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GW旅日記~4/30・津和野

潮の香りのする町、魚の香りのする町、温泉の香りのする町、牛の香りのする町、埃の香りのする町、金属の香りのする町、花の香りのする町、稲の香りのする町・・・。
人の暮らすところには、その町固有の香りというものがある。



4月29日の夜に車中泊した道の駅「かきのきむら」は島根県西部内陸の山村にある。
朝、川を流れる水のせせらぎで気持ちよく目を覚まして深呼吸をする。
すーっと身に染み入る木の香り。そしてかすかな炭と煙の香り。
心からくつろげる香りのする町だった。

↓道の駅入り口には全天候式(?)ブック型の図鑑があり、この村に生育する動物がイラスト付きで解説してある。ちょっと困ったようなタヌキの目が印象的。


細い細い山道、県道226号「津和野街道」を通って津和野へ。

山陰の小京都とうたわれる津和野。ここは山口県だと思っていたが、街中に貼ってあったポスター(右写真→)を見てまだ島根県だということに気がついた。
「シネマみたいなシマネ」という文句を見て思わず笑ってしまった。はなわの「佐賀を探そう」的!?

津和野の町のシンボルはサギ。青銅のモニュメントやスーパーのマークもサギ。
鯉が泳ぐ側溝で魚を捕まえて丸呑みしているサギがいた。
丸呑みの瞬間は撮れず、残念。



全国各地に点在する「小京都」は風情のある古い建物が立ち並び、散策していて飽きない。
ここ、津和野町は役場の建物までもが実に情緒豊かだ。地方文化はこうありたい。



街中に二ヶ所ある酒蔵で試飲をして純米酒「初陣」を一升と、お土産用に森鴎外も愛用したという胃腸薬「一等丸」を二袋購入。
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