第一期実務研修会の後、お会いした保健師さんたちの声をお伝えします。
長野県東御市のK池保健師さんです。
「研修会の時はどうなるかと思ったけど、つまりあまりにも勉強すべきことが多かったということなのですが。
帰ってからやってみると、やり方にしても聞き方にしても、参加の前とは違っていることがよくわかりました。
なんというか深いんですね。
これからもがんばってやっていきたいと思います。
なんだか、テストするのが楽しみなような気がします」
新潟県十日町市
左からM落保健師さん・T中保健師さん・T端保健師さん。
T端保健師さんは、今回一緒に脳機能検査と生活指導をしましたが、さすがにベテラン!
テストはさすがにまだ慣れていないのですが、それでも安定感があるのが経験というものでしょうか?生活指導になってからの包み込むような聞き方にも感心しました。
長くかかわっていたほかの保健師さんですら知らないような家族の話なども出てきて、皆さんがびっくりされましたね。
生活指導は、ご本人が状況を理解するだけでなくその気になってくれないと意味がありません。そのためには面接時のテスターとテスティの人間関係が大きく影響します。
脳機能テストや生活指導を通じて「良い(悪い)と評価を下された」というのではなく「理解してもらえた」と感じてもらうことがベースです。
「そういうことが起きたら、確かにあなたの生き方が変わってしまう(脳の使い方が変わってしまう)ということが、私にはわかります」このレベルにまで話を聞いていくことが、生活指導には必要です。そこまで話を聞いていくときに「このテスターはわかってくれているから何でも話せる」という関係性を作ることが前提になるのです。
保健師さんの中には、ほんとに上手に自然に関係性を作り上げることができる方々がいますが、実は脳機能テストを先に実施することが、かえってテスティの心を開かせるのではないかと思うことはよくありますよ。
三人の感想はそれぞれちょっとずつ違っていて、
「使えると思います!」
「生活指導で踏み込んで聞くのがちょっと難しい」
「面白そうです」
がんばってください。質問いつでも受け付けます。