ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

夏の風物詩~梅の天日干しが始まった

2008-07-12 01:28:52 | ニュース

2008_07110003 2008_07110004 梅の甘酸っぱい匂いがしてきたので家の裏に出て見た。私の家の裏は梅生産農家が2軒並んでいる。私の梅雨明け宣言を待っていたかのように、その内の1軒で今日から梅の天日干しが始まった。そばに行けば私の苦手な甘酸っぱい匂いがあたりを漂っている。梅干はここ40年以上口にしたことはない。梅干は体に良いというのは分かっているが、何故か食べたいとは思わない。もしも何かの病気になり梅干が効くとなれば、そのときは間違いなく食べるのだが・・・。朝夕梅干を食べる方にとっては、この匂いは生唾ゴックンものだ。梅干し生産農家は干している量が半端じゃないので、夕立が一番困る。急いで片付けなければ、せっかく干した梅が濡れてしまえばわやくちゃになる。天日干しが終れば、これでようやく梅干を口にすることが出来るのだ。

[梅の天日干しの工程]
1.塩漬けされた大きな樽から、梅をザルですくう。
.軽く水洗いをしつつも、均等にザルに並べていく。
3.ザルを重ねていきますが、上下のザルは梅に当たらないような構造になっている。
4.ザルを並べ3~4日間『天日干し』にする。(俗に夏期の天気の良い日で、”三日三晩の天日干し”と言われている)

・この天日干しにより、梅の薬効成分や保存性、そして風味までもがUPする。『梅干』と言う名前なので、天日干しをした梅だけが本物の『梅干』なのだ。
・長い時間干せばいいと言うものでもない。天日干しは干し過ぎてもダメ!! 気温や晴れ具合によるので、その見極めはやはり長年の経験がものを言う。
・2日程たったら梅を裏返し、まんべんなく日光を当てる。

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