さっくり

いかんいかん。
狭いトコって苦手なんですよ。
広い場所よりは好きなんだけどね。
ゲームを遊ぶにあたっては広くないとダメ。
カメラワーク変えんのがしんどい。これに尽きる。

さて。
ドールメーカーことあの人につまみ出されたアリスちゃん。
滅びの証でもある機関車に乗って、各章で出会った人々と色々振り返りつつ、
ラスボスのあの人とご対面。
広いステージで良かった…
パターン覚えるまでに何回か死んだけど、コロッサルさんに比べたらね…
そしてサラッとED。
結局はアリスちゃんがあっちの世界へ行っちゃったって解釈でいいのかしらね。


第1章から通して遊んできたステージはアリスちゃんのオツムの中。
それはそれは狂った世界だったけど、その世界の中に火事の記憶が残ってる。
破片となって散らばっているだけあって集めるのには苦労するけど、
記憶を取り戻されると困る人間(＝あの人)が現実世界には居る。

あの人は自分の立場を利用して、アリスちゃんのお花畑な頭を掃除しようとする。
現実では治療とか療養と呼ばれるモノなんだろうけど、
アリスちゃんの脳内ではそれが機関車という形で顕現し、住み慣れたマッドな世界を壊しにかかる。
追い立てられはするものの記憶を集めたアリスちゃんは機関車の正体があの人である事を確信し、
姿をドールメーカーと変えたあの人と対決、頭の中でこれを撃破。
最後はチェシャ猫の語りで終わったけども…現実でもハッピーな結果になったのか、
それともケリが付いたのは頭の中だけで、アリスちゃんはそっちの世界で生きていくことにしたのか…
最初っから全部狂っててあの人その他の現実世界の人間すらアリスちゃんの脳内ゲストだとか、
そういう解釈もできるね…


そんな感じで大雑把に頭空っぽでその造形美に浸れる迷作。
ゲーム性としてはクソなんだろうけど、ほんと造形が好みなんで全部チャラ。
よって神ゲーとでも言うべき作品になりましたとさ。
というかこれでゲームの内容まで面白くなってたら…そりゃ違うんじゃないかと思うだろうね。
世界観の濃さを堪能するゲームです。たぶん。
なんでやっぱり迷作でいいと思うんよ。
それがこのゲームに相応しい評価だと思う。

悪趣味

うーん狂ってる。
今までも十二分に狂ってたけど、第5章は別格だわこれ。
4章からの繋ぎの精神病院的なアレといい、さらに壊れっぷりが加速しててイイ。
実にイイ。
あんな悪趣味なピンボール(？)は見たことないもん。
面倒だったけどねあそこ…

子供を元にした嫌なデザインの敵キャラが多い。
～ルイン系の敵も子供の顔っぽいパーツが使われてるし、
グロい子供たちといいこういった敵キャラといい、
この世界の歪みと関係があるのかどうかなーって感じ。
火事の真相っぽいのが解ったんで今日はここまで。
どういうオチを付けるのやら…