ドル円は介入が入らないまま154円に突入した。ずっと書いてきているようにこの段階での介入は難しい。また、155円にノックアウトオプションの設定が多く、155円に達したところで、急激な円売りが起きるという可能性も示唆されている。また、それを見込んだ円売りの仕掛けがされているという見方もある。とするならば、ここで介入しても押し戻されるのは一気だろう。介入は動きを一時止めるだけでなく、実は、そこを頂点として完全に流れを反転させるのが究極の目的だ。今までの神田介入はかなりそれを実現していた。そういう意味でも今はなかなか微妙なところである。
トレードはドル円ロングのみ。154円を抜けたところで少し軽くして、また、ストップも入れて介入対策をしているが、基本はロング。もし介入があれば、ドル円ロングポジションを追加できるだけのキャッシュも確保している。