■2015/4/29(水)昭和の日6:30-8:45【天気】晴れ 往左舷波しぶき復右舷波しぶき
【場所】鮎川港~金華山沖往復
【種名】オオハム夏羽1,アビSP,クロアシアホウドリ2,アホウドリ幼鳥1,オオミズナギドリ++,ハイイロミズナギドリ++,ハシボソミズナギドリ+,アカアシミズナギドリ2,ヒメウ,ウミウ,ウミネコ,オオセグロカモメ,ウミガラスSP,ウミスズメ++,ウトウ+(6科15種)
【メモ】波浪図を見ると波高はレベル1だが風がレベル2で,ちょっと不安だった。出港するとやはりベストコンディションとは言いがたく,片側は波しぶきでレンズを濡らしてしまい,途中で気付いたが揺れているためにスタビライザースイッチが動いてオフになっていた。揺れる中でレンズを持って撮影しているとどうしても不用意にスイッチ類が動いてしまうことがある。さて,鮎川港を出て10分もしないうちに右舷にクロアシアホウドリが出,さらにアホウドリの幼鳥が出た。暗褐色の体に嘴だけがピンクという,まるでアカアシミズナギドリを大きくしたような感じだ。この個体は逆光の方へ飛んで行ってしまって追跡できなかった。例によってハイイロミズナギドリやハシボソミズナギドリ,オオミズナギドリが群れる金華山近海エリアを過ぎ,そこからGPS波浪計までは,ほとんど海鳥が出ない(とは言ってもウミスズメ,ウトウ,アビ類,ウミガラス類は出るが)。そこから北上していつもの海域でアホウドリを待つが,やって来たのはクロアシアホウドリ1羽だけだった。アカアシミズナギドリが1羽船の周りを何回も飛んでよく観察できたが,レンズが曇っていたのとスタビライザーがオフになっていて,せっかくの観察機会によい写真は撮影できなかった。アカアシミズナギドリとは言うが,足がピンク色なのは飛んでいるときはほとんど見えず,むしろ嘴先端が黒で嘴がピンク色,全身黒褐色で翼がハイイロやハシボソより長い印象で識別できる。個体数がやたらいるハイイロややや少なめのずんぐりハシボソより,1,2羽くらいで行動しているアカアシがレアなので,こちらに目が行く。
それにしても,いるならもうとっくにアホウドリ類がやってくるはずなので,まあいないのだろうということで,最初にアホウドリを見た金華山近くまで戻ることにした。この時点で8時を過ぎているのだが,行きのように海鳥(ミズナギドリ類やアホウドリ類)は出ず,結局ちょっと停船して,あとは帰港した。
往復航路で次々に出たのはウミスズメで,冬羽から中間羽,さらに完全夏羽まで個体数が多かったのでよく観察できた。ウトウも生殖羽から非生殖羽,若鳥まで観察できた。オオハムは夏羽が観察できたし,ずんぐり大きいウミガラス類は時々出たが,ピントが合ったのが今回は皆無だった。観察は海面は凪に限る。なかなかそういうチャンスはなく,昨年アホウドリ成鳥を観察したときは,ラッキーな海面だった。
ということで,今回,出るはずが全く出なかったのがコアホウドリとハイイロヒレアシシギで,次回に期待したい。なお,4月下旬にアホウドリを観察したのは初めてだった。
【写真】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/cnv/v1/user_image/36/0c/af73389484e819900cce31d4cd429631.jpg?dw=120,dh=120,cw=120,ch=120,q=100,da=l,ds=s)
■鮎川港/金華山/ハシボソミズナギドリ
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■オオミズナギドリ/ハイイロミズナギドリ/ハイイロミズナギドリとウトウ
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■漁船とオオミズナギドリの群れ/ウトウ/金華山灯台とオオミズナギドリの群れ。
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■ウミスズメ3個体。先頭は目の後ろからの白い羽毛があるS。2番目はWから移行中。喉の部分が一部黒い。3番目はかなり夏羽に近い換羽で喉も黒い。/アホウドリ幼鳥。金華山からさほど遠くない場所で観察。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/cnv/v1/user_image/37/59/f6d409b5bbf669cb299c2e1f2e263b09.jpg?dw=120,dh=120,cw=120,ch=120,q=100,da=l,ds=s)
■アホウドリ幼鳥/ウミスズメ
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■GPS波浪計/オオミズナギドリ
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■アカアシミズナギドリ。停船しての撮影だがうまく撮れなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/cnv/v1/user_image/1e/b0/1e14829c66a5f25a6db637fcfe921d38.jpg?dw=120,dh=120,cw=120,ch=120,q=100,da=l,ds=s)
■クロアシアホウドリ。あまり寄りつかず,着水もせずで,撮影意欲もいまいちだった。/ウミスズメで目の後ろの白い羽毛が目立つ。夏羽
