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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2025年8月21日(木)・23日(日)鳥の海

2025年08月24日 | 鳥の海

■2025年8月21日(木)・23日(日)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】鳥の海、周辺
【種名】キジ♂、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ムナグロ幼羽2、メダイチドリ幼羽33、キアシシギ幼羽2+、ソリハシシギ幼羽6+、イソシギ夏羽1、オバシギ幼羽1、ミユビシギ夏羽15+、トウネン幼羽41+、ウミネコ、セグロカモメ第3回夏羽、オオセグロカモメ各羽、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、ハシボソガラス++、ハシブトガラス2、ヒバリ、ショウドウツバメ++、ツバメ+、セッカ、ムクドリ+++、スズメ、ハクセキレイ(科種)シギチ羽数は2日間の最大羽数
【メモ】21日はショウドウツバメの群れが黄色い家のあたりで飛び交っていた。オバシギ幼鳥を秋の渡りでは初めて見た。セグロカモメも1羽いた。オオメダイがいるという情報を事前にいただいたので見に行ったが、確かに干潟でカニを食べていた。河口干潟に行くために、駐車場に行くと目の前の海岸を、ミユビシギの群れが飛んで行った。降りるかと思い、海水浴場まで行ったが、どうやら水路を越えたらしい。海水浴客も多かったからか。気を取り直して河口干潟に行くと、急にハヤブサ成鳥が目の前に降下してきたが、何も捕れずに飛んでいってしまった。ハクセキレイが1羽いたが、まさかハクセキレイは捕るまいと思って、一歩踏み出したら、不明シギチが飛び出し、すごい勢いで飛んで行ってしまった。後ろ姿しか撮れず、この写真では識別不可能だった。どうやらこれを狙っていたのかもしれない。
23日はトウネンとメダイチドリの個体数がそれぞれ30羽を越えていた。干潟のシギチの群れは、ウインドサーフィンやエンジン付きパラグライダー、それに軽飛行機で、多少落ち着かなかったが、オオメダイチドリとメダイチドリ、それにトウネン4羽の群れはアシ原近くの干潟でカニを食べまくっていて、まったく気にしていない様子だった。1時間ほど、採餌の様子を間近で見ていたが、特に変わる様子もなかったので、引き上げることにした。幼鳥の渡りが時期的に早い感じだが、まだ、ミユビシギの幼鳥やオオソリ、チュウシャクなどは見ていないので、これからかもしれない。
ちなみに牛橋の方にもかなりの数がいたらしい。
【動画】
トウネンの採餌(21日)
【写真】
<8/21>
  
ソリハシシギ幼鳥とオバシギ幼鳥/セグロカモメ第3回夏羽
  
トウネンとオオメダイ、メダイ。このトウネン9羽は、潮が満ちた後、同じ群れかわからないが、下の写真の9羽と同じなら、河口渚に行ったことになる。/柔軟な嘴でカニを食べる。嘴は上下とも上下に反ることができる。
  
オオセグロカモメの群れ/ハヤブサ成鳥/渚のトウネン
<8/23>
  
カニを咥えるオオメダイチドリ/アシワラガニ/メダイチドリ
  
ムナグロ/メダイとトウネン1の群れがランディング
  
メダイとトウネン1の群れ/ムナグロ/オオメダイとメダイ
  
トウネン/オオメダイがカニめがけてダッシュ
  
急旋回するが、砂の窪地に右足をとられバランスを崩す/堤防下の日陰でアシワラガニがたくさんいるところにいたソリハシシギとイソシギ夏羽


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2025年8月23日(土)今日見たチドリ

2025年08月23日 | 今日見た小鳥

■2025年8月23日(土)【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【種名】オオメダイチドリ幼羽、メダイチドリ幼羽(1科2種)
【メモ】オオメダイチドリとメダイチドリ2羽が干潟のアシ原近くの乾いたところで、カニを食べていた。そこにプリリーという鳴き声と共に、メダイチドリの群れが自分のすぐそばに降りてきたのには驚きだった。単純に自分が彼らの餌場にいただけの話だと思うが。
震災前の水路防波堤の前で座ってシギチを見ていたら、いつも間にか、採餌するトウネンに取り囲まれていたのを思い出した。昔はいっぱいシギチがいました。いまもそれなりにはいるが。
【写真】
   
