CPIが予想より高くドル高に。ついに152円を破った。ここですぐに介入はないと踏んでいるのは前からの予想どおり。かなりあると思われる152円前後のショートを振り落としてからでないと介入はしないだろう。ロイターの伝えるように、ファンド筋の次の見通しは155円とされるが、これは榊原氏の以前述べた介入ラインとも一致する。すくなくとも153円台での介入はまだないと思う。ドル円が152円で抑えられている間に、クロス円、特に豪ドル円は異常に上昇している。あきらかにドル円の歪みだ。この貯まった円安エネルギーは152円突破で解き放たれるので、ここからのドル円の上昇は急速だと思う。
なお、ゴールドの上昇は、
ゴールドとCRB指数(商品指数)との比をとってみると、他のコモディティと比べて特段の上昇をしているわけではないことがわかる。つまり、今は金・銀・銅・原油などの国際商品の値上がりなのだが、それは結局は、ドルの減価ということになるのではないかと思っている。
ドル円のトレードは、ロング継続。153円ミッド超えたあたりから介入警戒ですこしずつポジを落としていく。