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■大洗-苫小牧航路フェリー/太平洋フェリーいしかり,仙台港へ。/オオハムかシロエリオオハムの夏羽
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【場所】鮎川港~金華山沖往復
【種名】オオハム夏羽1,アビSP,クロアシアホウドリ2,アホウドリ幼鳥1,オオミズナギドリ++,ハイイロミズナギドリ++,ハシボソミズナギドリ+,アカアシミズナギドリ2,ヒメウ,ウミウ,ウミネコ,オオセグロカモメ,ウミガラスSP,ウミスズメ++,ウトウ+(6科15種)
【メモ】波浪図を見ると波高はレベル1だが風がレベル2で,ちょっと不安だった。出港するとやはりベストコンディションとは言いがたく,片側は波しぶきでレンズを濡らしてしまい,途中で気付いたが揺れているためにスタビライザースイッチが動いてオフになっていた。揺れる中でレンズを持って撮影しているとどうしても不用意にスイッチ類が動いてしまうことがある。さて,鮎川港を出て10分もしないうちに右舷にクロアシアホウドリが出,さらにアホウドリの幼鳥が出た。暗褐色の体に嘴だけがピンクという,まるでアカアシミズナギドリを大きくしたような感じだ。この個体は逆光の方へ飛んで行ってしまって追跡できなかった。例によってハイイロミズナギドリやハシボソミズナギドリ,オオミズナギドリが群れる金華山近海エリアを過ぎ,そこからGPS波浪計までは,ほとんど海鳥が出ない(とは言ってもウミスズメ,ウトウ,アビ類,ウミガラス類は出るが)。そこから北上していつもの海域でアホウドリを待つが,やって来たのはクロアシアホウドリ1羽だけだった。アカアシミズナギドリが1羽船の周りを何回も飛んでよく観察できたが,レンズが曇っていたのとスタビライザーがオフになっていて,せっかくの観察機会によい写真は撮影できなかった。アカアシミズナギドリとは言うが,足がピンク色なのは飛んでいるときはほとんど見えず,むしろ嘴先端が黒で嘴がピンク色,全身黒褐色で翼がハイイロやハシボソより長い印象で識別できる。個体数がやたらいるハイイロややや少なめのずんぐりハシボソより,1,2羽くらいで行動しているアカアシがレアなので,こちらに目が行く。
それにしても,いるならもうとっくにアホウドリ類がやってくるはずなので,まあいないのだろうということで,最初にアホウドリを見た金華山近くまで戻ることにした。この時点で8時を過ぎているのだが,行きのように海鳥(ミズナギドリ類やアホウドリ類)は出ず,結局ちょっと停船して,あとは帰港した。
往復航路で次々に出たのはウミスズメで,冬羽から中間羽,さらに完全夏羽まで個体数が多かったのでよく観察できた。ウトウも生殖羽から非生殖羽,若鳥まで観察できた。オオハムは夏羽が観察できたし,ずんぐり大きいウミガラス類は時々出たが,ピントが合ったのが今回は皆無だった。観察は海面は凪に限る。なかなかそういうチャンスはなく,昨年アホウドリ成鳥を観察したときは,ラッキーな海面だった。
ということで,今回,出るはずが全く出なかったのがコアホウドリとハイイロヒレアシシギで,次回に期待したい。なお,4月下旬にアホウドリを観察したのは初めてだった。
【写真】
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■鮎川港/金華山/ハシボソミズナギドリ
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■オオミズナギドリ/ハイイロミズナギドリ/ハイイロミズナギドリとウトウ
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■漁船とオオミズナギドリの群れ/ウトウ/金華山灯台とオオミズナギドリの群れ。
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■ウミスズメ3個体。先頭は目の後ろからの白い羽毛があるS。2番目はWから移行中。喉の部分が一部黒い。3番目はかなり夏羽に近い換羽で喉も黒い。/アホウドリ幼鳥。金華山からさほど遠くない場所で観察。
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■アホウドリ幼鳥/ウミスズメ
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■GPS波浪計/オオミズナギドリ
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■アカアシミズナギドリ。停船しての撮影だがうまく撮れなかった。
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■クロアシアホウドリ。あまり寄りつかず,着水もせずで,撮影意欲もいまいちだった。/ウミスズメで目の後ろの白い羽毛が目立つ。夏羽
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■大洗-苫小牧航路フェリー/太平洋フェリーいしかり,仙台港へ。/オオハムかシロエリオオハムの夏羽
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