休み中の人も多いのか、相場の流動性がやや不足している感があり、どのペアも妙に上下している。円安の方向性があるものの、ドルストレートはペアごとの個性が強い。ランドなどのように、対ドルの安値を更新しているもの（ドル高）もあれば、ユーロのように、意外に底堅いものもある。オセアニア通貨もおもったよりもねばっている印象だ。このあたりの分化の様子が気になるところだ。ランドの安値はあきらかに貴金属の安値と関連があると思うし、これが米国の利上げ予測と関係することも確かだろう。
ただ、相場全体の動きとしては、円安以外にこれといったトレンドがないので、このお盆休みはややゆっくりとさせてもらう予定である。その後、9月の米国利上げの可能性をめぐってさらに大きく上下する相場が来そうなので、そこでがんばることとしてみたい。
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ＣＲＢ指数がリーマンショックあとの２００９年３月につけた
２００。３４を割り１９９．３４まで下がりましたが、
コモディティ市場やジャンク債市場は崩壊状態に突入しているのではないのでしょうか？でも特に経済状態を大きく見極める金属銅の値下がりが異常ですね。株高、’低金利（国債高）とはは比例に資源国通貨やコモディティが売られているのに何か非常的な危機感を感じます。中国でも株主の３分の１が株式市場を清算したと言うし大株主には６ヶ月間の売買停止が出されたと言うし今何か世界の金融市場に大きな転換期を向かえているのではないのでしょうか？
最近の世界中の金貨、銀貨〔現物）の異常な売れ行きも
きになるところです。
米国金利上昇に伴うドル高を反映したものとは思いますが下げ方が大きすぎます。
日本ではこれをはやして電力や輸入株が上昇して田中貴金属などの店頭では金やプラチナがバカ売れのようです。
日本経済にとっては一見追い風のようですが、
ただでさえドル高で新興国から資金流出しているのに、これに商品価格が下落では新興国経済が破綻する懸念も出てきたのではないしょうか。ひいては世界経済にも悪影響があるのではと不気味な感じです。
数字だけではなく、精神的な要素や様々な流動的な要素が把握している情報を不確実なものにしていくので、思惑通りにいかないのだと思います。
クライゼヴィツの戦争論に当てはめて考えると結構納得できる点もあります。
商品指数（CRB)がリーマン以来の安値を更新したという話を聞きました。価格の吊り上げなどのコモディティ特有の事情と相まって、「今までが高すぎただけであり、現在の水準が正常」という声も聞かれるようです。しかし金融緩和相場の中でコモディティだけが下がり続けるというのも不思議な感じもします。景気低迷の前兆のようにも言われてますが、もう何年もこの下落傾向にあるため、単に景気の良し悪しだけの理由ではないのかもしれません。思えば現在のいくつかの市場は大きな「存在」に支えられています。日本株やリートなら「日銀買い」に支えられ、ドル円なら「年金買い」に支えられ、アメリカ株なら「自社株買い」に支えられ、日欧の「国債」も「中央銀行買い」に支えられ・・・。一方で原油価格に目を移しますと、シェールに対抗するはずのOPECが価格操作を断念し、下落を止めようとしていません。他の市場と異なり、コントロールしようとする大きな存在が見当たらないようです。
「番人」がいるかいないか？「安心」できるかどうか？
リーマン以降、リスクに敏感になった参加者はそこを感じ取って相場に参入しているのかもしれませんね。
さて、来週は私も夏休みということで、時間の関係で、この週末の予想は控えさせていただきます。来週半ばぐらいに再びお邪魔させていただきたいと思います。
なお、他の方のコメントで「相場は予見できない。予想しても意味がない」というものがありました。余所のブログでもたまに「予想はムダだ、だから動きについていくだけだ」という台詞を聞いたりもしますが、いつも「？」と思っておりました。これについては、いずれお話しさせていただくこともあるかもしれません。ただ、「失笑される」のは得意とするところではありますので、今後も的中率３０％以上を目指して予想させて頂きたいと思います。
本当に資源の下落は不思議ですね。私は何かの異変の前触れじゃないかと思いますが、それがいつくるかはわかりません。慎重に見ていきたいです。
Steinさん
