ類も少ない。河口堤防前の防波堤は以前のままで,相変わらず,ヒドリガモ,ヨシガモ,クロガモがいる。野蒜海岸の惨状は言うまでもない。塩田跡や運動公園周辺,松島野外活動センターは取り壊されて何もない。塩田跡の沼は,カモ類も津波前と比べれば本当に個体数が少ない。チュウヒやミサゴは相変わらずいるが,常連のオオワシの姿を震災後はまだ見ていない。以前,フクロウを間近に見た宮戸島の小道はフクロウが止まっていた枝が全部伐採されていた。室浜,月浜等,全部見て大高森に登った。小鳥を期待したが強風のためか,ほとんどいなかった。天気はよく,景色もよかったが,それほどクリアではなかった。さて,ここからもう一度鳴瀬川河口に行って,クロガモを撮影した後で悲劇が起きた。帰ろうと思ってカメラを方にかけ直した瞬間に,カメラとレンズが,岩壁に落ち,ごろごろ転がって,危うく海に落ちる前に止まったが,ものすごい音がして,周りの釣り人もびっくりしていたが,レンズが望遠側になっていて,鏡胴が伸びていたために,それが15度くらい曲がってしまっていた。元に戻そうにもさらにひびも入っていて,いかに強烈な衝撃だったかがわかる。ファインダーをのぞいて,中州のカモメたちを見ると,白くにじんでいた。まあ,最近写りが悪く仕方がないかと思ったが,EF70-300mmLISは1年も持たなかった。
【写真】
  
■コハクチョウとアメリカhコハクチョウのハイブリッドファミリー
  
■鳴瀬川河口付近の堤防に集まるヒドリガモとオカヨシガモの群れ/鳴瀬川河口の中州のカモメ,オオセグロカモメ/野蒜海岸のクロガモの群れ
  
■ミサゴ/被災塩田跡のカイツブリ/同じくマガモ,オナガガモ,ミコアイサ
  
■塩田跡のオオジュリン/大高森から奥松島,野蒜海岸。野蒜海岸は松林が津波でほとんどなくなっている。
  
■チュウヒ成鳥♂。腰がほとんど白くないタイプ。/クロガモのペア。貝を食べている♂


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2009年12月31日(木)鳴瀬川河口・奥松島

2010年03月02日 | 奥松島・野蒜
■2009/12/31(木)10:08-12:10【天気】晴れ
【場所】鳴瀬川河口・奥松島
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ダイサギ,アオサギ,コハクチョウ,アメリカコハクチョウ雑種,マガモ,カルガモ,コガモ,ヨシガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,キンクロハジロ,スズガモ,コスズガモ♂1,クロガモ,シノリガモ,ホオジロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,オオバン,ハマシギ,イソシギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,カモメ,ウミネコ,ヒヨドリ,モズ,ホオジロ,オオジュリン,カワラヒワ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(15科45種)
【メモ】今年の年末年始は休みが少なかったため,どこに行こうか迷ったが,例年行っている奥松島に行くことにした。鳴瀬川沿いの田んぼにコハクチョウの群れがいたので,アメリカコハクチョウでも混じっていないかと双眼鏡で見ると,嘴の黄色い部分が少ない個体が目についた。早速,土手の道路からおりて畦道を行くと,確かに黄色い部分が少ない成鳥と幼鳥の群れがいた。しかし,全部見ても,アメリカコハクチョウで合格という個体は1羽もおらず,雑種の群れのようだった。以前,大沼でこれはアメリカコハクチョウだろうという個体を見たが,その周辺に雑種らしい黄色い部分が少ない個体が数羽ほどいた。相川のアメリカヒドリも連れ合いの♀はどう見てもヒドリガモなので,こうして雑種は殖えていくのかと思った。塩田跡にコスズガモを期待して行ったが,そもそもキンクロハジロの群れがいないので,ここはあきらめ,奥松島を一周したが,小鳥類もさっぱりで,ヨシガモやオカヨシガモがいたくらいだった。帰りにもう一度堤防上の道路から,合流点あたりを見ると,キンクロハジロの群れが先ほどはいなかったのに,50羽+くらいの群れが浮いていた。これはラッキーとばかり見ると,肉眼でもすぐわかった。コスズガモはどちらかというとキンクロハジロの背に白い波状斑がある個体と見た方がわかりやすい。遠かったが,周りにスズガモも若干いたので,ちょうど3種の比較になるので写真を撮った。ということで,今回はアメリカコハクチョウまではいかない雑種と昨年来のコスズガモを見たので,やや満足し,石巻に向かった。
【写真】
  
