オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

バレンタインデー、カールマン、そしてグラズノフ

2015年02月17日 11時13分57秒 | 音楽
今年の会社でのバレンタインデーは、あわや「0」寸前だった。(ただし妻と娘から個別に心のこもった物を頂いていたので客観的にいれたのが幸いである)
バレンタインデー当日、事務所の私の同僚のデスクの上にはカラフルな包みがいろいろ。しかし私のデスクの上は本社からの社内連絡票(別名「脅迫状」とも言う)のみ。この事実。
帰宅して妻にこのことを言うと「常に女子社員さんの喜ぶことを言わないからよ。愛想が悪いのでしょ」と一発。ただ。こんな会話が出来るのも家庭円満だからかな?と思ったりする。
考えてみると私は昼食タイムも弁当を食べ終わるとさっさと自分の持ち場に戻り、休憩もほとんど取らずに閉店までノンストップ状態。違った意味での存在感がないのである。今の配属先に変わって女子社員さんと食堂で雑談など、したことがない人間である。
しかし、しかたあるまい。これが私の生き方である。
ところが、あわや「0」と言う時、一人の女子社員さんが駆け寄ってきて、手渡してくれました。「0」ならず!だった。
いざ、もらうと嬉しいものである。
こんなお粗末な私でも認めてくれている人が思うと励みになります。これからも店の縁の下の力持ちとして全力を尽くすのみである。

そんな私だが寂しさはない。なぜなら私にはフィギュアスケートとクラシック音楽と言う大きな心のよりどころあるからである。この2つがあるから、この年齢になっても、ガムシャラに仕事が出来るのである。働いて働きまくった後(あと)、フィギュアスケートを見る、音楽を聴く。仕事面のしんどさも全てフィギュアスケートと音楽が忘れさせてくれる。その美しく華麗な世界に埋没していく。
四大陸選手権では若い乙女たちのひたむきな演技を見て、本当に心から癒されました。特に永井優香さんの成長を見ることが出来て本当に嬉しい。
私はこれでいいのである。

さて日曜の深夜、NHK・BSで昨年暮のドレスデン国立歌劇場でのシュタツカペレ・ドレスデンによるジルヴェスターコンサートの放送があり、昨晩、録画を見ました。
プログラムはカールマン作曲、喜歌劇「チャールダーシュの女王」ハイライト。ハイライトと言っても台詞が無いだけで、ほとんどのナンバーが演奏されました。
指揮はクリスティアン・ティーレマン。ソリストはアンナ・ネトレプコとファン・ディエゴ・フローレンスと言う豪華版。
ベルカントオペラの第一人者のフローレンスがオペレッタを歌うとは珍しい。ティーレマンは、以前もカールマンの作品ばかりのコンサートがあり、このワーグナーとR・シュトラウスのオペラを得意としているこの指揮者にとって、このカールマンのメロディは、何か心に触れるものがあるのでしょう。
この喜歌劇「チャールダーシュの女王」全曲に流れる時には美しく哀愁あふれ、そして時には楽しい音楽は、やはり時間が経つのを忘れさせるものがありました。
我が国では、どちらかと言うと馴染みの薄いオペレッタですが、一度聴くと忘れられることの出来ないメロディばかり。
さてさてネトレプコ!
少し、ふっくらしたかな(失礼!)と思ったりしましたが、やっぱり美人!あの美しさは相変わらずである。そして色気!
私は美しいメロディを聴きながら、ただただ、うっとりとテレビの画面を見つめていたのであります。
それにしても時々、映し出されるドレスデン国立歌劇場の劇場内の豪華さには目が釘付けになりました。
死ぬまでに一度だけもドレスデン国立歌劇場を訪ねることが出来たらなあと強く思ったしだい。

数日前、グラズノフの交響曲全集が届く。
演奏はエフゲニー・スヴェトラーノフ指揮のロシア国立交響楽団。(Warner Classics盤)
6枚組で2500円と言う超お買い得価格だった。
今年はシベリウスが生誕150年の年ですがグラズノフも生誕150年の記念の年。今年は、私の大好きな作曲家が2人、くしくも生誕150年とは!
今日、やっと封を開けて、私の大好きな第5番から聴く。
スヴェトラーノフ指揮のロシア国立交響楽団 による濃いロシアの響き。迫力があり、また音質もクリアで、すっかり気に入ってしまう。
グラズノフの作品は同じロシアのチャイコフスキーやラフマニノフの作品に比べて濃厚さは薄いですが、雪に閉ざされたロシアの平原というよりも、雪が解けて心地良い風が吹いてきて小鳥がさえずっているロシアの草原という趣きのある作風というべきか。
またまた、じっくりと何度でも聴きたいCDが手に入ってしまった。久し振りにブルックナーの交響曲をじっくりと聴きなおしたいと思っているのだが時間がない。
それにしても安価盤ばかり購入するのも悪くない。




にほんブログ村

にほんブログ村



 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