オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

N響のラフマニノフ。

2010年06月13日 22時38分16秒 | NHK交響楽団
毎週日曜のお楽しみは早朝のNHKハイビジョン放送のNHK交響楽団の定期演奏会。
今、録画を見終えました。
今日は先月の尾高忠明氏指揮の演奏会。プログラムはオール・ラフマニノフ。
「パガニーニの主題による狂詩曲」(ピアノ独奏は小山実稚恵さん)そして交響曲第2番。渋いプログラムだが私好みのプログラム。
一つの演奏会の全プログラムを放送してくれる、この番組。地方在住でコンサートなど縁遠い私にとってコンサートの雰囲気を味あうことの出来る貴重な番組です。
「パガニーニの主題による狂詩曲」はフィギュアスケートファンの私にとって、すっかり血が騒ぐ作品になってしまった。有名な第18変奏の美しいメロディを聴くと、荒川静香さんやレイチェル・フラットの演技が目に浮かびます。演奏もここぞとばかり歌ってくれて嬉しくなりました。
そして交響曲第2番。N響にはプレヴィン、デュトワ、アシュケナージといった、この作品を得意としている指揮者がいるにも関らず、この作品を採り上げた尾高氏。よほど、この作品に自信があるのでしょう。
第1楽章、暗い序奏のあとラフマニノフ独特の哀愁のあるメロディが流れると、もう、いけません。そして第3楽章の、これぞラフマニノフと言っていい、これまた、これでもかとばかり哀愁あふれるメロディが押し寄せてきます。どっぷりとラフマニノフの世界に浸かることができました。
夜も大分、更けているのでテレビの音量を大分、絞って聴いていたので、今度の休みには音量を大きく上げて聴いてみましょう。また演奏の印象がかわるかもしれません。




ヤレヤレ。

2010年06月12日 21時48分20秒 | 私事
昨日の公休日明けの本日、出社すると私のデスクの上にメモ。目が点になる。

いろいろ書いていたが要はメモを書いた本人が、昨日お客様を怒らせてしまったので、責任者の私があやまって欲しいとのことだった。

今日は私の?回目の誕生日なので最高の誕生日プレゼントでした。

これが私の人生と割り切るしかありません。

今、帰宅して酒を飲みながら、気晴らしにプッチーニのオペラのDVDを見ながらパソコンを前にしています。

フレンズ・オン・アイスまで、あと約2ヶ月少々。そろそろホテルや航空券を手配しなくてはいけません。

まだフレンズ・オン・アイスの出演者の顔ぶれの多くが発表されていません。アイスダンスのベルビン&アゴストが引退したらしいですが、出演するのでしょうか?気になります。

とにかく、落ち込んでいるときは楽しいことを考えるに限ります。

クナッパーツブッシュのブルックナー。

2010年06月10日 22時05分02秒 | 音楽
ブルックナー 交響曲第5番 変ロ長調(改訂版)

ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

GRANDO SLAM GS-2047 (1956年6月ウィーン、ゾフィエンザールにて録音)

最近、手元に届き、聴いてみて、たいへん感動した2枚のCDがあります。手元に届いて、しばらく放ったらかしにしていたのですが、この前、やっと聴いてみてビックリ!
1枚はクナッパーツブッシュ指揮のブルックナーの交響曲第5番、そして、もう1枚は朝比奈隆のベルリンでのハイドンの交響曲である。
このところ、クラシック音楽に関して、かなり自己嫌悪に陥っていた時だけに、この2枚のCDに本当に救われた気持ちである。自分自身を取り戻せたような気分である。
この2枚のCDを聴いていると、「何をキョロキョロしているのだ!お前はワシらの録音を聴いていればよいのだ!今まで、そうであったではないか!お前のブルックナーへの愛情はその程度のものだったのか!」とあの世から2人の巨匠のお叱りの言葉が飛んできているような気持ちになりました。

