脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

4月の右脳訓練その2

2013年04月10日 | 私の右脳ライフ

長男が帰省してきました。フットサルチームを持っているのですがそのメンバーの方々と一緒に。

彼の趣味の一つに華道があって、今回は華道の先生やお仲間もご一緒の予定でした。
「台風並みの低気圧接近。不用不急の外出は避けるように」とTVが盛んに言ったものですから、急きょ取りやめ・・・残念でした。

当初の予定では、「散歩をしながら花材を見つけて、自由に活けましょ♪」華道部の方だけでなく私たちにもお声がかかっていましたから、そのための竹花器も用意して、ちょっとワクワクしながら待っていました。

「今回は残念ながら」とあきらめていたのです。
突然息子が「せっかくだからお花を活けようよ」と声をかけてくれました。
たまたま来ていた友人とみんなで、ハサミを持って外に出て、好きな植物を切ってきました。

 

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長男は、ちょっと眺めると割合さっさと活けこみます。
私は、「ああでもないこうでもない」と悩みます。友人もあれこれとアドバイスしてくれて合作の作品もできました。

投げ入ればかりしていたのですが、久しぶりに剣山を使って活けました。すっきりした気持ちになりました。

左上の作品は、友人との合作で「語らい」という名前にしました。
浦島草もこうやって見詰め合わせると、かわいく見えてくるから面白いものですね。

活け終わったかと思うとすぐに華道の先生に写メしたそうで、先生からお返事をいただきました。そしてブログにコメント付きでアップもしてくださいました。
101CARAT(こちらの写真のほうがよく撮れていますからクリックしてみてくださいね)

一人になって、「そうだもう少し活けてみよう」
P1000135私も真似をして長男に写メ。

「花材とテーマを残すといいよ。
自由化は自由だから。表現したいテーマを決めたほうがいいです。
空間構成は、点と線と面の意識。
色彩のバランス。
仕上げに足元の水際をすっきりさせること。
これらがポイントです」

というコメントをもらいました。
THANK YOU!

彼は面白い生き方をしています。
フットサルと華道というのもその一端ですが、その生き方に触れたかもと思うことが時々あります。
↓ のページも読んでみてください。
「すべてのスタートは『楽しむ』こと。『楽しい』ではなく『楽しむ』である」

この言葉は、自分で考えたということですが、P1000136_2
エイジングライフ研究所としてもなかなか面白いです。

「華道をやってよかったよ。楽しいし。
外国の人と話すときに自分のことばで華道の歴史や本質を伝えることができるから。これは予想してた訳じゃないけど」

話は変わりますが、私にとって、チューリップといえば、赤の一重と決まってました。
今年の我が家のチューリップは、なんとピンクの八重。
それがまた可憐でいい風情なのです。
決まりきったことから外れてみることも、新しい展開につながる可能性があって挑戦すべきだと思います。

 

 


4月の右脳訓練その1

2013年04月10日 | 私の右脳ライフ

新年度が始まって異動になられた皆さんもいらっしゃるでしょう。
思いがけない異動で、ちょっとクサッている方はいませんか?

新しい環境を与えられるということは、考えたらありがたいことです。退職した後の単調な毎日のことを想像してください。
自ら変化を求めたり試みたりするタイプの方は、退職後も十分に楽しみを見つけることができますが、「仕事一筋、趣味も交友もない」タイプの方は恐ろしいほどの単調な毎日になるのです。
ついでに言うと、その生活こそが認知症を呼び込むことにもなる・・・

未経験の生活を体験できるチャンスととらえなおしてください。

さて私の右脳訓練です。
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4月5日は夫の誕生日。
なんと、友人が夫の誕生日を覚えていてケーキを届けてくださったのです。
ちょうどお客さんもいらしたので、一緒にハッピーバースディを歌ってあげました。

こだわりの紅茶をみんなでいただいて、地味目でしたが、いいお祝いになりました。

本人の感想は
「覚えていてくれてありがたいこと。
もう70歳目前か!」

それにしたら、とってもお若いこと^_^;

メインデッシュですが。
今伊豆の定置網漁ではブリが揚がっています。その日から6人お客さんでしたから8.5Kgのブリをゲット。
このくらい大きいです。捌くのに2時間くらい格闘しました。
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三枚におろして、
1.頭とカマと中骨は塩焼き。
2.皮でお味噌汁
3.雄節(背中側)と雌節(腹身)の刺身
4.あぶり
5.4と5で握りずしも作りました。
6.ブリしゃぶもおいしくいただきました。

魚をさばくのも、献立を考えるのも大変といえば大変ですが、結構な前頭葉の訓練になりますね。まったく情けは人のためならずです。
それに加えて、みんなの笑顔とおいしいという言葉という何よりのプレゼントももらえるのです。料理はなかなかいい脳活性化訓練になりますね。

実は、小ボケになると「献立が単調」になります。
正常から認知症への移り変わり、♪今日もコロッケ、明日もコロッケ・・・
このページでは、小ボケから大ボケに至るまでの「食」に関してまとめてありますから、クリックして読んで見てください。

高校の先輩。関東支部の会長をなさっている竹内さんが先ほどFBにアップされました。
ちらし寿司
なんだかいろいろなことが、ちょっとずつ重なって人生を面白くしてくれるような気になりますね。


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