創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

作品仕上げ

2014年03月06日 | 日記

心落ち着かせ、静かにロクロの前に座ってみた。
何とかなる、私には出来る、自身に言い聞かせ、
作りかけの作品を仕上げた。

Photo

   仕上げ


祈り込めて創り上げた未完成の作品、
心が、思いが通じるよう丁寧に耳を取り付けた。
仕上げまでに時間が掛かってしまったが、その分思い入れも強い。

ロクロを回して壷をつくり、
半乾きになった時点で削り上げ、
いつでも耳を取り付けられるように乾燥させて保管してあった。

ようやくロクロの前に座る時間が、気持ちが出てきて数点創り上げた。
これ等の作品、焼く前の現在は美しい形をしているが、
焼いてみるとどうなるか。

この作品の意図は祈り、どのように焼きあがるか不安で一杯。。
品格ある窯変鉄耀釉薬・天目の焼き上がりが目的。
何とか心が通じるよう、焼く日まで更に祈りを込めよう。

Photo_2

   山茶花


今年の冬、北陸は思ったより穏やかに過ぎた。
降雪も大したことなく、以前のように降り積もることは無かった。
季節としてはありがたい冬だった。

この調子だと桜開花が早まるのだろうか。
以前も今年のような冬があったが、三月に入ってから気温が上がらず、
桜開花がずいぶんとずれ込んだことがあった。

どうなるか分からない現在の気候、
早く春よ来い、と大きな希望を待たないようにしよう。
早く咲けば嬉しいし、遅く咲けばやっと愛でられると喜ぼう。

Photo_3

   ドウダンツツジ


雪が積もっても美しい姿のドウダンツツジ、
今は春の芽吹きを待っている状態。

新芽が出てきているかなと観察したら、みの虫が一つ。
こんなに沢山の小枝があるのに、たった一つ。
みの虫も懸命に生きているのだな、と観察。

早く体調を取り戻し、作品つくりに励まねばと思っている。
一日遅れの日記になってしまいましたが、身の周りがバタバタしていて、
昨晩は日記を書けませんでした。加えてOCNサーバーの不具合が発生し、
夜になってようやく復帰いたしました。


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