私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2021年6月27日(日)伊豆沼・内沼・周辺田圃

2021年06月27日 | 伊豆沼・内沼

■2021年6月27日(日)10:52-12:09【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】伊豆沼,内沼,周辺田圃
【種名】カルガモ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,ケリ8AdS(3科5種)
【メモ】蕪栗沼南東部の田圃周辺でケリがいなくなってから,ずいぶん年数が立つ。伊豆沼,内沼周辺にはいるという話を聞いていたので,情報をいただき,行ってみた。畦道を中心に見ていくと,最初2羽の成鳥がいたので,周囲を探すと計8羽の成鳥を同時に見ることができた。ケリと言えば関西方面に旅行に行くと田圃や畑に普通にいるが,大学野鳥の会時代に王城寺原にいるという話も聞いたことがあった。しかし,何のことはない,実家の裏の畑と近くの田圃周辺にいたのをあとから知り,その後,ここにいなくなったが,蕪栗南東部や西北部の休耕田にいるのを見つけて,主に南東部の田圃でしばらく観察していた。休耕田に作られた巣や,畦道にうずくまっていたヒナや,それを狙うシマヘビ?を撃退してあげたこともあった(笑い)。岩沼周辺では秋に若鳥を時々見かけたことがあるし,蕪栗以外では,加美町小野田,中新田の田圃で見たことがあった。蕪栗周辺の田圃は休耕田がなくなってしまい,いるのかもしれないがここ数年は見たことがない。今日見た場所には休耕田がけっこうあったので,そこで営巣していたようだ。8羽見たが全部成鳥で,若鳥は見かけなかった。
【写真】

  
獅子鼻から伊豆沼 羽衣がフレッシュなアオサギ
  
ランディングするケリ成鳥。計8羽いたが全部成鳥だった。


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2021年6月24日(木)大沼

2021年06月24日 | 大沼・赤沼

■2021年6月24日()10:02-12:17【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ ISO100 F4Avモード
【場所】大沼、赤沼、周辺田んぼ
【種名】マガモ、カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ヨシゴイ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、オオバン、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、ハシボソガラス、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(17科26種)
【メモ】クロハラアジサシ情報をいただいて、大沼に来てみた。午前中待ったがクロハラアジサシは現れなかったが、ヨシゴイやハヤブサで十分楽しめた。ヨシゴイは前回来たときは3羽は確実にいたが、今日は♂2羽ともう1羽はいたような気がするし、雨が降ってきた帰り際にも1羽飛んできた。結局、撮影したのが♂の婚姻色がでている個体と、婚姻色はでていないが何となく年数がいっているような個体は確実に撮影した。他にはオオバンやカンムリカイツブリのヒナへの採餌の様子が見られたが、バンのヒナは見ることができなかった。カンムリカイツブリは単独で採餌や羽繕いをしている個体がいた。今日は上空をゴイサギがけっこう飛んでいたが、それを狙ってハヤブサが仕掛ける様子を見ることができた。連続写真を見ると、どうもゴイサギを獲物にしようというよりは、狩の練習、もしくはゴイサギを追いかけ、追い越し、接近し、絶叫するゴイサギをもてあそんでいる感じがした。ハヤブサ若鳥に遊ばれているゴイサギはたまったものではなく、いったん沼に降り、ハヤブサが向こうの田んぼに降りて、姿が見えなくなっってしばらくしてから、沼から飛び立っていった。前回の蒲生のササゴイといい、ハヤブサへの恐れは相当なものなようだ。
【写真】

  
ダイサギ     オオバン   カンムリカイツブリ
  
婚姻色が出ているササゴイ♂
  
ササゴイ♂ 婚姻色は出ていないが年齢は多い個体?
  
