Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

ペスカトリアン・ダイエット(苦笑)

2019-04-14 | Weblog
ペスカトリアン・ダイエットという言葉を知る。流行っているらしい。ペスカトーレと同じ語源で、魚介類を食べてもいい菜食主義のことだそうだ。菜食主義者もヴィーガンみたいな完全な菜食だと健康に悪いと認識し始めて、戒律を緩めて魚に手を出してきたというわけですなあ。まあ、魚を食べたければ食べればよいのだが、いかにも菜食主義者らしい自己中心的かつ非科学的な屁理屈が実に香ばしい。

・魚は痛覚がないから食べてもいい!:痛覚があるかないかが命を奪う選択になるとは何処までおこがましいのだろう。魚に感情はないといえるのか?魚だって夫婦で子育てするものもいるぞ。
・畜産は環境に悪いからだめ!:魚の養殖も環境に悪いですよ。養殖場の直下の海底とかひどいもの。また人気のタイやヒラメを育てるのに、イワシなどの小魚がどれだけ消費されているか。また、最近は不法かつ大規模な乱獲で資源が地球規模で枯渇してます。
・魚はDHAが多くて健康にいい!肉は発がん性がある!:DHAを過剰摂取すると血管が弱くなって出血しやすくなるとか知ってるだろうか?それに魚介はアレルゲンも多いし、マグロやキンメダイには水銀が多い(厚労省は、妊婦にマグロ摂取を控えるように勧告している)。養殖エビは過密養殖での感染対策で薬剤まみれだし。魚介類が畜肉より安全なんて証拠はどこにもない。そもそも畜肉が不健康という発想がまちがい。肉を食べる人は早死にするという確かな疫学データってあるのか?菜食主義者が長命というデータはあるのか?
 肉に発がん性?発がん性に関して言うならば、野菜には発がん性物質の材料である硝酸が高濃度に含まれてますがね。菜食主義者の大好きなアーモンドやナッツはカビ毒(強力な発がん性物質)の汚染の懸念がある(基準値以下のものしか売られていないはずだが・・)、

下手な理屈こねないで、個々の体質と体重を鑑みながら、食べたいものを必要なだけ、いのちに感謝して食べればいいのではないですかね。

コメントを投稿