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ナンジャモンジャノキ

2016-04-30 | 街角の話し
「ナンジャモンジャ」 変な名前ですが、れっきとした植物の名前です。
「なんじゃもんじゃ」とは「何じょう物じゃ(なんというものか)」の意味で、昔は、その地方に珍しい正体不明の大木を指していたそうです。



ナンジャモンジャノキは以前に見たことがある

一つは 百寺巡礼で参拝した 神奈川県 の円覚寺(えんがくじ)だ
舎利殿(国宝) は 神奈川県唯一の国宝建造物です 境内にナンジャモンジャノキがありました



2008.4.26ホームページは ここ

もう一つは孫娘の七五三で参拝した東京都調布市の深大寺(じんだいじ)の境内でした


2014.10.26 ホームページは ここ


いずれも「ヒトツバタゴ」と明記されていました いずれも花は咲いていませんでした

先日ラジオでナンジャモンジャノキの話があり大阪で咲いているよとのことで大阪で検索しました。

一番近いのは 長居公園でした。これは見ないとということで行ってきました

長居公園の植物園のブログに丁寧な説明がありました



江戸時代に、今の神宮外苑(当時は民家であった)にあった大木の名前が分からないので「なんじゃもんじゃ」と呼ばれていました。 ここから、この「ヒトツバタゴ」が「ナンジャモンジャ」と呼ばれるようになりました。

「ヒトツバタゴ」  モクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木で、”貴重な樹木”で、各地に天然記念物の株があります。

学名:Chionanthus retusus Lindl. et Paxt.


長居植物園、園内の二次林の中(バラ園側)に他の植物に囲まれてスラリとした姿で植わっています。
(*単独でサンサンと四方から太陽が当たる場所ではモッコリとした大木になります)。 

4片の白く細長い花びらが枝先に多数集まって咲き(集散花序といいます)壮観な眺めです・・・が、園内では樹木の背丈が高く見上げて見なければなりません。  貴重な花、間近に見ていただけないのが残念です。



(注):地下鉄「長居公園」駅1号出口を出てすぐ右に公園に入った右側の林に、小ぶりの「ナンジャモンジャ」が咲いています。
    ここでは、身近に花をご覧になれますよ。

表示板がありませんでしたが、見つかりました ありがとうございました



まるで雪が被っているようですね

ナンジャモンジャ(笑)


アップです 近くで見ると可愛い花です

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