チドリなので立ち止まっては、餌めがけてダッシュ。カニを発見したらしい。急旋回したまではよかったが、砂の窪地に片足がはまって、危うく転倒するところを、羽を広げてバランスを取ったのには思わず笑ってしまった。そして、ちょっとだけ、立ちつくすオオメダイチドリ幼鳥。

急に自分の左側すぐ近くをメダイ幼鳥12羽がランディング。すかさず連写したら、ピントが合っているのもいた。


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2025年8月17日(日)赤沼クロハラアジサシ

2025年08月23日 | 大沼・赤沼

■2025年8月17日(日)11:26-11:28【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ(手持ち)
【場所】赤沼
【種名】クロハラアジサシ換羽中2(1科1種)
【メモ】蕪栗沼から戻って、まだ時間が早かったので、富谷JCTから北部道路経由で東ICで降りて、赤沼に行った。サギなど探していたが目的の鳥はいなかったが、ふと赤沼の方を見ると、フェンス越しに、2羽のアジサシが飛んでいるのが見えた。やっととりあえず、クロハラは見ることができたと思い、南側に回って近くから撮影した。ところが、ホバリングというものは2羽とも一切せず、飛びまわりながら下を向いて探し、沼を西から東にフェンス越しに移動して、時々チャポンと落ち、飛び上がって、またぐるっと回って餌を探すということを2羽とも繰り返していた。したがって、何回かは飛び込むが、500mmの手持ちではさすがに急に降りられると、外してしまう。100-500のR5Ⅱなら楽勝だったが、仕方がない。しばらく目の前で飛んでいたが、電柱の上に止まったところ、カワウに攻撃され、ポンプ場のそばの外灯の上に止まった。ここからは、しばらく動きそうになかったので、耕地にシギチを見に行って、戻ると、また飛んでいた。結局、けっこうな時間目の前を飛んでくれたが、ホバリングはやはり全然しないで、巡回型ダイブを繰り返していた。そして、また、外灯に止まったので、自分も帰ったというわけだ。ちなみに翌日同じ時間に行ってみたがいなかった。
【動画】EF500手持ちなのでよくありません
クロハラアジサシ2羽の採餌
クロハラアジサシの飛翔
【写真】
  
カワウに電柱から追い出されて、外灯に止まる
  
餌を探して、巡回飛翔
  
下を向いてもいつ飛び込むか予測がつかない
  
とにかく近くを何度も飛んでくれた
  
頭部は多少冬羽のゴマ塩という感じ/ダイビング
  
水中に突入してから離水して飛び上がるまで1秒だった。
ダイビングを見ていると、どうしても昨年のコアジサシ幼鳥を思い出してしまう。
このクロハラアジサシの飛翔はとても力強かった。