前掲♂      前掲婚姻色♂
  
上空からハヤブサ若がやってきてゴイサギを急襲というより、遊んでいる感じ。
  
全体はこういう感じ 沼に降りて退避していたがハヤブサが田んぼに降りて、安全になった後、飛び立つゴイサギ
  
カンムリカイツブリの羽繕い
  
オオバンの親子          バン成鳥


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2021年6月17日(木)・20日(日)・22日(火)田谷地沼

2021年06月22日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2021年6月17日(木)・20日(日)・22日(火)【天気】晴れ・晴れ・小雨【機材】EOSR5+RF100-500 EF500Ⅱ
【場所】田谷地沼,周辺田圃 ※種名○が田谷地沼
【種名】○キジバト,○アオバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,○ホトトギス,○ツツドリ,ウミネコ,ミサゴ,トビ,サシバ3,ノスリ,○アカショウビン2,カワセミ1(大原地区),ヤマセミ1(旭地区),○コゲラ,ヒバリ,ツバメ,○ヒヨドリ,○ウグイス,ムクドリ,○クロツグミ,○キビタキ,○オオルリ,スズメ,○キセキレイ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ,○ノジコ,○アオジ(科種)
【メモ】田谷地沼といえば普通に近くでノジコが見られることが多いフィールドだ。しかし,今年は嘴が全部きれいなピンク色のアオジや普通のアオジはいるが,ノジコは声はすれど姿が見えず,6月にひたすらノジコを求めて3回行った。17日は5月に行ったとき,ノスリ2羽がバトルをしていた上空にサシバが飛んでいて,獲物をつかんでいた。最初ヘビかと思ったが,写真を見るとおそらくカエルの足で,巣があるあたりの領空(!)を何度か旋回し,最後に急降下して見えなくなった。それから10分ほど待っていて,ふと上空を見上げると3羽飛んでいる。今にして思えば,最初に1羽1羽撮影しておけばよかったが,くっついて飛んでいる2羽を中心に撮影した。あとから図鑑で確認すると,1羽は♂成鳥で,もう1羽は1年目の若鳥だった。この若鳥が去年の子どもかどうかはわからないが(たぶん違うとは思うが),こういう個体を見られてよかった。♂成鳥は図鑑(『比べて識別!野鳥図鑑670』以下同じ)では胸が濃い褐色ということで,この親は♂に間違いない。
 ここで気をよくして田谷地沼へ。ここでまたまた当たり。すぐ近くで鳴き声。枝葉の間を探すと,おーいた!とレンズを向けたとたんに,飛ばれてしまい,樹間を縫うようにほぼ直線で飛んで行った。いるぞーと電話しているうちにまたやって来て,撮ろうと思ったが,また飛ばれる。声がしなくなったので,またとぼとぼ歩いて行くと,また近くで鳴き始める。今度は,左右でステレオつまり2羽。後で聞くとこのあたりで,獲物の本物のカエルをびたびた叩きつけていたそうだ。そこからちょっと歩くと,ついに出た,ノジコ♂。かなりの枚数を撮影し,動画の撮影に入ると,またまたの鳴き声。かなり近い。しかし,迷うことなくノジコの撮影に専念する。終わってから,撮影しようと探したが,その時は鳴き声もなくいなくなっていた。せっかく来てやったのに無視されていなくなったのかは分からないが(笑い),それから2度行って探したが,声がして姿も見えるが,完全な枝葉かぶりでピントが全く合わず,マニュアルにするまもなく飛ばれてしまった。やはり,EOSR3の視線入力は必要だ。ちなみにノジコを撮影できたのは初日のみで,しかも,目の前にわざわざ出てきたくれたのは,ノジコ♂1羽ということで,ノジコ見たさにやって来たので,本当にうれしかった。撮り逃がしたが2羽いたのを確認できた。ちょっと山に入るが白沼や長沼でも声は何度か聞いたことがある。ここでは撮影する気にはならないが。
【動画】