さてクナのブルックナーの交響曲第5番である。元はデッカのスタジオ録音である。昔から定評のある録音であるが、今まで我が家のスピーカーからはいい状態で響いたことがなかった。
この録音を始めて手にしたのはレコードの時代。私が手にしたのは、この大曲を1枚のLPレコードに詰め込んだもので、オケの響きが薄く、こじんまりと聴こえて面白くなかった。
そして、その後、何度か買い直したが最初のイメージが悪すぎたのか、ダメだった。
さて今回のCDはLPレコードの復刻盤を発表しているGRANDO SLAMからの発売である。
今までのシリーズはLPレコードからの復刻でしたが、今回は何とアメリカ・ロンドンのオープンリールテープの復刻である。
第1楽章が始まるとウィーンフィルの太いが艶のある響きが流れてきて思わず「この響きだ!」と心の中で叫びました。よほど状態の良いオープンリールテープだったのでしょう。
そしてアルプスの山々を見渡すような第4楽章のフィナーレの豪快さ、スケールの大きさは正にブルックナーの聴く喜びを満喫させてくれました。
「こんな凄い演奏だったのか!今まで聴いていた録音は一体なんだったの?」と思ってしまった。
やはりクナッパーツブッシュは最高のブルックナー指揮者。悪評高い改訂版による演奏だが、原典版だの改訂版だの、楽譜の違いなど吹っ飛ばすクナの指揮である。

クナッパーツブッシュの力で再び私の心の中でブルックナーの音楽が蘇った!本当に辛かった。
やはりブルックナーは私に心を開いてくれているのだ!
クナッパーツブッシュの録音を聴いて感動できる自分自身を大切にして行こう!
そして、これからは、やはり自分が聴きたいものを、しっかりと聴いていこう!

そしてクナッパーツブッシュのブルックナーの後、朝比奈隆のハイドンの録音を聴いて、あまりの素晴らしさに感嘆する。今年、私が購入したCDのベスト・ワンになるかもしれません。
まさに大指揮者の、たいへんな遺産である。
朝比奈隆のハイドンは、またの機会にコメントしたいと思います。



「回り道をしたからこそ今がある」

2010年06月09日 10時57分33秒 | 荒川静香さん
荒川静香さんが5月20日、「日立システムアンドサービス」のセミナーに出席しました。そのときのHPを見つけました。非常に充実した内容で改めて荒川静香さんに感服しました。
なお、「日立システムアンドサービス」は障害を持つスキー選手を支援していることで知られている企業とのことです。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/05/31/hitachisystem/?rt=na

http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/05/31/hitachisystem/001.html

「普段の練習が大切。180%の練習をしていれば、大会で100%の力を出せるはず。強くなることは難しいけど、己を知り、弱点を努力によってカバーすることはできる」
「一見、狭く見える入口の向こうに、自分の夢につながる世界が広がっていると思います」
「まずは夢を持つことが大切。夢を持っていればどんなに時間がかかっても答えが見つかる」

荒川静香さんの言葉の力には、何か生きていくことに対して勇気が湧いてくるものを強く感じます。

「ウエスト・サイド物語」

2010年06月08日 22時48分48秒 | 映画
今日の朝、新聞のテレビ欄を見るとNHK・BS2で夜9時よりミュージカル映画「ウエスト・サイド物語」が放送とのことで、今、テレビの画面を見ながら、そして音楽を聴きながらパソコンに向かっています。当然、酒も飲んでいます。
レナード・バーンスタインの音楽。初演から、かなりの年月が経っていますが、その斬新さは失われていません。全く古さを感じさせません。
トニーとマリアの2重唱「トゥナイト」
また「クール」のダンスはいつ見ても、しびれるものがあります。
いつ聴いても、本当に素晴らしい音楽。
ジョージ・チャキリス、リタ・モレノのダイナミックな踊り。共同監督のジェローム・ロビンズの振付の力でしょう。
もう一人の共同監督はロバート・ワイズ。あの映画「サウンド・オブ・ミュージック」の監督である。
そしてマリア役は今は亡きナタリー・ウッド。まさに適役。彼女にはエリア・カザン監督作品の「草原の輝き」という忘れがたい作品があり、永遠の青春スターと言って良いでしょう。
そして「ウエスト・サイド物語」と言えば私にとって、何と言っても鈴木明子さんです。
このバーンスタインの素晴らしい音楽を、氷上で、そしてバンクーバー冬季オリンピックで見事に表現した演技は永遠に忘れることはないでしょう。
「屋根の上のバイオリン弾き」も放送予定とのことで、しばらくNHK・BSから目が離せません。

「朝比奈隆と私」(再録)