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2025年8月14日(木)~18日(月)大沼

2025年08月22日 | 大沼・赤沼

■2025年8月14日(木)~18日(月)【天気】曇り小雨、晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】大沼、赤沼、周辺
【種名】キジ♂、カルガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ヨシゴイ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、オオバン、コチドリ幼羽12+、イソシギ夏羽1、トウネン夏羽1・幼羽12+、ヒバリシギ幼羽2、ウズラシギ夏羽後期1、ハマシギ夏羽後期1、クロハラアジサシ2(成鳥夏羽から冬羽換羽中)、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ヒバリ成鳥・幼鳥、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ幼鳥+、カワラヒワ(21科31種)
※シギチは、他の方のブログを拝見すると、ムナグロ、オオジシギ、タカブシギ、ウズラシギ幼羽2、アカエリヒレアシシギ1などが出ている。
※シギチ個体数は、木曜日から月曜日まで観察した各種類の成鳥と幼羽の最大羽数。
【メモ】去年は8月中旬から、ジャガイモ畑の収穫後の耕地に水が張られ、まるで、石巻雲雀野の代わりのように、これまで雲雀野で見られたようなシギチが観察できた。水田の代わりに豆畑も多かったが、今年は、以前、チュウジシギなどが来ていた耕地も全部ではないが水田になっている。ジャガイモ畑収穫後の水張耕地の面積も多少増えている。そこに、まだ本格的ではないが、シギチが来ていた。ウズラシギは、自分が観察したのは3羽の成鳥夏羽後期のうち、他の2羽より、少し小さめの個体で、夏羽もまだかなり残っていた。他も見たかったが残念だった。雨が降らず、だいぶ乾いてきて、シギチが採餌できる環境ではなくなっているが、9月に入って昨年のような環境になれば、シギチが飛来すると思われるが、乾田(畑)では無理だろう。いずれにせよ、ジャガイモ畑を耕作している農家の方々のおかげで、シギチが飛来している。かつての石巻雲雀野同様、周辺環境も含めて、人工的な環境でも、シギチが採餌したり休息できるフィールドがあれば、多くの種類と個体数が飛来するよい見本だと思う。
【写真】※クロハラアジサシは動画、静止画が多かったので別記事で掲載
<8月14日(木)>
  
コチドリ幼羽
<8月15日(金)>
  
ヒバリシギ幼羽/コチドリ幼羽
  
トウネン夏羽後期/トウネン幼羽/トウネン夏羽後期
  
トウネン幼羽/かわいいコチドリ幼羽/小サイズのウズラシギ夏羽後期
  
小サイズのウズラシギ夏羽後期/コチドリ幼羽
  
同じ耕作地にいたヒバリ幼羽とヒバリシギ幼羽2羽
<8月16日(土)>
  
ヒバリシギ幼羽/トウネン幼羽とヒバリシギ幼羽
  
ヒバリシギ幼羽の背中の白のVラインと羽衣の黒い軸班が多いところは、ヨロネン幼羽に似ている。ヒバリシギは体形が細身で、ヨロネンはトウネン体形の足長。足の色はヒバリシギが黄色っぽく、ヨロネンはトウネンと同じで黒。トウネン幼羽でも羽衣がフレッシュな個体は、軸班が黒く、白いVラインが明瞭なものは、ヨロネンに似ている。
<8月17日(日)>
  
イソシギ夏羽/ハマシギ夏羽後期/トウネン幼羽
<8月18日(月)>
  
トウネン幼羽


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2025年8月17日(日)今日見たアジサシ

2025年08月19日 | 今日見た小鳥

■2025年8月17日(日)【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【種名】クロハラアジサシ成鳥換羽中2(1科1種)
【メモ】蕪栗沼から帰宅途中、赤沼でクロハラアジサシが2羽飛んでいるのを見つけた。カメラとレンズがR7+EF500Ⅱで、アジサシ類を手持ちで撮るのは動きが速いので(ツバメやショウドウツバメよりは遅いが)、さすがに大変だった。目の前で何度もチャポン、チャポンしてくれたのに、近すぎと、ピントが合わず、残念。特に動画が悲惨だった。こういうときにR5 Ⅱ+RF100-500を持ってきていれば、楽勝だったが。やはりいつものように手抜きをせず、用途の違う両方のレンズを助手席に置いておいた方がいいようだ。
【写真】

