オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

2013年、NHK杯・アイスダンスFD

2013年11月13日 22時53分15秒 | 私はアイスダンスが大好き!
NHK杯が終わって数日が経ちますが、女子シングルと男子シングルのフリーの録画を、まだ全てみていない。
正直なところ、アイスダンスばかり何度も見直している。
何度見ても、見飽きない。
見れば見るほどアイスダンスの魅力に、ますますハマっている。
そのくらい魅力的なアイスダンサーが、今年のNHK杯に勢ぞろいしていたと言うことである。
だだ、一昨日、やっと高橋大輔さんのショートプログラムの映像を見ました。
そして心から感動しました。
競技会という枠では、もう納まりきれない、芸術的領域といっていい演技だった。
私たちは我が国に、これだけのスケーターがいるということを、もっと誇りに思わなくてはいけないと言えるでしょう。

さてアイスダンス。
ショートダンスではメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトのミュージカル「マイ・フェア・レディ」の演技に、すっかり魅了されました。
もう何度、録画を見たでしょうか?
私は昔から、このミュージカルが大好きで、当然、映画のDVDは持っていますし、以前、大地真央さん主演の舞台を見たことがあります。
そして「マイ・フェア・レディ」の数多いナンバーの中で、やはり「踊り明かそう」が大好きで、一度、フィギュアスケートで、この曲を真正面から取り組んだ演技を見たいという願望が以前からあり、真っ先に頭の中で描いていたのは安藤美姫さんでしたが、残念ながらプログラムには取り上げることはなく現在に至りました。今井遥さんも一度、フリーで取り上げられましたが、残念ながらジャズ調で、がっかりしたことがあります。
この私の願望は実現しないのか?と思っていたら、メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトが見事に演じてくれました。見事に氷上で、そして最高の演技で、このミュージカルの音楽を演じ切ってくれました。
自分の好きな音楽で、最高の演技を見たい。これを見事に満たしてくれたメリル・デイビス&チャーリー・ホワイトに対して感謝と敬意の気持ちで一杯です。本当に、ありがとうございました。

そしてフリーダンス。
デイビス&ホワイト組が断トツの1位。
リムスキー=コルサコフ作曲の「シェエラザード」
素晴らしすぎて褒め言葉が見つかりません。
物凄いスピード。それに、ついて行くテレビカメラ。
正に圧巻!
世界最高のアイスダンスの演技を見ることの出来る喜びが込み上げてきます。

しかし後半のグループに登場した2位から4位のカップルの演技も良かったですね。
2位のアンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテの歌劇「セビリアの理髪師」序曲。
3位のマイア・シブタニ&アレックス・シブタニの「マイケル・ジャクソン・メドレー」
4位のエレーナ・イリコフ&ニキータ・カツァラポフの「白鳥の湖」

おのおのの持ち味がよく出ていて、こちらも見飽きることがない。
私のごひいきのカッペリーニ&ラノッテの歌劇「セビリアの理髪師」序曲
ロッシーニ独特のテンポがどんどん早くなって行き、何か刻んでいくようなリズムを、音楽と一体になって演じていく見事さ。
シブタニ兄妹は新境地だったのでは?
今まで、どちらかと言うと昔の良き時代の音楽をムードたっぷりに演じていたのですが、今シーズンは何とマイケル・ジャクソン。
もの凄いリズム感!
そして妹のマイアの表情が最高!
イリコフ&カツァラポフの「白鳥の湖」
黒鳥の衣装のイリコフが本当に美しい。
惜しくも表彰台は逃しましたが、演技的には素晴らしいものがありました。

さて我が国のキャシー・リード&クリス・リード。
序盤のツイズルもピッタリと息が合っていました。
クリスのケガがたいへん心配ですが、それを感じさせない演技で安堵しました。
オリンピックまで、じっくりとケガを直して欲しいものです。

次はフランス大会。
テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア、ナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザの演技が楽しみです。

NHK杯・アイスダンス




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