お茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜・肴などについてのひとりごと。http://moriya.chagasi.com
杜の茶菓菜 (もりのさかな)
GW旅日記~4/30・萩
萩にある柑橘工房「柚子屋本店」でマーマレードの製造体験が2000円で出来るという情報を、前日に車中で読んでいた「まっぷる山陰」で得た。
夏みかん本場の加工施設を見てみたい気も手伝い、早速電話してみると「ゴールデンウイーク中は予約一杯で・・・」とのこと。お土産用にマーマレード二瓶も付く値段的にもお得な製造体験講座で、人気が高いという。
製造体験は4名からだと後から知った。夫と二人きりではハナから無理だったのだ。
「柚子屋本店」は「夏みかんスライス」で一躍有名になったお店。
ホームページ、夏みかんスライスについて詳しくは→こちら
売店に足を運び、マーマレードや夏みかんジュースをたんまり試食した後「夏みかんスライス」を一瓶購入。
車をとめて、夏みかんソフトを食べながら城下町・萩の町を散策。
軒先のいたる所に夏みかんの果樹があり、オレンジ色の果実がぶら下がる。
そういえば、津和野から萩に行く途中の道の駅「うり坊の里katamata」で「桃太郎トマトソフト」を食べた。
このソフトはご当地ソフトによくある、地域名産の果物の果汁を練りこんだタイプではなく、バニラソフトクリームの上に、ここ、むつみ村で作られたトマト"桃太郎"をジャムにしたものをぐるりとかけたものだった。
塩味抜きのトマトケチャップを思わす甘酸っぱさが、バニラソフトに意外にもよく合う。
このトマトソフト、去年のゴールデンウイークには30万円分も売れたそうだ。
侮り難し。
高杉晋作、伊藤博文などの偉人賢人を多数輩出した萩の町の見ごたえはここで述べるまでもないが、この日4月の最終日は、真夏のようにうだるほど暑くて暑くて、朝から津和野・萩と延々歩き回っていたらいい加減バテてフラフラしてきた。日ごろの運動不足による体力の減退を思い知らされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d8/6d50cfd894f019f326cf05ec245b35f3.jpg)
夏みかん発祥地、山口県。
1700年代に山口県長門市の海岸に流れ着いた夏みかんの種が元だという。
「まっぷる山陰」の地図に「大日比夏みかん原樹」と小さく書いてあるのを見つけたので行ってみる。
目的地は日本海に突き出た半島形の青海島(おおみじま)東沿岸。
太陽の沈みゆくたそがれ時。
あたりが薄暗くなる時分にこんな目立たない場所に行き着くことが出来るか?
と思ったら、直前の道路上にちゃんと大きな案内表示板があった。
県道際に車を停め、階段を歩いて下りて沿岸の集落へ。
こぢんまりとした風情のある路地を進み、見ず知らずの土地へおじゃまする。
と、「夏みかんの原樹」の立札が。
個人の住宅の裏庭か?
そんなに大きくない夏みかんの木が一本たたずんでいた。
300年近く前に、この海辺に漂着した種が芽を出したのが発端だという。
山口県外全国各地にも広まり、夏みかんから甘夏が生まれ、スルガエレガント(甘夏×文旦)が生まれた。
海を渡って流れ着いたこの一粒の種から始まったとは、なんてロマンのある話なんだろう…。
とっぷりと日の暮れた中、ヘッドライトで夏みかんの原樹を照らしながら思いにふける。
青海島入り口近辺の回転寿司屋で軽く食べて南下し、長門湯元温泉へ。
6時から23時までやっている共同浴場の「恩湯(おんとう)」は入浴料140円。
加水加温しているらしいが、湯船は広く、肌がすべすべになるいいお湯だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/01/21a550be098d8c5118589dc989fe0eb9.jpg)
関門海峡近辺はあまり道の駅がなく、一気に下って九州入り。
福岡県西部豊前市沿岸にある道の駅「豊前おこしかけ」に着いた時私は既に夢の中。
午前1時をまわっていた。
ちなみに運転手は夫のみ。(私はいまだにペーパードライバー。)
今回の車中泊旅行の総走行距離も毎度の事ながら3000キロを上回るか。
夏みかん本場の加工施設を見てみたい気も手伝い、早速電話してみると「ゴールデンウイーク中は予約一杯で・・・」とのこと。お土産用にマーマレード二瓶も付く値段的にもお得な製造体験講座で、人気が高いという。
製造体験は4名からだと後から知った。夫と二人きりではハナから無理だったのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/57/f9a50ad7d066e1ba05abf564c2042a0c.jpg)
ホームページ、夏みかんスライスについて詳しくは→こちら