換羽中で黒腹でなくなっている。足は短いので尾から出ない。

尾羽は12枚のようだ。

頭部は、ややゴマ塩。


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2025年8月17日(日)蕪栗沼

2025年08月17日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2025年8月17日(日)8:21-9:44【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区
【種名】マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、オオバン、セイタカシギ♀夏羽1、オオハシシギ2(夏羽後期)、オグロシギ幼鳥2、コアオアシシギ3(換羽中)、アオアシシギ1(換羽中)、タカブシギ3(換羽中)、トビ、ハシボソガラス、シジュウカラ幼鳥1、ヒバリ、ショウドウツバメ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、(22科33種)
※シギは、現時点で、セイタカシギ♂♀、オオハシシギ1、オグロシギ2、コアオアシシギ3、アオアシシギ2、タカブシギ3が滞在していると考えられる。
【メモ】14日(木)に行った時には、R5Ⅱ+100-500をメインに観察したシギを撮影したが、沼は対岸で遠く、白鳥地区は暗くてよくわからなかった。沼のシギ4種(オオハシシギ1、コアオアシシギ3、アオアシシギ2、タカブシギ3)と、白鳥地区のセイタカシギ♂1は確実だったが、オグロシギと識別した写真がいまいちだったので、確認に行った。天気がまあまあだったので、沼は順光で、すぐにコアオアシシギ3羽が、対岸で揃って採餌しているのを見つけた。コアオアシシギは、遠くから見ると白っぽいのですぐわかる。すると、近くにオオハシシギがいて、4羽で左の方に移動しながら採餌していた。水位は前回と同じくらいか、やや低く、干潟はあまり出ていなかった。タカブシギ3羽は、沼の南西部の端の方にいたが、見ているうちに水草の後ろに隠れてしまった。
次に白鳥地区に行くと、まだ逆光か斜光という感じで暗かった。セイタカシギの♀がいるのはすぐわかり、その近くにアオアシシギが1羽いたが、セイタカシギの♂ともう一羽のアオアシシギは見つけられなかったが、よく見ていればいたと思う。さて、前回顔を突っ込んでいて、たまたま写っていたシギは、やはり、オグロシギ幼鳥で2羽いた。これで、前回の確認は取れたということになった。
本当は、この日は花山の温湯温泉と白糸の滝に行く予定だったが、早く起きることができなかったので、蕪栗沼にしたということだった。岩手・宮城内陸地震があった時も、今日と同じように遅く起きたために、湯の倉温泉にシノリガモを見に行けなかった。もし、行っていれば、どんなことになったか想像もできない。地震があったあの日、長者原で降りて、4号線を越え、新幹線の架橋あたりで、車がひどくパンクしたように上下し、道路わきに車を停め、反対車線側の田んぼを見た時に水田の苗がずれるように動いていた。キジ♂が近くにいて、ほろうちしていた。そこで、大きな地震とわかった。花山は、秋に行こうと思う。
【写真】
  
