今日、正午のテレビのニュースで高倉健さんの訃報を知りました。
ニュースを見たあと、健さん主演の映画「八甲田山」のDVDを見る。
私が大学生時代に見た思い出深い映画。
健さんの映画は東映時代の任侠映画をはじめ、いろいろと見ている。
私が一番好きな映画はやはり山田洋次監督作品の「幸福の黄色いハンカチ」です。
不器用な男の愛の物語。
特にラストシーンが好きです。
この映画に映画初出演した武田鉄也さんは、このラストシーンの撮影風景を、こう記している。
「キャメラマンの高羽哲夫さんの手が緊張のあまり震えていた。その緊張をときほぐすために、高羽キャメラマンはキャメラを持つ手を自分でたたくのだが、いっこうに震えはおさまりそうもなかった。
健さんの眼にはうっすらと涙がうかび、桃井かおり嬢と僕にペコリと頭を下げる。そして最愛の妻が待つ、黄色いハンカチがたなびく我が家に歩きはじめる。誰かが待っていてくれる場所に帰ることが、人間の一番の幸福なのだというこの映画のテーマを端的に表しているようで僕はとても感動的だった。
高羽さんはあとで、健さんの表情があまりにもよすぎて、寒気がしたと語ってくれた」
とうとう健さんが逝ってしまった。
昭和がまた遠くなってしまった。
ご冥福をお祈りします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/4b/2b4f279d7ecf02aae685c328ebfc9085.jpg)
ニュースを見たあと、健さん主演の映画「八甲田山」のDVDを見る。
私が大学生時代に見た思い出深い映画。
健さんの映画は東映時代の任侠映画をはじめ、いろいろと見ている。
私が一番好きな映画はやはり山田洋次監督作品の「幸福の黄色いハンカチ」です。
不器用な男の愛の物語。
特にラストシーンが好きです。
この映画に映画初出演した武田鉄也さんは、このラストシーンの撮影風景を、こう記している。
「キャメラマンの高羽哲夫さんの手が緊張のあまり震えていた。その緊張をときほぐすために、高羽キャメラマンはキャメラを持つ手を自分でたたくのだが、いっこうに震えはおさまりそうもなかった。
健さんの眼にはうっすらと涙がうかび、桃井かおり嬢と僕にペコリと頭を下げる。そして最愛の妻が待つ、黄色いハンカチがたなびく我が家に歩きはじめる。誰かが待っていてくれる場所に帰ることが、人間の一番の幸福なのだというこの映画のテーマを端的に表しているようで僕はとても感動的だった。
高羽さんはあとで、健さんの表情があまりにもよすぎて、寒気がしたと語ってくれた」
とうとう健さんが逝ってしまった。
昭和がまた遠くなってしまった。
ご冥福をお祈りします。
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