1970年代後半、スウェーデンのABBAのダンシング・クィーンが日本でも大ヒットしました。
Abba-Dancing Queen
https://www.youtube.com/watch?v=xFrGuyw1V8s
この後も続いてヒット曲が続き、
Abba - Chiquitita
https://www.youtube.com/watch?v=p4QqMKe3rwY
Abba - Fernando
https://www.youtube.com/watch?v=dQsjAbZDx-4
Abba - Money Money Money
https://www.youtube.com/watch?v=ETxmCCsMoD0
メンバーは、
アグネッタ・フォルツコグ(Agnetha Fältskog)
ビョルン・ウルヴァース(Björn Ulvaeus)
ベニー・アンダーソン(Benny Andersson)
アンニ=フリッド・リングスタッド(Anni-Frid Lyngstad)
で、ABBAは、正式には彼らのグループ名は二文字目のBを反転させたものです。
ウィキペディア
ABBA
https://ja.wikipedia.org/wiki/ABBA
抜粋:
グループ名の由来は、メンバー4人の頭文字を取ったもの。元々は、「Björn & Benny, Agnetha and Anni-Frid」という長い名前だったが、ある日マネージャーのスティーグ・アンダーソンが、何かの書類に彼らの名前を記入する際に、適当にイニシャルを並べて「ABBA」と書いたことから、それがグループ名になった。ビョルンとベニーが曲を作り、アグネッタとフリーダが歌う(一部、ビョルンやベニーが歌っているものもある)。
このBのアレンジ、今でもデザイン性に優れているとは思いますし、そもそもこちらは左右反転なのですが、ついつい私はアウシュビッツ強制収容所の門の、「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」のBのアルファベットが上下逆さになっているのを思い出してしまいます。
そして最近、たまたま調べものをしていたとき、あながちこのグループがナチスドイツの悲劇と無縁でなかったことを知りました。
このグループの女性の一人、アンニ=フリッド・リングスタッド(ブルネットの女性、ブロンドの方はアグネッタ)の母親はノルウェー人で、(生物学上の)父親がドイツ人。
彼女は、戦時下のナチスドイツのレーゲンスボルン計画のもと、生まれた子供だったのです。
ウィキペディア
アンニ=フリッド・リングスタッド
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8B%EF%BC%9D%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%89
Angeleyes
フリーダ Frida
祖国を追われた少女が世界の頂点に立つまで
http://angeleyes.dee.cc/frida/frida.html
彼女の瞳に感じた憂いは、単に彼女の髪の色、しっとりした容貌、低い声からだけではなかったのですね。
抜粋:
「生命の泉」計画は主としてドイツ国内で実施された。しかしヒトラーは「北方人種」を「より純粋な」アーリア人と考え]、ドイツ人のアーリア化を促進する目的で、ドイツ人ナチ党員男性に対してノルウェー女性との性交渉を積極的に奨励した(他のナチスドイツ占領地域では、このような行為は禁じられた)。このため、ノルウェーでは Lebensborn の用語が、ノルウェー人の母親とドイツ人の父親の間に生まれた子供について記述する場合に使用される。
1940年から1945年までの間にレーベンスボルン計画によってノルウェー国内10カ所に設けられた産院で出生した子供は約8000人、施設外の約4000人も含め約12000人の子供が駐留ドイツ兵とノルウェー人女性との間に生まれたとされる。
ままくんカフェ
森と湖の国ノルウェーの引き摺る戦後~ナチ政策で犠牲になった子供達http://plaza.rakuten.co.jp/mamakuncafe/diary/200703090000/