■普通に黄色い部分があるコハクチョウらしい個体から,黄色い部分が少ない個体までいた。
  
  
■アメリカコハクチョウの雑種とコハクチョウらしい個体の群れ。というか,コハクチョウとアメリカコハクチョウの雑種とそのファミリーか,インタビューしてみないとわからない。
  
■コスズガモ成鳥♂,スズガモ,キンクロハジロ(ほとんど)の群れ。


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2008年11月24日~2009年1月4日 奥松島

2009年01月25日 | 奥松島・野蒜
■2008/11/24(月)11:30-12:00【天気】晴れ・曇り,12/15(月)8:30-9:30晴れ,12/28(日)12:00-12:30雪,12/31(水)11:00-12:00曇り,2009/1/4(日)15:45-16:10
【場所】鳴瀬川河口,野蒜,塩田跡,宮戸島,周辺田圃
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,アカエリカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヨシガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,コスズガモ♂1,クロガモ,ビロードキンクロ,アラナミキンクロ♀,シノリガモ,ホオジロガモ,ミコアイサ,ウミアイサ,ミサゴ,トビ,オオワシ成鳥,オオタカ成鳥(松島IC付近),ハイタカ成鳥(鳴瀬IC付近),ノスリ,チュウヒ,チョウゲンボウ,キジ,オオバン,イカルチドリ,ハマシギ,ミユビシギ,イソシギ,ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,カモメ,ウミネコ,ウミスズメ,キジバト,アカゲラ,コゲラ,ヒバリ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,ビンズイ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,ツグミ,ウグイス,キクイタダキ,エナガ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,カシラダカ,ミヤマホオジロ,アオジ,カワラヒワ,シメ,スズメ,ムクドリ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(29科80種)
【備考】秋の奥松島の写真を撮って年賀状にしようと思い,11月24日にまず行った。島々は紅葉し,その背景に蔵王連峰が雪で白く見えていたが,何しろ前景がモーターボートに追われるウミウ(カワウ?)とスズガモの群れではちょっと絵にならない。やや逆光気味なのもいまいちだったが2,3枚撮影してきた。アメヒを期待していたが特にいなかった。12月15日は朝からスタートし,塩田跡はろくに見ずに室浜に行くと,ちょうど良い順光でイソヒヨドリがすぐ近くで採餌しているのに遭遇した。橙の実と紺色の実を食べているので,そういう羽色というわけでもないだろうが,かなり素早い動作で実を口の中にほうり込んでいた。12月26日は御用納めだが,年末年始は翌日から元旦と2日をのぞいて,午後から職場に行って見廻りや施錠確認などしていたので,午前中は短時間で鳥見ということにした。12月28日はコスズガモを見に行ったが,雪の中,鳴瀬川を土手からのぞいてみると,キンクロハジロの群れに1羽スズガモ♂らしきものが混じっていたので,これかも知れないと思って見たらそうだった。ふくれた頬と2段頭,それに嘴爪の幅が狭いのがよくわかった。12月31日も大晦日だが,職場へ行かなければいけないので,またまた奥松島にきた。塩田跡に行くと,Iさん親子が先に来ていて,コスズガモを探していた。オオワシが止まっているのを教えてもらい,そっちの撮影に行くことにした。成鳥で,尾羽がやや汚れていた。羅臼あたりではこれが緑っぽい色だと鉛中毒で下痢をしている色らしい。年が明けて4日は今年初めてのバードウォッチングで,鳥の海方面から引き返して,アラキンを見に行った。もう夕暮れ時だったが,幸い,堤防の陰から出てきてくれて,まあまあ近くやってきては打ち寄せる荒波の中,しきりに潜水しては採餌を繰り返していた。夕日が沈むまで30分近く見ていた。いろいろ情報をいただいた方々に感謝したい。それにしても,室浜は以前はアビ,ハム類をけっこう多く見る機会があったが,今シーズンは全然見ていない。野蒜海岸というと大学野鳥の会時代に見た海岸のベニヒワの美しさが今でも印象に残っている。海岸のオオマツヨイグサ(だったか)の枯れた実を食べていたのを見たが頭の紅色が寒い青い海に映えて,本当に美しかった。
【写真】
  
