ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

炎天下のお葬式

2008-07-30 21:27:42 | 

今朝の京○新聞の読者の声で59歳の主婦からの投稿だ。
[葬儀は思い出残る家で]
最近の葬儀は、葬儀社の式場で行われることが多くなってきたように思います。ご遺体も病院から直接葬儀社に移され、葬儀が終った後、死亡の事実を知るケースもときどきあります。人それぞれの考え方、やり方があるものの、人の死において、もしも、効率化とか簡略化が優先されているとしたら、少々むなしい気持ちになります。私の父が亡くなったときも突然のことで、天地がひっくり返るくらい動転しましたが、ご近所にも助けていただき、自宅での葬儀をなんとか終えることができました。家は狭く、残された家族の負担も大変でしたが、自宅から父を送り出すことは、当然のことと考えておりました。そんな話を86歳になる母にすると、「大変やけれど、やっぱり家から送りでしてくれるか・・・」と、笑っております。私にとって家は私の歴史であり、人生そのものです。いろいろな事情もあるでしょうが、最後はその人のいた家から送りだしてあげたいと、私は考えています。

2008_07300013 今日は親類の、その自宅からの告別式に行ってきた。この女性の心情は理解できるが、35度を超える炎天下でテントからはみ出た参列者はたまったものではない。私もはみ出た一人であったが、80歳を超える老齢の方は熱中症で倒れはしまいかと心配をした。記帳してから出棺まで1時間半もかかるので、遠くからきた叔父を私の家に誘い30分ほど休んだ。
背中に汗が伝って落ちていく。普段ネクタイなんぞしていないので余計こたえる。
私は葬儀社の式場でやる賛成派である。田舎の道は狭く、葬儀の日は車の離合や出棺時車が通れなくなり、関係のない方に多大な迷惑をかけてしまう。式場の場合は椅子での式なので膝の悪い者にとっては有難い。この当たりの式場は駐車場が広く、何の心配もない。トイレの使用、飲み物の購入など気にする必要がないので、これまた便利。雨の日、風の日もあり参列者のことを思えば家でやる気は起こらない。あなたはどっちを選択します?

コメント (2)
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