2010年06月07日 23時40分27秒 | 朝比奈 隆(生誕100年記念)
最近、私自身、どうも約30余年も及ぶ自分自身の音楽遍歴が間違っていたのではないかという思いが強くなり、たいへん苦しんでいました。
しかし、数日前、クナパーツブッシュ指揮ウィーンフィルによるブルックナーの交響曲第5番のCDを聴いてたいへん感動しました。その時、思ったことは、この感動は自分のものであって、他人様の為のものではないと言う事です。
クナパーツブッシュの録音を聴いて心が揺り動かされることの素晴らしさ。やはり、これを大切にしなければいけない!
そして一番ネックになったのは私にとっての朝比奈隆の存在でした。
正統なブルックナーファンになるには朝比奈隆のブルックナーを否定しなければいけないのか?大阪フィルの演奏は否定しなければいけないのか?自分自身のCDの棚を眺めながら本当に苦しみました。
しかし、たどり着いたのは,私が朝比奈隆の演奏から受けた恩恵の尊さ、感動の深さは何といわれても終生、心の中で大切にしなければいけないと言うことである。
ここで初心に帰って2008年に書いた朝比奈隆との出会いの記事を再録して、もう一度、私自身、原点に戻ってみたいと思います。

「朝比奈隆と私」(再録)

今年はヘルベルト・フォン・カラヤン生誕100年(注 2008年当時)という事で所縁のあったレコード会社からいろいろと記念の映像や録音が発売予定のようであるが、同じ100年だったら、私にとってカラヤンと同い年だった、ある日本人指揮者のほうが重要である。
その指揮者の名前は朝比奈隆(1908年生、2001年93歳で没。戦後、大阪フィルハーモーニー交響楽団を設立。死ぬまで音楽監督を務める。)
私のCDの収集でこだわりを持ってコツコツと残された録音を集めている指揮者が3人います。ブルーノ・ワルター、ハンス・クナッパーツブシュ、そして朝比奈隆の3人です。ワルターとクナは私がクラッシック音楽に興味を持った時はすでに故人だったので生のステージに接することは当然できませんでしたが、朝比奈隆の場合は私が大学生活を送った東京でかなりの回数、生のステージで聴く事ができましたし死の1年前大阪で聴く事もできました。ですから私にとってたいへん身近な指揮者だったといえます。
日本人という事、そして終生、演奏の拠点が大阪(東京ではない)だったので軽く見られがちでしたが、まぎれもない大指揮者だったと思います。晩年、来日していたシカゴ交響楽団のマネージャーが彼の演奏を聴いてあまりの素晴らしさに驚き1996年シカゴ交響楽団の客演指揮者に招いた話は有名です(その時、朝比奈隆は88歳)
しかし私は何と言っても彼のおかげでブルックナーを知る事ができた、ブルックナーの魅力を教えてもらった事に一番感謝しています。
今年、生誕100年の記念の年に朝比奈隆への感謝の気持ちとこれからも続くであろう敬愛の気持ちを込めて私なりに合間、合間になると思いますが数回に渡って彼の足跡をたどってみたいと思います。

まずは私が朝比奈隆をいつ知ったかという事ですが、おそらく高校生時代、毎月購読し始めた雑誌「音楽の友」からでしょう。そのころ私は関西の某有名私立大学を目指していました。理由はその大学のグリークラブがよく大阪フィルの第九などの演奏会に出演していて、私もぜひその大学に入学できたらグリークラブに入部して大阪フェスティバルホールのステージに立ってみたい、歌いたいという願望がありました。(当時大阪フィルには合唱団はまだ併設されていなかった)そういう事から大阪フィルの指揮者がアサヒナ・タカシという人である事を知りました。残念ながら当時はレコードもなく、また大阪のオケの放送など絶対無い時代ですので彼の指揮姿、演奏がどのようなものであるか知ることは出来ませんでした。
大学受験の方は私の学力不足で思うように行かず、結果は大阪を通り越して東京の私立大学という事になっていました。
東京へ出て一年後、新宿のプレイガイドに貼られていたコンサートのポスターを見ていると大阪フィルの東京公演のものがあり関西の人間として何か感じるものがありチケットを購入しました。
プログラムはベートーヴェンの交響曲「田園」そして「英雄」の2曲。上野の文化会館の最前列で聴きました。
指揮台に立った朝比奈隆の姿を見たとたん、その風格に圧倒される感がありました。当時はまだ70歳になったばかりで、意気盛ん、まだ晩年のようにまだ眼鏡はかけていませんでした。
「英雄」の演奏にめちゃくちゃ感激し、日本にこんな凄い指揮者がいたとは本当の驚きました。関西の大学へ行かなかった事を悔やんだものです。場内の熱狂も物凄く、それまでよく行っていたNHK交響楽団の演奏会の何かおとなしい雰囲気と全く違うのでこの点も驚いたものです。
この日を境に私の心の中で「アサヒナ・タカシ」が「朝比奈隆」になったと言えるでしょう。
この時以降、私が大学を卒業して東京を去るまで出来る限り朝比奈隆のコンサートには脚を運びました。そしてブルックナーの醍醐味を知るという事になります。


