創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

冬陽の中で

2007年02月22日 | 日記

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まだ冬だというのに温度計は16度を指している。
この暖かさはいったい何でしょうか。 せっかくのお日様の恵み、今日は外で。
昼前のひととき、作業場の前でコーヒーを一杯。
垣根に囲まれたこの場所は、北風もあたらず調度良い空間なのです。

一日に6、7杯のコーヒーを飲む私、豆はもちろんのこと、当然ながらカップにもこだわってしまいます。
いかに飲みやすいか、口当たりはどうか。 何よりも持ちやすいかが気にかかってしまうのです。
持ち手の形は小さくても細くてもダメ、また大き過ぎても太すぎてもダメ。 
親指と人差し指がすっと入り、違和感無くその形のままカップを口元に持ってこれる、そのようなカップをと
心がけて作っています。

見た目はゴツイ感じですが、とても使いやすいカップでしっくりと手に馴染んでしまいます。
私の作るカップの持ち手は、このマグカップのようにほぼ同じ。 いろんな形のものがありますが一緒です。

友人は、「もっとエレガントに、きゃしゃな持ち手のカップを作ったら」 とアドバイスをしてくれますが、
作っている内にこのような形になってしまうのです、と言うより使い易さを選んでしまうのです。
いつも使うものは飽きの来ない、かつ手に馴染むものを、を心がけているのです。

昼までは一時間半あまり。
素焼きを終え、釉薬を施す段階まできた作業状況の今日、
思いもかけずの暖かい日差しの中でのコーヒータイムを楽しんでいます。

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