「団地日和」というDVDを見つけてしまいました。
妙に琴線に触れるタイトルだったもんで、
借りてしまいました!
買っても3800円なんですけど… そこまでの勇気は出なかった~
昭和30年代に建てられた日本住宅公団(現:UR都市機構)の団地の紹介です。
それだけの内容なんですけどね、妙にそそられちゃいました。
自分も3歳~13歳の多感な時期を団地で過ごしたので
その頃へのノスタルジーもあったのだと思います。
収録されているのは
「ひばりが丘団地」「阿佐ヶ谷住宅」「赤羽台団地」
「百草団地」「草加松原団地」「海岸通団地」
残念なのが、子供の頃に過ごした「常盤平団地」が無かった事!
5300戸を有する関東県最大では? と思う団地なのに…
内容は…
それぞれの団地の現在の様子を延々と流すだけ… です。
でも、百草団地のセットバック住宅や阿佐ヶ谷住宅の家並みは
日本とは思えない風景が展開していてびっくりです。
赤羽台団地のスターハウスは建築時期が同じだからかな、
子供の頃に住んでいた常盤平団地のスターハウスと瓜二つ!
間取りもまったく同じで驚きました。
これ、団地に住んだ事無い人には単なる資料でしょうけど、
少しでも暮らした事の有る人にはかなりグッと来るものあるかも!
1番の目玉は特典映像にある「団地への招待」という
公団に当選した人のための、住み方のレクチャー映像です。
もうすぐ結婚して団地に住む事になった妹が
すでに団地に住んでいる兄宅を訪れて、
兄夫婦に団地での暮らしを伝授してもらうというベタな内容。
しかし、そこに映し出される映像は、
1960年代始めの日本の最先端の生活? であります。
畳の上に応接セットを設置し、テレビとステレオを配置。
狭いベランダに無理矢理テーブルと椅子を置いて
カクテルなんぞ作っての晩餐。
ある意味お洒落なんですけどね… ちょっと笑えました。
でも、当時の文化や生活を垣間みる事ができて非常に面白かった。
今でこそ、孤独死の巣窟となり、空き家も多いようだし、
老朽化で取り壊しが進んでいる団地ではありますが、
50年前に未来的な集合住宅に夢を託した記録は貴重です。
これ、買っちゃおうかな…
と ふと思ったおれ バカですかね?
発売は今年の3月。 まだ新しい作品なんだすよね、これ。
最後に、このDVDの特典映像にもなっている
プロモーション映像をYou Tubeで見つけたのでリンクつけときます。
たったの2分弱ですけど、興味ある方はぜひ!