以上です。私の音楽の原点の一つかもしれません。晩年の朝比奈隆の人気は凄まじいものがありましたが、こんな出会いをした人間もいるのです。もし私が朝比奈隆を知る事がなかったら、ブルックナーの魅力に気が付かなかったでしょう。だからブルックナーの演奏では絶対、朝比奈隆ははずせない。
eyes_1975様から頂いたコメントで、私はたいへん気が楽になりました。本当に、ありがとうございました。
>押されて聴くよりも自分の好きな演奏で楽しむのがベストでしょうね。
あさっては公休日。
いろいろ聴いていくつもりです。

N響のブルックナー交響曲第5番。

2010年06月06日 22時09分49秒 | NHK交響楽団
毎週、日曜日のお楽しみは朝6時からNHKハイビジョン放送でのNHK交響楽団の定期演奏会の放送を録画して、仕事から帰ってきて酒を飲みながら、その録画を見る事である。
3週続けてN響の名誉指揮者ブロムシュテットが登場である。
先々週のマーラーの交響曲第9番は何か物足りなかった。先週のベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」は、朝比奈隆やフルトヴェングラーの重厚な演奏に馴れている私にとって、たいへん軽い演奏でゲッソリした。
そして、今週は何とブルックナーの交響曲第5番である。
最初、「ん~ブルックナーか」と、躊躇しましたが、酒の勢い?でとにかく聴いて(見て)みました。
演奏は悪くはなかった。
さすがN響である。N響は本当に巧い!N響はマタチッチ、ヴァント、朝比奈隆といったブルックナーを得意とした指揮者が指揮台に立っているので、やはりブルックナー演奏の伝統があるのかもしれない。
ただ、聴いていて朝比奈隆のブルックナーのように何かズシンと来るものが感じることが出来なかった。第4楽章などは朝比奈隆の演奏には何か壮絶感すら感じさせられた。
また、朝比奈隆である。
これだから私はダメなのである。
やはり私はブルックナーの良い聴き手に馴れそうもないようだ。
また自分が嫌になって来ました。
明日も、あさっても、お仕事。
口直しに荒川静香さんと浅田真央さんの演技の録画を見て、さっさと寝ましょう。
それでは、おやすみなさい。

 

「男子の本懐」

2010年06月05日 21時46分19秒 | 荒川静香さん
今日、仕事から帰宅すると、私のオーディオのスピーカーの上に封が切られたフレンズ・オン・アイスのチケットの入った封筒が置かれていた。
 
私はまだ、封を切っていなかった!

恐ろしや~~!



私はいつも朝の7時半頃、朝の眠気覚ましに店の駐車場を掃除していますが、その頃、頭上高く、羽田行きの飛行機が飛んで行きます。

それを、手を休めて眺める私。

そうだ!私は8月27日か28日に、あの飛行機に乗って荒川静香さんに会いに行くのだ!

あの飛行機に乗るのだ!乗らねばならぬ!

そう思うと、たいへん元気が出ます。

人生、山あり谷あり。

山や谷を乗り越えた所に荒川静香さんと荒川さんのフレンズの皆さんが私を待っている。

そんな崇高な境地の私です。

中野友加里さんの近況。

2010年06月04日 10時56分08秒 | 中野友加里さん
中野友加里さんの近況を知ることが出来ました。

配属先はフジテレビ「映画事業局」です。

元気な姿の写真も見ることが出来て、たいへん安堵しています。

私は元々映画が好きなので、たいへん嬉しい配属先です。

これからも御世話になりそうです。

http://goyukarin.exblog.jp/13871704

http://goyukarin.exblog.jp/13879024

フジテレビのメルマガ登録もしてしまいました。

中野友加里さんが身近にいらっしゃるような気がします。


(追伸)

さっそく「MOVIEメルマガ」がメールで届きました。

編集長さんのお名前は「ドーナツ」さんです。

誰だか、もうお分かりだと思います。

また、楽しみが増えました。







気になる噂。

2010年06月03日 23時30分31秒 | 音楽
浅田真央さんのお母さんが、真央さんのコーチに荒川静香さんを希望しているという噂。

ホントかな~?

しかし、気になります。


明日は公休なのでウィスキーの水割りのピッチが、かなり進んでる。

グラズノフのバレエ「ライモンダ」のDVDを一気に見る。

このところバレエとオペラのDVDばかり見ている。

ライモンダ役のスヴェトラーナ・ザハロワ。

本当に美しい!そしてグラズノフの音楽も!