ノジコ♂。ノジコの撮影に夢中で声が録れているからいいやという話。でももったいなかった。

【写真】
<17日晴れ曇り>

  
カエルを捕まえて巣に戻るサシバ成鳥♂
  
♂が巣に入ってから10分ほどして、ふと上空を見上げるとサシバが3羽。
  
図鑑を見ると繁殖しない第1回夏羽の個体。親子かどうかはインタビューしないとわからない。
  
いつも見るノジコより、かなりせかせかしていた。
<20日晴れ曇り>
  
成鳥♂が青空をバックによく見えた。
  
いつものエリアの上空を旋回
  
サシバの足はちょっと貧弱。    ウメガサソウ
<22日弱雨~強雨>
  
白い眉斑に見えるが不明。モリアオガエルの卵塊


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2021年6月18日(金)蔵王御釜周辺

2021年06月18日 | 宮城蔵王

■2021年6月18日(金)10:43-12:08【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mmF4.5-7.1
【場所】蔵王御釜周辺
【種名】アマツバメ1,ビンズイ1(2科2種)
【メモ】今シーズン最初の蔵王だったが,今日は鳥のいない日だった。馬の背にはイワヒバリはもとより,ビンズイさえいない。帰りにリフト乗り場に行くときに,アマツバメが1羽すぐ近くを飛んだのと,リフトからビンズイを1羽見ただけだった。ウソは下のリフト乗り場あたりには,タンポポが綿毛になっていることもあり,時々ペアで姿を見ると係の方が言っていたが,上の方はまだ綿毛になっておらず,いる感じはなかった。セイヨウタンポポがリフト乗り場周辺にたくさん見られるようになってから,タンポポの種子を綿毛ごとむさぼるウソを見たのはずいぶん昔のことになる。蔵王のウソと言えば,ハイマツに止まっているのが定番と学生時代から思い込んでいたので,タンポポの種子を食べているのを見るのは何ともおかしかった。ということで,本当に何も見なかった蔵王だった。しかし,やはり蔵王は鳥がいなくても大好きなフィールドだ。ちなみに4Kドローンを持っていったが,時間が遅かったのでやめにした。植物や風景を撮影するのにISO100にするのを忘れていた。やじゃり100と400では,写りが違う。背景のぼけの粒子と色に一番特徴が出る。しかし,いつも400にしておかないと急に鳥が出たときにF7.1でISI100では飛んでる鳥は確実にぶれてしまうので,400にしている。
【写真】

  

イワカガミ

  

空がきれいだった ミネズオウ   御釜

  

御釜               やぱり空がきれい 

  

ハクサンチドリ  リフトから湿原  セイヨウタンポポ

  

ワタスゲ             コバイケイソウ

  

枯木にコケ    ヒナザクラ    コマクサ

  

コマクサ             不帰の滝

 

不帰の滝     コマクサ    振り子滝を撮るのを忘れる


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2021年1月から6月までの広瀬川・青葉山

2021年06月16日 | 青葉山・広瀬川

■2022年1月~6月【機材】EOSR5+RF100-500、EF500Ⅱ
【場所】評定河原橋周辺、青葉山公園
【種名】キジ、オシドリ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、カワアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イカルチドリ、イソシギ、ウミネコ、トビ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ハヤブサ、サンショウクイ、サンコウチョウ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、センダイムシクイ、オオヨシキリ、(ヒレンジャク)、ムクドリ、コムクドリ、カワガラス、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、キビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ(31科67種)
【メモ】2021年1月~6月までの観察記録。上記の他牛越橋周辺の観察も含まれているが、ここは工事等のため種類・個体数共に減少している。大橋から自動車学校手前までは、かなり以前に、かつてあった中洲やヤナギの木が伐採され、すでに水路と化している。評定河原橋から自動車学校周辺までは、大規模な中洲の撤去やヤナギ等の伐採は行われていない。今シーズンのハヤブサは3羽が巣立ちした。以前のように4羽以上というのはなくなっている。ハヤブサも少子化か。竜の口に分家?が営巣している。何といっても一番身近な大学時代からのフィールドである。
【写真】
  
