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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2025年8月9日(土)大沼

2025年08月12日 | 大沼・赤沼

■2025年8月9日(土)14:15-15:03【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】大沼、赤沼、南長沼、周辺田圃
【種名】カルガモ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、アカアシシギ夏羽後期1、タカブシギ夏羽6、トビ、ヒバリ、ショウドウツバメ+++、ツバメ、スズメ、ハクセキレイ(10科14種)
【メモ】蒲生から大沼に行って、水が張られた畑を見ると、遠くにタカブシギらしきシギがいたので撮影だけしておいた。あとで見たらアカアシシギだった。大沼は帰りに寄るつもりだったので、通り過ぎて鳥の海に行ったが、シギチは何もいなかった。戻って、再び大沼に来た。田んぼのコーナーにアカアシシギがいた。これは、蕪栗沼のオオジシギのようには逃げないので、少しの時間見ていた。それから、車を進めると今度はシギが6羽南長沼方面に飛んでいった。向かい風で飛ぶスピードがけっこう遅かったので、双眼鏡で見るとタカブシギだった。渡りの途中という感じだった。それを追って、南長沼近くに行ったが、見つけられなかった。引き返す途中、前方の畑と、畔、それに道路いっぱいにツバメの大群が休息していた。一応撮影しておくかと思い、車を斜めに止めて撮影したが、逆光だった。向こうから車が来たので、仕方なく道路端に止めたが、車が通過してツバメも一斉に飛んでしまった。大沼に戻ると、チョウゲンボウ♀がいい感じで止まっていた。カンムリカイツブリは、幼鳥1羽に餌をやっていたが、他には見当たらなかった。今年は赤沼には営巣しなかった。
帰宅して、撮影した写真をチェックしていると、ツバメの大群と思ったのが、ショウドウツバメだった。あんなにむちゃくちゃたくさんいて、飛んでいたのに残念だった。500羽以上はいたと思う。暑いし、疲れていて、あまり見る気もしなかったのが敗因だった。
【写真】
  
アカアシシギ。同一個体と思われる。
  
ショウドウツバメとツバメ。ツバメは画面右の方に1羽/チョウゲンボウ♀/カンムリカイツブリ


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2025年8月9日(土)蒲生干潟

2025年08月12日 | 蒲生海岸

■2025年8月9日(土)7:33-10:26【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】蒲生海岸・干潟
【種名】カルガモ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ホウロクシギ夏羽1、キアシシギ夏羽3、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、スズメ、ホオアカ、アオジ(14科19種)
【メモ】日和山から池まで、モニタリング調査をしていた県支部のみなさんとご一緒して、鳥を見た。ホウロクシギがいると教えていただき、見ると嘴が長い成鳥だった。池から引き返し、いつものコースで干潟を周って、浜を見て戻った。相変わらずシロチはいなかった。ハシブトガラス2羽とハシボソガラスの群れがいた。最近、どこのフィールドに行っても、圧倒的にハシボソガラスばかりの印象だ。キアシシギは、干潟奥のいつもの場所にいたが、アオアシシギはいなかった。この時期夏羽のホウロクシギを見ることができたので、うれしかった。
【写真】
  