アオサギ幼鳥/コアオアシシギとオオハシシギ。コアオアシシギは、3羽の羽衣の違いがわかる。オオハシシギは、冬羽換羽中ではなく、夏羽後期に訂正。
  
コアオアシシギは1羽が若干別行動/オオハシシギ。実際にはもっと小さくしか見えない/白鳥地区のチュウダイサギ
  
アオアシシギ、セイタカシギ♀、オグロシギ幼羽2。証拠写真。こんなに遠くにいるシギたちではないのだが。


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2025年3月~7月伊豆沼・内沼

2025年08月16日 | 伊豆沼・内沼

■2025年3月下旬~7月下旬【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼・内沼
【種名】ケリ(1科1種)※14羽が最高確認羽数だが、成鳥幼鳥の正確な羽数は不明。
【メモ】3月下旬から7月下旬まで8回ほどケリを見に行った。このエリアでは以前は3ペア繁殖していたが、今年はワンペアだった。2回目に行った時には、乾いた田んぼの真ん中で抱卵していた。雨が降ったら水没では?と思っていたら、やはり雨が降り、3回目に行った時には、田んぼは水だらけで、隣の休耕田で草地になっているところに成鳥1羽がいたが、抱卵は確認していない。4回目に行った時には、♂か♀か不明だが1羽は水田で採餌していて畔で採餌していた。どんどんこちらに近づいてきて、畔で餌を採ると、すたすた横に歩いて行って、そこから飛んで、隣の休耕田の上を飛んで、旋回し、また別の田んぼの畔に降りた。休耕田に行くと、親が一羽立っていて、近くに採餌したり、水浴びをしている幼鳥を発見。さらに土手の上から距離は遠いが全体を見ると、さらに幼鳥2羽が一緒に採餌していた。親鳥は、羽繕いをしながら、3羽の幼鳥を見守っている様子だった。5回目は、休耕田にはいなかったので、どうしたろうと思ったら、土手の畦道の上に親鳥1羽がいて、2羽の幼鳥も一緒にいた。もう、かなり自由に飛べるようになっていて、親子3羽で土手下の田んぼの畔に飛んで行ったが、幼鳥1羽が見つからなかった。落鳥したのかもしれない。この時の写真データがどういうわけかない。セイタカシギ2羽もケリと一緒に写っていたはずだった。6回目は田んぼで幼鳥1羽が採餌しているの見た。少し離れたところに親鳥1羽がいた。この日は親子2羽しか見つけられなかった。7回目に行った時には、いつものコースでなく、一番西側から田んぼに行った。すると、近くの田んぼからケリの群れが飛び立ち、エリアをぐるっと一周して、また、こちらに向かって飛んできて、いくつかの群れに分かれて降りた。この時の最大同時確認羽数は14羽だった。8回目に行った時には、親鳥1羽を別のエリアで見たが、9回目に行った時には見ることができなかった。
【動画】
ケリの採餌(1)
ケリの採餌(2)
ケリ幼鳥3羽のうちの1羽の採餌
ケリの幼鳥3羽のうち2羽の採餌
【写真】
  
①乾いた田んぼのケリ成鳥
  
②ケリ成鳥が畔近くにいて、これが抱卵なので♀。遠くに♂親。
  
③これはどちらかわからない。遠くの休耕田に1羽。こちらが♀かも。
  
④採餌する成鳥と休耕田にもう一羽成鳥。
  
幼鳥1羽/監視する親/離れたところに幼鳥2羽
  
水浴びし、濡れた翼をばたばたさせていた/その後、水浴びしていた1羽が合流して3羽で採餌

最初の幼鳥
 
⑥この日は幼鳥1羽とそれを見守る親1羽しか確認できなかった。
  
⑦全部で14羽。/成鳥の飛翔
  
成鳥の飛翔/休耕田に降りた群れ
  
休耕田に降りた群れ/農道の成鳥1羽

⑧別エリアで最後に見た成鳥1羽


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2025年8月14日(木)蕪栗沼

2025年08月16日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2025年8月14日(木)10:15-13:15(途中抜け)【天気】曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区
【種名】マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、オオバン、セイタカシギ♂夏羽1、オオハシシギ1(換羽中)、オグロシギ幼鳥1、コアオアシシギ3(換羽中)、アオアシシギ2(換羽中)、タカブシギ3(換羽中)、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ♀1、ハシボソガラス、シジュウカラ幼鳥2、ヒバリ、ショウドウツバメ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、(22科33種)
【メモ】最初に蕪栗沼に行って、ショウドウツバメがまだいるか確かめたが、沼にはおらず、白鳥地区にはまだたくさんいた。沼の方は、やや水が引いていて、対岸にシギチが若干いた。その中に茶色のシギがいたので、見ると、オオハシシギの夏羽後期だった。夏羽と違って、雨覆いはほぼ赤茶色で、胸の縞模様もなかった。周りにタカブシギ3羽でこれはすべて成鳥で、2羽はまだ夏羽が残っているが、もう1羽はかなり換羽が進んでいた。アオアシシギは2羽で、一方は夏羽後期という個体だが、もう一羽はかなり冬羽に換羽が進んでいた。コアオアシシギ3羽は、これも3段階換羽中といういい例だった。白鳥地区の対岸からセイタカシギを探すと1羽♂がいた。その時はわからなかったが、帰宅してから写真を見ると、セイタカシギの後ろに大型のシギがいた。大型と言うとここでは、オオソリかオグロかだが、羽縁が白いことから成鳥ではなく、尾が黒いことからオグロシギと判断した。夏羽後期はとてもきれいで蒲生で以前見たことがあった。
あまりいないと思って、気軽にR5Ⅱ+100-500で行ったので、R7+EF500なら、もう少し大きく撮れたが、また、駐車場まで戻ってまた来るのも疲れるので、午後から来れば近くに来ているかもしれないと思い、用事を済ませ、昼食を食べてから、今度はハイチュウを撮るとき以外はほぼ使わない三脚まで担いで行ったら、沼の水位が若干上がっていて、午前中シギがいたところは干潟が隠れてカルガモが浮いていて、アオアシシギ2羽がもう少し先に2羽いるばかりで、他のシギはいなかった!とりあえず、シギの夏羽~冬羽換羽中の個体を見ることができたので、よかったということにしておこう。
【写真】
  
