創作日記

 青磁作品を中心に創作しています。
  陶芸作品が出来るまでの過程を、
   日常の暮らしを通して紹介しています。

壷つくり

2013年01月20日 | 日記

数日前に15センチあまり積もった雪、
更に降り積もるかなと心配していたが、
何とか止んでくれ、気温も上がって解け出した。


Photo

   壷作り


解けた、と言っても道路上の雪が解けただけで、
庭や家の周辺には、まだシッカリと雪が残っている。

15センチの積雪では、長靴を履いての歩きはちょっとキツイし、
そうかと言って何もしないわけにはいかず、少しばかり焦ってしまった。
が、それ程も厳しい冷え込みではなかった数日、
道路の雪も解けてくれた。

堤防の雪も北風に吹き飛ばされ、車が通った跡には道路が顔を出し、
スニーカーを履いて歩いても大丈夫なくらいになった。

Photo_2

   中心に穴を開け


小雪が舞う中、気まぐれに顔を見せてくれる太陽、
わずかの光だが、太陽光線の温かさで着ているヤッケが邪魔になってきた。
完全装備で歩きに出たが、すぐに体が熱くなり防寒着を脱いで歩いてきた。

耳にはイヤホン。 ラジオ放送を聴きながらの歩きの運動。
「 雪が降ったり、ミゾレになったり、雷が鳴り響いたり、はたまた虹が出たり、」
「 やっぱり傘と長靴は必需品の北陸ですねぇ・・・・・」と。

Photo_3

   筒つくり


焼き上がりの寸法、直径15cmあまり、高さが24cmの壷を作っている最中。
ロクロに向かっていると、制作に夢中になってしまう。
これではイカン!と空を見て歩きに行って来た。

ロクロ仕事は、ひたすらに座り続けて作品作りに集中する。
何時間も同じ姿勢で作品を作るだけ。
これでは体にいいはずも無く、
歩きは絶対に必要。

Photo_4

   完成


たった1時間の歩きだが、シッカリと汗をかいてしまう。
万歩計は7、300歩あまり。 本来なら1万歩が理想だが、
1時間も歩けば十分と、手前勝手な理由で歩きの運動は終了。

汗もかいたし、シャワーでもと思いつつも、まだ壷を作りかけだしと工房の中へ。
シャツを脱ぎ、再び粘土を揉み始めると体中から汗が噴出してきた。
作品作りに気分が乗ってきている今、一仕事を終えなくてはと、
必要な数だけの壷を作り上げた。

今はまだ一月、本来の寒さはこれから。
出来るならば、叶うならば雪が降らないことを願うが、これから先の事は分からない。
明日、あさって、明々後日も穏やかであってほしいと願う今日この頃。


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