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朔日餅 再び

2013-12-02 | 街角の話し
11月の朔日餅(ついたちもち)に続き、再び 12月の朔日餅です。11月のブログはここ

12月は雪餅でした。

十二月は、暦の上では「大雪」。暖かな伊勢路にも冬将軍が到来し、寒さ厳しくなる季節です。
十二月の朔日餅は、この季節にちなみ、「雪餅」です。
もろこし粉入りの餅生地でこし餡を包み、もち粉をまぶしました。うっすらと雪化粧した大地に見立てたお餅です。「もち」感、一杯で美味しかったです。




伊勢千代紙の絵について
十二月に入ると寒さも増し、暖をとるため家の内外で焚き火が多く、つい近年まで、十二月は防火月間でした。お米屋さんなどは、台所や水屋など火を使う場所に貼る「火の用心」と書かれた千社札風の貼紙を配ったものです。
十二月の伊勢千代紙は、「火の用心」と書かれた千社札風の貼紙が一面に描かれています。版画家の徳力富吉郎先生が願いと祈りをこめて作ってくださいました。

そしてお店では、「火の用心」の貼り紙を頂きました。


我が家にも貼っておこう。
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コメント
 
 
 
初めまして (hirorin)
2013-12-07 01:19:34
皇室の名品展で検索していたらこちらにたどり着きました。
本当にあの展覧会は良かったですね。
菊蒔絵の棚がとても良かったです。
あのマグネットを買ってしまいました。

朔日餅、あるのは知っているのですがまだ一度も食べたことなく。おいしそうですね。包み紙もいいし。

久保惣美術館いらしたのですね。
私もあの展覧会はいいなと思っていたのですが。
若冲も出ていたなんて。

こちらのブログ、本当に色々と勉強になります。
玉手箱みたい。
又、拝見させてくださいね。
 
 
 
よろしくお願いします (kazu_san)
2013-12-07 21:29:37
hirorinさん、こんにちは。皇室の名品展、朔日餅、久保惣美術館と同じ好みのキーワードですね。玉手箱とは過分なお褒めの言葉・・これからもよろしくお願いします。
 
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