Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

耳が肥える週末

2008-02-03 | Weblog
餃子事件:誰が混入したにせよ、日本の食生活を大きく考える起爆剤になったのでは?他の先進国が高い食料自給率を維持している反面、日本は4割を切る低い水準であることを噛みしめるべき。コンビニも外食産業も半分くらい潰れるかもしれないけど、それはそれで仕方がない。現在が異常なわけです(欧州とかアメリカにコンビニないし)。食料とエネルギーは国の戦略物質なのである。

週末、土曜日は清水さんのヴィオラリサイタルを埼玉で聴いてきた。ツアーでなく1回公演だったようで、埼玉まで出っ張る。チケットは売り出しと同時に押さえてあったので、良い席だった。いささかデッドなホール?だったのか、いつものような太い音量でないように思えたが、シューマンでのかすれるギリギリの弱音から、ヒンデミットでの荒々しい音まで音色が多彩で、聞き惚れた。最近、耳だけがどんどん肥えているような・・・。ピアノ伴奏は旦那さん(アメリカ生まれのトルコ系?)だったが、旦那さんもミュンヘンのコンクール最高位なので、こちらも音色の多彩さが素晴らしく清水さんのソロと方向性が一致しており気持ちよかった。入退場の際、二人でこそこそ話ながらニコニコと出てくる姿をみていると、この2人いい夫婦なんだろうなとしみじみ。アンコールの紹介は、旦那さんが日本語で読み上げていた(結構うまい)。終演後、サイン会があったので、ばっちりサインをいただいて帰宅しました。(サインは日本語)。日曜、大雪。練習があったのだが、家を出てすぐに滑りそうになり、怪我をしたくなかったのでお休みとする。体のほうが大事と判断、今怪我したら非常にまずい。雑用、家事をこなして「休日」を楽しむ。週に1日は完全なオフがあるべきだなと最近本当につくづく思う。