  
  
  
■採餌するイソヒヨドリ♂
  
■コスズガモ♂とキンクロハジロ
  
■オオワシ成鳥
  
■カシラダカ冬羽/夕暮れの鳴瀬川河口
  
  
■荒波のアラナミキンクロ♀


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2007年1月1日(月)奥松島

2007年01月14日 | 奥松島・野蒜
■2007/1/1(月)10:30-12:00【天気】晴れ
【場所】鳴瀬川河口,野蒜海岸,塩田跡,宮戸島
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ(室浜),アカエリカイツブリ(室浜),カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ヒメウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,ホオジロガモ,ウミアイサ♂,ミサゴ,トビ,オオタカ成鳥,ノスリ,チュウヒ,ハヤブサ,チョウゲンボウ,オオバン,シロチドリ,ハマシギ,ユリカモメ,ワシカモメ成鳥,カモメ,ウミネコ,キジバト,フクロウ1,アカゲラ,コゲラ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ルリビタキ♂,ジョウビタキ,アカハラ,シロハラ,ツグミ,ウグイス,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,カシラダカ,ミヤマホオジロペア,アオジ,オオジュリン,カワラヒワ,シメ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(26科65種)
【備考】石巻ではシギチには1羽も会えず(実際はeuonenがいるということだったが),歩き疲れたのでそのまま奥松島に行った。鳴瀬川河口付近ではオカヨシガモの数が少なく,満潮のせいか,他のカモ・カモメ類も群れが海に出ていて非常に小規模だった。塩田跡から宮戸島に行った。
途中,狭い道路にはみ出した枝にフクロウ(亜種フクロウ)が止まっていて,ちょっとびっくり。フクロウ類の常として全然近寄っても逃げない。こちらも3m位の距離になってはじめてわかったのだったが。どうも太陽の方を見てひなたぼっこをしていたらしい(あくまで想像だが)。人が来たのでやや斜め後ろを振り向いたという感じだ。撮影しようとしたら,近くにルリビタキがやってきた。こちらは逆光で写真を1枚撮ったきりで,近くの茂みに入ってしまった。それで,しばらくはフクロウとご対面となった。400mm(640mm相当)では,全身が入らなかったので,多少離れたりしながら100mm(160mm相当)で撮影した。また近くに寄って,いろいろ見たが,尾羽はけっこう摩耗していた。爪は長く鋭い。顔の羽根の造りはかなり複雑だ。人間の鼻のように見える嘴は短く曲がっている。写真もずいぶん撮り,10分以上見ていたが,そのうち羽音もさせず飛び立ち,来た方向の道の真ん中の空間を音もなく一直線に飛んでいった。こういう狭い枝に覆われた小径の空間をすーっと飛んでいくのはまさにフクロウならではだろう。
フクロウといえば,幼少の頃,実家の作業場の電球に露出オーバーになって(つまり目が眩んで)のびていたのを難なく捕まえたことがあった。ヒモでつないでおいたが,当然のことながら翌日にはいなかった。今でも繁殖期になると,実家から見える東と西の山でフクロウが鳴き交わしているのが聞こえるということだ。
さて,それから室浜に行こうとしたが道を間違え,また一周して辿り着いたが,その途中でミヤマホオジロの♂♀を見た。例によって写真よりも双眼鏡で見ているうちに灌木の中に入ってしまった。室浜ではアカエリカイツブリとミミカイツブリの冬羽がいた。アビ類を期待していたが今回もいなかった。大学の頃はアビ類を見るなら室浜と網地島航路,鳥の海と決まっていたのだが。帰りは塩田跡と野蒜海岸を見て,加護坊山に向かった。
【写真】
  
■カンムリカイツブリ成鳥冬羽
  
■フクロウの鋸歯状の羽毛(セレーション)と思われる初列風切りの拡大写真。詳細は日本野鳥の会のHP中のこのリンクを参照。最近,本物のフクロウの初列風切羽根をいただいたので,近々掲載します。撮影したフクロウの写真はここをクリック


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