オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

うっかり。

2012年02月24日 15時11分45秒 | 荒川静香さん
Shizuka Arakawa Olympics 2006 LP


うっかり忘れていた。

昨日は、荒川静香さんが2006年の2月23日、トリノ冬季オリンピックで金メダルに輝いた日だった。

あの日、私は早朝の4時に起きて、家族が寝静まった、シンと冷え込んだ部屋でテレビの実況放送で、荒川静香さんのフリーの演技を見ました。

そして感動した。

あの日のことは、一生忘れないでしょう。


今日聴いたCD,2月24日

2012年02月24日 13時27分05秒 | 今日、聴いたCD
①ワーグナー 楽劇「ジークフリート」第3幕
②ワーグナー 楽劇「神々の黄昏」第3幕
ジークフリート:ルネ・コロ、ブリュンヒルデ:ジャニーヌ・アルトマイヤー、さすらい人:テオ・アダム、ハーゲン:マッティ・サルミネン、
マレク・ヤノフスキ指揮シュターツカペレ・ドレスデン(1980~83年ドレスデン・ルカ教会での録音 RCA盤)

クラシックバレエに毎日、明け暮れている時に、ワーグナーの楽劇「ニーベルンクの指輪」全曲の14枚のCDセットが届きました。それも送料込で2658円という正に超特価である。
私が初めて「リング」の全曲盤を手にしたのは、まだLPレコードの時代、社会人になって初めてのボーナスの時である。有名なショルティ指揮ウィーンフィルによるデッカ盤で3万円だった。ズシリと分厚く重いアルバム。精算して店を出る時、店の従業員が3人も店頭で見送ってくれた。そんな時代だった。そのレコード店も今は無い。
そして今、何と2000円台で、この長大なオペラの全曲CDを購入出来るとは!嬉しい反面、何か複雑な気持ちである。

今回、購入したのはマレク・ヤノフスキが1980年から83年にかけてドレスデンで録音したもの。そして当時を代表するワーグナー歌手が勢揃いした、たいへん贅沢な録音である。
本当は、「ラインの黄金」から順番に聴いていくべきなのだが、どうしても自分自身が好きな場面から聴いてしまった。
私が長大な「ニーベルンクの指輪」の中で一番好きなのは「ジークフリート」第3幕と「神々の黄昏」第3幕です。
特に「ジークフリート」では第3幕大詰めのジークフリートとブリュンヒルデの2重唱が大好きで、今回も、ここから聴いてしまった。昔、初めて、聴いた時、「ジークフリート牧歌」の旋律が流れて来た時、たいへん感動しました。その時の気持ちは今も持ち続けています。
歌手では、ジークフリート役のルネ・コロが素晴らしい。素晴らしいテノールの声。うっとりさせるものがあります。さすらい人のテオ・アダムも深い声。「ワルキューレ」のヴォータンが楽しみである。アルトマイヤーのブリュンヒルデも悪くない。
そして何と言ってもシュターツカペレ・ドレスデンの響きの素晴らしさ。特に「神々の黄昏」の大詰め「ブリュンヒルデの自己犠牲」の場面での演奏が素晴らしい。渋すぎることもなく、また熱狂して、わめくこともない、表情豊かで力強い響き。私はショルティ指揮ウィーンフィルの響きより好きである。
しばらくはワーグナーで明け暮れそうである。やっぱりワーグナーは私の世界。

さて、毎年、投稿しているレコード芸術の2月号恒例の「リーダーズチョイス」に今回は投稿しなかった。
何故なら、昨年は新譜CDをほとんど購入しなかったからである。1枚2000円以上するCDに手が出なくなった。本当は現在、活躍する演奏を、もっと聴きたいのですが・・・。
資金繰りに苦労している私は少しでも安く、良い音楽、良い演奏のCDを追いかける様になった。昨年、購入したインパル指揮東京都交響楽団によるブルックナーの交響曲第2番のCDは例外中の例外である。
最近は、たいへんなお買い得なボックス物が多くなり、うれしい悲鳴である。昨年購入したフルトヴェングラーのEMI録音集やディーリアス全集は私にとって大切なものとなりました。そして今回の楽劇「ニーベルンクの指輪」全曲盤。
ただ、一番困っているのは聴く時間の制約である。家族には「聴く時間が無いならCDを買わなかったらよいのに」と言われてしまう始末。しかし、これだけは、しかたがありません。
また私はスルーですが、いろいろなクラシック音楽のブログを拝見させて頂いています。
皆さん、博識で驚かされるばかりです。私自身、音楽の専門教育は受けていないし、楽器も演奏出来ない、また仕事の関係で習い事も出来ない人間。恐れ多くて入って行くことが出来ません。
そんな私がクラッシック音楽を語っているのは、ド素人のたわごとでしょう。
昔、私をクラシック音楽の深みに引き込んだのはワーグナーの音楽である。
そして今、ワーグナーの楽劇「ジークフリート」を聴きながら、今もクラシック音楽を聴くことが出来る喜びが、込み上げてきました。
クラシック音楽から終生離れまい。
今日はワーグナーの音楽に高揚しながら、そんな気持ちが強くなりました。
音楽を愛する心、オペラを聴いた時の歓びを素直な気持ちで自身のブログでは述べていきたい。
それが、今まで私を包んでくれた音楽への感謝というものでしょう。
そんな気持ちで一杯である。