創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

金澤画廊個展

2007年10月25日 | 日記

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  並木町

良い天気に恵まれ、二十三日(火)から二年ぶりの個展が始まった。
金澤画廊は友禅流しで有名な浅の川のほとり、並木町の真ん中あたりに位置し、
すぐ前には泉鏡花の 「滝の白糸」 の像もある、誠に風情あふれる環境でもあります。

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  浅の川沿い 金澤画廊

個展前になると必ず作品制作でパニックになり、これでもか、これでもかと窯焚きを続け、
もっといいものが出来る、きっとできるはずと時間との競争をしつつ、
今回の個展準備もそのようにして創作を続けてまいりました。

随分と心配を致しましたが、久し振りということもあり待っていてくださった方々にお越しいただき、
再会をよろこびつつ、近況なども話したりして楽しい時間を過ごさせていただいております。

この二年の間に転勤された方々からも激励のメールやお便りを頂き、心より幸せに思っております。
個展の様子を知らせて欲しいとおっしゃる方々もいられ、家に戻ってパソコンを開きますとメールが
届いており、ご返事させていただいております。
こうして遠く離れていてもお気遣いくださるお心に、頭の下がる思いでおります。

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  画廊内の陳列作品

またいつも個展にきていただいた方々も、遠くの地から画廊の様子を見たいとのご要望もあり、
ほんの一枚ですが、会場内の様子を今日の日記に載せることが出来ました。
ここで美味しいお茶とお菓子を頂きながら楽しいお話しをいたしましたね、
むこうに見える窓の近くのテーブルでお話しさせていただいたこと、覚えていらっしゃいますか。

今回もフラッと通りすがりにお寄りになられた方々もいられ、楽しくお話しをさせていただいております。
こうして個展を通じて出会いをいただける、心より嬉しく思っております。

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   金澤画廊前に架かる
 東茶屋街に通じる 「梅の橋」

あまりにも良い天気、画廊前に出て梅の橋を眺めておりました。
いつもの個展でしたら時間がちょっと空いたときに、橋を渡って東茶屋街に行けましたが、
今回はそのような時間的な余裕も無く、ほんの少しの間に外に出たりしております。

秋も深まり、梅の橋も静かなたたずまいです。
夏の盛りに行われた川舞台の能も懐かしい思い出の一つとなっております。
個展も明日から後半、心込めて勤めたいと思っております。

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