売店に足を運び、マーマレードや夏みかんジュースをたんまり試食した後「夏みかんスライス」を一瓶購入。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/47/5e645503f6a99830ff9543772c514ae6.jpg)
軒先のいたる所に夏みかんの果樹があり、オレンジ色の果実がぶら下がる。
そういえば、津和野から萩に行く途中の道の駅「うり坊の里katamata」で「桃太郎トマトソフト」を食べた。
このソフトはご当地ソフトによくある、地域名産の果物の果汁を練りこんだタイプではなく、バニラソフトクリームの上に、ここ、むつみ村で作られたトマト"桃太郎"をジャムにしたものをぐるりとかけたものだった。
塩味抜きのトマトケチャップを思わす甘酸っぱさが、バニラソフトに意外にもよく合う。
このトマトソフト、去年のゴールデンウイークには30万円分も売れたそうだ。
侮り難し。
高杉晋作、伊藤博文などの偉人賢人を多数輩出した萩の町の見ごたえはここで述べるまでもないが、この日4月の最終日は、真夏のようにうだるほど暑くて暑くて、朝から津和野・萩と延々歩き回っていたらいい加減バテてフラフラしてきた。日ごろの運動不足による体力の減退を思い知らされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d8/6d50cfd894f019f326cf05ec245b35f3.jpg)
夏みかん発祥地、山口県。
1700年代に山口県長門市の海岸に流れ着いた夏みかんの種が元だという。
「まっぷる山陰」の地図に「大日比夏みかん原樹」と小さく書いてあるのを見つけたので行ってみる。
目的地は日本海に突き出た半島形の青海島(おおみじま)東沿岸。
太陽の沈みゆくたそがれ時。
あたりが薄暗くなる時分にこんな目立たない場所に行き着くことが出来るか?
と思ったら、直前の道路上にちゃんと大きな案内表示板があった。
県道際に車を停め、階段を歩いて下りて沿岸の集落へ。
こぢんまりとした風情のある路地を進み、見ず知らずの土地へおじゃまする。
と、「夏みかんの原樹」の立札が。
個人の住宅の裏庭か?
そんなに大きくない夏みかんの木が一本たたずんでいた。
300年近く前に、この海辺に漂着した種が芽を出したのが発端だという。
山口県外全国各地にも広まり、夏みかんから甘夏が生まれ、スルガエレガント(甘夏×文旦)が生まれた。
海を渡って流れ着いたこの一粒の種から始まったとは、なんてロマンのある話なんだろう…。
とっぷりと日の暮れた中、ヘッドライトで夏みかんの原樹を照らしながら思いにふける。
青海島入り口近辺の回転寿司屋で軽く食べて南下し、長門湯元温泉へ。
6時から23時までやっている共同浴場の「恩湯(おんとう)」は入浴料140円。
加水加温しているらしいが、湯船は広く、肌がすべすべになるいいお湯だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/01/21a550be098d8c5118589dc989fe0eb9.jpg)
関門海峡近辺はあまり道の駅がなく、一気に下って九州入り。
福岡県西部豊前市沿岸にある道の駅「豊前おこしかけ」に着いた時私は既に夢の中。
午前1時をまわっていた。
ちなみに運転手は夫のみ。(私はいまだにペーパードライバー。)
今回の車中泊旅行の総走行距離も毎度の事ながら3000キロを上回るか。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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ほぼ同じ期間(?)私はバイクで1600km。
1週間経った今も腰痛に悩んでます。
若さって本当に価値ですね。羨ましい。
車での3000キロは及びません!
ゴールデンウイーク明けから
夫の会社が16キロ先に移転したので
今までの倍以上の距離を毎日自転車通勤しています。
しかし寄る年波には勝てないらしく
お腹の脂肪は膨らむ一方です・・・。
以前働いていた、12km離れた職場へ走って通っていたことがあります。もう自転車でも無理ですが…笑。
自転車だと雨がツライですね。
16キロを30分くらいで走っているようです。
いい運動ですよね。
これでやせないのが不思議・・・
12キロ先の職場へ走って、って自転車じゃなく
マラソンでですか!?それはすごいっ!
頂き物で、勿体なくてまだ開けていないのです。
有名なものだったのですね!知らなかったです。
で、ホームページをみたらすごく高価ではありませんか!!
ますます開封できなくなってしまいます。
こまったこまった。
夏みかんスライスは「全国美味しいモノお取り寄せ本」
などによく紹介されているようです。
形も珍しいですよね。
一つの夏みかんから2枚しかとれない、というのは
柑橘加工工房ならではですね。
苦味もほとんど無く、食べやすいおいしさでした。