脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

10月の右脳訓練ー上州温泉巡り(伊香保)

2022年11月01日 | 私の右脳ライフ
3泊目伊香保温泉の思い出メモです。


夫は伊香保温泉が一番ぴったり来たそうです。早めにチェックインして温泉街をそぞろ歩く。その時ちょっとおしゃれなカフェで一休み。温泉をゆっくり楽しみ、おいしい食事に舌鼓を打つ。後はゆっくりのんびりする。
何しろ、伊香保には有名な石段街がありますから、たしかに日常的ではないシチュエーションでのそぞろ歩きができます。365段の階段ですから、少々息が切れてそぞろ歩く風情というにはちょっと無理がありました。
365段上がったところには、もちろん伊香保神社が。本殿の裏の紅葉にちょうど日が射してきれいに輝いていました。20分歩けばロープウエイに行けるようでしたが、もちろん却下。
「さあ、降りるよ」という掛け声で、元気に降りはじめます。もちろん石段街にあるおしゃれなカフェを探しながら。無事に好みに合ったカフェを発見して、二人でパフェを食べました。途中の足湯「辰の湯」を誘ったら付き合ってくれましたが、ほんの一瞬。
つい遠くの山や青い空を眺めたくなりますが、足元にも興味深いものを発見しました。十二支のマンホールが揃っているようです。カラフルなのは、コミックのキャラクターでしょうか。

階段が終わるところに、関所とハワイ王国公使別邸を発見。当然私は行きたい。夫は行きたくない。こういうものの見学は、よく考えるまでもなくそぞろ歩きのイメージには外れるわけです。今回このメモを書きながら、確かに私たち二人は旅に求めているものが違うということが、よくよくわかりました。階段下のベンチで待ってくれるというので、ちょっと急いで見学。御用邸跡にも行きたかったのですが方向違いのためさすがに誘いませんでした。私はめげず翌朝、ちゃんと朝散歩で行ってきましたよ。

夫は宿の雰囲気や食事も大きな要件なので、クレームが出る。
私は、せっかくの一期一会、見たい・行きたいが最大用件なので、拒否されてはがっかりする。
「絶対文句は言いません」と宣言した時の心境は、宿や食事に関しては許容度が高い自信があったからです。ところが旅のコンテンツが全然足りない!それでがんばってあれこれと交渉してしまいました。却下された案件は、紅葉の赤城山。草津温泉西の河原。雲一つない榛名山と榛名湖。伊香保温泉湯元源泉地。バラ満開の中之条ガーデン。書きながら笑ってしまいますがまだあったかもしれません。
考えたらこれは旅の前の「絶対文句は言いません」に反していることが、今よくわかりました。任せた以上、旅のコンテンツにも文句はつけたらいけませんね。
でも、追加報告だけさせてください。夫は旅の前に観光案内書を買って、ネット検索もしてA4版で22ページもある「見どころ」を作ってくれました。
なんと赤城山以外はすべて網羅されていました!行く気はあったということでしょうか?
ずいぶん以前に、近いテーマで書いたと思って探してみました。
冬の旅その3(大切なのはその場で体験すること)
これは夫に読んでもらいましょう。
もちろん、下の記事も。今回の旅は私が余分に見たいところ以外は完璧でしたから。

旅の最後は、予定にも「見どころ」にもなかったのですが、パンフレットから見つけて原美術館ARCに寄ってもらうことになりました。閉館になった品川の原美術館が伊香保に統合されていたのでした。現代美術ですからどんなものかと恐る恐る誘った結果は、まさに今回の旅の掉尾を飾るに値するものでした。(と、私は思っています)
ロケーションも建物も素晴らしい。榛名山も赤城山も借景にした広大な緑の敷地には野外展示作品がまるで遊んでいるように展示されていました。建物は磯崎新。現代美術の入れ物であることを意識していると思いました。
草間弥生の部屋、奈良美智のアトリエ模型、知らない人、名前はよく知っている人達の作品がA館 B館 C館そして屋外に展示されていて、心も目も惹かれました。一生懸命に見たせいか疲れました。撮影不可です。
一転して書院造をモチーフにした灌海庵では応挙などの日本美術をゆっくり見ることができました。私はとっても満足しました。夫は付き合ってくれたんだと思います。

水上温泉谷川岳の向こうはもう新潟県。渋川伊香保インターで関越自動車道に乗ったら次の駒寄パーキングエリアまでが群馬県。すぐ埼玉県になりました。群馬県の北から南まで、好みの違う夫婦二人旅が無事に終了しました。


ニンニクカズラ(2021年11月沖縄)

認知症に関して理論的に詳しく知りたい方は、以下のブログもお読みください。



















































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