ホウロクシギ夏羽
  
ホウロクシギ夏羽/キアシシギ夏羽
  
ハシボソガラスとハシブトガラス/クルーズ船/導流堤の稚魚


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2025年8月11日(月)蕪栗沼

2025年08月11日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2025年8月11日(月)10:22-11:31【天気】曇り晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、東側田圃
【種名】キジ♂、マガモ+、カルガモ+、ハシビロガモ1、オナガガモ5、コガモ12、カイツブリ+、キジバト、カワウ、ダイサギ、チュウサギ、オオバン、オオジシギ成鳥1、アオアシシギ1(S)、ミサゴ1、トビ1、シジュウカラ幼鳥1、ヒバリ、ショウドウツバメ++、ツバメ1+、ウグイス、スズメ(15科22種)
【メモ】蕪栗沼は多少増水していて、カモたちはけっこうな数がいたが、シギチはアオアシシギの声を聴いたくらいだった。
オオジシギが農道わきの水田にいたが、カメラを取り出す前に、飛ばれてしまい、後ろ姿しか撮影できなかった。写真で確認するとやはりオオジシギだった。飛び立つ時の羽音は、やや重く鈍い感じの音で、鳴き声は出さなかった。ほぼ前々回と同じ場所にいて、同じ場所に飛んで降りた。伊豆沼・内沼の帰りにもう一度行ってみると、同じ場所にいて、また、飛んで行ってしまった。今度は、飛ぶ前、飛んだ直後に背中の模様がはっきり見えた。
カモ類はマガモが増えていて、ハシビロガモも1羽おり、コガモも数が増えていた。ショウドウツバメは、晴れたら、朝早く行って、順光状態で見たい。幼鳥も混じっているはずだ。
北側駐車場に、新しい遊水池監視カメラが立つらしく、電柱のような柱2本が立っていた。工期は来年の3月末らしい。この前来た時は看板だけだった。
【写真】
  
ダイサギとチュウサギ/カルガモとオナガガモ/コガモ
  
ショウドウツバメ
  
ショウドウツバメ/アブラゼミ


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2025年8月9日(土)今日見た鳥

2025年08月09日 | 今日見た小鳥

■2025年8月9日(土)【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【種名】(2科2種)
【メモ】ホウロクシギ成鳥夏羽とチョウゲンボウ成鳥♀
【写真】

天気がよく順光で撮影できた。


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2025年7月~8月仙台市西部都市公園池のバン(2)

2025年08月08日 | 青葉区西部都市公園池

■2025年7月29日(火)・8月6日(水)・7日(木)【天気】晴れ・曇り・晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】仙台市西部都市公園池
【種名】バン(1科1種)
【メモ】7月29日に見た時は、6羽だったが、8月6日の少し曇りの日に行ってみると、次々に出て来て8羽になっていた。どうやら、MAX8羽ヒナが孵って、幼鳥になったということ。2回繁殖が失敗したが、バン回した。天気がよかった7日は、しばらく木橋に腰掛けて、珍しく三脚を付けて観察していた。しばらくいたのに♀が全く現れなかったので、抱卵している可能性もある。
ここまでは順調に8羽が成長しているが、この池はこれから、いくつかの人為的試練を乗り越えなければならず、目が離せない。幼鳥が散り散りにならないことを願うばかりだ。現在は、♂の周りに8羽のこどもたちがいて、とてもにぎやかだ。
【動画】
バンの給餌
バン幼鳥の採餌
バン親(♂)子の採餌

【写真】
<7/29>幼鳥換羽中6羽確認
  
バン♂/近くに並んだ幼羽(換羽中)

<8/6>幼鳥換羽中8羽確認
  
左♀右♂。♂の額板は赤の色が濃く、頭の境界部の額板が厚い。/♀。5・6月頃は額板の右側境界あたりに白い羽毛があったが、今は黒い羽毛に替わっている。/♂と幼羽6羽、画面に入らなかったが、右手前に2羽いる。