やはり、米国利上げというものが、えたいのしれないものだからなんでしょうね。
カラバさん
夏休みはゆっくりしたいですね。また次週お願いします。相場と予想の関係ですが、ファンダあるいはテクニカルで、予想抜きにはトレードは不可能です。これは当然ですね。予想なしではポジションは置けません。ショートポジションかロングポジションか、エントリーポイントは？
ということで予想は必須なのですが、「予想不要」というのが
１ テクニカルだけでよい
という意味ならこれは真実です。テクニカルだけで勝っている人は多くいます。
２ 中長期予想は当たらない
という意味でもこれは事実です。あたる率はかなり低いです。しかし、上の１も２も、予想は無駄という結論には至りません。
醤油なしでも料理はできる、醤油をかけるとまずくなる料理がある、の２点から、醤油は料理には不要という結論にはなりませんので。＾＾
ただ、まずい醤油はだめです。これは料理をダメにします。おいしい醤油を準備して適切な調理法でいただきましょう。
まさに、やまはさまのおっしゃるとおりです。参加者は必ず何らかの予想を立てた上で相場で取引してるはずですので、たまに聞く「予想は無駄」という論理はまったく不可解です。彼らが言わんとしてるのは、テクニカル取引に特化するとか、あるいはスキャで勝負するかという程度の意味なのでしょう。もっとも、厳密にはテクニカルにしても「過去の経験を法則化したものが未来でも通用する」と『予想』したうえで取引してるわけですが。
さて、前回のコメント（8月2日付）では「今月の雇用統計はポジション調整にしか使われないだろう」と予想しましたが、まさにそのとおりで、ドルストレートは微妙な指標結果にこじつけてドル高方向へ進んだものの、すぐにリバウンドして週を終えました。前回では雇用統計の具体的な予想には触れませんでしたが、前々回（7月25日付）のコメントでは「一時的なドル高になるが、8月中旬は小康状態になる」と予想しており、だいたいそのとおりになってきております。
さて、ユーロドルですが、先週は前回の予想どおりに下値更新を目指してきました。下値更新するにはユーロクロスでの下げが必要としましたが、後で述べるとおりにユーロはポンドに対して強く推移しましたので、結局は1.08前半レベルまで下げるのが限界だったようです。3月・4月・7月それぞれの最安値を結んだラインがかなり強いサポートに見えますので、今後ともこのラインを割るかどうかがポイントになってくるものと思われます。今週は夏季休みということで調整相場が続くでしょう。問題は来週以降となりますが、おそらくは同じくレンジ相場が続くものと思われます。思わぬ反騰もありましょうが、再びサポートラインの打診もありえるでしょう。この傾向は8月いっぱいまで続き、大きな動きが出始めるのは9月初めになってからではないかと考えています。
ポンドドルについてはMPCの結果を受けて下振れしました。正直なところ上振れを期待していたので、これは完全に外れました。言い訳をさせて頂きますと、「利上げ賛成票が最低で２票、上振れするなら３票以上」というのが大方の見通しだったようですが、これはいくらなんでも周囲が期待しすぎです。FOMCですらようやく利上げ派が増え始めた（と言われている）状況なのに、賛成３票はもともと厳しかったと思われ、「賛成１票」という結果でも十分に敢闘賞に値するものと思います。とはいえ、ポンドはこれまで底堅く推移してきたものの、これをきっかけにドルやユーロに対してポジション調整が進んで急落。その後はリバウンドし、再び1.55台にもどしてきました。ポンドドルも5月・6月・7月それぞれの最安値を結んだラインをサポートとしており、ここが重要点と思われます。
これまで何度かコメントさせて頂きましたが、いま一度今後のドルの中期的な予想を整理させて頂きたいと思います。
まず9月以降のドル・ストレートはドル安気味に推移するものと見ています。再び大きなドル高が始まるのは11月半ば～12月初旬ぐらいではないかと考えています。この辺の予想は3月から変わっていません。またアメリカ利上げについても「年内は無く、来年以降。もし仮に年内にあるとすれば、12月」と3月から予想していましたが、これも今のところは堅持しています。
