私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2017年11月19日(日)・26日(日)松川浦,磯浜

2018年01月24日 | 磯浜漁港
■2017/11/19(日)10:49-12:53,11/26(日)10:05-11:41【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】松川浦,新松川浦漁港,釣師浜,磯浜,中浜
【種名】キジ,コハクチョウ,オオハクチョウ,コブハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,アメヒハイブリッド,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,シノリガモ,クロガモ500+,ホオジロガモ,ウミアイサ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,オオハム,ヒメウ,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,イソシギ,ユリカモメ,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハイタカ,ノスリ,チョウゲンボウ,ハヤブサ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,イソヒヨドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,ハクセキレイ,タヒバリ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ(22科56種)
【メモ】松川浦に2週連続行ったが,カモメは全くの期待外れで,漁港にも海鳥はいなかった。昨年よりもっといない感じで,以前のカモメの賑わいはなくなっている感じがした。水揚げ自体も少ないのかもしれない。ということで期待のシロカモメもいなかった。文字島周辺や小泉川河口にはカモ類が多く,オカヨシガモもここではたくさん近くで見られる。19日にはアオサを食べていた。新松川浦漁港はオオセグロカモメとウミネコが1羽ずついただけで,いないのは驚異的といってよい。松川浦大橋は開通していて,向こうの漁港にも行って見たが何もいなかった。
ここから新地漁港経由で釣師浜に何とか行って見たが,復興工事が進んではいるが,もう何年もかかる感じだ。一方,津波を2段に防ぐ高速道路なみの道路の建設工事が進捗しており,常磐線は既に開通している。
新地からいったん本道に出て,県境近くから右折して磯浜に至る道路を走り,磯浜に着いた。防波堤から新地側の海面にはクロガモの群れが200羽ほどいて,反対側の中浜方面を見ると,こちらの方が個体数が多く,近い。シノリガモの♂が2羽,オオハム,カイツブリ類も見える。26日はメスをじっくり近くで観察できた。嘴基部が黄色い個体だった。オスも1羽サービスのよい個体がいてしばらく近くで見ていた。漁港に入った個体はあまり逃げないが,この辺でじっくり見ることができたのはラッキーだった。正面顔をずいぶん撮影したが,500mmでは近すぎて,ピントが合っていなくて残念だった。中浜は,工事が進んでいてハヤブサが枯れ松に止まっていたくらい。ハイタカ♂がノスリに追われていた。
【写真】
  
■オカヨシガモ,ヒドリガモ,オオバン
  
■コブハクチョウのファミリー/アオサを食べるオカヨシガモとヒドリガモ
  
■イソヒヨドリ♂/クロガモの群れ/クロガモ♂♀
  
■♀1羽に♂6羽のグループ
  
■クロガモ♀嘴に黄色い部分がある個体/クロガモ♂。ちょっと助走しないと離水できない。尾の形状がシノリガモと同じ。シノリガモは渓流を登るときに,尾を岩に立てる感じで水流に負けないようにしている。クロガモは繁殖地を見たことがないので,どう使っているのかは不明。


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年7月9日(日)蔵王

2018年01月17日 | 宮城蔵王
■2017/7/9(日)6:37-9:38【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ,16-35Ⅲ
【場所】蔵王御釜,馬の背,リフト乗り場周辺
【種名】アマツバメ,トビ,モズ,ホシガラス,ハシボソガラス,ウグイス,ミソサザイ,イワヒバリ,カヤクグリ(7科9種)
【メモ】最初に馬の背から御釜の柵周辺を見て,イワヒバリを探しに歩いていると,柵の切れ目辺りでイワヒバリが御釜の崖から柵を越えて登山道を横切っていった。辺りを探したがいなかったので,しばらく歩くと岩の向こうに1羽成鳥が止まっていた。とりあえずそこで満足し,戻って湿原に行き,ワタスゲやチングルマの写真を撮影した。トキソウが一帯に咲いていた。今日は暖かく天気もよい蔵王だった。ちなみに,今日は100-400ではなく500mm+7DⅡをぶら下げて,さらに16-35mm+5DⅣも持ち,カメラ2台だったので,ちょっと疲れた。
【写真】
  
■リフト乗り場付近/ハイマツの実/チングルマの妙,花の時より美しいかも。
  
■ワタスゲ/トキソウだったが花の盛りには時既に遅しという感じだった/ハクサンチドリのにほひ
  
■ビンズイ成鳥S。確かに目の後ろ下に黒と白の部分がある。
  
■かなり遠かったが登山道脇の岩場にいた。
  
■どうみてもミソサザイ/どう見てもビンズイ/鳥がいなかったのでしかたなく500mmでコマクサを撮影した。


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年6月24日(土)蔵王

2018年01月16日 | 宮城蔵王
■2017/6/24(土)11:54-14:21【天気】晴れ 【レンズ】100-400Ⅱ
【場所】蔵王御釜,
【種名】ビンズイ,ウグイス,アカウソ♂♀(3科3種)
【メモ】家を出るのが遅くなり,お昼過ぎに蔵王に着いた。最初にリフト近くのワタスゲの湿地の木道を歩いた。チングルマ,ワタスゲ,ヒナザクラの群落が広がっていた。そこからリフトに乗って馬の背を目指したが,リフトの下にツマトリソウやマイヅルソウが咲いていた。リフトから降りるとすぐ脇にアカウソがペアでいたが,♀の方はさっさと逃げてしまい,♂だけしばらく至近距離でセイヨウタンポポの種子を食べるのを見ていた。ここで気付いたのがアカウソの赤い羽毛の生え方で,この個体は一様に赤いのではなく部分的に赤い羽毛だった。それから御釜まで行ったが,ビンズイくらいしかおらず,またとぼとぼ下山して帰宅した。
【写真】
  
