小太郎のまんぷく日記

今日も元気だ!ごはんがうまいっ。

福岡一泊ドライブ旅行 / その2 ・ 大宰府~中州の屋台

2015年08月26日 | ・旅行
山口に渡ってからほとんどの道中はひどい雨にも当たらずでしたが、
大宰府にもうじき到着!というタイミングで、とても激しい雨が降り始めました。
あらら、どこかで雨宿りでもすることになるかなぁ・・・なんて思っているうちに雨が上がり日差しまで~。
この福岡滞在で一番暑いひとときを、ここ大宰府で過ごすこととなりました。
      

学校は休みの頃とはいえ、平日の木曜日。
なんじゃろか?!この人出は~と驚いていましたが、その多くは外国人でこれまたビックリ。
      

すっかり古くなった茅葺の屋根。
小太郎は若いころ一度だけここを訪れたことがあります。
中学から仲良しのおちょうと一緒に、社会人になってすぐの頃だったかなぁ。
あの時は湯布院~阿蘇で一泊した帰りに福岡で一泊したんだっけ。
もう30年近くも前のことです。
      

学者・政治家として活躍していた菅原道真公が無実の罪で京都から大宰府に流され
この地でその生涯を終えられました。
その後、無実が証明され、「天満大自在天神」という神様の御位を贈られ、
「天神さま」と崇められるようになったそうです。
      

大宰府に向けて出発する前、大切にしていた庭の梅にも別れを惜しんで声をかけたそうです。
「東風吹かば にほいおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」
この梅が道真公を慕って一夜のうちに飛来したと言われるのが『飛梅』。
      

これは≪厄晴れひょうたん≫
古来から不思議な霊力がこもると言われるひょうたんの中に
「厄除け」「願い事」を書いて入れて祈念するというものだそうです。
              
              

この橋の上でおちょうと交代で写真を撮ったっけ。
あれから約30年、後で古いアルバムを引っ張り出して若かりし頃と比べてみよう。
今やもう、あの時の自分とは親子くらいやねぇ。
      

参拝を終えて参道へ再び戻ると4人揃って滝のような汗~!!
ちょっとどこかに座って一休みせねば。
ならば、小太郎妹へのお土産と約束した『かさの家』さんで梅ケ枝餅でも食べようよ。
      
涼しい店内でお茶と共に出てきた梅ケ枝餅は焼きたてのアツアツ。
でも香ばしい皮と優しく柔らかな餡の甘さが、たっぷり汗を書いた体にしみるわぁ。
たまらん美味しい焼きたての贅沢。

      
買って帰るとしても賞味期限が翌日とのこと。
そりゃ東京の妹に食べさせるならばクールで送るしかない。
店内で腰かけて梅ケ枝餅を食べたりしながら宅急便の伝票を書いて、精算時に注文しました。
これで一安心♪

かさの家さんの筋向かいにあるスターバックスコーヒーは、
太宰府天満宮へ向かうこの参道の日本的な雰囲気に合う木製の造作がたっぷりと施してあります。
たった今、梅ケ枝餅をいただいたばかりだというのに「ココにも入っておくべき」とオット。
そぉ?
              
               

降ったりやんだりを繰り返していた天気もようやく落ち着いたかな?の頃に天神の宿に到着。
荷物をほどいたら、くたびれた様子の義父母を部屋で休ませておいてオットと小太郎は街へ散策に。
しかしまぁ、松山の田舎ものなもんで大きなビルが立ち並んでいるのを見るとどれも一緒に見えてしまって
都会の迷子状態。
でも、30年前にも訪れたIMSはトイレ休憩もかねてちょっと入ったけれど
やっぱり今も人を多く集めていて、つくづく力のある街だなぁと感心しましたねぇ。

知らない町を歩いていると時間なんてあっという間。
「ごはんはまだ行かんでいいの?」と言う義父母の元に慌ててもどり、再び夜の街へ~。

酔灯屋さんはガイドブックにも載っている居酒屋さん。
知らない土地での飲食はネットの口コミを見ても地図が頭に浮かばないので、
ここは安定の情報源としてこういう雑誌も頼りにしてます。
この時期はイカは食べなきゃ!ってことで、確実に口に入れるためにイカと席だけは予約。
チュルンと一口入れただけで、オットと義父母の目はトロリんとうっとり・・・そんなに美味しいか~!!
      

