音楽の都を象徴するウィーン国立歌劇場は、ウィーンの街の起点とも言われてします。
夫は少ない小遣いから少しでも多くのオペラを観たいと涙ぐましい努力をしている人、一方私は、1回分のオペラを観るなら
映画とコンサートに何回も行きたいと思うアンチオペラ派。
それでも世界的テナーのひとり「プラシド・ドミンゴ」は知っています。
そのドミンゴがこのオペラ座でヴェルディの歌劇「シモン・ボッカネグラ」に出ると言うのですから、夫はとても楽しみにして、
すでに日本でチケットをネット予約していました。
午後7時から開演です。30分前に会場に入りました。ミーハーの私は大理石の華麗な彫刻とシャンデリアのホールをキョロ
キョロし、オーケストラピットを覗き、舞台を馬蹄型に囲む客席をぐるりと見て回りました。
華麗な装飾で飾られたオペラハウス内、優雅に着飾った観客、この時間をどんなに楽しみにしているのかを肌で感じること
ができます。
この歌劇のストーリーは、直前にホテルでにわか予習をしましたが、歌詞はイタリア語でまったくわかりません。
席の前にある字幕モニターではドイツ語か英語を選択すると翻訳されたセリフがでます。わずかな英語のキーワードだけが
頼りです。
でもこのスーパースター「プラシド・ドミンゴ」の声と演技力の素晴らしさは、私をも十分にオペラの世界に引きつけます。
一晩ですっかり大ファンになってしまいました。3時間、すべてが終わり会場は総立ちして、惜しみない拍手をおくります。
ドミンゴ様がボケてしまいましたが・・・。
それも格調高い芸術の街の国立歌劇場のオペラを生で観るなんて、世界的歌手のドミンゴ氏の歌声に魅了されたことがスタンディングオベイションの中で撮った写真がボケていることでakikoさんの興奮ぶりが伝わってきました。
今回のブログは普段の生活を忘れ何かホットするような心の豊かさを感じさせてくれて有り難く見させてもらってます。
次のプラハでの旅行記も楽しみにしてます。
ところで、オペラをみに行く方々って、どの程度の服装なんですか?ある程度きちんとしていればいいのでしょうか?それともめいっぱいおしゃれをしていくとか・・。こちらも興味ありますね。
このオペラ座では、シーズン中ではほぼ毎日オペラが開催されている
というのですから、すごいですね。
ただ、近代的な劇場とは違い、やはり舞台を観るのは、若干前の人の頭が邪魔だったような
でも音響効果は抜群でした。
>あやさん
私たちはスーツで行きました。ドレスアップされている人たちは
やはりオーストリアの方々でしょう。
旅行者はほとんどスーツだったように思いましたが。
最上階の立見席は学生などを中心にジーンズ姿もあったようです。