ホオジロガモ/キンクロハジロ/1月にしては真っ赤なベニマシコ
  
ベニマシコ♂と♀。複数羽が小群をつくっている。
  
コゲラの♂の頭の赤い羽毛はなかなか見えない
  
ホオジロ♂♀/だんだん個体数が少なくなっているオシドリ
  
シロハラ/マヒワ
  
サクラとアオジ♂
  
ここからはハヤブサの営巣。
  

  

  
♀が餌を運んでくる間、番をしているが暇そうな♂
  

  

  

  
2羽大きくなって巣立ちも間近だが、必ずと言っていいほど
  
1羽は巣立ちが遅れる。2倍エクステンダー使用。せっかくレンカクを大きく撮ろうと前日ヨドバシで購入するが、レンカクはすでにいなくなっていて、仕方がないので、その日の午後に、最後まで残った1羽を撮影したというわけ。R5+エクステンダー+EF500mm。


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2021年5月26日(水)鮎川港~金華山沖GPS波浪計周辺海域

2021年06月14日 | 金華山沖・仙台湾

■2021年5月26日(水)6:20-8:30【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR+24-105mm
【場所】鮎川港~金華山沖GPS波浪計周辺海域
【種名】コアホウドリ1,クロアシアホウドリ12,オオミズナギドリ+++,ハイイロミズナギドリ+++,アカアシミズナギドリ12,ヒメウ,ウミウ,ウミネコ,オオセグロカモメ,オオトウゾクカモメ淡色型1,トビ,ハシブトガラス,ハシボソガラス(7科13種)
【メモ】自宅を2時に出て,石巻の製紙工場の夜景を撮影し,途中,万石浦で幻想的な月を撮影し,何とかコバルトラインの夜明けに間に合った。天気と雲が風景を左右するが,今回もあまりよい景色ではなかったが,周辺でサンコウチョウとホトトギスがずっと鳴いていて楽しめた。そこから,コバルトラインをしばらく走り,昨年すぐ前にいたサンコウチョウを撮り逃がしたパーキングまで行ったが,今回は鳴き声一つしなかったので,そのまま鮎川港に向かった。鮎川港には5時30分頃到着し,6時30分の出港までには時間があったので,漁港を見て回った。漁船が水揚げをしていて,魚の種類を訊くとマイワシだった。もしかすると今日は,ミズナギドリの大群に出会えるかもしれないと期待を膨らませた。6時20分にいつもお願いしているチャーター船に乗り,出港した。金華山が真横に見えるまで,6:41に金華山の灯台や大函崎・小函崎など左舷に見える海域に到達し,最初にクロアシアホウドリが出た。付近でやはり漁をしている漁船があり,少し遠目に近づいてもらうと,思った通り,クロアシアホウドリ6羽が漁船に付いていた(6:48)。そこからGPS波浪計を目指しながら進むと,最初にオオミズナギドリの大群,次にハイイロミズナギドリの大群が現れたが,やはりいつものパターンではなく,船にミズナギドリ類がやってこない。フェリーの前後には大群が餌を求めて飛んでいるが,とにかくどこを見ても,大群というところだった。クロアシアホウドリは,おそらく2,3羽がこちらの船に付いてきている感じで,いつでも見られた。今日は海流の潮目が多く,そこにマイワシなどの魚が餌を求めて集まってくるので,えびせんを撒かなくても,海鳥たちはお構いなしなのだった。そうこうするうちに,右舷上空にオオセグロカモメの第1回冬羽の白く褪色したような大きな鳥が船に向かってきたので,これはオオトウゾクカモメだと直感し(以前は同じパターンで暗色型),レンズを向けると,R5+100-500mmはほぼ全てにピントが合った。金華山沖の海鳥撮影のために機材を買ったので,7DmkⅡ+1000-400では100枚撮影したらピントが合っているのが10枚程度だったが,今回は30枚くらいは合焦した。何しろ,船は上下左右に揺れ,シャッターを押したときには波しか写らないのが当たり前で,しかも,海鳥はコアホウドリやアホウドリ以外はコントラストが弱いので,とにかくピントを合わせるのが難しい。いくら手ぶれ性能がいいと言っても,このフィールドでは難しい。手足をクッションにし,やっと写るというのが現状だ。しかも,今日は餌が豊富なので,海鳥がゆっくり飛んでくれないし,停船しても船の近くに着水してくれないという,海鳥調査を始めてから,今までなかったことだった。その代わり,ミズナギドリの数はちょっと数えるというレベルではなかったのは素晴らしかった。GPS波浪計に接近し,そこから北上して,アホウドリを探しながらスピードを落として帰途に就いたが,アホウドリは確認できなかった。アカアシミズナギドリは,例年1,2羽だが,今回は波浪計付近のハシボソミズナギドリの群れの中でけっこう複数で観察できたのはよかった。ここ数年,ウトウやハシボソミズナギドリの姿があまり見られなくなっており,ハシボソはどちらかというと出港してから一番最初に見られるのが普通だったのが,今回は観察できなかった。いることはいるのだろうが,個体数が少ないか,海域が違うのかもしれない。
今年もチャーター船をだしていただき,感謝申し上げる次第です。
【写真】


