パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

いっしょの時をありがとう

2022-09-18 06:38:27 | ちょっと寄り道=独り言=
 ほとんど人と関わらずに暮らしている毎日ですが、どっと色々ありました。
あまりに突然の事で驚くと同時に、心から離れないこと・・・も。

長男のクラスメイトが夏休みから体調を崩して入院されていたのですが、
お亡くなりになり・・・。
小3ですよ?悲し過ぎます!
神様、酷過ぎやしませんか? 怒・怒・怒・・・。

息子にとっては異性でしたし、深い関わりは無いようでしたが、
紛れもなくクラスメイトで、一緒に生活をしてきた大事な友達です。

 訃報は、児童に伝えられる前に保護者向けの学年メールで伝えられ、
「児童には明日、校長よりお伝えします」との事でした。

メールを受け取った親たちは、ショックと戸惑いで騒然としました。
一昔前なら(・・・もしかしたら四半世紀前・・・かもしれませんが)、
クラス役員さんが存在して、動向を仕切って下さった気もしますが、
コロナ禍だからか、そういう時代だからか、クラス役員などは存在せず、
今は完全に「個人」なのだ・・・と、強く認識しました。

 訃報については、息子(長男)に知らせることを躊躇いました。
幼稚園の時、「生き物の寿命」について書かれた
幼稚園で配る(購入しているんだけど)「ワンダーブック」か何かを見て、
「人間の寿命は○○才」・・・と知り、
「お母さん、○○才で死んじゃうの?」「嫌だ~~~~!!!」「ワ~~~~!!!」
と、パニックになり、どうにもこうにもならなくなった経験があって、
それ以来、「死」については極力触れずに通り過ぎてきたのです。

そして、「校長先生にお任せしよう」・・・と思っていた矢先、
ママ友から「親から聞いたK君が、みんなに話したらしく、ウチの子知ってたわ」
「明日のお別れ式に行く・・・って言ってたらしいよ」・・・と。
息子も丁度、K君と遊んでいて、みんなと一緒に聞いた様です。

   友達から聞く事が出来たのは、幸いでした。
   友達と一緒なら、きっと色んな困難を乗り越えて行けるから。

何も言わずに帰って来た息子でしたが、
入浴中、脱衣所をうろつく私に、「お母さん、悲しいお知らせがある」
「○○ちゃん、病気で死んじゃったんだって」「僕、お別れ式、行く」

   冷静でした。
   でも、悼んでいることは感じました。

「そっか じゃぁ明日学校終わったら一緒に行こう」

 
 小さなこどもを淋しく旅立たせるのはあまりに忍びない・・・。

同じ様に感じた人達が沢山おいでになったのでしょう。
100人ほどの席が用意された会場に、400人余りの弔問者で、
受付ロビーを通り越し、エントランスまで人が溢れていました。

一部のこどもは、こども同士で着席し、
何人かの女の子は式の間中、ワーワー泣き続けていました。

展示されていた写真やスライド、持ち物やユニフォーム。
司会者の語る故人の人柄や歴史・・・。

写真を見て「なんて可愛い子なんだろう」・・・と思いましたが、
本当に大切に大切に育てられ、習いごとも頑張り、
控えめで優しく真っ直ぐなお嬢さんだった様です。

笑顔のその写真を見ながら、
「悪い夢であって欲しい」と思わずにはいられませんでした。
本当に、今までで一番心が痛い、辛いお別れでした。

息子も感謝の言葉と共に「めちゃくちゃ悲しい・・・」と。
友達の支えのお陰で、こうして最後のお別れをすることが出来ましたが、
本当に悲しく辛いお別れでした。

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