ゴマサバのお造りもこちらの名物らしい。
ゴマだれにネギ・海苔・ワサビを乗っけていただきます。
海から揚がった瞬間から鮮度が落ちる魚、しかも鯖を生で食するなんて贅沢~。
青魚のクセも一切なく、薬味との相性を存分に楽しみながらいただきました♪
      

先ほどのイカ、ゲソ&エンぺらは後ほど天ぷらになってテーブルに。
昨日、誕生日を迎えた義父に向けて「誕生日おめでとう」「カンパイ」なんてやってるのを聞きつけて
この天ぷらに山盛りの野菜の天ぷらをおまけしてくれました~。
      

そして水炊きも欠かせんよねぇ~。
少しトロっと気味の白濁した鶏のスープだけで一心地ついてしまえそうですが、
鶏もも・ムネ・つくねと野菜・豆腐がたっぷり入った鍋も4人でつつけばあっという間。
      
義父母は「雑炊を」とわれわれに懇願?したのですが、
「いやいや、ここを出たら屋台に行くからココまでね!」とモツ鍋にも後ろ髪引かれながらの精算です。

腹ごなしにサクサクと夜の街を歩いて
              

たどり着いたのは中州。
川沿いに並ぶたくさんの屋台の灯りが川面を照らして、これぞ夜の博多!の景色ですねぇ。
      

少しずつ食べるものも違うので好みの場所をうかがいながらの散策。
しかし、ここかな?と思えば待ちの客も大勢居たりですぐさま入店ってわけにはいきません。
      
      

さて、何が食べたいか一旦整理しよう・・・と集合。
ラーメンか焼きラーメン、そして小太郎は餃子かな~。
いよいよ目星をつけてここ!なんて思ったタイミングで義父母がギブアップ。
「もう帰って寝たいわい。ココからタクシーで帰るよ」・・・えぇ~っ?!
      

元気な二人が残れば、まだしばらくさまよっても平気!ってことでしばらくあちこちを散策。
そしてたどり着いた屋台が『ぴょんきち』
すでに待ちの行列はあったけれど、
それでも待っていたいと思わせる活気が屋台からひしひしと伝わってくる~。
      

店主のアップテンポなリズムに自然と周りものせられる感じ。
店の人同士の掛け合いも半ば、怒ってるの?くらいな勢いですが、それも悪くない。
      

出てきたミックス餃子は一口サイズ・・・と言うよりもおちょぼ口サイズ位。
しっかりとついた焼き色の通りとても香ばしく、思った以上に軽くて美味しかった~。
これを流し込むビールがもうちょっと冷えてたら最高に幸せだったかも♪
      

こちらはオットが頼んだ焼きラーメン。
もっと濃い味を想像してたのだけど、
穏やかな味と柔らかな麺で焼きそばとは明らかに違う不思議な食べ物。
この不思議感が屋台の味なのかもしれないですねぇ。
      

オットと小太郎は〆の屋台まで満喫したけれど、すでにその頃義父母は夢の中~
屋台で一緒に食べることが出来ないと知っていたら、水炊きあとの雑炊を食べてもろたら良かったねぇ。
そんなことを話しながら酔いざましに歩いて宿に到着。

ホント、今日は良く動いた。
ホント、今日は良く汗かいた。
そして・・・美味しかった~♪

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その3につづく。

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4 コメント

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Unknown (そら)
2015-08-26 21:51:39
ちょっと涼しくなりましたね。
私もこの夏30数年ぶりに大宰府天満宮に行きました。
あつあつのお餅は美味しいですね。
県内に住んでいたけれどあの市場は知らなかったです。
博多はどんどん大きくなって元気な街ですよね。
また行ってみたいなあ。
返信する
大宰府・スターバックス (moscat)
2015-08-27 13:28:38
小太郎さん、我が家は3月に大宰府へ行きました。
孫のお宮参りでした。(娘の嫁ぎ先が九州なので)
大宰府にお参りした後は近くのお店で昼食をいただき、その後スターバックスにも行きました。
結構有名な店だとかで行列が出来ていましたが幸い少し待つと入れました。
かさの家の梅ケ枝餅も食べましたよ、大宰府で一番の人気店だそうですね。
中州も楽しまれていい旅行になりましたね。
返信する
Unknown (・そらさんへ、)
2015-08-28 09:51:35
そらさん、こんにちは。
台風一過で少しだけ熱が冷めたような感じですね~。
このまま秋になると期待してよいのか?
ちょっとまだ早すぎる気もしますが・・

39年前後ぶりというのもリンクしますねぇ。
アツアツの梅ケ枝餅、美味しいですね。
夏の暑さの中でもホッとする優しい味でした。

旦過市場は狭くてみっちりと店が詰まった活気のある市場です。
少しだけ脇道の店が減った気がしますが
それでも充分な活気があり、とても楽しいひとときを過ごしました。
返信する
Unknown (・moscatさんへ、)
2015-08-28 09:53:47
moscatさん、こんにちは。
3月・・・ならもう梅は終わった頃だったのでしょうか。
よい場所を選ばれましたね。

3月だとやっぱり春の観光シーズンだったのでしょうか。
さすがにスタバに行列は有りませんでした。
かさの家は30年前にも店の前で写真を撮ったので
同じ場所で撮影してもらいました。
さすがに年とったなぁ。
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