ところで、これらの予想の是非は別として、その前提にあったのは「ドルの動きはアメリカ利上げにより左右される」ということでした。しかし、ここに来て、果たしてドルの動きが利上げと連動するかどうかが不安になってきてはいます。現在はあまりに利上げ期待が大きいためドルの調整（つまりドル安）が進まず、次のドル高への燃料が少ない状況です。ここから大きなドル高が来るのかは不透明で、もしあったとしても例えばユーロドルは1.0の大台を破れない可能性があります。やはりこの辺で大きなドル安が欲しい所であり、この秋はその最後のチャンスかもしれません。ただしこのドル安ですが、その理由は利上げ遠のきによるものとは限らず、利上げを織り込んだうえでの反騰という可能性もありえます。もしそうなら、今年終盤でのドル高は利上げ以外が原因とも考えられ、そうなるとドルと利上げの関係は複雑なものとなるでしょう。私自身は、基本は利上げ遠のきによるドル安説です。しかし別要因が出てくるとなると話は違ってきます。最悪なのは、この別要因と利上げが同時にやってくることです。そうなれば次のドル高がどの規模になるかはわかりませんが、影響が長期にわたると思われます。「ボトムは深くないものの、本格反騰は 1年先だった」などという事態もありるかもしれませんね。
一方でドル円なのですが、例年は8月後半から9月にかけては上昇しやすい時期にあります。ここが127円ー130円を目指す最後のチャンスとなるかもしれません。特に9月の雇用統計近辺では金星逆行終了時期と重なり、相場が大きく動きやすい時期にありますので、例えばこの時期にアメリカ利上げや日銀緩和に関する噂、あるいは雇用統計の結果などを受けて急騰した場合にはそれが中期トップになるかもしれませんね。
長文失礼しました。
予想と醬油とは違う、予想と醬油の同一視を前提にした
悪意ある比喩、古典的なサギ論法によく見受けられる話法です。
予想と醬油が同じ訳ないでしよう w
世界経済への影響などおかまいなしで図体の大きい子供といった感じでしょうか。
３０年前の日本は欧米列強の圧力で泣く泣く円を大幅切り上げ、その後の国内バブル形成、崩壊により２５年の苦渋を舐めた訳です。
やはり米国の属国と独立国の違いをつくづく感じますね。
いろいろな方のコメント書きこみを楽しくロムさせてもらってます。
ただ、時たま現れる人を嘲る人。
妙に反応するよりも無視するのが一番なのは分かってますが、、、ほんと、バッカみたい！
野球で三割バッターは優秀な部類です。大戦中のドイツ軍が高射砲で１機撃墜するのに必要な砲弾は確か３千発です。３千発で一機を撃墜。これでも優秀なほうです。
相場や経済は中国の３日連続切り下げのように予想外の不確定要素もあるので、予想は当たりにくいですよね。
ただ、紫婆の予想は逆神ですね。
大体予想して、今回は当たった！今回はハズれた！なんてのはナンセンスだと思いませんかね？
相場なんて刻一刻と状況が変わりますし...。察していただければ幸いですわ。
一切の予想なしとして、いったい、ここで何を語るのでしょうか？
ユロドルにトレンドサイン出てますね。もしかしたら1.2くらいまで上昇するかもしれません。ドル円ロンガーとしては不安ですね。
的中率70％以上の方がいいとは思いませんか?
短文でお願いしますね w
スルーすればいいのでしょうが目に入ってしまいます。
長文２連発ではなくせめて単発で。。
私の投稿のことで、多くの方からコメントを頂いて恐縮しております。
まず的中率３０％以上の件ですが、私自身としましては常々、「日柄」までを予想の範囲に含めています。ご存知の通り、日柄の予想というのは困難であり、正確に当てるのは不可能に近いのかもしれません。しかしそれを予想することに必要性と楽しみを感じて、あえて毎回挑戦しております。「上か下か？」「ロスカットポイントやターゲットポイント」だけであれば、テクニカル手法などを用いてもう少し精度が上がるかもしれませんが、日柄予想まで含めるとなると格段に的中率が下がります。Steinさまのおっしゃるとおり、三割バッターを目指すのが精々ということになります。
次に長文での投稿については、まさにご指摘のとおりで、深く反省しております。ただ、この投稿をご覧になって分かる通り、内容が予想に関するものであっても無くても、どうしても長文になってしまうのです。文章作成能力に難があるため、短文でまとめることもできません。
先日、今後もここで投稿を続けたいという旨を申しました。しかし一方で、ここを自分の掲示板のように利用することも常々気にかけておりました。やはりこれ以上、やまはさまの好意に甘えることもできず、迷惑をおかけすることもできませんので、今回をもちまして、ここでの投稿を最後とさせて頂きたいと思います。