夜の製紙工場  万石浦あたりの月 コバルトライン展望台から夜明け


日の出     マイワシの水揚げ  クロアシアホウドリ


何とウミネコが鰯をゲット 漁船に計6羽のクロアシアホウドリ(1羽は右の方にいて写っていない)


クロアシアホウドリ 最初にオオミズナギドリの大群が現れる


クロアシアホウドリとオオミズナギドリ


大洗行きフェリーとオオミズナギドリの大群/クロアシアホウドリ


オオミズナギドリ。船が通ると海水がかき回されて魚が上がってくるののか?


やっとハイイロミズナギドリが見えてきたと思ったら右舷からオオセグロカモメの第1回冬羽を大きくしたような海鳥が飛んできた

 
これはもうオオトウゾクカモメ,しかも初めて見た淡色型/アカアシミズナギドリ


アカアシミズナギドリ,ハイイロミズナギドリ/クロアシアホウドリ


クロアシアホウドリ/コアホウドリ/クロアシアホウドリ2、アカアシミズナギドリ1(中央)、オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリの4種


GPS波浪計  オオミズナギドリ ハイイロミズナギドリ


ハイイロミズナギドリとオオミズナギドリ


ハイイロミズナギドリとアカアシミズナギドリ


金華山沖GPS波浪計 ハイイロミズナギドリの群れ 


ハイイロミズナギドリ     クロアシアホウドリ


クロアシアホウドリのペア。片方がディスプレイしていたが相手にされていなかった。

クロアシアホウドリ  大函崎,小函崎。桟橋から二の御殿もしくは山椒峠を上って下って,ここにまた歩いて行けるのはいつの日か?体力的にはもう無理。遊歩道がよほど整備されていないと。以前の記録は,「金華山・航路」の項をご覧ください。学生時代から行っていたが,本当に美しい風景が広がっていた。

この夜の皆既月食


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2021年5月20日(木)・24日(月)・26日(水)石巻雲雀野埋立地

2021年06月14日 | 石巻雲雀地区

■2021年5月20日(木)・24日(月)・26日(水)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ、マガモ♂♀、カワウ、コチドリ6、メダイチドリ8、キアシシギ1、トウネン12、ウズラシギ1、サルハマシギ♂♀、ハマシギ1、キリアイ1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ1、トビ1、ハシボソガラス、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、スズメ、ハクセキレイ(12科21種)
【メモ】午前中県民の森でサンコウチョウが飛ぶのを見ていたが(見ていただけ)、サルハマシギの情報をいただき、いなくなると困るので行ってみた。オオメダイチドリの夏羽もいるということだったが、3日間にわたって見ることはできなかった。2羽のサルハマシギは、遠目でもすぐにわかったので、少しずつ近づいて腰を落ち着けて、ずっと動かず見ていた。帰宅してから図鑑を見ると、一方は♀の夏羽ではないかと思った。そうすると、数年前蒲生で見た夏羽は♀ということになる。♂は真っ赤かなのでこれは間違いない。ただし、雨覆いの部分は赤くはない。ウズラシギも今回見た個体も雨覆い部分が赤褐色でないが、以前鳥の海でヒメハマシギの夏羽と一緒にいた個体は、雨覆いも赤褐色だったので、若いと冬羽のような軸班が目立つ羽衣なのかもしれないし、そうでないかもしれない。いっぱいいろいろな個体を見ないとこれはわからない。キリアイは、その後MAX3羽いたそうだが、夏羽を見ることができてよかった。石巻は今も健在ですね。
※見逃した鳥:セイタカシギ、オオメダイチドリ、アカエリヒレアシシギ、ツバメチドリなど。
【写真】