<8/7>幼鳥換羽中8羽確認
  
幼鳥。顔アップ。/♂と幼鳥
  
幼鳥7羽。1羽が右手前にいて入らなかった。/♂成鳥/親に餌をくれ!とねだる幼鳥。
  
♂親は幼鳥の方を向いて、餌はいっぱいあるんだから、自分で食べなさい、とでも言っているかのよう。/成鳥♂と幼鳥/どうしても、もう1羽入らない。


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2025年8月2日(日)鳥の海

2025年08月06日 | 鳥の海

■2025年8月2日(日)12:14-14:12【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】鳥の海、周辺
【種名】カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、キアシシギ夏羽5、エリマキシギ夏羽♀1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ2、ハシボソガラス、ヒバリ、セッカ(12科17種)
【メモ】蒲生から鳥の海に移動した。最初に北側の浜周辺を見た。オオセグロカモメの大群とウミネコがいたが、その中に夏羽のエリマキシギ♀1とキアシシギ2がいた。意外にもエリマキシギは、夏羽後期の羽衣を見たのは初めてだった。キアシシギとの大きさから♀と判断した。蕪栗沼で5月に夏羽に移行している♂♀を見たが、後期は初めてだったので、来たかいがあった。この3羽は一緒に行動していた。河口まで行って何もいないので、戻ろうとするとシギ3羽がやってきたので、降りたところを見ると、キアシ3羽だった。先ほどの小群とは別グループと思われる。干潟は満水状態で何もいなかった。コアジサシが1羽くらい残っていないかと思って、吉田浜の方に行ってみたが、浜をバギーが1台砂浜を走っていて、鳥の海の砂浜まで行き、また戻ってきた。ここはバイクも同様だが、車両進入禁止のはずだ。
【写真】
  
アシワラガニ/エリマキシギとキアシシギ/エリマキシギの飛翔。足が長いので尾から突出している。
  
エリマキシギ/ミサゴ/ウミネコとオオセグロカモメ各世代
  
浜のオオセグロカモメ/キアシシギ/ネズミを捕まえたチョウゲンボウ


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2025年8月2日(日)蒲生干潟

2025年08月06日 | 蒲生海岸

■2025年8月2日(日)8:54-10:14【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】蒲生干潟、七北田川河口
【種名】カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、アオアシシギ夏羽1、キアシシギ夏羽8、ソリハシシギ夏羽1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ヒバリ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、ホオアカ(16科21種)
【メモ】8月になったので、蒲生と鳥の海にシギチの成鳥夏羽を見に行った。オオセグロカモメとウミネコが干潟や浜にけっこうな数がいた。最初に干潟でソリハシシギを見て、キアシシギ、アオアシシギと見た。秋の蒲生干潟は、シギチの長逗留が期待できそうだが、イソシジミは、酸欠の影響か、死骸が多かった。導流堤は大量の稚魚が泳いでいたが、ササゴイの姿は今日は見なかった。今日は時間をかけてフルコース歩いたが、干潟や浜でシロチを見つけることができなかった。
【写真】
  
七北田川河口。オオセグロカモメとウミネコ/アシワラガニ/コメツキガニ
  
ソリハシシギ成鳥夏羽/ソリハシシギとウミネコ/キアシシギ夏羽
  
キアシシギ夏羽/いつもの場所に並んだキアシシギ/アオアシシギ夏羽
  
ハマニガナ/オオセグロカモメ成鳥夏羽/導流堤の稚魚
  
導流堤の稚魚/干潟の様子/海岸の様子


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2025年8月4日(月)蕪栗沼

2025年08月04日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2025年8月4日(月)8:45-10:35【天気】曇り霧雨【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】蕪栗沼、白鳥地区
【種名】(キジ)、マガモ12+、カルガモ++、オナガガモ6+、カイツブリ成鳥・幼鳥22+、キジバト、カワウ、ゴイサギ成鳥幼鳥、アオサギ、ダイサギ、アマサギ、オオバン、セイタカシギ成鳥2、クサシギ成鳥夏羽1、タカブシギ成鳥夏羽3、トビ、ハシボソガラス、ショウドウツバメ++、ツバメ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ハクセキレイ、ホオアカ(17科24種)
【メモ】今日は前半は沼と田んぼを周り、シギチドリを探した。セイタカシギとタカブシギ、クサシギがいるという情報をいただき、沼と白鳥地区を探して、見つけたが、前回よりもシギは遠かった。後半、もう一度白鳥地区を見て、セイタカシギとアマサギがいるのを見て、帰宅した。田んぼは前回オオジシギを見たが、今回は見つけられなかった。オオジシギを見るなら大沼の方が近いようだ。繁殖を終えたはずのカンムリカイツブリの姿は前回同様見えず、かわりにカイツブリの群れがいた。前回田んぼで初めて見たシカはいなかったがタヌキのお子様を見ることができた。沼の環境はなかなか良い感じで、あとはシギチが来るのを待つだけという状態になっている。
【写真】
  