＞私に対してフォローをしてくださった方々へ。
この場を借りて厚くお礼をお申し上げます。短い間でしたが、ありがとうございました。
＞私に対して批判をしてくだった方々へ。
私に対してもっと厳しく、そしてもっと罵ることも出来ましたのに、皆様はそうしなかった。ここに来る人たちは、優しい人ばかりのようですね。
＞やまはさま
いろいろお世話になりましたのに、勝手にお暇することお許しください。ここはとても素晴らしいブログだと思います。今後も末永くお続けできますよう、お祈り申し上げます。ありがとうございました。
最後の最後まで、長文失礼しました。
やめなくていいのに！
見たくなかったら見なくていいだけですやん。
逆に批判する人はここに何を求めてるんでしょう。
長文であろうが予想が当たろうが外れようが色んな人の意見が聞けていいと思うけどな。
それで、もし可能なら、どこかで「カラバFX」というようなブログを開設していただければ＾＾、私のこのサイトからただちにリンクしますのでそこでご意見をうかがえればうれしく思います。livedoorブログなどは高性能で無料ですから、もし、そういうものを作るのがご面倒ということであれば、私が初期設定を作ってもいいです。得意なので。＾＾ ぜひご用命ください。
そうでない場合も、またひょいと現れてたまに書いていただければありがたいです。何か規則があるわけではないのです。
長文であろうとなかろうと、貴方の記事は面白いと思います。当たる当たらないというのは重要なファクターであると思いますが、重要なのはこういう見解がある、それに対して違う意見があってお互いの矛盾点を探り合って切磋琢磨していい意見が出る事だと思います。
ただ相場は数字と過去の傾向だけでは割り切れる問題ではなく、政治問題、プレイヤーの動向もあるので高いアベレージを出すのが難しいのだと思います。
例えば今の原油安ですがサウジアラビアがいつまで耐えられるかという問題もありますし、もし裏切った場合の米ドルのリスクも考えないといけないで様々な要素を計算にいれる必要もあるかなと。
ここで貴方が止めてしまったら、クレームをつけた側が勝ってしまいますよ？
ブログ主のやまはさんのみ
今後カラバさんの意見が聞けないのは
残念の一言・・・
本人の言を借りれば、予想的中率30％との事。
だったら、その不確かな予想に固執するのではなく、引き算してその反対に思考逆転を図ってみればとの有意な指摘であって、クレームでは全くないですね !
世の中の勝負事はイーブンの50％からを競うゲームなので、低勝率でトータル勝ちきれるとするなら、まずは算率的なエビデンスを示してみるべきです w
世の中にそんな理論が眠っているんでしょうか?
低勝率でトータル勝ちきれるものなら、世の中に貧富の差など存在しないし、ゼロサムそのものが成立しなくなる。
相場・人生経験未熟なほど、理解できないものではありますが、人は、50％を軽んじて、50％に泣くもの。
ビキナーズラックとか持ち出すのはやめてね w
「夏休みのサービス」
今も昔も、裁定取引を(合成)する以外に、必勝はなしですから。
誰でも50％の確率とか抜かしてるが、相場は1割の勝者と9割の敗者で成り立っていることすら知らないようだ。なぜそうなるかゾウリムシ以下の脳みそで考えたことはないのかな？
夏は色々湧く時期だからねえ、、、
FXはものすごい可能性を持ったものです。つい最近もあることでそれを再確認しました。我々、FXを知っているものは、そのFXの持つ能力を活用して、自分自身の金銭的自由を少しでも多く得ることができるよう、全力で精進してまいりましょう。
ただね、ここはあくまでもやまは氏のブログであり、私を含め、やまは氏の意見や今後の相場に対しての見方が知りたくて見ている方が殆どだと思うのです！
自分はこう思いますがやまは氏はどう思われますか？程度の質問なら全然ありでしょうが自分が予想したのが当たっただのハズれた等は、そんなことは自分のブログでも作ってやってくれよ！と私は思いますね。
ご意見、お尋ね、本当にありがとうございます。
私の真意はこのスレで今まで書いたことで尽きています。＾＾ ぎりぎりの微妙な表現で書いていますので、よくお読みくださり、とりあえず、以上ということで、なにとぞご理解下さい。