ギリシャ問題は、ドイツやフィンランドなど国内からの突き上げが強い国の反発でサスペンド状態である。中国は、皆さんご存じのとおりで、強権で株の下落を止めているが、すでに正常な市場ではない。政治的にも、弁護士の一斉逮捕が報じられるなど、明らかに内部で大きな問題が発生していることは明らかだ。中国経済の今後の成長そのものに疑問符がついたと言っても過言ではないだろう。
ただ、いずれの国も急激な悪化というのがすぐに来るという情勢でもない。今週は、上下いずれにも動きにくい週となるのではないか。チャート上もドル円も、ドルストレートも明確な方向性がないため、トレンドに乗るのも難しい。ポジションを縮小して様子見としていきたい。
なお、前から継続しているオセアニアの対ドル売りは、やや縮小したが中期に続けていきたい。長引くとマイナススワップが厳しくなるのだが、中国の経済減速が明らかである以上、オセアニアは長期では下落だと考えている。
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当面、ドル円の上値さぐりと、米国の動向が問題になりそうです。
また中国も国家資本が株を買い上げ株主が個人から国に入れ替わっているようです。まあこれは日本も同じようなもので今や東証のかなりの企業で国が大株主になっています。
これで当面は円安、株高が続き、安保法制も
8月末には参院通過ではないでしょうか。
株高は七難隠すとはまさにこのことですね。
二、三日中に1.14でも突破してくるならアレですが…
今日の動きを見ている限りでは、為替市場の答えは次のようでは?
1 ユーロはギリシャを抱えている限り、売り。
2 中国の成長は当面期待できない。オセアニアも売り。
3 日本はまだましだが、大きな材料なし。円はニュートラル。
4 やはりアメリカは着実に上。ドル買い。
ドル円、キウイ円ともいいタイミングでしたね。
私は今回はドル円は下に行くかと思って買えませんでした。
もともと、ドル円はショート好きなんですよね。^^;