沼にいたシギ全種全個体/アオアシシギ以外/オグロシギとセイタカシギ
  
ショウドウツバメ/アメリカザリガニを捕らえたダイサギ/もう一度行ったらこれしかいなかったアオアシシギ


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2025年8月14日(木)今日見たシギ

2025年08月15日 | 今日見た小鳥

■2025年8月14日(木)【天気】曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】蕪栗沼
【種名】オオハシシギ夏羽1、コアオアシシギ夏羽3(冬羽換羽中)、アオアシシギ夏羽2(冬羽換羽中)、タカブシギ夏羽2(冬羽換羽中)(1科種)
【メモ】ツルシギ黒を見に行ったのだが1羽もおらず、対岸に上記のシギチがいた。R7+EF500Ⅱを持って来ればよかったと思い、用事を済ませて午後から、わざわざ三脚も担いで行ったら、何と、アオアシシギ2羽しかいなかったというお粗末な話だった。もっと軽いF4Lというものはないのだろうか。
【写真】オオハシシギの夏羽後期は、お腹の摩耗して、縞々がなく、上面も擦れてしまっている。コアアオアシシギは3羽でかなり夏羽から冬羽に近いものまで3段階。アオアシシギも夏羽がまだがんばっている個体と、冬羽にかなり覆われている個体。3羽のタカブシギも同じ感じでおもしろい。肉眼で見ると、いるというのがわかるレベル。



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2025年8月9日(土)大沼

2025年08月12日 | 大沼・赤沼

■2025年8月9日(土)14:15-15:03【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】大沼、赤沼、南長沼、周辺田圃
【種名】カルガモ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、アカアシシギ夏羽後期1、タカブシギ夏羽6、トビ、ヒバリ、ショウドウツバメ+++、ツバメ、スズメ、ハクセキレイ(10科14種)
【メモ】蒲生から大沼に行って、水が張られた畑を見ると、遠くにタカブシギらしきシギがいたので撮影だけしておいた。あとで見たらアカアシシギだった。大沼は帰りに寄るつもりだったので、通り過ぎて鳥の海に行ったが、シギチは何もいなかった。戻って、再び大沼に来た。田んぼのコーナーにアカアシシギがいた。これは、蕪栗沼のオオジシギのようには逃げないので、少しの時間見ていた。それから、車を進めると今度はシギが6羽南長沼方面に飛んでいった。向かい風で飛ぶスピードがけっこう遅かったので、双眼鏡で見るとタカブシギだった。渡りの途中という感じだった。それを追って、南長沼近くに行ったが、見つけられなかった。引き返す途中、前方の畑と、畔、それに道路いっぱいにツバメの大群が休息していた。一応撮影しておくかと思い、車を斜めに止めて撮影したが、逆光だった。向こうから車が来たので、仕方なく道路端に止めたが、車が通過してツバメも一斉に飛んでしまった。大沼に戻ると、チョウゲンボウ♀がいい感じで止まっていた。カンムリカイツブリは、幼鳥1羽に餌をやっていたが、他には見当たらなかった。今年は赤沼には営巣しなかった。
帰宅して、撮影した写真をチェックしていると、ツバメの大群と思ったのが、ショウドウツバメだった。あんなにむちゃくちゃたくさんいて、飛んでいたのに残念だった。500羽以上はいたと思う。暑いし、疲れていて、あまり見る気もしなかったのが敗因だった。
【写真】
  
