お茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜・肴などについてのひとりごと。http://moriya.chagasi.com
杜の茶菓菜 (もりのさかな)
GW旅日記~5/2・湧水・別府
朝からしとしと小雨降りしきる中、前日に道の駅「豊前おこしかけ」で買ったあさり飯と木の花ガルテンで買ったデコポンジュースで朝ごはんを済ませてくじゅう高原へ。
眺望のよい渓谷「九酔渓」は案の定前年の台風の影響で通行止め。そして5メートル先も真っ白になるほど道路に霧が立ち込めてきて眺めどころではなくなってきた。お決まりのドライブコース「やまなみハイウェイ」を通ってくじゅう連山をハイキングして温泉のハシゴして・・・と思ったがそれはパスして、川端康成が愛したと言われる筌の口共同温泉に浸かっただけでくじゅう高原を後にする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/e1/6b42bb33bf941f329c98df1ef1a91bc7.jpg)
くじゅう高原東側の「男池湧水群」へ。
澄み切った湧きたてのきれいな水を見ると、それだけで心が和む。鉱物の味というか、インパクトのある強い味のする水だった。
この先の登山道にももう一つの湧水「かくし水」があるというので登ってみる。
大木が繁り霧が立ち込めるうっそうとした山道を「るるるるるーるるー」と「もののけ姫」のテーマソングを口ずさみながら進む。
苔むした岩の間から湧き出る清らかな「かくし水」はまろやかな口当たり。
この先は黒岳、平治岳への登山道。
もう少し行ってみる?どこまで行く?と言いながら、毎度行き当たりばったりの登山をする我ら。(一応靴や合羽などの装備はしている。)
巨岩ゴロゴロのハイキングというにはハードな道を2時間登っても頂上はまだ遠く、天然の氷室として使われていたという風穴のところまで行ってUターンしてきた。冷気の吹き出る岩の隙間の風穴にロープを伝っており、氷の塊を取り出して石でかち割って食べる。
清水の湧く森を散策するのは楽しい。
天然の炭酸水が湧いているという「白水鉱泉」へ。
砂糖を混ぜればソーダ水になるという。本当か?
がっしり設備が整えられたこの湧水はその場で飲むのは無料。(持ち帰り分は有料。)
ひとくち口に含むとシュワっ!
確かに炭酸!これはおもしろい。
市販の無糖炭酸水「ペリエ」のようだ。
がぶ飲みするだけでは飽き足らず、顔も洗ってみたら目に染みた~。
この天然炭酸水は健康にもいいという。確かに効きそうだ。
2リットルペットボトル1本分だけ持ち帰ったが、やはり時間を置くほどに炭酸が抜けていった。
プリンを目指して別府温泉へ。
道順的にかなり効率が悪いが、現地へ赴いてから行き先を決めているので致し方ない。
温泉数日本一の大分県。
中でも別府は源泉数県内一位。温泉町として全国に名を馳せるこの町は、至る所から湯煙がもうもうと舞い上がっている。
別府名物「地獄蒸しプリン」を売っている所は何ヶ所かあるようだが、天然の湯の花生産地である明礬温泉の「岡本屋旅館売店」へ。
2個買って売店前のベンチに座り、暮れなずむ空と天然記念物の湯の花小屋と温泉蒸気を利用したプリン蒸し風景を見ながら食べる。
意外なほどなめらかな舌触り。
奇をてらわないカスタード味を引き締める苦味強めのカラメルソース。
う~んイケル!
