昨年、もしくはもっと前から聴きこんでいるUKの人達について触れつつ、
ゲームのことしか書いてないマンネリ打破を狙う。
USロックは肌に合わないんですよ。位置づけとしてはリンキンとかあの辺になるんかな。
聴けるのはマリマンとフーファイぐらい。シンプルで普遍的だから聴けるんだろうね。
なんというかUSロックってのは没個性的だと思うのですよ。
そんな中でBECKやWhite Stripesは頑張ってると思いますよ。
■stereophonics
聴いてる期間で言えば一番長いと思います。
4thから遡って聴いて来たんですが、シンプルで繊細なメロディーがね、良い。
1st、2ndは3rd以降と比べると毛色が違い、
1stは雰囲気が全体的に軽く、ロックよりはイージー・リスニングだとか
そちら側に分類した方がいいんじゃないか、と思うほど。
2ndでは音が少々ハードになるものの、メロディーラインが美しくなったと思いますね。
3rd以降は骨太なサウンドが目立ってくるんですが、
やはり独特のメロディーラインは健在。むしろ昇華しているほど。
アルバムの作り込みが凄く丁寧で、特に5thは何度聴いても飽きない。
でも一番好きな曲は4thの「Maybe Tomorrow」ですね。
みんな大好きメイビートゥモロー。
■The Delgados
これも結構聴いている方かな。
出会いはガンスリのOPテーマであり、あまり誇れない出会いではあったものの、
ストリングスの絡ませ方がとても綺麗だったので一発でお気に入りに。
4th→2nd→3rdと聴いて最終的に全部聴いたんですが、
2ndの無駄のない格好良さが印象的でしたね。
ストリングス目当てなら3rd、4thなんだけど個人的には2ndを推したい。
ロックというかアナログな環境音楽、といった感。
とにかく心地よい。
共感してくれる友人は居ませんがね。
「Live at Fruitmarket」ってライブ盤が欲しいんですが
手続きが非常に面倒くさいので誰か下さい。
■Franz Ferdinand
SONYのウォークマンのCM、といえばわかる人が多いと思うし、
言われずともわかる人もまた多い。ドゥヤドゥーヤ。
聴き始めてからはまだ浅いんですが、ストレートかと思いきや少々メロウ。
解りやすくお気楽で、時々見せる憂いを帯びたメロディーがお気に入り。
聴く前は「以前気になったJETと同じ様な音だろう」程度の考えで手に取ったんですが、
勢い一辺倒で飽きたJETと比べるのが失礼なくらい、メリハリが有って良い。
つかなんで比べたんだ。たぶん携帯音楽プレイヤー繋がりだな。
なんだかんだでアルバム2枚とも楽しめてますし、今後も注目株ですよね。
■Arctic Monkeys
UKでは「OASIS以来の期待の新人」と鳴り物入りでデビューした彼等。
実際、ストレートなロック・ミュージック寄りではなく、
非常に面白く興味深い音を出してると思います。
比較されているOASISっていうバンドは自分の中で、
「非常に高クオリティな無難さを産み出すバンド」という位置づけであり、
確かに素晴らしい楽曲を沢山出しているんだけども、
面白い、と思える音はほとんどないんですよ。
教科書あるいはバイブル的な美しさですよね。
ともあれそのOASISのノエル・ギャラガーも褒めてるし。
UKの筆頭であるOASISとは、今後も様々なバンドが対比されることになると思いますが、
このArctic Monkeysや前述のFranz Ferdinandは別路線のUKオルタナ色で、
今後もUK及び世界中を席巻していただきたい。
■Coldplay
丁度OASISが出てきたため、暫く前に日本の音楽界における
UK=OASISという風潮を一掃しかけたColdplayについても触れたい。
自分の中では1stアルバムだけでかなり高い地位を築き上げている彼等なんですが、
メロディーの美しさや繊細さ、そういったものでは比肩するものが居ないと思えるほど。
こういった人達が沢山出て来るからUKロックというものは面白い。
待望の3rdアルバム、「X&Y」はまだ手中にあるものの、まだ聴き込んでいません。
1stを越える感動があれば、自分の中で間違いなくOASISを越える存在になると思います。
■OASIS
で、
ここまで読み返してみると完全にOASIS批判しかしていないような。
自分は決してOASISを毛嫌いしているわけではなく、
あくまで「UKの象徴」という大方の日本人の意識を持ってきているだけです。
「MORNING GLORY」なぞは友人から借り録音したにも関わらず、
後に新品を買い求め友人に貸しまくる等、非常に愛したアルバムでもありますし。
何が言いたいかとなると、
友人のY君は最新アルバムを持ってたと思うんで貸して下さいってこと。
あと夢枕に立った数少ないアーティストでもあります。
■Queen
偉大すぎて僕の口からとやかく言うのも憚られる。
日本人が好きなだけかもしれないけど、本当に偉大なロック・バンドの一つですよね。
最後の方は端折った感があるものの、それなりのものが書けたと思う。
ただ、表題の「UK考」ってのから大分逸れているのも確か。
もうちょっとテーマ性を考えて文章を欠けないとダメですね。
支離滅裂に終わる。