クサシギ/クサシギとタカブシギ/タカブシギ
  
カルガモ、マガモ、ショウドウツバメ/セイタカシギ/カイツブリの群れ
  
ダイサギとゴイサギ成鳥幼鳥/アマサギとセイタカシギ/今日の白鳥地区の様子


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2025年8月2日(日)今日見たシギ

2025年08月03日 | 今日見た小鳥

■2025年8月2日(日)【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】蒲生、鳥の海
【種名】アオアシシギ1、キアシシギ8・3、ソリハシシギ1、エリマキシギ♀1(1科4種)※すべて夏羽後期
【メモ】8月になったので、蒲生と鳥の海に行ってみた。蒲生では、ソリハシ、キアシ、アオアシシギを、鳥の海ではエリマキとキアシシギを見た。
【写真】

蒲生のキアシシギの群れ。まとまって8羽いた。近くにアオアシシギ。ソリハシシギは、牡蠣殻の近くにいた。鳥の海は3羽とエリマキが一緒に行動。


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2025年都市公園のアオバズク

2025年08月02日 | 観察図鑑

■2025年6月~7月【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】県内都市公園
【種名】アオバズク(1科1種)
【メモ】6月から7月までの観察記録。巣立ち雛3羽。経ヶ峰のチョウゲンボウ~ハヤブサのようにずっと見てきたわけではないのでわからないが、もし、代替わりをしながら、営巣を続けてきたとすれば、いかに環境というものが大事かということがわかる。昔からこの場所のことをよく知っている鳥友の話からすると、半世紀以上ここで代替わりをしながら繁殖してきたのかもしれない。また、来年もペアで来ることを祈るばかりだ。ハヤブサであれば、今年は♀が代わったとか♂が代わったとか見ていればわかるが、アオバズクは見ているだけでは、個体識別がちょっと難しいかもしれない。渡りのイメージは、タカの渡りのようにたぶん”おおっぴら”に群れで飛ぶわけではないと思うが、東南アジアの越冬地まで海を飛んでいく姿はイメージしにくい。フクロウ類が、海を飛んで行くのを見ることができたら、どんなに感動することだろう。サシバやハチクマのように個体数自体が多くないと思うがどうなのだろうか。アオバズク(鷹)柱はたぶんないだろう。以前、宮戸島で昼間に間道を低く音もたてずに飛んでいくフクロウを見たことがある。また、以前、枝からこちらに飛んだ連続写真を撮影したことがあったが、普通に飛んでいる姿を見たことがないので、謎が多すぎる。どのような経路で越冬地まで行くのか、群れで行くのか、ファミリーで行くのか、ペアか、ばらばらか、幼鳥同士で行くのか、興味は尽きない。
ちなみに、宮古島や石垣島では、夕方から夜、リュウキュウアオバズクを普通に見ることができる。1回のナイトウォッチングで5羽以上は電線や公園内の木に止まっているのを見ているので、南国ではいっぱいいるのだろう。
【動画】
アオバズク成鳥♀ 以前別の場所で撮影した♂♀と比べると♂♀の形態的な差が際立っていないと感じた。
アオバズク成鳥♂ 激しく首を足で掻いていたので動画を撮影してみると、紐を喰いちぎろうとしていた。
【写真】
①アオバズク成鳥♂
  
②アオバズク成鳥♂
  
  
③アオバズク成鳥♂
  
④アオバズク成鳥♂(GPSロガー付き)
  