サルハマシギ夏羽♀


サルハマシギ夏羽の♂♀


サルハマシギ夏羽♂ トウネン夏羽


警戒するトウネン コチドリ   キアシシギ


イソシギ メダイチドリ、トウネン、ウズラシギ。鳥の海でバンディングしたメダイチドリも見える


ウズラシギ夏羽 メダイチドリ夏羽 巣から離そうとするコチドリ


ミサゴ     きれいなハマシギ夏羽


キリアイ夏羽とメダイチドリ夏羽 ウズラシギ


ウズラシギ夏羽         トウネン夏羽


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2021年6月12日(土)大沼

2021年06月12日 | 大沼・赤沼

■2021年6月12日(土)12:49-13:02【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】大沼
【種名】カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ヨシゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、バン、オオバン、コチドリ2、ハジロクロハラアジサシ第1回夏羽、トビ、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、スズメ(13科19種)
【メモ】早朝電話があり、あとで確認したら大沼で変なアジサシがいるというので、特徴を聞いたところハジロクロハラアジサシのような感じだったので行ってみた。水門前でカンムリカイツブリのヒナ3羽が鳴いていたので、親が来るのを待っていると、1羽親鳥がやってきて、ジュズカケハゼっぽい(魚はよくわからないので)小魚をくわえて、餌の受け渡しをやっていた。それからふと前を見ると対岸をアジサシらしき鳥が飛んでいたので、これかなと思って、しばらく撮影していた。帰ってから確認すると、やはりハジロクロハラアジサシの第1回夏羽だった。秋にクロハラアジサシはたくさん来るが、6月に来る沼アジサシは個体数は多くないし、ハジロクロハラアジサシは、クロハラアジサシより少ないので鳥友に感謝です。次は黒いのを見たい。以前、大沼で見損なってしまったので。蕪栗沼には現在、2羽のクロハラアジサシがいる。大沼でもそのうち見られるかも。
【写真】

じゃぼっとは入らず、ちゃぽっとさらって餌をとる。

ハジロクロハラアジサシ第1回夏羽(1S)

ジュズカケハゼ?を食べさせるカンムリカイツブリ


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2021年6月6日(日)7日(月)9日(水)10日(木)蕪栗沼

