パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

愛岐トンネル群と廃線跡地

2009-11-23 09:22:35 | ちょっと寄り道=お出掛け日記=
愛知県春日井市~岐阜県多治見市の間には、旧国鉄の廃線跡地がある。
 明治29年に着工された開通工事は、難行を極めた。
 中でも巨岩落石事故では、300発のダイナマイトと、
 延べ300人の人夫が救出に役使されたが、6人が殉職するなど、
 竣工・開通までの間に、実に20余名の尊い命が失われた。

当時は、SLが走っていたらしい。
 この廃線は、1900年に開通し、1966年まで使用されたが、
 新たな線路が設けられた為、鬱蒼としたやぶの中に眠ってしまった。

そして、2007年。
 赤レンガプロジェクト 春日井・多治見間の産業遺産
 NPO法人 「愛岐トンネル群 保存再生委員会」
 …により、現地開拓と調査、そして保存研究が進められ、
 長年の眠りから蘇った1500m・3~6号までの
 廃線とトンネル4基が見つかっている。
 (実際には、8kmの廃線と、13基のトンネルが現存している)

*************************************
 
 第4回:秋の市民公開…と題された、この催し物。
市民…では無いけれど、規制が無いので行って来ました。
http://www.geocities.co.jp/ag_tunnel/index.htm

 まぁ~ どえらい混んでる事。 …吃驚仰天です。

最寄りの駅から跡地まで、
川と現在の線路の間の道を、延々と並ぶ人々…。


結局、徒歩10分も掛らない様な所を、1時間半くらい掛けて歩きました。

(あまりの行列に、途中で諦めて帰る人も続出)

受付で、記帳して…
ちょっと足元の悪い階段を登って… やっと現地へ到着。

お~~~。 モミジの名所だけの事はあるかも。

でも、色づきは、まだまだ…ね


トンネル(3号)は、こんな感じ。

現在は、こういうトンネル4基(3~6号)の見学が出来ます。

トンネル内は、こう。

(このトンネルは、ちょっと小さいもの)

トンネル内の壁は、勿論「赤レンガ」。


廃線道に残る、古風な景色。


芋煮…は、大繁盛。


この廃線跡…、モミジが200本近くあるんだって。


4号トンネル。


現在は、まだ調査に至っていませんが、
2号トンネルは、こんな感じだったんだって。


4号トンネルを貫けると、モミジの巨木が…。

なんかね…。 不思議と「神木だ…」って思いました。

遠くから見ると、こんな感じで、ちょっと赤い。


6号トンネルは、333mもある長いトンネル。
トンネル内には、竹の入れ物に入った、おごそかな“ろうそく照明”が、
5m間隔に置かれている。


「うわぁ~綺麗~手作りですか?」
…と聞いたら、貸してくれた電飾傘。

出口までコレをさして歩きました。  るんるん♪
(足元に見える明りは、ろうそく)

コレは何だ?


太陽光を取り込んで、トンネル内を照らしているの。


こういう、原始的(エコ)な装置で太陽光を送っているんだよ


解説は、こう…だ!



川を眺めながら、おにぎりを…。


  その後、廃線跡地とさよなら…しましたが、
  見物に向かう人が、まだまだずら~っと並んでしました

東海自然歩道も少し歩きました。

こっちは、人気も少なくガラ空き…


…廃線跡地は、本当に大混雑でした。
募金集めなんてやめて、入場料取れば良いのに…。

翌日の朝刊記事。

5200人…も来たの?
一人100円でも、50万は集まる…。
(募金目標は、1500万円…らしい)

≪感想≫
・道中が混まなければ、なかなか面白い散策だったと思う
・道のりと待ち時間の割には、トイレが2か所しかないので、大変&大渋滞。
・さすが廃線跡地…。ゴロゴロした石だらけなのでトレッキングシューズが◎。
・トンネル内は、頭に雫が落ちてくるので、帽子があった方が◎。
・とにかくトンネル内は暗いので、安全の為に懐中電灯を持参した方が◎。

機会があれば、是非一度どうぞ

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