プリンもう2個追加購入。
鉄輪温泉の日帰り温泉施設「ひょうたん温泉」へ。
上記の明礬温泉も読めなかったが("みょうばんおんせん"です)鉄輪温泉も「てつりんおんせん」だと思っていた。(正解は"かんなわおんせん"です。)
駐車場へ車を停めてさて行こう、とすると、帰り際の見知らぬおじさんが「これあげるよ」と言って割引券をくれた。わっうれしい!ラッキー!・・・と思ったら、18時以降は既に割引価格になっており、割引券は使えなかった。
出来たばかりの新しい温泉施設だと思ったら、80年以上の歴史があるという。湯船も多く、滝湯や露天風呂もいい感じ。
中庭には売店と食堂があり、お風呂上りに食事をすることに。
「別府に来たからには地獄蒸し料理が食べたい食べたい食べたい~」と駄々をこねる夫の意見を尊重し、ビール一杯とちょっとリッチな「天国地獄蒸しセット」を一人前頼む。(二人で一人前というところがリッチとは言えないか。)
温泉の蒸気で蒸したふぐやホタテなどの魚介類に関サバの押し寿司、豆腐、うどん、ごはんが付いてボリューム満点。
何となく温泉のミネラルの味というか、うまみがプラスされたような味がした。
大分はとり天が名物らしく、街道沿いに必ずと言っていいほど「とり天屋」があった。とりの空揚げと言わず、とり天と言うのは地域柄か、それとも空揚げとは異なる点があるのだろうか。
別府を出てこのまま佐賀関半島からフェリーに乗って四国に渡ろうかと思ったが、予定変更して南下。道中のジャスコのお惣菜売り場には、鶏をはじめ、色々な種類の南蛮漬けがあった。宮崎県に隣接する大分県南部は宮崎名物「チキン南蛮」の影響を少なからず受けているのだろう。
日向街道沿いの道の駅「みえ」で車中泊。
眺望のよい渓谷「九酔渓」は案の定前年の台風の影響で通行止め。そして5メートル先も真っ白になるほど道路に霧が立ち込めてきて眺めどころではなくなってきた。お決まりのドライブコース「やまなみハイウェイ」を通ってくじゅう連山をハイキングして温泉のハシゴして・・・と思ったがそれはパスして、川端康成が愛したと言われる筌の口共同温泉に浸かっただけでくじゅう高原を後にする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/e1/6b42bb33bf941f329c98df1ef1a91bc7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/de/c85809d87e1fd06948382a29f9d63286.jpg)
澄み切った湧きたてのきれいな水を見ると、それだけで心が和む。鉱物の味というか、インパクトのある強い味のする水だった。
この先の登山道にももう一つの湧水「かくし水」があるというので登ってみる。
大木が繁り霧が立ち込めるうっそうとした山道を「るるるるるーるるー」と「もののけ姫」のテーマソングを口ずさみながら進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/33/8ee34827ea9f6c15827b096b66d24ce4.jpg)
この先は黒岳、平治岳への登山道。
もう少し行ってみる?どこまで行く?と言いながら、毎度行き当たりばったりの登山をする我ら。(一応靴や合羽などの装備はしている。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/b5/9221e45af3a44355c634aa347d3d8fba.jpg)
清水の湧く森を散策するのは楽しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/8f/f91b410eb96598a197572f14505d2681.jpg)
砂糖を混ぜればソーダ水になるという。本当か?
がっしり設備が整えられたこの湧水はその場で飲むのは無料。(持ち帰り分は有料。)
ひとくち口に含むとシュワっ!
確かに炭酸!これはおもしろい。
市販の無糖炭酸水「ペリエ」のようだ。
がぶ飲みするだけでは飽き足らず、顔も洗ってみたら目に染みた~。
この天然炭酸水は健康にもいいという。確かに効きそうだ。
2リットルペットボトル1本分だけ持ち帰ったが、やはり時間を置くほどに炭酸が抜けていった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/57/41eae342a6d97684081e948d372e2d57.jpg)
道順的にかなり効率が悪いが、現地へ赴いてから行き先を決めているので致し方ない。
温泉数日本一の大分県。
中でも別府は源泉数県内一位。温泉町として全国に名を馳せるこの町は、至る所から湯煙がもうもうと舞い上がっている。
別府名物「地獄蒸しプリン」を売っている所は何ヶ所かあるようだが、天然の湯の花生産地である明礬温泉の「岡本屋旅館売店」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/de/da720d23b34162b40c305ee47a3a6340.jpg)
意外なほどなめらかな舌触り。
奇をてらわないカスタード味を引き締める苦味強めのカラメルソース。
う~んイケル!