アカアシシギ。同一個体と思われる。
  
ショウドウツバメとツバメ。ツバメは画面右の方に1羽/チョウゲンボウ♀/カンムリカイツブリ


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2025年8月9日(土)蒲生干潟

2025年08月12日 | 蒲生海岸

■2025年8月9日(土)7:33-10:26【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】蒲生海岸・干潟
【種名】カルガモ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ホウロクシギ夏羽1、キアシシギ夏羽3、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、スズメ、ホオアカ、アオジ(14科19種)
【メモ】日和山から池まで、モニタリング調査をしていた県支部のみなさんとご一緒して、鳥を見た。ホウロクシギがいると教えていただき、見ると嘴が長い成鳥だった。池から引き返し、いつものコースで干潟を周って、浜を見て戻った。相変わらずシロチはいなかった。ハシブトガラス2羽とハシボソガラスの群れがいた。最近、どこのフィールドに行っても、圧倒的にハシボソガラスばかりの印象だ。キアシシギは、干潟奥のいつもの場所にいたが、アオアシシギはいなかった。この時期夏羽のホウロクシギを見ることができたので、うれしかった。
【写真】
  
ホウロクシギ夏羽
  
ホウロクシギ夏羽/キアシシギ夏羽
  
ハシボソガラスとハシブトガラス/クルーズ船/導流堤の稚魚


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2025年8月11日(月)蕪栗沼

2025年08月11日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2025年8月11日(月)10:22-11:31【天気】曇り晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、東側田圃
【種名】キジ♂、マガモ+、カルガモ+、ハシビロガモ1、オナガガモ5、コガモ12、カイツブリ+、キジバト、カワウ、ダイサギ、チュウサギ、オオバン、オオジシギ成鳥1、アオアシシギ1(S)、ミサゴ1、トビ1、シジュウカラ幼鳥1、ヒバリ、ショウドウツバメ++、ツバメ1+、ウグイス、スズメ(15科22種)
【メモ】蕪栗沼は多少増水していて、カモたちはけっこうな数がいたが、シギチはアオアシシギの声を聴いたくらいだった。
オオジシギが農道わきの水田にいたが、カメラを取り出す前に、飛ばれてしまい、後ろ姿しか撮影できなかった。写真で確認するとやはりオオジシギだった。飛び立つ時の羽音は、やや重く鈍い感じの音で、鳴き声は出さなかった。ほぼ前々回と同じ場所にいて、同じ場所に飛んで降りた。伊豆沼・内沼の帰りにもう一度行ってみると、同じ場所にいて、また、飛んで行ってしまった。今度は、飛ぶ前、飛んだ直後に背中の模様がはっきり見えた。
カモ類はマガモが増えていて、ハシビロガモも1羽おり、コガモも数が増えていた。ショウドウツバメは、晴れたら、朝早く行って、順光状態で見たい。幼鳥も混じっているはずだ。
北側駐車場に、新しい遊水池監視カメラが立つらしく、電柱のような柱2本が立っていた。工期は来年の3月末らしい。この前来た時は看板だけだった。
【写真】
  
