居酒屋日記

Takeshi ORION Nishimori

仲足龍造栄養研究所

2007年01月20日 | 外食・弁当


昨夜は49回目のお誕生日でありました。
気づいたら吉祥寺で産声をあげてから約半世紀経ってしまった。
ま、とりあえず元気で暮らせているので幸せです。

誕生日くらい、普段家では絶対に食べられない物を!
と言う事で、久々に新宿御苑まで足を伸ばしました。
やはり、栄養をつけないといけないぞ!! ってね。
「仲足龍造栄養研究所」へ行きました。
なんじゃそりゃ? と思う方も多いかな?
でも、何度かうちの日記に登場している店なので
ご存知の方も多いのではと存じます。
ぶっちゃけ、牛の内臓料理の専門店です。

上の画像は店内にある有名な黒板メニュー
その日に食べられる刺身などが書かれてます。
何故に「仲足龍造」(なかあしたつぞう)かと言えば…
この店のホルモン食べると精力ついて
「真ん中の足も立つぞぉ~」という単なるとんちだそうです。



本当の店名は「赤ちょうちん」
店構えは何処にでもあるような呑み屋です。
提灯に「出世料理」って書かれてるのがめでたいです。

ここの目玉は何と言っても刺身です~。
これが食べたくて通ってるんですよ。



これ、「焼く前の焼肉」ではなく刺身の盛り合わせです。
そうです。このまま食います。 
慣れてない方は一瞬ひるみますが、食うと美味いです。
その日の在庫で内容はかわりますけど、
チレ、センマイ、ハツ、レバー、ミノ、タン、ハラミ、コブクロ
等が刺身のラインナップですかね。

昔は「バクボン」(骨髄:バックボーンの事だね)や
「ノーベル」(脳みそ)もあったのですが、
狂牛病のせいで食べる事ができなくなりました。
初めて脳みその刺身を目の前にした時、さすがに驚いた。
見た目はアン肝みたいで、味も似ていて実に美味かったですよ。



もうひとつのメイン料理。ホルモンミックス焼きです。
いままではお店独自のニンニクの効いた辛みそで炒めたものだったけど、
塩もあるとの事なので、今回は塩で注文。
なんだかステーキを食べてるようで、ホルモンのわりに高級な感じ。
ご飯欲しい~ と思ったら、「ご飯はじめました」の短冊を発見!
やっぱ需要多いよね~(でもすでにご飯は売り切れでショック)



ホルモンにはやはり癖のある泡盛が合います。
ここは昔ながら注ぎ方。 
焼酎や泡盛は客のテーブルで一升瓶から直接
厚手のグラスに、下の受け皿があふれる位に注いでくれます。
氷や水や炭酸などは頼むと別にくれます。
自分で好きに調合してね! っていうのも昔ながらですね。



ガツのネギ和え、きゅうりの胡麻和え、大豆もやしのキムチ
更にはだめ押しでカルビ焼きまで注文して満腹!
でも、楽しみにしていた豚足が売り切れで残念~。
しかし、家では絶対に再現出来ない刺身盛りを堪能できてしあわせ。

これで元気になって 出世できるね!
まさに仲足龍造!! ってね。
最後にトイレにはってあった張り紙です。