①ワーグナー 楽劇「ニュールンベルクのマイスタージンガー」全曲。アルトゥーロ・トスカニーニ指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団(1937年ザルツブルク音楽祭でのライブ録音 MEMORIES REVERENCE盤)
今日も、たいへん寒い一日である。昨日の朝、出社して駐車場の清掃。横殴りの風も強く正に極寒状態。温度計は氷点下だった。
寒いぞ!
明日は店に泊まり込んでの決算棚卸。厳しく長い一日になりそうである。
今日は朝、起きてDVDでバレエ「白鳥の湖」の第4幕を見る。そして、そのあと、フィギュアスケートの全米選手権でのアシュリー・ワーグナーのフリーの演技を見る。
私のアメリカのスケーターで好きなスケーターは、やはりアリッサ・シズニーとレイチェル・フラットですが、今回のアシュリー・ワーグナーの演技にはノックアウト状態である。
まだまだ全米選手権の余韻が残っているようである。
そして、そのあとトスカニーニ指揮の「ニュールンベルクのマイスタージンガー」を一昨日は一部しか聴きませんでしたが、今日は一気に全曲を聴く。
私にとって、このオペラ、7組目の全曲録音である。
1937年のライブ録音なので一部、ノイズや音の飛び、バランスの悪さもあるが、気にしないで聴くことが出来た。
そして、聴き終わって、押さえきれない高揚感で一杯である。
素晴らしいワーグナーだった。
第2幕のザックスの歌う「にわとこが何とやわらかく」のでの渋さと表情豊かさ。また第2幕のフィナーレの一糸乱れぬアンサンブルの物凄さ!そして第3幕の歌合戦でヴァルターが歌う「朝はばら色に輝きて」の正に輝きに満ちた美しさ。
録音条件の悪さを乗り越えて、最高のワーグナーの聴けた喜びで胸が一杯である。
トスカニーニの録音ではイタリア物は良いが、ドイツ物はどうもと言うのが普通の見方らしい。
しかし私はどうしても、そういう見方に、どうしても納得出来なかった。
絶対に違う!と。
納得しなくて本当に良かった!トスカニーニのドイツ音楽の録音を追いかけて、こんな素晴らしいワーグナーの録音に巡り会えることができたのだから。変な偏見を持っていたら、このような素晴らしいワーグナーを聴くことは間違いなく出来なかった。
トスカニーニをバイロイト音楽祭に招いたジークフリート・ワーグナーは、本当に偉かった!
LPレコード時代のNBC交響楽団との録音の響きがない、音が固いといったイメージがいかに間違ったものなのか、今回の録音で改めてよく分かりました。
一般的常識からみると、このオペラのベストワンはカラヤン指揮のEMI盤でしょう。当然、私も持っています。録音当時のオールスターキャストと言っていい歌手の顔ぶれ、そしてドレスデンのオケの響き。私も、そうだと思います。
カラヤン盤を挙げれば、みんな納得のニコニコ。
そんな中で、トスカニーニの古い録音を聴いて喜んでいる私。常識的?な方から見ると最悪でしょう。しかし意味のない偏見で視野を狭くすることこそ私にとって最悪である。
気分が高揚しているせいか、何か感情的なコメントになってしまいました。
申し訳ございませんでした。
今日も、たいへん寒い一日である。昨日の朝、出社して駐車場の清掃。横殴りの風も強く正に極寒状態。温度計は氷点下だった。
寒いぞ!
明日は店に泊まり込んでの決算棚卸。厳しく長い一日になりそうである。
今日は朝、起きてDVDでバレエ「白鳥の湖」の第4幕を見る。そして、そのあと、フィギュアスケートの全米選手権でのアシュリー・ワーグナーのフリーの演技を見る。
私のアメリカのスケーターで好きなスケーターは、やはりアリッサ・シズニーとレイチェル・フラットですが、今回のアシュリー・ワーグナーの演技にはノックアウト状態である。
まだまだ全米選手権の余韻が残っているようである。
そして、そのあとトスカニーニ指揮の「ニュールンベルクのマイスタージンガー」を一昨日は一部しか聴きませんでしたが、今日は一気に全曲を聴く。
私にとって、このオペラ、7組目の全曲録音である。
1937年のライブ録音なので一部、ノイズや音の飛び、バランスの悪さもあるが、気にしないで聴くことが出来た。
そして、聴き終わって、押さえきれない高揚感で一杯である。
素晴らしいワーグナーだった。
第2幕のザックスの歌う「にわとこが何とやわらかく」のでの渋さと表情豊かさ。また第2幕のフィナーレの一糸乱れぬアンサンブルの物凄さ!そして第3幕の歌合戦でヴァルターが歌う「朝はばら色に輝きて」の正に輝きに満ちた美しさ。
録音条件の悪さを乗り越えて、最高のワーグナーの聴けた喜びで胸が一杯である。
トスカニーニの録音ではイタリア物は良いが、ドイツ物はどうもと言うのが普通の見方らしい。
しかし私はどうしても、そういう見方に、どうしても納得出来なかった。
絶対に違う!と。
納得しなくて本当に良かった!トスカニーニのドイツ音楽の録音を追いかけて、こんな素晴らしいワーグナーの録音に巡り会えることができたのだから。変な偏見を持っていたら、このような素晴らしいワーグナーを聴くことは間違いなく出来なかった。
トスカニーニをバイロイト音楽祭に招いたジークフリート・ワーグナーは、本当に偉かった!
LPレコード時代のNBC交響楽団との録音の響きがない、音が固いといったイメージがいかに間違ったものなのか、今回の録音で改めてよく分かりました。
一般的常識からみると、このオペラのベストワンはカラヤン指揮のEMI盤でしょう。当然、私も持っています。録音当時のオールスターキャストと言っていい歌手の顔ぶれ、そしてドレスデンのオケの響き。私も、そうだと思います。
カラヤン盤を挙げれば、みんな納得のニコニコ。
そんな中で、トスカニーニの古い録音を聴いて喜んでいる私。常識的?な方から見ると最悪でしょう。しかし意味のない偏見で視野を狭くすることこそ私にとって最悪である。
気分が高揚しているせいか、何か感情的なコメントになってしまいました。
申し訳ございませんでした。
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