ダイサギとチュウサギ/カルガモとオナガガモ/コガモ
  
ショウドウツバメ
  
ショウドウツバメ/アブラゼミ


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2025年8月9日(土)今日見た鳥

2025年08月09日 | 今日見た小鳥

■2025年8月9日(土)【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【種名】(2科2種)
【メモ】ホウロクシギ成鳥夏羽とチョウゲンボウ成鳥♀
【写真】

天気がよく順光で撮影できた。


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2025年7月~8月仙台市西部都市公園池のバン(2)

2025年08月08日 | 青葉区西部都市公園池

■2025年7月29日(火)・8月6日(水)・7日(木)【天気】晴れ・曇り・晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】仙台市西部都市公園池
【種名】バン(1科1種)
【メモ】7月29日に見た時は、6羽だったが、8月6日の少し曇りの日に行ってみると、次々に出て来て8羽になっていた。どうやら、MAX8羽ヒナが孵って、幼鳥になったということ。2回繁殖が失敗したが、バン回した。天気がよかった7日は、しばらく木橋に腰掛けて、珍しく三脚を付けて観察していた。しばらくいたのに♀が全く現れなかったので、抱卵している可能性もある。
ここまでは順調に8羽が成長しているが、この池はこれから、いくつかの人為的試練を乗り越えなければならず、目が離せない。幼鳥が散り散りにならないことを願うばかりだ。現在は、♂の周りに8羽のこどもたちがいて、とてもにぎやかだ。
【動画】
バンの給餌
バン幼鳥の採餌
バン親(♂)子の採餌

【写真】
<7/29>幼鳥換羽中6羽確認
  
バン♂/近くに並んだ幼羽(換羽中)

<8/6>幼鳥換羽中8羽確認
  
左♀右♂。♂の額板は赤の色が濃く、頭の境界部の額板が厚い。/♀。5・6月頃は額板の右側境界あたりに白い羽毛があったが、今は黒い羽毛に替わっている。/♂と幼羽6羽、画面に入らなかったが、右手前に2羽いる。

<8/7>幼鳥換羽中8羽確認
  
幼鳥。顔アップ。/♂と幼鳥
  
幼鳥7羽。1羽が右手前にいて入らなかった。/♂成鳥/親に餌をくれ!とねだる幼鳥。
  
♂親は幼鳥の方を向いて、餌はいっぱいあるんだから、自分で食べなさい、とでも言っているかのよう。/成鳥♂と幼鳥/どうしても、もう1羽入らない。


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2025年8月2日(日)鳥の海

2025年08月06日 | 鳥の海

■2025年8月2日(日)12:14-14:12【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】鳥の海、周辺
【種名】カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、キアシシギ夏羽5、エリマキシギ夏羽♀1、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ2、ハシボソガラス、ヒバリ、セッカ(12科17種)
【メモ】蒲生から鳥の海に移動した。最初に北側の浜周辺を見た。オオセグロカモメの大群とウミネコがいたが、その中に夏羽のエリマキシギ♀1とキアシシギ2がいた。意外にもエリマキシギは、夏羽後期の羽衣を見たのは初めてだった。キアシシギとの大きさから♀と判断した。蕪栗沼で5月に夏羽に移行している♂♀を見たが、後期は初めてだったので、来たかいがあった。この3羽は一緒に行動していた。河口まで行って何もいないので、戻ろうとするとシギ3羽がやってきたので、降りたところを見ると、キアシ3羽だった。先ほどの小群とは別グループと思われる。干潟は満水状態で何もいなかった。コアジサシが1羽くらい残っていないかと思って、吉田浜の方に行ってみたが、浜をバギーが1台砂浜を走っていて、鳥の海の砂浜まで行き、また戻ってきた。ここはバイクも同様だが、車両進入禁止のはずだ。
【写真】
  
アシワラガニ/エリマキシギとキアシシギ/エリマキシギの飛翔。足が長いので尾から突出している。
  
エリマキシギ/ミサゴ/ウミネコとオオセグロカモメ各世代
  
浜のオオセグロカモメ/キアシシギ/ネズミを捕まえたチョウゲンボウ


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