■ヒナザクラ/ワタスゲ/チングルマ
  
■イワカガミ/ハクサンチドリ/御釜斜面のハクサンチドリとイワカガミ
  
■アカウソ♂


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2017年6月13日(火)宮城蔵王

2018年01月16日 | 宮城蔵王
■2017/6/13(火)5:59-8:57【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ
【場所】蔵王エコーライン,前山,リフト周辺,馬の背,御釜
【種名】キジバト,ホトトギス,カッコウ,アマツバメ,トビ,モズ,ホシガラス,ハシブトガラス,ヒガラ,シジュウカラ,ヒヨドリ,ミソサザイ,アカハラ,ウソ(11科14種)
【メモ】6月11日(日)に早朝蔵王に行ったが,麓の円田から見た蔵王は山頂に雲がかかっていて,途中で引き返し,公休日の13日火曜日に再度チャレンジした。最初に前山の途中まで行き,高山植物の写真を撮影し,山形側でも撮影した。蔵王刈田リフト周辺はガスがかかっていてカッコウの姿は見えたが,ホトトギスは声だけでちらっと姿が見えただけだった。戻って御釜に行ったがやはりガスが出て,柵が伝いに行くとホシガラス幼鳥が近い距離にいた。羽衣が褐色で雨覆い先端に白色の点があった。御釜はきれいに見えなかったが戻るときには晴れてビンズイはよく見ることができた。下山の途中でウソがかなり遠くに見えたが,やはりガスがかかり始めた。今日もガスに悩まされたがいつものことで,晴れた時間も多く,高山植物を堪能できたのはよかった。特にヒナザクラやチングルマの群落がきれいだったし,残雪のハイマツもきれいだった。
【写真】
  
■蔵王町円田から,山頂には雲がかかっている。6/11(日)の画像/蔵王の好きな風景/ハイマツに残雪
  
■ムラサキヤシオ/チングルマ/ヒナザクラ
  
■イワカガミの群落/コマクサ/モズ
  
■モズ/カッコウ
  
■ビンズイ
  
■まるでホシゴイのようなホシガラス幼鳥/ウソ♀


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2018年元旦(月)化女沼(3)シジュウカラガン

2018年01月03日 | 動画観察図鑑
■2018/1/1(月)6:30-7:30【天気】晴れ時々曇り
【場所】化女沼
【メモ】飛び出しが終わり,化女沼ダムの湖面にはハクチョウやカモが残った。明るくなって天気もよく,景色も美しかった。
【動画】

■化女沼空撮


Copyright(C)2018 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.



2018年(月)元旦化女沼(2)シジュウカラガン

2018年01月03日 | 動画観察図鑑
■2018/1/1(月)6:30-7:30【天気】晴れ時々曇り
【場所】化女沼
【メモ】飛び出しがほぼ終わり,明るくなった沼にはまだ若干の群れが残っていた。群れの動きを何回も見ていると一つ一つに意味があるようだ。
【動画】

■シジュウカラガンの群れとマガン


Copyright(C)2018 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

2018年元旦(月)化女沼(1)シジュウカラガン

2018年01月03日 | 動画観察図鑑
■2018/1/1(月)6:30-7:30【天気】晴れ時々曇り
【場所】化女沼
【メモ】開氷面で水浴びするシジュウカラガン。氷滑りも。
【動画】

■シジュウカラガンの水浴び


Copyright(C)2018 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.



2018年1月2日(火)蕪栗沼・北浦

2018年01月02日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/1/2(土日)7:04-12:51【天気】晴れ時々雪 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蕪栗沼,北浦
【種名】オオヒシクイ,ヒシクイ,マガン,ハクガン,シジュウカラガン,オオハクチョウ(1科5種)
【メモ】元旦に引き続き,2日もふるさとにガンを見に行った。蕪栗沼をメインに見たが,あまいめぼしい成果が得られなかったので,北浦に行ってみるとシジュウカラガンの大群とマガンの群れの中にハクガン成鳥がいて,とても美しい光景だった。
【写真】
  
■オオヒシクイ
  
■オオハクチョウ。眼がホルスタインに似てます。/シジュウカラガン
  
■鳴きながら飛び立つハクガン成鳥。2018年度もよいガンやツルが見れますように。



Copyright(C)2018 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2018年1月1日(月)化女沼

2018年01月01日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/1/1(月)6:48-8:13【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】化女沼ダム
【種名】マガン,シジュウカラガン,マガモ,カルガモ,オナガガモ,キンクロハジロ(1科6種)
【メモ】元旦は化女沼にシジュウカラガンとマガンの飛び出しを見に行った。初日の出を見に行くというよりは,初飛びだしを見に行くという感じだ。ここの写真は背景が雪の船形山でなかなかいいのだが,手前に送電線があって絵にならないどころか,ピントもガンに合わなかったりする。それより,沼に飛び出してまた降りてくるシジュウカラガンが絵になる。それから,飛びだした後,早朝の田圃に降りているマガンの群れとか。いずれ,ここの飛び出しはシジュウカラガンの大群がメインで,風景自体も伊豆沼や蕪栗沼とはまた違った絶景がある。
【写真】
  
  
■シジュウカラガン
  
■マガン/雪が積もった田圃にマガンがいる風景



Copyright(C)2018 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.