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心の力・二十・

              お詫び申し上げます。

機械オンチの私が、インターネットへの接続不能に陥り、本日までのブログの休みを余儀なくされました。接続していただいた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました事、心からお詫びもうしあげます。

また再開への期待を込めたコメントを頂いた皆様には厚く感謝申し上げます。また、ぽつぽつと思うことを書いてみます。よろしくお願いいたします。

                 心の力・二十

したがって、生命力の働きとは突き詰めていけば体力、精力、能力、胆力の働きに収斂(しゅうれん)されるのである。

体力と精力は身体に関係する。能力と胆力は心に影響してくる。

心と体の調和を通して初めて生命力が輝きを増してくる。天風先生は
『思い通りに成功を実現しようとするならば、まず第一に自分自身の生命の力を充実させなければならない。これらの力を完全に発揮させるには、常に心と体の調和を図る事が何よりも肝要である』と常に喝破されておられた。

六つの力は普段の心掛けと努力によって得られるものだ。

4・多くの経験と自己研鑽

武道の達人が「武道に勝つためには肚(ハラ)が据わっていなければ成らない、肚が大きくなければ成らない」とよく言われる。しかし、
「ハラが座るとはどういうことなのか。どうすれば肝っ玉を鍛える事が出来るか」と言う事に対しての詳しい説明を、多くの達人は避けるが、一人の達人の極意の中に、『それには経験を積むことだ』とあるのを発見した。

確かに、経験を多く持つと言う事と、全く経験がないということは度胸に対しては大きな違いが出てくるものだ。より多くのものに対して経験を持つことは大事である。

何でも見てやろう、聞いてやろう、そして触れてみようということで多くの体験を持つ事についてやぶさかであってはならない。

こうして多くの体験を持つと言うことはそれだけ行動力の範囲が広がるということとであり、人間関係が幅広くなる。従って情報源が豊かに成るのである。


豊富な情報によって意思決定をする場合と、数少ないお粗末な情報によって意思決定する間には、決定の質の高さが違ってくる。

若し人生に勝ち運を呼び、勝利を呼ぼうとするならばレベルの高い情報による意思決定が大事である。故に、豊かな情報を持つということは
それだけ勝ち運に恵まれる可能性が高いという事に成る。

多くの体験を持つ事により、豊かな情報源を持ち、それによって切磋琢磨して自分自身を研磨していく機会を作る事が大事である。

天風先生は『いづれにおいても、恵まれた幸運にいい気に成るのではなく、自己研磨を怠っては絶対に駄目だ』と常に自己啓発と自己研磨の道を説いておられる。   終わり




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