プリンもう2個追加購入。
鉄輪温泉の日帰り温泉施設「ひょうたん温泉」へ。
上記の明礬温泉も読めなかったが("みょうばんおんせん"です)鉄輪温泉も「てつりんおんせん」だと思っていた。(正解は"かんなわおんせん"です。)
駐車場へ車を停めてさて行こう、とすると、帰り際の見知らぬおじさんが「これあげるよ」と言って割引券をくれた。わっうれしい!ラッキー!・・・と思ったら、18時以降は既に割引価格になっており、割引券は使えなかった。
出来たばかりの新しい温泉施設だと思ったら、80年以上の歴史があるという。湯船も多く、滝湯や露天風呂もいい感じ。
中庭には売店と食堂があり、お風呂上りに食事をすることに。
「別府に来たからには地獄蒸し料理が食べたい食べたい食べたい~」と駄々をこねる夫の意見を尊重し、ビール一杯とちょっとリッチな「天国地獄蒸しセット」を一人前頼む。(二人で一人前というところがリッチとは言えないか。)
温泉の蒸気で蒸したふぐやホタテなどの魚介類に関サバの押し寿司、豆腐、うどん、ごはんが付いてボリューム満点。
何となく温泉のミネラルの味というか、うまみがプラスされたような味がした。
大分はとり天が名物らしく、街道沿いに必ずと言っていいほど「とり天屋」があった。とりの空揚げと言わず、とり天と言うのは地域柄か、それとも空揚げとは異なる点があるのだろうか。
別府を出てこのまま佐賀関半島からフェリーに乗って四国に渡ろうかと思ったが、予定変更して南下。道中のジャスコのお惣菜売り場には、鶏をはじめ、色々な種類の南蛮漬けがあった。宮崎県に隣接する大分県南部は宮崎名物「チキン南蛮」の影響を少なからず受けているのだろう。
日向街道沿いの道の駅「みえ」で車中泊。
コメント ( 18 ) | Trackback ( )
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何年か前に、友人を訪ねて行った時、とり天を食べに連れてってもらいました。
どんな味やったか、確かではないけどそのお店はとっても美味しかった!のは確か。
もう一度食べたいなぁ・・・。
プリンもこれまた美味しそう!!
九州生まれの私にとって、懐かしいところばかり。毎回楽しみに拝見してます。
コメント残さないでごめんなさい。
歌っちゃう気分、わかります~~~!!
私も気持ちがいいお天気の日に、田んぼやぶどう畑の道をバイクで通るとき、ヘルメットの中で歌ってますよ~。なんでもない道でも気分爽快です。
ガイドブックを見て「地獄蒸しプリン」食べたいと思ってたんです。
こちらのお店も載っていましたが
杜さんのブログの記事として見たら
ぜひとも食べなくちゃ!という気になりました。
絶対行かなくっちゃです~!
あと、鉄輪温泉の「ひょうたん温泉」も気になっていたので
とっても参考になりました。
ここでお風呂に入って夕飯を食べるとしようかなぁ♪
おっとっと様の「字僕蒸し料理が食べたい~~」に
私も賛成!です(笑)
なんだか杜さんの後をおっかけツアーみたいですが
旅行楽しんでこようと思います。
…でも今回少々タイトな日程なんですよね(苦笑)
今回、別府の記事をとても懐かしく読ませて頂きました。(地元なので…)
とり天は、衣が天ぷらのような感じで、酢醤油+からしで食べるのが一般的です^^美味しいですよ~。
ちなみに、別府は幸崎の豚まんも美味しいですよ~^^
大分県内移動しながらいたるところで
「とり天」の文字を目にしました。
ひょうたん温泉の食堂に「とり天定食」があったので
頼んでみようかと思ったのですが
今回は珍しく?夫の希望を尊重してみました。
プリンも素朴かつキメ細やかでおいしかったです♪
ちょちょっと残して頂けるとうれしいので
気にしないで下さいね。
fuuさんは九州のお生まれなんですね。
九州の方は親切ですね~。
おいしいものも多く、
森も豊かでいいところがたくさんありますね。
また行きたいです。
川とかも、水が澄んでて川底が見えると
すごく気分がいいですよね。
ヘルメットの中で歌ってますか~(笑)
私も自転車乗ると何故か必ず歌いたくなります・・・。
ここの森は、原生林の上に大木が多く、
ほんとにもののけ姫の世界みたいでした。
プリン是非お試しを!