⑤アオバズク成鳥♂♀・巣立ちヒナ3
  
ヒナ/♂
  
ヒナ/♂/ヒナ
  
ヒナ/♀
  
ヒナ
  
ヒナ/♂/♀
  
♂/♀/ヒナ


♂とヒナ
⑥アオバズク成鳥♀・巣立ち雛3
  
ヒナ


⑦ ⑥の翌日姿見えず


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2025年7月29日(火)蔵王御釜・馬の背

2025年08月01日 | 宮城蔵王

■2025年7月29日(火)7:28-8:32【天気】晴れ薄曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】駒草平付近エコーライン、御釜、馬の背
【種名】アマツバメ4、トビ、ホシガラス4、ウグイス2、カヤクグリ1、ビンズイ1(5科5種)
【メモ】イワヒバリの幼鳥を見に行ったが、ノー鳥ディに近い日だった。通常は賽の河原から上の直線道路を行ったり来たりするホシガラスを見ることがあるが、今日は、そこからさらに上の駒草平から少し下の道路を4羽のホシガラスが近い位置で横切ったが、枝に止まることはなかったので、撮影はできなかった。しかし、やっと今季初めて、近いところで複数羽見ることができた。ハイラインを上って駐車場に到着した時には、すでにけっこうな数の車があり、登山客も比較的多かった。レストハウスの脇でいつものあたりにカヤクグリが止まっているのを見つけたが、レンズを向けたとたんに飛ばれてしまった。いつものコースで御釜の遊歩道を下りようとしたところ、刈田神社の上りの道に4羽の小鳥がいたが、登山客が下って来て、すぐ茂みの中に入ってしまった。近くを探したが見つからなかった。この鳥は・・・・?という感じだった。気を取り直して坂を下って、ポイント1からポイント3まで行ったがビンズイすらおらず、さらに、ポイント4の近くまで行ったが、何もいなかった。途中、いつものように岩に座って休憩しながらしばらく待ったが、アマツバメが御釜で4羽飛んでいただけだった。ビンズイが1羽馬の背の山形県側でポールに止まっていた。と、これだけだった。8月になったら、とりあえずもう一度行き、あとは10月になる。他の方のブログを見ると、成鳥と幼鳥の観察記録が載っていたので、今年も繁殖に成功したようなのでよかった。
【写真】※いつものようにR5と16mmも持っていたが、バッテリーが入っていなかった笑
  
御釜、少し風があった/ヤマハハコ/オニアザミとキアゲハ
  
御釜/キアゲハ
  
まだ咲いているコマクサ/シロバナトウウチソウとクジャクチョウ
  
ウツボグサ/オノエイタドリ/ヨツバヒヨドリ


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2025年6月28日(土)7月26日(土)27日(日)伊豆沼・内沼

2025年07月31日 | 伊豆沼・内沼

■2025年6月28日(土)7月26日(土)27日(日)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼・内沼
【種名】キジ、マガン、カルガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アマサギ、ダイサギ、ケリ、セイタカシギ2、ミサゴ、トビ、スズメ(11科13種)
【メモ】伊豆沼・内沼には気仙沼の帰りや蕪栗沼から伊豆沼・内沼、その逆と複数のフィールドを周った時に鳥見をしている。今年はハスがいまいち思わしくなく、ハス祭りは新田桟橋で実施されている。あまり鳥はいない時期だが、周って見ればそれなりに観察できる。今年は残(越夏)マガンの数が多かったような気がする。
【動画】
越夏マガン(1)内沼浄土のマガンの群れ採餌
越夏マガン(2)ヒシの上を歩くマガン-マガンでも棘に触れればかなり痛いと思う