2021年06月10日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2021年6月6日(日)7日(月)9日(水)10日(木)【機材】EOSR5+RF100-500,EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃・池,
【種名】オオハクチョウ,カルガモ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,キジバト,カワウ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,オオバン,レンカク,クロハラアジサシ,ミサゴ,トビ,モズ,ヒバリ,ウグイス,オオヨシキリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ホオジロ,ホオアカ(18科24種)
【メモ】レンカクの情報をいただき,さっそく行ってみた。白鳥地区のバンディング畦近くの西側土手から観察したが,かなり距離がある。反対側の土手からでは点のよう。ということで遠かったが,何とか観察できた。以前冬に幼鳥の情報をいただいて観察したことがあったので,今回は成鳥(第1回夏羽移行個体)だったのでラッキーだった。レンカクはその姿形から図鑑で初めて見たときに,こんなきれいな水鳥がいるのかと感動したことがあった。レンカクと言えば,ハスの葉の上を歩き回るイメージだったが,この場合は,水面に出た草の上を基地にして,約30分くらいの間隔で,隣の池に行って休息や採餌をし,バンディングの畦道の上を,また元の場所に戻って来る行動を繰り返していた。場所は,若干違う場所のこともあった。朝早く来れば,近いところにもいたらしいが,早くは来れないので,距離は遠かったが,4日通って,いろいろな行動を観察できた。1週間の間に羽繕いをして,幼羽が少しずつ抜け落ち,成鳥羽に近づく様子を観察することができた。特に尾の羽繕いはまるで新体操の選手のようだった。オオバンにはしつこく警戒され,だいぶ邪魔なようだった。ほとんんどは無視していたが,写真を見せられるとオオバンを攻撃していたこともあったようだ。飛び立ちとランディングの様子もやっと四回目に撮影できたが,とてもきれいだった。
おちとしては,6月13日(日)の前日,ヨドバシで初めて2倍のエクステンダーを購入し,レンカクを大きく撮影しようと思って蕪栗沼に勇んで行ったところ,すでにレンカクの姿はなかった。仕方がないので,広瀬川のハヤブサの巣立ち前最後の一羽を撮影したのだった。ちなみに,その後,レンカクは隣の池にまた出現したようだったが,2度ほど行ったがムラサキサギ共々見つけられなかった。
【写真】
6月6日(日)10:27-11:54 晴れ薄曇り
  
モズ幼鳥
  
レンカク第1回夏羽移行個体
  
カイツブリ幼鳥(この日は4羽いた)と親鳥


6月7日(月)11:26-12:25 晴れ薄曇り
  
  
レンカク       東側からオオバンとレンカク


6月9日(水)10:41-12:07 晴れ
  
カイツブリ幼鳥(2羽に減)親鳥   オオハクチョウ

  
  
  
やっと晴れた日。レンカクが羽繕いをしていた。


6月6日10日(木)13:54-16:24 晴れ
  
やっと撮影できた飛び立ち。となりの池へ。
  
飛び立ち     トビがコイを捕まえているがミサゴとは持ち方が違い,抱え込む感じ。
  
  
今度はランディング。となりの池からやって来た。
  
羽を伸ばす
  
しつこいオオバン 正面顔  またまたとなりの池へ
  
バスを捕まえたミサゴ        水浴び
  
水浴び     ミサゴのダイビングに驚くカンムリカイツブリ
  
何だ失敗ではないか,という感じのカンムリカイツブリ/クロハラアジサシ成鳥(2羽)/やっぱりしつこいオオバン


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2021年5月14日(金)閖上漁港・名取川河口

2021年06月03日 | 閖上漁港

■2021年5月14日(金)16:41-17:21【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港・名取川河口
【種名】カワウ,メリケンキアシシギ1,キョウジョシギ3,ハマシギ71,ウミネコ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ,ハクセキレイ(7科9種)
【メモ】蒲生から閖上に移動した。昨年は5月17日にメリケンキアシシギを見ることができたので,そろそろ来ているかもしれないと思い,テトラポッドを海側から見ていくと,ハマシギの大群,と言っても70羽ちょっとだが,ポッドの上に並んでいた。あとで,この群れを海側から低空飛行をしてハヤブサが襲い,1羽を狩っていった。一瞬のことだったので写真には撮れなかったが,全部のハマシギが漁港側に逃げていった。肝心のメリケンキアシシギがいなかったので,昨年いたあたりを見ていくと,キョウジョシギが例によっていて,近くにメリケンキアシシギが1羽いるのを見つけた。最終的には2羽いたらしいが,この日見つけられたのは1羽だった。ホオジロハクセキレイはさすがにいなかったが,一応一通りハクセキレイは見ておいた。
【写真】

ただのハクセキレイ/ポッド状のハマシギの群れ71羽いた。 

メリケンキアシシギ/キョウジョシギとメリケンキアシシギ 

メリケンキアシシギ/トビ/結局キョウジョシギに追われて下の方に行った。


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.