ひょうたん温泉は夜だと料金お安くなるのでお得です。
別料金で砂湯もありました。
(私は入りませんでしたが)
「自分で作る温泉卵」コーナーもあり
なかなか充実した日帰り温泉でした。
夜遅く、確か23時頃までの営業だったと思いますが
食堂は21時頃までみたいなのでご注意を。
鉄輪温泉名物?の豚まんも食べてみたかったのですが
今回行った時はすでに店閉まった後でした~。
コメントありがとうございます。うれしいです~。
別府の方なんですね。
温泉たくさんあって、いいですね~。
(別府の町はもしかして個人の住宅にも温泉がひいてあったりとか!?)
うちは私も夫も温泉好きなので
今度は泊まりでのんびりしたいです。
とり天ってそういえば天は天ぷらの天で、
空揚げとは違うんですね。
酢醤油+からしで食べるんですか!
わ~おいしそう~~~。
別府に住んでいた友達は、実家で温泉ひいてました。今でもけっこう多いと思います。
でも、温泉成分で配管が痛んでしまうのでメンテが必要だったり、温度調整(源泉が日によって熱すぎたり冷たかったり)が難しかったりと意外と大変と聞いた事あります(^^;
こちらこそ、いつも美味しそうなお菓子だけでなく、さりげない記事もとてもタメになり楽しませて頂いてます。ありがとうございます^^
旅先では「浜松から来ましたー」と言ってます。
(浜松近隣の町ですが、田舎で名前言っても分かってもらえないことが多いので。)
大分県の県庁所在地は別府だと思っていたのですが
違うということに今回初めて気づきました。
仙台生まれの私にとっては大分県は未知なる地でした。
というか九州はもう外国みたいです。
逆に九州の方は東北を外国だと思うのかも。
やっぱり別府の方はお家に温泉ひいてるんですね。
メンテは面倒かもしれませんが、
毎日温泉三昧なんてうらやましい!
GW旅日記はこれから四国編に入るので(遅いって!?)
良かったらまたご覧になって下さいね♪
大分に旅行に行ってきました~!
「ひょうたん温泉」にもしっかり入ってきましたよ。
とってもいいお湯で、一緒に行った母も喜んでいました。
(もちろん18時以降の入湯料にも…)
そうそう、残念ながら時間等の関係で
明礬温泉のプリンは食べられませんでした~。
でも杜さんのおかげで楽しい旅行になりましたよ♪
TBさせていただきますね。
大分楽しんで来られたようで良かったです♪
割引料金のひょうたん温泉はわりとお得ですよね。
鉄輪温泉の共同浴場は工事中のようでしたし。
プリンはこれも縁ですね。
またきっといつか食べる機会がありますよ!
続きを楽しみにしてますね。
(あぁ私も旅日記の続きかかなくちゃ~)
その4月末は久住メインで遊んでたんです。
でも、滝が見えるとかいう温泉は見送り~
白水鉱泉は行ってみたいです。ここは知らない。
他はさすがに最近よく回っただけあって、分かりましたよ~(*^-^*)
杜さんも5月生だったんですね。
遅くなりましたがお誕生日おめでとうございます♪
筌の口温泉、ひなびた感じでいいですよね~。
「ひなび加減」が評価の基準である私と夫にはかなりヒットでした。
(「あけのくち」でしたか。「うけのくち」かと思ってました~
そういや安心院も"あんしんいん"だと思ってました。
九州は難しい読みが多いですね~。)
この辺いろんな温泉がありますよね。
全部制覇してみたいです。
白水鉱泉はたまたま道の駅湯布院の見どころ案内板で知りました。
涌きたての炭酸水なんて初めてで、
感激してついがぶ飲みしてしまいました。
誕生日。
とうとう来年は大台です!