【写真】※同じ被写体は、上記機材カメラ・レンズ2種類の組み合わせ
<6/28>
 
ネムノキの花
<7/26>
  
ケリ成鳥/ケリ、ダイサギ、キジ/獅子鼻のハス
  
伊豆沼中水路のアサザ/ダイサギとアマサギ
  
マガン/サンクチュアリセンター背景にハスの花
  
ケリ成鳥/キジ/カンムリカイツブリ
 
アサザ/ダイサギとアマサギ
<7/27>
  
獅子鼻のハスとマガン/内沼浄土のマガン
 
ケリ成鳥/マガン


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2025年6月28日(土)・7月26日(土)蕪栗沼

2025年07月29日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2025年6月28日(土)・7月26日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼・白鳥地区
【種名】カルガモ、カンムリカイツブリ3ペア、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、カッコウ、オオジシギ成鳥1、クサシギ夏羽後期1、ミサゴ1、トビ、モズ、ハシボソガラス、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ、ハクセキレイ幼、ホオアカ(17科20種)
【メモ】6月は蕪栗沼経由伊豆沼、7月は伊豆沼から蕪栗沼のコースで観察した。6月に行った時には、カンムリカイツブリが3ペアいて、そのうち2ペアが営巣していた。今日、7月26日に白鳥地区を見たが水深がかなり浅く、カンムリカイツブリの巣や親子の姿は見られなかったので、潜って魚がとれるところに移動したのかもしれない。蕪栗沼は、水深が非常に浅く、干潟が大きく出ていて、水路一本が流れている状態。シギチを探したが、遠くにクサシギ夏羽が1羽いただけだったが、よく見ればもっと何かいたかもしれない。とにかく暑すぎて、ここにいるだけでも大変。田んぼに行くと、向こうからジシギが一羽飛んできたので、車から降りて撮影した。ちょうど遠回りだが上空を一周してくれたので、写真に収めることができた。向こうの畔に降りたが、そこまで歩いて行く気もなかったので、たぶんオオジシギだろうと思って、写真を見るとその通りだった。8月に入れば、シギチの渡りで夏羽後期のシギチが見られるので楽しみだ。
【写真】
 
6月28日のカンムリカイツブリ
  
クサシギ夏羽後期/カルガモとダイサギ
  
オオジシギ成鳥。正面から見ると顔がオオジシギ

羽縁が白くない、小雨覆が摩耗しているので成鳥


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2025年5月~7月仙台市西部都市公園池のバン(1)

2025年07月27日 | 青葉区西部都市公園池

■2025年5月3日(土)~7月24日(木)【天気】晴れ・曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】仙台市西部都市公園池
【種名】バン(1科1種)
【メモ】このフィールドは、2018年にアメリカヒドリ♂が来ているという情報をいただいて以来、通っている場所だ。昨年は水質が悪化し、また、水草の管理もかなり難しく、環境的にはあまりよい状態ではなかった。池を管理する方々の苦労も察して余りある。
さて、今年はどうかと期待して5月の連休に行ったら、ちょっとびっくりだった。この公園池には、毎日たくさんの方が訪れており、犬の散歩の方々も多い。自分を含め、その人たちを驚かせたのが、バンが最初に巣を作った場所だった。低い木橋の最初の曲がり角の真下にバンが巣を作り、卵を4個産んだ。抱卵もしている。橋を通る誰もが「えっ」と言う場所。犬が卵を咥えられる近さで、雨が降って増水すればひとたまりもない。案の定、翌日の豪雨でどうなったのかと翌々日に見に行ったら、水位が上がっていて、巣は水没していた(かわいそう)。
次に、バンが巣を作ったのは、岸につながっているヨシが密集している場所で、何度か出入りしていたが、ここはやめて、これもまた前例のない場所に営巣した。一見ヨシが茂ってよい場所に見えるところに、2度目の卵を4個産み、抱卵。このヨシの茂みというのが、何と根の部分が切ってあって、浮島になっている。風が吹くと橋に接岸したり、池の東側のエリアを常に漂っている移動する浮巣だ(以下浮巣)。結局、この場所も営巣を放棄し、巣は空になった。
それから、さきほど述べた岸近くのヨシが茂っているところに営巣した。この時は、すでに6月中旬に入っていた。その後しばらく行かず、7月に入って行って見たら、例によってバンがパンを運んでいる。これはヒナ誕生かと思って、1週間後に行ってみたら、ヨシで隠れていたはずの巣が、周囲から丸見えになっていて何もいない。また、失敗か?と思って24日に行ってみたら、バンの♂♀がいて、しかもスイレンの葉の上にヒナから幼鳥になる途中の1羽がいて、葉の上を歩いている。感動!3度目の正直で繁殖成功。見ていると、次々成長の度合いが微妙に違うヒナ計6羽を確認した。この子どもたちは、前に浮島になっているヨシの茂みをベースにして、♂親が守り、♀親がパンを食べさせていた。パンは錦鯉がいるので、それに食べさせているのか、よくわからないが、以前から上げている方がいる。何はともあれ、本当に苦難の連続で、よくぞ繁殖したというのが、今回の感想だ。
さらに驚いたのは、♀がまた営巣の準備をしていたことだ。以前の観察では3番子まで産んで、先に生まれた子が後から生まれた子に餌(ここではパンだが)をやって面倒を見ているのを見たことがあった。今後の観察は(2)でアップしたい。今年は池の環境がいいので、秋以降のカモたちの飛来にも期待したい。去年は、来てはすぐいなくなるの繰り返しだった。
ちなみに、この池でバンは、周年観察できるので、ここでは留鳥となる。
【動画】
バン♂の求愛行動(1)
バンの求愛行動(2)
どちらも♂が追いかけているが、♀が♂に甘えるようにして、すりよっていくのも何度か目にした。バンの♂♀は、揃うとはっきり特徴があって、区別できる。我が家の庭に来るキジバトペアも一見似ているが、2羽揃うと♂♀では全然違うのがわかる。このバンのペアも♂の方が若干大き目で、頭部から胸のあたりがちょっとがっしりしており、♀はすらっとしている。キジバトもイワヒバリも同じ傾向。また、このペアでは顔の羽毛の生え方が少し違うので、顔を見れば、個体識別ができる。
バンの給餌
バンの♀がヒナ(と言ってもかなり走り回れるし、池の鯉をものともせず泳げるが)に”パン”を与えている。ヒナが小さな翼をパタつかせている。
【写真】
  