来シーズンのNHK交響楽団の定期演奏会で尾高忠明氏がエルガーの交響曲第3番(ペイン補筆完成版)を振るらしい。デュトワはブリテンの「戦争レクイエム」そしてノリントンがエルガーの交響曲第1番を振る。

イギリス音楽、万歳!

これは、放送が本当に楽しみだ!

手元に少し前にクナパーツブッシュ指揮のブルックナーの交響曲第5番の復刻CDが届いている。

いつかは聴かなくてはならないのだろう。

ブルックナーはどうしたの?

それよりもシフ様の影響でベートーヴェンの弦楽四重奏曲の作品が気になってしかたない。

ゲヴァントハウス四重奏団による3458円の全曲アルバムを発見した。

どのタイミングで財務大臣閣下の目を盗んで予約するかが思案のしどころである。

今の政局より頭が痛い。

眠くなって来ました。

明日は、ぐっすりと寝ましょう。

z-z-Zー。





歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」

2010年06月02日 09時12分51秒 | オペラ
今日は歌劇「ラ・ボエーム」はお休み。
昨晩は久し振りに一昨年のフレンズ・オン・アイスのプログラムを取り出しました。あの伝説になった「オペラ座の怪人」の年である。
会場で買った前日のリハーサルでの出演者の集合写真を特に感概深く眺めました。
前列中央の荒川静香さんから向かって右側に中野友加里さん、佐藤友香さん、シェーリーン・ボーン姐さん、高橋大輔さん、本田武士さん。そして荒川さんから向かって左側に恩田美栄さん、タニス・ベルビン、井上怜奈さん、チン・パンが並んでいる。
後列にはライザチェックや小塚嵩彦さんの姿がある。
写真を眺めながら、年月の流れの大きさを強く感じました。
大好きな中野友加里さんは引退し、恩田美栄さんの姿をスケートリンクで見る事は出来なくなった。井上怜奈さん&ジョン・ボールドウィンの演技も見ることは、もう無いであろう。
またチン・パン&ジャン・トン、高橋大輔さんのバンクーバー冬季オリンピックでの感動的な演技が脳裏をよぎる。
たった2年、されど2年である。本当に年月の経つことの大きさを改めて感じるばかりである。
今年は荒川静香さんのフレンズとして誰が登場するのでしょうか?

先週の土曜の深夜、NHKハイビジョン放送でチレア作曲の歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」全曲が放送されました。今、その録画を見ながらパソコンに向かっているところである。
昨年7月、イタリアのトリノ・レージョ劇場での公演。アドリアーナ役はミカエロ・カロージ、マウリツォ役はマルセロ・アルバレス。
チレア独特の美しい旋律には仕事の疲れも癒される思いがします。
第1幕のアドリアーナが登場して歌う「私は神の卑しいしもべ」の美しいアリアは大好きである。
演出は、今、流行の読み替えでなくオードソックスなもので舞台装置や衣装もハイビジョンで見るとたいへん際立っていた。歌手ではテノールのアルバレスの声が美しかった。
さて、このオペラは専門家から見ると二流の作品と烙印を押されがちですが、私にとって、たいへん懐かしく、オペラの魅力を知った、けっして忘れられない作品である。
私は約30年も昔、大学生の時、私はこのオペラの日本初演を見ました。第8回NHKイタリア・オペラ公演でした。
モンセラ・カバリエ、ホセ・カレラス、フィオレンツァ・コッソットという今でも身震いしそうな凄い顔ぶれでの公演だった。
私にとって人間の持つ声の美しさ、素晴らしさに正に驚愕した公演である。オペラの醍醐味を初めて知った公演といって良いでしょう。このオペラの公演のあとのヴェルディの歌劇「シモン・ボッカネグラ」も忘れがたい公演だった。こちらも日本初演だったはずである。
あれから30年以上の年月が経っていますが、あの歌声、舞台姿は今もはっきりと憶えていて死ぬまで忘れることはないでしょう。

凄いもの、素晴らしいものを見た時に受けた感動は終生、記憶が薄れることはないに違いありません。
昨年、一昨年見たフレンズ・オン・アイス、また昨年暮のメダリスト・オン・アイスの記憶も私の脳裏から終生離れることは絶対ないでしょう。
すでに今年のフレンズ・オン・アイスのチケットが届いています。
今年も荒川静香さんが私にどんな思い出を作ってくれるのか、どんな至福の時を与えてくれるのか楽しみです。

今日は齢を取ってきたせいか昔話ばかりでした・・・