どちらも♀/足元の巣と卵。これは近すぎ。誰でもわかる。この巣は雨で水没。
  
♂と♀/漂う浮巣。♀が抱卵中、♂が巣材を運んでいた。
  
♂/♀を追いかける♀。時々♀が甘えるしぐさを見せていた。♂はやや顔や頭部が大きく、濃く赤い額板が少し大きめ。♀は顔が♂よりややすっきりほそく、赤い額板は濃い赤ではない。
  
浮巣で抱卵中の♀/♂に甘える♀/何やらうれしそうに走り回っていた♂
  
岸近くのヨシの茂みにいた♀/浮島の放棄した巣/また、2羽で走り回っている。
  
♂の求愛のかぶりつき。この場所を♂も♀もよくかぶりついている/パンを運んでいる。これは♂♀不明/また空になった巣。この段階で3回目失敗かと思ったが・・・。
  
♀のバン/ヒナ発見。スイレンの葉の上を歩き回っていた。
  
見ていると、次々にヒナ~幼鳥に近い子も現れ、計6羽。
  
浮巣が基地になっていて、♂が守り、♀がパンを与えていた。
  
♀親/餌を待つヒナ。錦鯉に食べられないのか心配。


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2025年7月26日(土)今日見た鳥ダイジェスト

2025年07月26日 | 今日見た小鳥

■2025年7月26日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼・内沼、蕪栗沼・白鳥地区
【種名】ケリ、キジ、オオジシギ、クサシギ、アマサギ(4科5種)
【メモ】金曜日は蔵王の予定だったが寝坊。やたら暑い日が続くが、今日は、何とか朝、目が覚めて伊豆沼・蕪栗沼へ。蕪栗沼は歩かないといけないので、ほぼ修行。小径の雑草も暑さで枯れ気味。唯一、伊豆沼二工区水路のアサザの群落がきれいだった。蕪栗に田んぼで、向こうからタシギとはちょっと飛び方が違うなという感じで飛んできたジシギ。自分の周りを一周してくれたので撮影できた。光の関係でチュウジシギっぽく顔が黒いが、正面から来た顔を見ると、オオジシギの顔そのものだった。
【写真】
  
ケリ成鳥/オオジシギ成鳥/クサシギ夏羽後期
  
田圃の畔にいたキジ♀と幼鳥/田んぼの畔のアマサギの群れ(カルガモ)/ミツガシワ科アサザ(伊豆沼)


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